元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

「万年筆で描こう!」教室卒業展のご案内12月14日(月)~12月25日(金)

2009-11-30 | 仕事について
グラフィックデザイナー神谷利男さんの半年間の指導と励ましのフライデーワークショップ「万年筆で描こう」受講生の卒業展を開催します。

私は人前で絵を描くことは中学校以来で、最初は恥ずかしくてなかなか描きだすことができませんでしたが、すぐに絵を描く楽しさを感じられるようになりました。
そんな絵を描くことへの抵抗を取り除いてくれた「万年筆で描こう」教室でした。
提出して下さった皆さんの万年筆で絵を描くことを楽しんで(少し苦しんで)いる
作品をぜひ見に来てください。
最終日12月25日19時~21時に卒業クリスマスパーティー開催します。出展されていない方のご参加も大歓迎ですので、ぜひご来店ください。

今後の予定

2009-11-28 | 仕事について
まだまだだと思っていましたが、気が付けば今年もあと1ヶ月半になっています。
私たち個人事業者は12月末日が決算日で、今年も無事に年を越すことができたと安堵する時でもあります。
結果が良くても悪くても来年への決意を新たにして続いていくしかなく、それは時間の流れを止めることができないのと同じことだと思いますが、その流れの中でいかに自分らしく、後悔のないように仕事、生活をしていくかが大切なのかもしれません。

年末までの決定している予定をお知らせいたします。

11月27日(金)21時までの延長営業日(第3金曜日の延長営業日をこの日に変更)
    19時~21時神谷利男さんのFridayWorkshop“万年筆で描こう 卒業制作”

12月14日(月)~12月25日(金)“万年筆で描こう”卒業展

12月12日(土)17時~19時 森脇直樹さんの聞香会“心身を清める香”

12月25日(金)21時までの延長営業日(第3金曜日の延長営業日をこの日に変更)
    19時~21時万年筆画教室卒業クリスマスパーティー 

12月28日(月)~1月3日(日)年末年始休業

12月25日の卒業クリスマスパーティーは絵画教室参加者以外の方もご自由にご参加ください。
よろしくお願い申し上げます。

FridayWorkShop“万年筆で描こう”卒業制作のご案内 11月27日(金)19時~21時

2009-11-20 | 仕事について
(日程11月27日に変更になっております。)

神谷利男さんの万年筆画教室を今月も開催いたします。
今回は2009年の卒業制作の予習ということになり、12月1日から25日まで、店内に展示させていただく卒業制作作品を描き始めていただきます。
卒業制作のテーマは「万年筆と私」です。
ご自分のお持ちの中で最も好きで愛用している万年筆とご自身を象徴するもの(自画像でなくて可)を組み合わせた作品を卒業制作といたします。
額装の都合上紙を25cm×20cm、作品サイズ(描くスペース)を20cm×15cmの縦型と指定させていただきます。(お手数ですが紙はご持参下さい)
作品は12月1日までに提出していただいて、額装(実費後日ご連絡いたします)して店内に展示します。展示最終日12月25日に卒業パーティーを開催いたします。
卒業パーティーは卒業制作を出されていない方でも参加大歓迎ですが、今までのワークショップに出席されていない方でも卒業制作を提出していただいて構いませんので、ぜひ作品もご提出ください。
多数のご参加お待ちしております。

オトナノススメ

2009-11-13 | 仕事について
今月の神谷利男さんのFridayWorkshopが11月27日(金)に変更になっておりますので、ご注意ください。
それにともなって、夜9時までの営業延長日を11月20日から11月27日に変更いたします。


堺市のHさんが通勤の車のラジオで聞いた怒髪天の「オトナノススメ」という曲が、私たち個人事業3人組+αのテーマソングだと教えてくれました。
早速聞いてみて、ピッタリなので笑ってしまいました。
学生時代、大して勉強もできず、パッとしない青春時代を過ごした私たち(松本さん、谷本さんごめんなさい)は「オトナノススメ」のように、青春時代よりも今の生活を楽しんでしるのかもしれないと納得しました。
学生時代や以前の会社員生活に戻りたいと思えず、自分なりに夢を持ってできる今の仕事のやり方がとても好きで、昨日よりも今日、今日よりも明日をもっと良くしていきたいと思っています。
学校の勉強に例えて言うと、会社で仕事をすることが、難しい問題を次々に出されてそれを解いていくのに対して、私たち個人事業の仕事は、自分で問題を作って解いていくようなものだと思っています。
自分たちが出す問題が易しすぎると向上はないし、難しすぎると先に進まない。でも解き方は教えてもらうよりも、自分で見つける方が性に合っているから、私たちは個人事業主として生きているのだと思います。

気働き

2009-11-13 | 仕事について
山口瞳の「行きつけの店」という本を読みました。
本のタイトルからすると、私たち庶民には一生に一度行けるかどうかの高級店を列記して、その高級店を行きつけとしているという自慢話かと思いがちですが、その内容は高級店、庶民的な店関係なく、山口氏が信じた店への優しい気持ちと、店とお客というお互いの立場を超えた関係がさりげなく書かれていました。
山口氏が店を行きつけとする条件は、味や格式ではなく、店で働く人の気働きです。
味が良いのは当たり前で、店の人たちがお客を気遣う気働きに感心して、その店に通い始めるそうです。
気働きのある店には熱狂的なファンになる著者ですが、シャキッとしない、本気でない店には容赦がなく、そこに歯切れの良さを感じます。
店は名前でなく、人で選ぶという著者の考え方に大いに共感するとともに、私たち、店で仕事をさせていただいている人間にとって最も大切なことを教えられました。
気働き=気が利く というような意味はお客が望んでいることを何も言われなくても先回りして行うことは、サービス業として最も難しく、お客様のことをいつも気にかけて、見ていて、創造力を働かさないとできませんが、それができて一流だと言っていただけるのだと思います。
気が利かない店はいずれお客様に見放されてしまいます。
お客様の意向を先回りしたいと思っていますが、まだまだです。

サングラス

2009-11-02 | 仕事について
あるお客様から、目を大切にするようにとご忠告をいただきました。
日差しの強い日だけでなくても紫外線は降り注いでいるので、外を歩くときはサングラスをかけた方が良いと言って下さいました。
私の仕事は特に目が非常に大事で、ペン先調整などはほとんど目がしていると言えます。
目を大切にしなければいけないということを自分でもかなり意識していましたが、サングラスをかけることに照れのようなものがあって、実践できずにいました。
分度器ドットコムの谷本さんなどはサングラスをとても自然にかけていて、とても様になっていますが、あんなにカッコよくかける自信がありませんでした。
しかし、自分も必要だと思っていましたし、お客様からありがたいご忠告をいただきましたので、次の日からサングラスをかけるようになりました。
ちょうど女性の日傘のような感覚なのかもしれません。
サングラスをかけ始めてしばらくすると、ずっと以前に買ったサングラスなので、今の自分の服装には似合わないような気がしてきました。
そう考え出したら気になって仕方ありません。
茶色っぽい服や靴などを身に着けることが多いので、メタルフレームよりも茶色のセルフレームの方が合っていると思いました。
いろいろ調べて、アンティークなども検討してみましたが、結局レイバンの新しい形を選びました。
次の日からサングラスをつけて歩くのが楽しく仕方ありません。