東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

十数年ぶりのクラスメイト

2007-03-16 00:47:09 | 日記・エッセイ・コラム

 数日前、1通のメールが届いた。
高校時代の同級生からで「出張で市原に赴くことになりました。せっかくなので、少しだけでも会わせていただけませんか」といった内容。
 おやっ!?仕事で何もない田舎の市原市へ?と思ったら、市内にある事業所へのご出張でした。
 私が高校のときは聾学校ではなく、聴者の高校。
 授業のスピードも速く、ついて行くのに精一杯。
 先生の話も全然わかりません。
 そこでノートをコピーしてくれたり・・・の助け船を出してくれたのがその友人。

 十数年ぶりとはいえ、高校を出たときと全然変わらなかったので、待ち合わせの場所でもすぐわかりました。
 東京から南へ1000キロ離れた小笠原村の生活に潤いを与える、重要な任務を担っている「おがさわら丸」を製造した三菱重工業下関造船所でお勤めなので、おが丸の話題に花を咲かせてしまいました。
 初めて小笠原に訪ねると何度もリピーターになってしまうのも25時間半の船旅でも快適なおが丸のおかげなのです。

Ogamaru2 Ogamaru3




 新しい製品の開発や設計や海洋に関する工学など今でも勉学に励んでおられるとのこと。
 「わーい!小笠原だ!これから思う存分エンジョイするぞ!」の裏方には友人の製造した下関造船所。のほほ~んとしている私に比べると本当に素晴らしい~!!
 硫黄島まで延ばしたり、年に1回は定期点検で下関に帰っていましたが、最近は保証期間が過ぎてしまったため、最寄りの造船所で点検を受けているらしい。
 1度は貸切状態の「おが丸」で自分の故郷に帰ってみたがったが、それが実現できずに残念・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごり押しした本が入りました!

2007-03-15 00:30:56 | 日記・エッセイ・コラム

Aogashima50_11冊まるごと青ヶ島を題材にした「アイランドタイムズ」は絶対にお勧め!「この本は文部科学省推奨の映画「アイランドタイムズ」を本にしたものです」と選書会議に使われる新刊案内にサイン。
 と、と、ところが・・・・この本なら図書館に置いてもよいとサインしたのは私1人 だけじゃないのですか。
 サインした人が1人だとその本は買わないことになっているので、ごり押しというか・・・「是非購入を!」と書き込み。
 選書会議中は私がカウンターにいたため、購入決定したかどうかは聞いていなかった。
 今日、装備済の新刊が入荷、「本当に買ってくれたのだろうか?」とチェックしたところ、ありました!サインした人が1人でも買ってくれたのは感慨深い。
 千葉県出身の深川栄洋氏が著者だということもあり、文部科学省推奨の本ならという条件がクリアしたみたい。
Aogashima51_1 「青ヶ島の村落構造と社会組織-島の生活・文化の変容を視点として-」1998年発刊 著者 鈴木正行
 これもなぜかわが図書館に所蔵あり。し、し、しかし、1998年に購入してから貸出件数はわずか2件。
 な、な、なんでだろう?タイトルから見ると内容が専門的だからだろうか、それとも「青ヶ島」は忘れ去られた島なので、図書館でも見向きされないかも知れない。でも、島旅が大好きな人なら興味ありそうな内容なのに・・・。

 右に見えるものは「悲劇の島・青ヶ島の記録 火の島に生きる」 1987年発刊 著者 三田村 信行
 内容から見ると、小学校3年から中学生なので、児童書。
 児童室に置かれてあるが、これも貸出件数3件。
 子供がこの本を手に取っても、「田舎の話は全然興味なし!」と思っているかも・・・。
 下に見えるのは最新刊の「アイランドタイムズ」。
 ジャンルが「小説コーナー」の棚(背番号913.6)に置かれるので、貸出は期待できそうです。多くの利用者に読まれるように・・・。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お見事!胴体着陸!

2007-03-14 01:56:49 | 日記・エッセイ・コラム

Ana1  3月13日、伊丹発高知行きのANA1603便の着陸時に前輪が出ないトラブルが起き、火花による炎上を防ぐために燃料を減らすように上空旋回、着陸同時に機体前部を急上昇させるなどのパイロットの巧みな技術のおかげで被害を最小限に抑えられたとのこと。
 さすがに無事故を誇るANA、お見事です!!
 この機体は今までのトラブルの多いボンバルディア社製のものが使われているとか・・・。
 もしかしたら、このDHC8-400型は私も乗ったことあるのかな?と調べたところ、羽田~三宅島間はやはり同社製品のDHC8-300型という可愛らしいプロペラ機(50人乗り)でした。(現在、三宅島行きは雄山の噴火による運休中だが、大島行きは同機材が使われている)

 ・東京→八丈島線ルートのみどころ(ANA提供)

 青ヶ島行きならこの飛行機が便利です!
 天候やヘリコプターの空席などで運が良ければ・・・・羽田空港から青ヶ島村まで最短2時間で着陸!!新宿からだと羽田空港までおよそ1時間かかるので、わずか3時間で日本一のマンモス都市から同じく都内の秘境へ。

この時刻データは3月14日現在のものです。季節によっては変動することもあります。

【往路】
 羽  田  7:40 → 八丈島 8:30  ANA821
  八丈島  9:20 → 青ヶ島  9:40 アイランドシャトル(定員9名ヘリコプター)
 定員9名なので、連日のように満席。
 乗れなかった場合は空港からタクシーで八重根漁港へ。
 そこから青ヶ島行きの定期船「還住丸」が9時半に出港。
 向こうの港に着くのは13時ちょうど。ヘリコプターとの差はわずか3時間20分。
  
【復路】
 青ヶ島  9:45 → 八丈島 10:05
 八丈島16:10   → 羽  田  16:55 ANA826
  このダイヤだと八丈島に6時間も時間をつぶすことになってしまいますねぇ・・・。
 八丈島11:55   →  大    島 12:35  ANA850
  大   島 13:05  →  羽    田  13:35 ANA844   
 このように大島で乗り継げば羽田には早く着けるが、航空代が高くなってしまう。

 ヘリコプターはやめて、還住丸にしてみると・・・。
 青ヶ島  13:20  → 八丈島 16:20
  八丈島 17:30 → 羽   田  18:15 ANA830

 行きはヘリコプターが便利で帰りは船だと接続がスムーズ。
 天候に左右されやすい青ヶ島だけど、都会の喧騒さを忘れさせてくれる旅にお勧めです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

硫黄島にJAL機着離陸

2007-03-13 01:02:25 | 日記・エッセイ・コラム

Iwo2_1 3月6日(火曜日)、日本政府がJALに「硫黄島への戦没者慰霊巡拝チャーター便」を要請し、戦後初の民間機による硫黄島への着離陸が行われた。
 (【写真】朝日新聞社)

JALプレスリリース(2月27日)

 3月6日の就航スケジュールは 羽田 8時10分 → 硫黄島 10時15分
 硫黄島 15時45分 → 羽田 17時50分 
 使用機体は 羽田~北九州のJAL便と同機のMD90型。
 (MD90はもともとJALと合併する前のJAS機で150人乗りの小型で主に羽田~北九州路線の機体)
 JALの前方に見える山は「硫黄島への手紙」で何度か登場した、標高169メートルの擂鉢(すりばち)山。
 硫黄島のレターコードは「IWO」。私は飛行機に詳しくないけれど、これはたぶん、目的地の航空管制塔から3文字のレターコードを発し、機体の誘導レーダーに受信しているかも。(これは私の憶測だけど・・・)
 空港に荷物を預けると荷札に「HND」のラベル。これは羽田行きだということを空港内の職員に知らせる略号のようなもの。

 映画「硫黄島への手紙」などで話題が多く、慰霊や戦跡巡りで一度は訪ねてみたい島だが、上陸できるのは自衛隊、ご遺族の方々、戦没者の遺骨収集事業に携わる方々、小笠原中学校の社会見学などに限られている。

 それまでの戦没者慰霊といえば、埼玉県の入間基地から発着している自衛隊の物資輸送機(窓もなく、乗り心地があまりよいとは言えない)や「おがさわら丸」で2日かけて上陸するしかなかった。
 ご遺族は平均80代の高齢者になってしまい、民間機による慰霊を望んでいたのが戦後62年目にして実現。
 
Iwo3 もともと硫黄島は島民1,000人が暮らす平和な島だったが、太平洋戦争中、米軍が硫黄島を基地にすれば日本を陥れることが可能だと目に付け、奪取作戦開始。
 それに対抗するかように内地から日本軍が送り込まれ、民家や硫黄島村立大正小学校も跡形も無くなるほどの激戦が行われた。
 「硫黄島 栗林忠道大将の教訓(小室直樹著)」の本に戦前の貴重な写真が載っていまます。あの島でも戦前だと学童がたくさんいたのですねぇ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青ヶ島のテレビコマーシャル

2007-03-12 13:14:13 | 青ヶ島

 年末年始から1月下旬頃までに放映された、NTT東日本のコマーシャルをご覧になったことはあるだろうか。

 ・「すべては、つながらない人をつくらないために」 CM 動画は こちら (30秒間 外部リンク)
 (音が出ますので、注意してください)

 太平洋の大海原にそびえ立つ、ヘリコプターから見た島全体の映像が出ていますが、「島民214名」の表示だけで青ヶ島の地名は伏せていました。
 役場のデータによると、1月1日現在192名なので、工事関係の短期滞在者も含まれていると思われる。

 海底ケーブルのシーンはたぶん小笠原だと思われるが、地名くらいはテロップが入ったほうがよいのでは・・・?と思いましたが、その自治体にとっては無料の便乗宣伝になれるので、とりあえずは伏せておいたかも知れませんね。
 「
青ヶ島」は伊豆諸島のなかで1番忘れ去られた島なので、もっと宣伝してくれたらよかったのに~(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドックおじさん(父)のお国自慢手話語り

2007-03-12 00:01:00 | 日記・エッセイ・コラム

Awabi1 リビングに飾ってあるものは・・・・ドックおじさん(父)の宝物。
 この宝物が獲れたときの手話語りを見つけました。
 以前、国王さまのブログで何度かドックおじさん(父)の手話語りが出ましたが、久しぶりにアップします。
 この動画は2002(平成14)年の年末なので、5年前のものなんですねぇ。

<object id="Player" height="320" width="320" classid="CLSID:6BF52A52-394A-11d3-B153-00C04F79FAA6"><param value="false" name="autoStart" /><param value="http://ogamaru.blog.ocn.ne.jp/video/awabi02.wmv" name="URL" /></object>

(1分23秒)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青ヶ島の通販!

2007-03-11 01:21:26 | 青ヶ島

 人口200名の青ヶ島のようにひっそり・・・あまり人が訪ねて来ないうちのブログにアクセス数が急に増えたかと思ったら、Daily UMeDASさんが青ヶ島の動画を紹介してくださったそうで、そちらからお越しになったお客さまが多数。
 ふだんは閑古鳥の鳴いている還住丸(八丈島~青ヶ島の定期船)が沈むほどの乗客に嬉しい悲鳴をあげています!!
 今回もまた青ヶ島ネタになってしまいますが・・・・青ヶ島通販サイトを見つけました。

青ヶ島どっとコム

 青ヶ島のお土産といえば・・・焼酎の「あおちゅう」と「ひんぎゃの塩」の2種類しかなかったのですが、最近は種目が増えたらしいです。
 「あおちゅう」はアルコール度高めですが、100%のオレンジジュースなどで割ると最高に美味しいカクテルの出来上がり!!
 「ひんぎゃの塩」も黒潮のミネラル成分がたっぷり含まれているので、料理もパワーアップ!
 まとめ買いをして送ってもらったほうが経済的なので、今回は何を買おうかな~。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥多摩&檜原路に新型電車

2007-03-10 00:01:00 | 奥多摩&檜原

E233 多摩地域に住んでいた頃、お世話になった中央線電車の表紙に惹かれ、貸出。
 1月下旬にデビューされたばかりなので、「この新しい電車に乗りたい!」と思っても、乗れる確率はまだまだ低そう。
 全面オレンジ色をまとった電車は少しずつ淘汰され、今夏あたりではほぼこの新型電車に置き換わるらしい。
 今の山手線は100%新型になってしまいましたが、初デビューは3年前の夏。
 当時は新旧混じっての運行だったので、古いのに乗ってしまうと「案内表示などの情報機器もなく、国鉄臭さが漂うな」とギャップを感じたほど。(言い換えれば、パソコンもWindowsVistaが出ると、XPはもう過去のものだという感覚)
 中央線新型電車の目玉は・・・・なんと、車内空間の快適向上で空気清浄器が取り付けられている。花粉症でも少しは和らいでくれそうな気がする。

 従来電車の行き先表示は無地に「東京」や「高尾」なら、快速。
 東京圏にお住まいなら、ぱっと見ただけでこれは東京~中野まで快速で中野から先は各停だということは認識できるが、電車にあまり詳しくない人だと「各駅に停まる電車」だと間違われそう。
 今回の新型電車はカラーで「快速 東 京(次は御茶ノ水)」とか、次の停車駅までも親切に表示。
 今月18日のダイヤ改正で奥多摩&檜原路に新型電車が入る。
 東京の最果て地の田舎、山岳路線でも新型電車とは羨ましいですね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

至福のひととき・・・(山口お土産)

2007-03-09 22:29:21 | 日記・エッセイ・コラム

 やっと父母がここに帰京。(帰京という言葉は適切なのかと調べてみましたが、「明治以前までは京都に帰ること、現代は東京に帰ること」だそうです)
 羽田空港からアクアラインでわずか50分で自宅なので、「帰京」という言葉を使っても問題はなさそうだ。
 洗濯、掃除、作り置きや差し入れの料理を盛ったり、皿洗い・・・・などの家事、出勤の朝もパンを焼いて牛乳にバナナ・・・と慌しく出かけていたので、家族の有難さをしみじみと感じてしまいました。

Awabi ドックおじさん(父)の姉、つまり伯母からのお土産だそうで、小さなあわび3個をまるごとバターいため。
 ご当地でもかなり高額なものなのに、有難く美味しくいただきました。
 このあいだの南房の旅であわびが売られているのを見かけましたが、私のような庶民がなかなか口にすることのできない高嶺の花だというのに。
 山口の夏といえば、これが定番メニュー、厚い身でコリコリ感がしたのですが、ここは薄くスライドにしたもの。(薄いスライドで量を多く見せかけるというハン尚宮(母)の腕前)
 麻布や六本木なら1皿 ?70,000(≒7千円)かも??

Fuku ふくのから揚げも友人からのお土産。
 (「ふぐ」が正しいそうだけど、本場下関では「福」にあやかり、「ふく」)
 さすがに正真正銘の下関産。これも本当に美味しい。
 過去に通信販売で下関直送のふく刺身をいただきましたが、現地で食べた味と全く異なる。
 まさか、通信販売だと相手の顔が見えないからと他の魚でごまかしたり、外国から安く仕入れ、「下関産のふく」と銘打っているかも知れない。 
 友人から戴いたものは「本物の味」でした。久しぶりに「ふく」が食べられるとは思っていませんでしたので、ちょっぴり至福のひととき。ありがとう~!!!(^^)!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国王御膳!?

2007-03-07 16:53:12 | 日記・エッセイ・コラム

Gohan 「ちゃんとごはん食べているのかしら?」と心配してくれたのか、近所のチャングムさんからの差し入れ。
 ベジタブル(野菜)がメインディッシュのようなので、チャングムらしい。
 油で揚げたものがあるので、ベジタブルで中和させようということだろうか。
 メンチカツかと思ったら、びーっくり!!
 卵、ブロッコリー、玉ねぎ、ネギなどなど詰まっていたものをメンチカツ風に揚げたもの。
 鶏肉のミートボールあんかけも中身は玉ねぎ、きのこなどをみじん切りにしたものが入っていた。
 こうして食卓に並ぶとまるで国王御膳みたい。

 「チャングムの誓い」のドラマでは国王さまに献上する料理が数十品もあるけど、もちろん国王さま1人ですべてを平らげるというわけではない。
 いろいろな料理を少しずつ味わい、ご満足なら盛ったまま下げるという。

 韓国では家庭での食事に招かれたら、少しは残しておくのがエチケットになっているみたいなので、もしかしたら、朝鮮王朝時代の名残かも知れませんね。
 (全部残らず食べてしまうと、「足りない、もっとよこせ」という意味にとらえてしまうらしい。日本だと「全部残らず食べてくれた、美味しかっただろうね」という感覚なのに・・・) 

 全部平らげそうもないので、半分残しておき、次の日の夕食にもいただきました。
 >チャングムさん、ありがとう~!(^o^)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴重な青ヶ島映像!(99年初上陸)

2007-03-06 00:01:00 | 日記・エッセイ・コラム
<object id="Player" height="320" width="320" classid="CLSID:6BF52A52-394A-11d3-B153-00C04F79FAA6"><param value="false" name="autoStart" /><param value="http://ogamaru.blog.ocn.ne.jp/video/aogashima99.wmv" name="URL" /></object>

(1分13秒)

 このブログに動画を埋め込む方法は・・・毎日楽しませてもらっている、Daily UMeDASさんのバックナンバー(2006年2月24日)を参考させていただきました。
 ちょうど去年の今ごろ、あちこち動画による手話ブログが見られましたねぇ・・・。

 絶海の大海原に浮かぶ青ヶ島の様子を何枚か静止画の写真をアップしましたが、これだけではイメージがなかなか伝わりにくいので、秘蔵のビデオを公開。
 ジャングルのような狭い都道236号線にカルチャーショック、呆然しながらクルマの前面を撮影したもの。道がデコボコになっているので、その衝撃でカメラがぶれてしまいました。
 撮影した8年前(1999年)はデジタルビデオではなく、8ミリのビデオカメラで撮影。
その8ミリが故障(なにせ、1994年製だもの)してしまいましたが、VHSに落としてあったのが救い。
 VHSをDVDに変換、さらにDVDをwmvファイルに変換、ウメダスさんの記事を参考にしてようやくアップするのに成功しました。(ブログに動画を埋め込む方法を親切に書かれているサイトなんて、どこもないのですよ。>ありがとう、ウメさん)

 アイランドタイムズのハナシになってしまいますが、「東京からわざわざ青ヶ島に転校した少女はある「秘密」を持っていた」ということは映画レビューなどで公開していますね。
 少女を探しにわざわざ追いかけてきた、初老の紳士がヘリコプターの出発待ちで昌治に声をかけた。
 「君、この辺でコーヒー飲めるところはないかね」
 とっさに「青ヶ島にそのようなところはありません」と答えるのだろうかと思ったら、ちゃっかり見知らぬはずの紳士を自宅に連れ込み、お湯をわかしてコーヒーを入れる場面に唖然。
 紳士は喫茶店くらいは青ヶ島にあるだろうと思い、声をかけたわけだが、昌治はその意味がわからなかったようだ。
 内地だと「喫茶店なら駅前にありますよ」と見知らぬ人を自宅に連れ込むようなことはしないのに、その映画の中のストーリーはすごいことですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光熱費倹約!

2007-03-05 00:41:36 | 日記・エッセイ・コラム

 わが家の水道代は2ケ月ごとの請求が来ているが、(日本円で)万単位になってしまう。
 風呂の残り湯を洗濯機に回すなど節約をしてでもだ。
 考えられる理由は浴槽の大きさに関係あるらしい。

 留守番中は1人で水道とガスをたっぷり使うのはもったいないので、65歳以上の方、障害者手帳所持者は無料で利用できる市営のゴミ温泉へ。(つまり、私にとってはタダ風呂)
 清掃工場の隣に焼却炉の熱を利用した入浴施設がある。
 アパートの浴槽が小さめなので、ひろ~い湯船で浸かりたいと、時々行っていたが、家を持つようになってからは滅多に行かなくなってしまった。
 正式名称は、何だったっけ??「市原市ふれあいサウナ」かと思い、検索してみたが、それらしきものは出てこなかった。
 「ふれあいサウナ」と言えば、青ヶ島じゃん(笑)
 市のホームページから検索すると、「憩の家」という名称だった。

 奥多摩への家族旅行、しかも去年の八丈島も「温泉成分」が含まれている温泉しか入らなかったので、温泉のような大浴場でもツーンと塩素のにおい、肌もつるつるにならない。温泉と水道水のギャップを体感。

 「憩の家」では、焼却炉の熱、「ふれあいサウナ」も温泉ではなく、地熱を利用しているので、似たような施設だと言えるかも。 
 次いでに「ふれあいサウナ」を紹介。

Aogashima45Aogashima46
 ここの看板娘ネコちゃん。
 友人のnoriさんに「ニャンニャン」とご挨拶。
 通訳→「遠くからおじゃりやれ~!(方言で「いらっしゃいませ~!」)

Aogashima47  その後・・・「このあたりじゃ見かけない食べ物ばかりだな、私にもください」とおねだり。

 利用料金は200円(子供100円)だが、ここでも図書館と同じく無人カウンター。料金箱にお金を入れ、大学ノートに氏名や住所を書いてから入浴。村内全戸無番地で統一しているので、「住所」の欄は無意味ではないかと思ったら、島内・島外の統計を取るために書かせているみたい。
 島民家族同然、たどり着くのが非常に難しい伊豆諸島最果て地に悪さをする目的で訪ねてくる人は皆無、島外の利用者までも信頼されている。
 
Aogashima48 施設なので、もちろん大きな浴槽・・・・かと思ったら、2人しか入れない。
 憩の家みたいに多数の人が押しかけるところではないので、その大きさでもちょうどよいかも。


Aogashima49  休憩所。窓から見える景色が気持ちいい、と1日じゅうゴロリするのはもったいない。
 暇つぶしにネコちゃんと戯れるのもよいが、丸山(プリン山)ハイキングも気持ち良さそう。
 よし、今度の青ヶ島は徒歩で丸山制覇だ!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青ヶ島酔いの1日

2007-03-04 00:01:00 | 青ヶ島

Futami8 故郷で楽しそうな食事中の動画メールが国王さまから届いた。
 刺身、魚の煮物、鳥のから揚げ・・・・あの国ならでの豪勢な料理ばかり。
 アイランドタイムズを何度も繰り返し見ていたせいか、この映像はなぜか青ヶ島とたぶってしまいました。


Aogashima22 獲れたての魚をその場で刺身。(青ヶ島・三宝港で撮影)
 これを日常茶飯事に行われているみたいですが、あの国でも同じようなことをしているのですねぇ・・・。
 いろんなところの刺身を食べたことはあるが、身が引き締まっていたのはやはり日本海側、黒潮あたりで獲れた魚。

 ポストをのぞいてみると、「アイランドタイムズ」の本。
 「渋谷ーー行ってみたかった夜のコンビニエンスにも立ち寄った(略)ネオンサインもなければショーウィンドーの明かりもない、静粛と漆黒の闇しか知らない昌治は、大都市の夜に現れる「ひかりのまち」の中に身を置いてみたかったのだ」
 
の文章に思わず吹き出してしまいました。

 まるで私が中学生に振り返ったかよう。
 「何もない田舎で暮らすのはもう勘弁、(当時国王さまが下宿していた)渋谷に行ってみたい」と中学生にしては1人で上京、田舎にない地下鉄や山手線に乗り回し、東京の明るい夜空を見上げながら下宿に帰ったとか。
 あのときは本当に「ひかりのまち」に酔いしれてしまいました。
 都会での生活に憧れ、都心の企業に就職。
 
自分の経済力では23区内に住めないとわかり、西へ西へ・・・・と比較的家賃の安い多摩地域のアパートを借り、そこで暮らすようになった。
 休みの日に物騒な都会に遊びに行くよりも、奥多摩や伊豆諸島とかの静かな場所に逃避するようになり、田舎の良さに目覚めたのもその頃から。
 大都市での生活に憧れ、東京に出てしまいましたが、今はのどかな田舎に振り出し。(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビデオレター

2007-03-03 17:39:15 | 日記・エッセイ・コラム

 当初、2月中旬に両親の故郷で兄弟会が企画されたが、3月に国王さまが下関で開かれるろう行事の講師に招かれたので、それに合わせ、国王さまの引率で両親も帰郷。
 私は休み、出勤、休み・・・の不変則勤務なので、ここで留守番。
 まるで何もない青ヶ島に放り出された環境のようです。
 (どこが青ヶ島やねん、歩いて5分のところにコンビニがあったり、アクアラインで東京までつながっているじゃん?と突っ込みを入れられそうだが、私の基準からみれば、ここは本当に何もない田舎なんですよ(笑))
 
 ドコモ携帯のFOMA同士でテレビ電話が可能になっていますが、最近はムービという機能を使い、ビデオ撮影したものが送られてくると、瞬時に見られるようになりました。
 私は携帯の機能にうといのですが、国王さまは何でもご存知のようなので、遠く離れたあの国からでもまるでテレビを見るかように見られました。

Futami6_1 ま、ま、まさか国王さまが青ヶ島御幸!?と思いきや、二見の霊園からでした。
 あの「アイランドタイムズ」のDVDで見た青ヶ島の風景にそっくりだったので、二見の霊園から眺める風景なんて、そんなに美しかったっけ?と感動してしまいました。(今日は残念ながら曇っていて、海の色が青く映えていないが、真夏だと眼下に青い海が広がるのです)
 私が山口に住んでいた頃は何度かこの風景を見たはず。
 そういえば、「アイランドタイムズ」も東京から転入してきた、少女が青ヶ島の美しさに感動していると、横で聞いていた15年も過ごしていた少年は「え、何とも思わないけど」と言っていた。
 それと同じように二見の人達は何とも思わないのだろうね・・・。
 千葉に定住してからはその風景が以前よりも美しく見えるのは不思議です。
 ちょうどお墓が対岸200キロ先の韓国に向けて立っています。

Futami7 ドックおじさん(父)のお墓参り。映像もくっきりしていますねぇ・・・。
今朝、見送ったばかりなのに、今は遠いあの国で墓前報告。
 私も映像を通してではなく、いつかはこの場所でお墓参りをしたい。
 

 さらに驚いてしまったのは、これ。
Futami5 1922(大正11)年建築のドックおじさん(父)生家が駐車場になってしまいました。
 幼いときに「おばあちゃんの家」と称して何度か遊びに行ったり、海に行く途中に道具をそろえたりしていた思い出がたくさん詰まっている家だったのに・・・。
 当時最高紙幣の1円札を1000枚投じて建てられた家、ヒノキの頑丈な木材が使われているので、台風直撃でもびくっとしなかった。
 この家の主は父の伯母だが、両親の千葉転居に伴い、理美容室を住居用に改造するなど何度かリフォームを施した家に転居。
 2つもある家を管理するよりも、1つにしていたほうが維持代もかからないし・・・。
 囲炉裏もまだ残っている家だし、歴史民俗の資料館として生まれ変わるとか永久的に残しておく方法を見つかっていればよかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多忙な現代人に青ヶ島はお勧め!

2007-03-03 13:49:58 | 青ヶ島

 楽しみにしていた「アイランドタイムズ」を最後まで見てしまいました。
 99.9%青ヶ島、0.1%東京の割合で撮影なので、まるごと青ヶ島を楽しめました。
 ここでストーリーを書くと、ネタバレになってしまうので、割愛しますね。
 わかりやすくいえば、青ヶ島では中学校を卒業すると大都市の東京に出なければならず、少年少女の心の葛藤を描かれたもの。
 監督さんは30歳の若い方なのに、ストーリーに沿った撮影場所もすごくこだわっていた。
 今まで3度も青ヶ島に行っているくせに、そんな景観があったのは知らなかった。
 映画に出ていた場所を探検してみたくなりました。(笑)

 やたらに自転車に乗っているシーンが多かったけど、青ヶ島はほとんどジェットコースターのような道なので、自転車は無理なはず・・・。
 韓国ドラマも恋人と自転車に乗るシーンが多く、まさしく青ヶ島も韓流!?

Aogashima43_1 Aogashima17  新東京百景に選ばれた、「丸山」(通称はプリン山)。
 



 撮影場所はたぶん・・・・ここかな?

<script src="http://slide.alpslab.jp/scrollmap.js" type="text/javascript"></script>

32/27/16.693,139/46/8.724

 ジェットコースターのようにアップダウンする道に自転車はありえないけど、監督さんはスピード感あふれる作品になるように下り坂になるところに自転車を走らせ、うまく撮影できていますねぇ・・・。見ていると、爽やかな気分をさせてくれます。

Aogashima41 Aogashima44
 アポイントなしで突然の来訪にも関わらずお世話になった民宿「池の沢荘」。後で知ったのだが、青ヶ島では部屋が空いていても、突然の来訪者はお断りということが多い。青ヶ島に行かれるのでしたら、あらかじめ予約しておいたほうが安心ですね。
 玄関に土間があって、目の前に古きよき和室だったので、もしかしたら・・・??
 下のワンちゃんのことも含めて、映画に出ていたのかどうかこの目で確かめにまた行きたくなってしまった。
Aogashima42 Aogashima10           

 青ヶ島村役場。引き戸を開けるとすぐそこにはカウンター。
 市役所だと窓口が多数あるが、ここはすべて1つの窓口。
 住民基本台帳ネットワークシステムに接続していない市町村は東京都杉並区、国立市と福島県矢祭町だけなので、もちろん、ここでも免許証、パスポートなど本人確認が取れていれば、自分の住民票が取れる。
 市町村によっては住民票に市章や偽造防止のすかしが入っていたり、我が街の木・花・鳥のマークが付いていたりして、デザインが異なる。
 青ヶ島様式の住民票はどうなんだろうね。
 婚姻届は全国共通の様式なので、小笠原村役場でもどちらでも届出が可能。(本籍地が届出以外の市町村ならば戸籍謄本も。婚姻する2人のほかに証人2人も必要)
 本籍地は・・・・日本国内どこでも移すことが可能。運転免許証の本籍欄に「東京都青ヶ島村無番地」や「東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地」とか文字を入れたければ、転籍手続きが必要になる。
 戸籍謄本は本籍地に表示された市町村へ郵送取り寄せも可能だが、小笠原や青ヶ島とかになると取り寄せるのにもっと日数がかかるかも知れませんねぇ。
 謄本の取り寄せなんて一生に1度か2度くらいAogashima39_1 ふれあいサウナで飼われている、ネコちゃん。推定1歳なので、今だと6歳か7歳。
 飼われているネコの寿命は15年、最長20年(人間にすると100歳)なので、今でも元気なはず。
 映画の中ではネコちゃんが出ていなかったけど、まだ元気かなと気になってしまった。
Aogashima38 Aogashima36
 マナちゃんと同じように「遊ぼうよ!」とよくなついてきました。
 何もない島なので、遊び相手にちょうどよいかも。
 「お手!」と手を差し出すとちゃんと手を乗せてくれました。(決して「やらせ」ではない)
Aogashima40  
 自殺や殺人、強盗などの物騒な事件が相次いでいますが、青ヶ島にはそんな事件なんて1度も起きていません。
 忙しい現代人の皆さん、1度は青ヶ島に行ってみてはいかが。
美しい風景に心が洗われてくるに違いない。
 青ヶ島は東京都内にありながらたどり着くのが非常に難しく、旅程に余裕を持たなければならないのです。(私が青ヶ島に行ったときはたまたま天候もよく、欠航による足止めを食らったことがなく、予定通りでした)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール