東京駅八重洲口の改札口に最も近い郵便局は「八重洲地下街郵便局」。
地上を出て、横断歩道を渡ったところで「東京中央郵便局」の仮庁舎。
そこから歩いて数分後に、「日本橋南郵便局」。
あとで調べてみると、東京中央郵便局から日本橋南までわずか270m。
日本橋周辺の小さな郵便局を1ヶ所に統合したものなので、かなり大きな郵便局になっていました。
ビジネス街の真ん中なので、郵便窓口まで自動受付機から番号票を受け取り、自分の番が来るまで待たなければなりません。
郵便グッズを購入し、今度は風景印。押印を依頼するのに、再び番号票を受け取り、しばらく待ちます。
通常丸型印の印影は「東京・日本橋南」の6文字でした。
日本橋はわりと知られているので、わざわざ「東京」を入れなくてもいいのではと思いましたが、大阪も日本橋がありました。
東京の日本橋は「にほんばし」ですが、大阪は「にっぽんばし」だそうです。
日本橋南郵便局内の資料展示コーナー。
ここは、日本郵便発祥の地。
明治4(1871)年に日本における郵便制度が発足した時に、郵便役所が初めて置かれたところだそうです。
日本橋南郵便局は新しくできたものなので、本家はおよそ500メートル先の「日本橋郵便局」(日本橋支店併設)だと思われる。
日本最初の郵便ポスト。
当時は外来語がなかったため、正式名称は「書状集箱」または「集信箱」。
郵便制度を最初に制定した偉大な人物だというのに、なぜか1円切手。
子供のころ、100円玉1枚をにぎりしめ、郵便局へ。
「1円切手100枚ください」と言えば、1シート(100枚)。
切手をたくさん買えるという自己満足を得るために、その都度集めていた1円切手シートだらけに・・・。
でも、消費税が導入された41円や62円切手の足しに使えるので、まあ使い道はあるかも知れません。
現在の郵便物で1円切手を見かけるのは、第三種郵便物のみ。200グラムまでは、80円のキジバトに3円のホトトギス、1円の前島密(84円)。晴海支店から送られてきましたが、早くも新フォントの1円、3円切手が使われている模様。