2月25日の東京新聞に載っていた記事です。
東京から父島まで25時間半かかる「おがさわら丸」に代わる船として、2005(平成17)年に「テクノスーパーライナーOGASAWARA」を造船。
実現すれば、父島まで16時間半、「おがさわら丸」よりも9時間も短縮。
東京を午後7時に出航すれば、小笠原には翌日午前11時半入港。仕事帰りに乗船すれば、翌日はもう小笠原。まるまる1日有給休暇を取る必要はなさそうです。
この船が出たとき、あっという間に小笠原に行けちゃうな~と楽しみにしていたのですが、軽油を利用する往復だけでもおよそ2500万円。
「おがさわら丸」は重油を利用し、往復600万円。
採算が合わず、長い間、造船会社の三井造船玉井事業所(岡山県)で係留。
被災地の宮城県石巻港へ去年(2011)年5月、派遣。被災者の食事やシャワーを提供。
その後、なかなか買い手がつかず、解体されるとのことです。
せっかくの夢がかなえず、残念。
父島まで25時間半、母島まで28時間は当分の間我慢かな。