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東海道本線わずか5キロの盲腸線

2018-10-23 00:00:00 | 2018GW枕崎→稚内一筆書き
 東海道本線から分岐して、荒尾。そして次は終点の美濃赤坂。距離にするとわずか5キロであっても、「東海道本線」に属しています。
 山口県の長門市にある「仙崎」から「長門市」間の2.2キロも、ほとんどは美祢線からの直通運転だけど、実際は「山陰本線」の支線。
 仙崎から長門湯本ゆきの乗車券を求めると、経由欄は「山陰・美祢線」と印字。美祢線の本線から枝分かれし、2.8キロの先の大嶺で終着駅。1997(平成9)年、廃線直前だったころは1日6本の大嶺支線も好きなところだった。
 1997(平成9)年当時、1日6本は超過疎路線とランキングされていたのに、あれからもう20年経過。根室本線の花咲線(釧路-根室)も、かなり本数が減らされ、今はもう1日6往復。夕張支線も1日5往復。20年前だと1日6本は過酷なダイヤだなと思っていたんですけど、今は当時に比べると人口も減り、JR利用者も減ってしまった。1日5、6往復でも違和感を感じなくなるほど。むしろ、超ローカル線なのに、1日6本もあるだけで地域の方々の足になり、ありがたいと思える。

 美濃赤坂支線は2両編成でワンマン。ドア扱いは運転士がいらっしゃる側。後ろは締め切られています。

 およそ3キロ地点で「あらお」。この駅名を見ただけで、鹿児島本線でも同名あり!!熊本県の最北端地域の荒尾市の中心駅。
 子どものころ、「【快速】門司港←→荒尾」のサボを差し込んだ411系を何度も見かけ、乗車しているので、荒尾ってどこなんだろ?好奇心もあり、熊本に行くんだと。その頃の山陰本線も、長門市行きだけではなく、益田行きや出雲市、福知山行きもあった。昔の国鉄時代は、長距離列車(電車)のオンパレード。
 マルス券に駅名を印字するときは九州の荒尾駅は(鹿)荒尾、赤坂支線の荒尾駅は(東)荒尾で区別。

 東海道本線の駅にしては、ローカル線そのもの。古めかしい待合室。

 赤坂支線はそこそこの本数があります。

 次は、もう終点。行き止まりの美濃赤坂でーす!!

 ずっと昔、石灰石輸送の中継地であったため、駅構内はとっても広い。かつての大嶺駅も構内に線路がいくつかあったのに、晩年だと南大嶺-大嶺のワンマンカーが1日6本運用。

 美濃赤坂に着きました!!

 今の時間、太陽が西に傾いているので、夕陽のオレンジ色に浴びせられ、反射。JR東海のコーポレートカラーもオレンジ。

 開業は1919(大正8)年なので、まもなく建築100年目になりますよ!!100年でも開業当時の姿を保っているなんてすごいじゃないですか。まだまだ美濃赤坂駅の話は続きます!!
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