従来の配達記録が廃止された代わりに「特定記録郵便」と、
350円から300円に値下げした「簡易書留」が今年の3月1日から実施されました。
・受領者のサイン不要でそのままポストに投函されるものは
「特定記録郵便」
基本料金 + 160円
1通80円の手紙を特定記録郵便にしたいときは
80円+160円=240円。
・受領者のサインが必須で郵便物を対面で手渡したいものは
「簡易書留」
基本料金 + 300円
1通80円の手紙を簡易書留にしたいときは
80円+300円=380円。
特定記録郵便はいつも目にする80円切手2枚を追加すれば事足りるのですが、簡易書留の300円は2002(平成14)年9月30日を以て、利用頻度のあまりない券種の販売を停止。
この切手、復活するのかな~?と思いきや、
この旧デザインをリニューアルした、新しい300円切手を今年7月23日から発行することになりました。
・300円普通切手の発行 (日本郵便)
上の旧300円切手は1984(昭和59)年4月3日発行、表面を触ると現行の紙幣と同じく印刷のインキが盛り込んでいる特殊なものなのに、新しい切手もJAPAN POST・・・のマイクロ文字が印刷されています。
郵便事業会社発足日の2007(平成19)年10月1日に新50円と80円普通切手発行以来、今回で3種になります。
新しい紙幣や切手が出ると「斬新なデザインだな~」と必ず手にしていましたが、古いほうの在庫がなくなり、コレクションの間ではプレミアム(価値)がつくようになってしまいます。
古い300円切手に押されている消印は「東京・神津島 平成11年」。
郵政省時代はどんなに小さな郵便局でも集配や配達を受け持っていれば、その郵便局の消印が押されていました。
旅先の郵便局が閉まっていて、風景印を押してもらえなくなったときは「風景印をお願いします」とメモとともにポストに投函すれば、その通りにしてくれたのですが、現在は「日本郵便株式会社」と「郵便局株式会社」に分社化されています。
ポストは最寄りの支店に運ばれ、その地域とは関係ない局名の消印が押されてしまいます。
今の時代、風景印を押してもらうには、郵便局の窓口でしかできなくなってしまいました。
数年前、小笠原に行ったとき、レジャーに夢中になりすぎて郵便局に行く時間がなかなかなくて、「風景印お願いします」とメモを添付し、ポスト投函。
ちゃんと「小笠原」の文字入りの風景印で押されたハガキが届いたのですが、今だと「このポストに投函すると、「新東京」の消印になります。「小笠原」をご希望の方は郵便局窓口へおお越しください」といったような、注意書きが貼られているみたいです。
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