東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

伊万里からはJR筑肥線

2019-06-30 00:06:46 | 2018_夏_JR九州全線完乗

 松浦線がまだJR九州だったころの伊万里駅は1本のレールでつながっていたはずなのに、第三セクターの松浦鉄道に転換され、レールは北朝鮮と韓国をつなぐレールが38度線で分断されたかように、両駅が真っ二つに分離。
 松浦鉄道の改札を出ると、JRへの乗り換え案内が出ますが、な、な、な、なんと道路をはさんで向こうの東ビルへ。

 こちらは松浦鉄道の玄関。

 向こう側の駅は、JR九州の伊万里駅。
 グーグルマップの地図で確認すると、北側に国道204号線、南側に国道202号線。東西に線路。松浦線が現在もJR九州だったら、同じ会社線だというのに乗り換えが不便になるような南北を結ぶ道路を貫通してもいいとOKが出なかったかも知れません。
 JR九州発足後の1年目の1988(昭和63)年4月1日松浦鉄道に転換。伊万里駅の土地は松浦鉄道とJRに分断。その境界に2本の国道をつなぐ道路を横切るように大改造が行われたのは2002(平成14)年頃。

 東側のJR九州玄関。

 1日9本しかない駅だというのに、「みどりの窓口」あり。平成30年8月20日現時点では旧式のMR32配備。MR32や、MR52って何それ?なのかも知れませんが、マルス端末の機種名。昭和(末期)時代なら、全国どこに行っても、マルスが1台しかない駅は〇〇駅発行、2台以上ある駅は、〇〇駅-2発行とか枝番付きで統一。マルス端末を最初に開発したのは、日立製作所。その法則が崩れ始めたのは、平成の半ば頃にOKI電気が参入。印字フォントが両者異なるのは見栄えが悪くなるので、日立の開発したフォントを他社でも使えるように権利の締結でもしたのかな。詳しいことは知りませんが、マルスは日立製作所、OKI電気、POS端末はNEC(日本電気)。
 発行駅名に「F」が付いていれば、日立のMR52、「E」はOKIのME4型(最新)。JR九州は日立のMR52を採用されており、〇〇駅-Rで統一。2台以上ある駅は、R2や、R3が付きます。平成の終わり頃に設定されたのに、まるで次の元号を的中しているかような表示。

 この切符で改札に入ります。駅員さんが駐在しているので、チケッターで入鋏済。
 長崎駅の窓口で買いましたが、手書きでR571って書いてありますね。今、それを見て、「なにそれ!?」
 伊万里 → 【区】東京都区内 経由:(長い)のメモとともにクレジットカードを差し出したのに、現金扱いで発券。現金を収受するつもりが、目の前のカードがぽつんと置かれているのに気づき、クレジット決済したらR571と出てきたから、赤いボールペンで書き込み!?
 
 あのな・・・手書きでもいいけれど、「C制」付きに発行替えすればいいのに!!

 「C制」とは、クレジットカードで買われたものなので、払い戻し方法に制約が付きますという意味でCredit(クレジット)のCに、制限。
 「西C」はJR西日本のWESTカードで東海道山陽新幹線特急券決済時に印字。
 「海C」はJR東海の提携するクレジットカードのEX予約を紐づけたもので東海道山陽新幹線特急券決済時に印字。
 「東C」はJR東日本管内でビューカード決済時に印字。
 「クレジット」はJRカード決済時に印字。JRカードは国鉄時代からずーっと発行し続けているもの。「クレジット」と印字された切符は、国鉄の法則に従い、JR6社どこでも払い戻しを受けられる。
 日本国有鉄道。切符の発券に現金のみ!!が鉄則だったけれど、クレジットカードできっぷを買えるようにJNRカードを1986(昭和61)年発行。

 カードのデザインが古めかしいけれど、令和になった今でもJRカードを発行。私も持っていて、どんなメリットがあるのねん!?と突っ込まれそうですが、JRロゴマークの入っているカードはかっこいいから。それだけの理由。JRカードを申し込みます、とクレジット会社に申請。
 個人信用情報機関に照会。つまり、CICという団体。私の名前や住所、電話番号、勤務先、所有しているカード、真面目に支払い続けているのか、延滞などの事故はないか、払わずにトロンとしたブラックリストに登録されていないか、機密情報を細かく調べる。支払状況によると、他のカードをメインに利用している。それなのに、JRカードを申し込んでくる理由は何なんだ!?延滞などの事故も1件もないし、断る理由もないなぁ・・。まあ、申込者はJRのロゴマークを欲しがる鉄道キチガイなのかも知れないから温情発行!となったかも知れません。
 個人信用情報機関に自分の支払い状況を照会すると、所持しているカードの利用履歴が見られる。毎月の支払いに$$$$$$$$$$$$がちゃんと付いていれば、この人にカードを発行しても大丈夫、と信用の証になる。「ブラックリスト」なるものの判断は$以外のマーク、つまり「P」や「A」が付いていればアウト。年に1回は自分の支払い状況を確認。とくに、三〇〇友カードは「途上与信」の件数が多すぎる!!「途上与信」とは、事故情報等があるかどうか調べに来る。あのな、何度も途上与信をかけに来るほど、私のことは信用できないってことかね!!プンプン!!と調べてみたら、三〇〇友カードはシステムによる自動途上与信が入っていて、2~3ヶ月ごと定期的に機械がやっているとのこと。勝手に調べてもどうぞ、なにもやましいことはありませんから!と気にしなくて良い。

 JR筑肥線の終着駅らしく、車両止め。

 黄色のディーゼルカーが待機中。

 伊万里焼が有名なところなので、駅名標のフォントに伊万里焼が使われている珍しいもの。

 こちらはJR九州の標準タイプ。

 1両ワンマンカー。筑肥線といっても、福岡市営地下鉄から西唐津方面は電化されていて、本数も多い。

 これから乗るのは16時21分発車。その前は、13時34分。3時間近く空きもあります。みどりの窓口の駅員さんもものすごくヒマでつらすぎるじゃないですかね??

 九州という特性なのか、車窓にカーテンやブラインドをかけられているところが多い。これだと車窓を楽しめなくなるんじゃない。はぁ・・・。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019年 6月 あおがし... | トップ | ツイッター記事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2018_夏_JR九州全線完乗」カテゴリの最新記事