東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

青ヶ島ごはん(part2)

2014-10-18 16:11:46 | 2014~2020青ヶ島

 夕景を見ようと、為朝荘さんから散歩。ところが、この日は雲がかかってしまいました。お天気の条件が合っていれば、グラデーション(空模様が連続的に変化)が見られるはずなのに、残念。

 集落方面。夏はよいお天気だったり、雲がかかったりして、よく変わるみたいです。撮影日は7月27日の夕方6時45分頃。

 為朝荘さんは、青ヶ島伝統住宅をリニューアルしていますが、間取りは昔のままになっています。廊下があって、お部屋は襖で仕切り。私たちが泊まったのは、増築の新築洋間でした。
 お客さんは・・・どうもビジネスマンっぽい。遊びに来ている感じはしませんでした。

 食堂の入口。長いテーブルに部屋ごとのグループ分け。メインディッシュの並べ方で、この席は3人グループ、あちらは2人グループ。真ん中も2人グループ。

 民宿なので、ごはんやお味噌汁はセルフサービス。お味噌汁はクッキングヒーター、ご飯は大きな釜で保温中なので、できたてほやほや。
 向こうのお皿は友人。若い女将さんに「ごはんの量とか、何かリクエストすることはありますか?」とチェックインのときに聞かれました。「この方は食が細いので、量は少なめでお願いします。私は普通で大丈夫です」と伝えたとおりでした。青ヶ島は欠航続きで食材がなかなか入らないときもあるので、食べ物は大切に・・・。
 メインデッシュは焼肉ブロッコリー添えひんぎゃの塩風味、タコのマリネ、焼きホタテ、焼き茄子。
 小鉢は冷奴、ごはん、お味噌汁。魚が釣れていれば、青ヶ島らしく、お刺身や島寿司が並ぶけど、海上状況が悪くなかなか漁に出られなかったようです。
 食事中、となりの席に座っていた男性2人に聞いてみました。「観光でいらしていますか?」「いいえ、仕事できました。出張です」「村役場の何か、でしょうか?」「はい、システムエンジニアです」となりのグループも、今は私服に着替えているが、ここに来たときはスーツ姿だったので、何かの仕事で来ているに違いない。遊びに来ているのは私だけでした・・・。
 出張なら旅行代金も自己負担はないかと思います。仕事で来て、青ヶ島が気に入ったら、今度はプライベートでおじゃりやれ~!!
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念願だった、キングオブ秘境駅・小幌駅下車!

2014-10-18 00:30:02 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 まもなく、こぼろです・・・キハ150はワンマンカーなので、車内のアナウンスは録音された女性の声であろう。

 静狩を出ると、途切れ途切れのトンネルが長く、運転士さんが少しずつブレーキをかけ、減速し始めました。かなり長いトンネルに挟まれていて、小幌駅に降りると駅のまわりは鬱蒼とした森の中。唯一、海岸につながる整備された細い道は駅の南側にあります。海岸に出れたとしても、まわりは入り江。国道などの外界に出ることは一切できない。この駅で降りてしまうと、次の列車が来るまで駅から海岸以外は一切脱出不可能。国道につながっていないし、まさに青ヶ島と同じく「絶海の孤島」という言葉がぴったり。日本で1番、すさまじい駅。

 ここが小幌駅ですよ!!小幌!!小幌駅に着いたとたん、運転士さんはドアのボタンを押して、乗務行路表を見ながら、次の礼文駅停車時間に指差し呼称。
 「あのー、降りるんですけど・・・」と運転席に身を乗り出す。
 運転士さんもさすがにびっくりして、「降りるんですかいっ!?」と運賃箱ボックス横まで来てくれました。

 この切符を見せながら途中下車。「函館線・室蘭線・日高」と印字されているのにちらっと確認し、「ありがとうございます」とおじぎ。いや、ありがとうございますと言いたいのは私のほう。何もない秘境でも、規律とおりに停車してくれたのですから・・。
 ホームに降りたとたん、青ヶ島の池之沢と全く同じ空気が漂っていました。深い森に囲まれ、湿度も高いので、池之沢の森そのものです。そんなところに駅がある理由は内浦湾は別名「噴火湾」でもあり、地殻変動しやすいところです。レールに不具合はないか小幌駅に保線作業員の小屋があるので、外界につながっていなくても、駅に昇格し、時刻表とおりに停車。

 室蘭方面は1日3本。

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