東京アイランド

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無知に付け込んだトラブル

2009-10-27 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

 以前住んでいたアパートを引き払ったときのこと。
 入居時にはリフォームされた状態ではなく、クロスの汚れ、畳も新品ではなかった。トイレも汚れていた。

 こんな状態で契約とはうちなんちゅ(沖縄人)に多い「テーゲー主義」だからでしょうか。
 特に汚れているトイレだけは我慢できないので、不動産屋にクロス交換の依頼をした。

 「張り替え終わりました」と報告が入り、現場を見ると、なんと!?
 便器に座っての前面だけが真っ白。
 「この一面だけの張り替えですか?」
 「はい、大家の指示ではそうなっています」
 全面張り替えじゃなくて、1面だけとは・・・とそう思っていましたが、諦めました。

 当然のことながら敷金は戻ってくるだろうかと思いましたが、「敷金だけでは、足りないので、請求します」と請求書が届いた。
 
 クロス、畳、フローリング、全面交換する金額。
 結局、裁判所で一方的に借主に負担する条文は無効とし、取り戻せたわけですが、これで終わったかと思いきや・・・。

 地上デジタルのアンテナ工事、私の無知に付け込んだトラブルが発生。

 話は遡ってしまいますが、リビングに地上デジタルのテレビが入ったのは2006年。
 アナログだけでデジタルが映せません。
 東京タワーからかなり離れた場所なので、電波のエリア外かも?とホームページを見たところ、ちゃんとエリア内。
 
 地上デジタルのテレビが映らないので、アンテナを見て欲しいとハウスメーカーに依頼。
 ろくに調べに来ないで「アンテナがUタイプになっておりますので、そのままお使いになれます」と返事があった。

 今度はテレビ購入先に相談すると、すぐに業者がやってきて「既設のアンテナのままだと地上デジタルは映りません。アンテナを新設する必要があります」とか言って、壁に穴を貫通し、直にリビングのテレビにつなぐ工事。そのときにかかった工事代4万円。
 
 このままだと他の部屋では見られないかも知れないとチューナーを買わずに我慢していましたが、最近は手頃な価格になりました。

 以前工事してくれた事情を話し、1つのアンテナを各部屋で見れるようにしたいとハウスメーカーに相談したところ、貫通された穴をきれいに修復し、1つのアンテナを各部屋に分配。
 工事代5万円。

 あれから4ヶ月、安くなった地上デジタルチューナーを購入。
 各部屋でも見れるはずなのに、映せません。「安物買いの銭失い」は本当かも?とメーカーに問い合わせると、「リビングでは地上デジタルが映せるとのことですが、その端子につないで確認してみてください」と返事があった。

 リビングの端子につないでみると、全チャンネルは映せました。

 また文句言うのも面倒くさいけど、私の依頼したとおりではなかったので、工事の不履行としてハウスメーカーに相談。
 「部品が壊れていますので、交換に2万5千円かかりますが・・・」。

 戸建てのマイホームを持つ友人に「うちのテレビアンテナの調子がおかしくて、業者が何度も出入りして、1回目の工事に4万円。2回目は5万円、さらに今回も。あなたのところはどうなっている?」と聞いてみた。
 その返事は「ありゃ?最初からUHFアンテナと分配器を設置しているので、君みたいに何度もお金をかけて改修、というのはない。あり得ない話ですよ。地上デジタル対応の液晶テレビを置くだけですぐに映せた。もしかしたら、無知につけこみ、次々とお金を搾取しているのでは?最初に相談した時点でハウスメーカーが責任もって見てくれればよかったかも。証拠として、工事の領収書を大切にとっておいたほうがよい」とアドバイス。

 その話を聞いているうちに、私もカチンと来ました。

 ハウスメーカーに今までの経緯を説明し、ちゃんと対応してくれなかったのが原因。テレビの購入先の下請け業者にお願いした時点ですごくこじれてしまった。次々と工事代がかかってしまったが、その責任の所在は?部品の交換だけで2万5千円かかるみたいですが、その内訳は?と追及するメールを送信。
 ハウスメーカーの本社に同様な苦情メールを投書。

 前回の工事は当社の不手際で大変ご迷惑をおかけしました。無償で対応させていただきますと謝罪のメールが届きました。

 これは当然なことです。

 地上デジタルアンテナの設置はとび職や専門技術を持つ人でなければ、対応できない特殊なものです。
 人の無知につけこみ、高額な工事代を請求する、業者もいますので、工事の前に一度、見積もりを取ったり、工事代の内訳を細かく確認するとよいでしょう。
 

 「振り込め詐欺」や「ついて行ったら、こうなった」とかテレビで悪徳業者特番を見たこともあるのですが、まさか、わが身に降りかかるとは思いませんでした。

 今回は「テーゲー主義」のせいか、容易に承諾してしまいましたが、これからは慎重にやっていくつもりです。

 2年前もプロバンガス業者が突然やってきた。
 ちゃんと作業着に会社の名前や営業マンの名札もつけている。
 適当に話を聞いて追い出すつもりでしたが・・・・

 「当社に切り替えれば毎月のガス料金が基本料金も含め、安くなります。参考までにそれまでのガス領収書を見せてください」

 領収書を見せると

 「あっ、やはり・・・そこに「35」という暗号がついていますね。35という数値は、家の規模により、割増料金を意味します。家が大きければ、割増料金が高くなり、家の規模が小さければ、割増料金は小さくなります」

 その話を聞いて、そうだったのかと今までだまされていたのか。と思って、その人の言うことに耳を傾けてしまったのです。

 「では、前の会社から当社に引き継ぐ手続きは当社がやります。いっさいご負担をおかけしません」という覚書にサインしてください。と言われ、言われるがままサイン。

 数日後、ガス会社が我が家にやってきて、「契約替えを行ったみたいですが、我が社の契約書をご覧になりましたか?」

 「ガス配管や給湯器などの設備は当社の所有であり、他社に切り替えるとしたら、すべて買い取って戴くことになります。たぶん、新しいガス業者は買い取ってくれないと思いますし、安いのは最初の期間だけで、それを過ぎれば、高いガス料金になるというトラブルもあります」

 「35、という数字は家の大きさにより、35%の割増料金だと説明があったみたいですが・・・?」

 「それは違います。使用量が多ければ、割り引いていくシステムです。もし、使用量が少なければ、割引率も少ないです」

 押しかけてきたガス会社に契約解除のFAXを送ると、私のいない間に押しかけてきた。

 (ここからは2007年5月9日の記事から転載)

 1回目は契約撤回通知を受け取った朝。ハン尚宮(母)が外でお掃除している間に訪ねてきて、会釈だけで帰っていった。  
 2回目は私の在宅時間を狙った夕食後の7時半頃。「来たけど、すぐに帰ったよ、もう諦めてくれたのかしら?」とハン尚宮(母)の話で安心したのもつかの間、「ピンポーン!!」と来客を知らせるチャイムにドアフォンの画面にハイエナの顔が映った。
  「うわっ!またあのハイエナが来た!!」かと思っても居留守を使うと、あの執拗な態度から見るとまた来るに決まっているので、出ないわけじゃない。
 
 T(悪徳業者)社:「K(従来の契約している)ガスから契約解除の通知をまだ受け取っていませんが、サインしましたか?」

 <はあ?契約解除通知を出したから、こうして来ているんだろうか、おめぇは?>

 私:「昨日、K社から色々説明を受けましたので、そのような結果になったわけです」

  T(悪徳):「でも、おかしいではありませんか?・・・・・・・うんぬん・・・・・・・・」

 私:「ガス設備などが全て私の所有のものだと勘違いし、契約したわけですが、いろいろ調べてみると、ガス設備はK社所有のものであることがわかり・・・・」  
 私もT社も用紙にカキカキカキカキ・・・・・・とペンを走らせる。
 <お、おめぇよ、聴者の男性は相手がろう者で筆談を嫌がるというか苦手な人がほとんどだというのに、一生懸命に書かなくてもいいじゃない!?>  
 私が書き終えると、向こうからコメントの横やり、そうしているうちに話が平行線に。

 T(悪徳)社:「でも、おかしいじゃないですか?K社は工務店と一緒になり、違法な価格で売りつけているのですよ」
 <はぁ、頑張って工務店と提携を作ればいいじゃない!?>

 私:「ガス価格は、平成9年からの法律改正で自由化(あらかじめホームページでいろいろ調べておいた)になり、業者ごとの価格が決められているのは仕方がないことです。たとえば、ガソリンの給油所ごとの価格がマチマチになっていると同じです」

  私もT社も用紙にカキカキカキカキ・・・・・・とペンを走らせる。

 T(悪徳):「こうなってしまっては、法務部の弁護士を立て裁判になるかも・・・」
 
 私:「原告はT社で被告はK社ということで決着をつけてください。私はその結果を見てどちらかにするか最終的に決めたいと思います」
 
 急に話をコロコロと変え、平行線に振り出し。
 やっと諦めてくれたのか、帰ると話が出たとき「この間、パンフレットをいただきましたよね。経営がしっかりしておられるのに今回は残念だと思います」と締め出し。  

 一発で撃退すると逆さ恨みがこわーいし。 時計を見たら、8時22分。
 つまり、50分間も粘り続けていた・・・・。

 (ここまで)

 こういうこともあったし、人をだまそうとするなんて大っきらいです。
 だまされるほうも悪いですけど、この世はどうなっているでしょうか。 

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