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沖縄県外の人が見たらビックリします

2009-10-16 00:00:00 | 沖縄

200910160001  沖縄の新聞といえば、「沖縄タイムス」と「琉球新報」の2紙。
 朝日、読売、毎日などは本土から空輸するため、配達されるのは午後以降だったり、地元の話題中心になる紙面も内地版なので、沖縄に関するものは全然載っていない。
 (日経新聞だけは本土の紙面データを受信し、現地で印刷)
 ホテルのロビーに本土紙が置かれてあったりするので、仕事や勉強のために読む人もいるそうです。
 うろ覚えですが、地域情報は「東京」なので、もしかしたら羽田から朝一で運ばれているかも。(これはあくまでも私の憶測)

 朝から読めるのは、やはり地元紙。
 ある一面を見て、ビックリしてしまうのは訃報とお墓に関する広告。
 ひとつの訃報スペースが大企業の社長、または著名人なのか?と思わせるほど、故人から喪主、親戚一同、友人まで大勢の名前がずらりと並んでいるのが特徴的。
 内地だと個人情報保護の概念により、そのような広告がないのは当然なことですが、沖縄の人はお盆や清明(シーミー)、旧正月の行事に一族総出でどんちゃん騒ぎをするのが大好き。
 お墓も一軒家のような「破風墓(はふうばか)」・・・特徴は屋根の部分は生命発祥の地に戻ることを意味する妊婦のおなかの形になっている。
 集結する大勢の親戚を収容すべく、墓前に大きなスペースがあるのは沖縄ではスタンダードだそうです。
 沖縄戦争時の隠れ家として、広いスペースを確保できるお墓の中で過ごされたケースもありました。
 訃報を新聞で丹念にチェックし、知り合いを見つけたら集結することになります。
 本土では信じられないことだけど、沖縄では当たり前になっているようです。

コメント (2)
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