魚尽くし南房総の旅 No.5

  こんなに魚尽くしの料理を食べたのは、山口（二見）の実家以来。
　毎日獲れたての刺身ばかりなので、「もう刺身は出さないでくれ」と文句を言っていたのを思い出す。


　朝ごはんまでも船盛り！！朝っぱらから豪勢な・・・。
早朝から漁に出ているので、その魚たちは数時間前までは活きていた。
　アジ、カンパチ、かわはぎ、イカの４種類、船首までもかわはぎが乗っている！！


　かわはぎという名前だけど、山口では「メボ」と呼ばれている。
ドックおじさんが山口にいたときは数分間で２７匹も獲れたことがあるらしい。
　足ひれを動かし、砂ぼこりを立てるとメボがたくさん群がってきて、一匹ずつ槍で一撃。同じ仲間が次々といなくなっているのに、気づかないほどのまぬけな魚なので簡単に獲れるらしい。

　カンパチも山口では「アカハナ」。
　カンパチは比較的賢く、回遊してきたら、逃げるようにして、カンパチに油断させておく。
　後ろにまわし、一撃。（ドックおじさんの話）

　酸素ボンベを使わない素潜りなのに、息を調整したあとは３分間も自由に海中で動き回れるらしい。

　アジの姿づくり。
目が真っ黒に輝いているので、さっきまでは泳いでいたということがわかります。
　目を見つめると、「こんな姿にさせやがって」と訴えかけているかようでちょっと恐い。

　チェックアウトは１０時、「魚が恋しくなったら、また来るからね～」