「トップガン」を見て

　映画「トップガン」を見ました。

　昨年テレビ放送されていたのを録画してそれっきりだったのですが、この度ようやく視聴しまして……いやもうめちゃくちゃ面白いですね！

　聞き覚えのあるBGMから始まり、スリル満点の空中戦、無茶で無謀な天才パイロット・マーベリックの危険な魅力、「トップガン」を目指す者たちとの対立と友情、公には出来ない恋愛、襲い来る悲劇、彼の再起を信じる上官、そして実戦へ……分かりやすいストーリーと、魅力的な登場人物、会話のテンポの良さ……文句のつけようがない名作でした。
　特に主人公であるマーベリックはもちろんのこと、彼を取り巻く登場人物もみな魅力的なのが良いですね。出番の多いバイパーやアイスマンなどはもちろんのこと、出番の少ないマーベリックのパートナー・グースの妻についても、マーベリックを励ますシーンが印象に残りました。この時の、何を口にしたら良いか戸惑うマーベリックの表情や仕草もまた良いですねぇ……登場人物がみんな生き生きとしているのがめっちゃ良い…
　
　他にも、「誰の味方か」を問うシーンや、マーベリックが援護に回るのは妥当なのかと進言するシーン、実戦後にマーベリックが取った行動などなど、色んなシーンが印象に残っています。いやもう本当に良い映画でした。

　テレビ放送されたのは、今年公開予定の新作映画も関連しているようで。本作が1986年の映画だから、今度公開されるのは第4作目とか5作目なのかなー、それまでにシリーズ一通り見ておかないとなー…と思って調べたところ……今度公開される映画が2作目なんですね！？
　いやもうてっきり新しい相棒と組む2作目、マーベリックの息子が空を目指す3作目、登場人物を一新した4作目ぐらいは作られているものだとばかり…意外ではありますが、その分「新作を見る前に見ておかなければならないもの」が減る、ハードルが下がるというのはありがたいことでもあるなーと。

　そんなこんなで思っていた以上に楽しかった「トップガン」。続編の公開も楽しみにしております。