ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマントリガー 第25話(最終回)「笑顔を信じるものたちへ~PULL THE TRIGGER~」

2022-01-22 10:46:41 | ウルトラシリーズ
ウルトラマントリガー 第25話(最終回)「笑顔を信じるものたちへ~PULL THE TRIGGER~」

 やっぱエピソードZの特報は最終回後に流すべきだったんじゃないかと思わざるを得ない。

 というわけでトリガーが最終回を迎えました。いくつか良い描写はあったものの、個人的には盛り上がらない、物足りないといった気持ちの方が強い終わりとなりました。

 メガロゾーア戦は思わぬサプライズこそあれ、周囲の暗さと相まって大差ないように見えてしまいました(汗。また、海のガタノゾーア、陸のメガロゾーアといった対比がなされているかと思ったら、海上に誘き出して作戦を展開したのは正直残念でしたし、これまであまり物語に関わってこなかった一般市民、特に子供が映った瞬間にその後の展開は大体読めましたし…シズマ会長にあのシーンを想起させていたのを見ると、状況を重ねたのは意図的であり、それが悪いことだとは思いませんが、ティガとは違うところをもっと見せて欲しかったようにも思います。
 ただ、ここでトリガーの力の糧となったのが「光」ではなく「笑顔」だったのはトリガーらしさがありましたね。終盤においても、笑顔でいられない時だってあるからこそ、早く…という描写がなされていたのも良かったなーと。

 最後には忘れかけていたルルイエが出てきたりもしましたが…結局あの花なんだったんですかね…大層な名前をしている割に全く物語に関わってこなかったな…


 とまぁ、そんな感じでトリガーも一旦終わったわけですが…序盤にこの作品の雰囲気に乗れなかったのがずっと尾を引いてしまい、全体的にはあまり楽しめませんでした。いくつか印象的なシーンはあるものの、それ以上に「これってどうなの?」と首をかしげてしまうシーンの方が多かったです。
 特に序盤、あまりにもあっさりやられ過ぎたギマイラや、「トモダチ」に関する言及が一切ないまま終わったガゾートは残念でした。かと思えばガッツファルコン以上に良い働きをするガッツウィングや、ティガ本人が登場したりと「この作品はティガをどうしたいのか、意識しているのかしていないのか」という疑問が常について回っていました。ティガを見ていなくても視聴に特段問題は無かったのはありがたいところですが…

 闇の三巨人とはまた違う方向からユナを狙っているかと思えば、いつの間にやら味方に収まっていたイグニスに関しても、個人的には良く分からないままでした。最初に敵だと思い込んでしまったのがまずかったかな…あと、力だけ行使されるトリガーダークの扱いは個人的にはちょっと…最終回の流れを見るに、あくまでも「トリガーダーク」としておく必要があったんでしょうけども、私の苦手なインナースペース描写と相まって、ロボットを操ってる感覚が強くて苦手でした。

 つまらないとまでは言いませんが、個人的には薄味に感じてしまったなと…全話見たうえで見返せばまた違う面白さに気づけるかもしれませんが…ともあれ、ありがとうございました。エピソードZは…いつ見るかなぁ…


 また、ギャラクシーレスキューフォースのボイスドラマも最終回を迎えました。改めて勢ぞろいした彼らを見ると…本当に個性豊かなメンツが揃ってますね。一体誰がこのメンバーを想像できたでしょうか。だからこそのワクワク感や期待がもてるチームでもありますから、今後の活躍にも期待です。そしてリブットが向かった先は……
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ミラーマン 第32話「今救え!死の海-シーキラザウルス登場-」

2022-01-22 08:05:21 | 特撮
ミラーマン 第32話「今救え!死の海-シーキラザウルス登場-」

 「シーキラー」だと思っていたら「シーキラ」なんですね…

 さて今回は舞台・BGM共にいつもと違う雰囲気を漂わせているお話。海洋調査船の乗組員が相次いで浜辺に打ち上げられる中、一人行方不明の岩野教授。その教授を探す謎の女性と、彼女を父の元に導こうとするサングラスの集団…後者はもちろんインベーダーなわけで。
 普段はどこからともなく京太郎に語り掛けて来るインベーダーですが、今回は珍しく姿を現していました。円谷プロ画報では彼がインベーダーのボスと紹介されていましたが、今後も登場するのでしょうか?あと、同書に掲載されている京太郎の紹介写真は今回登場したホテルで撮ったのかな?
 
 にしても、インベーダーのボスと思しき相手からの直接の警告もあり、京太郎がいつも以上にインベーダーを警戒している状況にも関わらず、ああも連れ立ってぞろぞろと階段からサングラスの集団が下りてきたら、警戒しない方がおかしいですね(笑。
 また、インベーダーが闇の中から現れるように、京太郎=ミラーマンは鏡を経由して移動が可能。それを生かしたのか、後半京太郎が突然ボートの中から現れるというシーンがありました。ボートの中に身を潜めていたとも考えられますが、インベーダー視点だと京太郎も神出鬼没なんだなーと。

 そして今回の敵はその名もズバリな海洋汚染怪獣シーキラザウルス!シーキラザウルスによって黄色く濁った海ではミラーマンの動きは鈍り、大ピンチに。しかし、そこで海を救うという人々の想いを思い出したミラーマンが起死回生のミラクル・キックを放つ!…ものだとばかり思っていました。いやー、まさかジャンボフェニックスにあんなことが出来たとは。シーキラザウルスの周囲をバリアで覆ったり、地形ごとどこかに移動させるのかと思っていたら…想像以上に大掛かりな作戦で驚きました。その後、思う存分に力を発揮するミラーマンと、打って変わって成すすべなくやられていくシーキラザウルスの対比も面白かったです。シーキラザウルスの最後はこれまでに無いものでしたが、爆発させた際に体から漏れ出るであろう毒液の類を警戒して、ああいった撃破方法を選択したのかな?

 ラストシーンの風船の意味は…綺麗な海であって欲しいという願いの表れか、道半ばで倒れた博士たちへの手向けか…どこかしんみりとしたラストだったところで、また次回。次回はペアモンスキング登場!
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