日本で2021年に公開された実写映画「モンスターハンター」を見ました。
本作はアルテミス大尉をリーダーとする部隊が突如として雷に見舞われ、次の瞬間に行きついた先はディアブロスらが闊歩する「モンスターハンター」の世界だった。訳も分からぬままモンスターたちに蹂躙されていく彼女たちの前に、1人のハンターが現われて…
といった感じで始まる本作。とにもかくにも「実写版」の響きを聴くだけでビクッとしてしまう体質になっていますが、本作は……例えるならゲームが日本版ゴジラで、映画はハリウッド版ゴジラといった感じ……伝わるかなぁ、この表現(汗。
本作は序盤はネルスキュラ、中盤はディアブロス、終盤はリオレウスとの戦いが描かれています。
ネルスキュラとの戦いだけを切り取ると、巨大な蜘蛛に襲われるパニック映画と言われても信じてしまうと思います。ゲームでもゲリョスやフルフルの皮を利用する生態が描かれていたネルスキュラですが、本作では人間相手におぞましい生態を披露してくれやがりました。あのシーン、マジで気持ち悪くて、見る映画を間違えたかと思うほどでした。
ディアブロスとの戦いでは「ネルスキュラを倒して得た素材を生かす」というモンハンならではの戦いが描かれ、そしてリオレウス戦においては、リオレウスがめっちゃ生き生きと動いているのが印象的でした。あれは空の王者ですわ……
素材のために部位破壊を狙ったりする暇などなく、とにかく生きるために、モンスターを倒すために必死に戦う様が描かれている本作。モンスターも初期からいるリオレウスやディアブロスといったモンスターのみならず、比較的新しいネルスキュラなどが登場してくれたのは嬉しかったですね。また、未プレイですが「フロンティア」の用語も出てくるとは思いませんでした。
ただ、生き生きとしているモンスターの見ごたえはあるものの、それ以外で特に面白い要素があるかと言われると微妙なところ。
モンハンといえば多彩な武器や防具の組み合わせも醍醐味の一つですが、主に使われるのは弓矢や双剣、大剣?であり、それ以外の武器にあまり目立った活躍は無かったように思えます。ゲーム以上に武器よりも戦略がメインになっているので、武器の影が薄くなっているようにも感じました。後半登場するハンターたちの活躍は無いに等しいですし…「モンスターハンターの映画」というよりは、「モンハンのモンスターが出て来るアクション映画」な気がしなくもなく。
あと、モンハンといえば!な、あの音楽に出番ってありましたっけ…聞いた記憶が無いのですが…
ラストは如何にも続編がありそうな雰囲気を漂わせていましたが、どうなることやら。とりあえず、やたらと気持ち悪いネルスキュラと、終盤のやりたい放題のリオレウスだけは見ておいて損はない気がする映画でした。
本作はアルテミス大尉をリーダーとする部隊が突如として雷に見舞われ、次の瞬間に行きついた先はディアブロスらが闊歩する「モンスターハンター」の世界だった。訳も分からぬままモンスターたちに蹂躙されていく彼女たちの前に、1人のハンターが現われて…
といった感じで始まる本作。とにもかくにも「実写版」の響きを聴くだけでビクッとしてしまう体質になっていますが、本作は……例えるならゲームが日本版ゴジラで、映画はハリウッド版ゴジラといった感じ……伝わるかなぁ、この表現(汗。
本作は序盤はネルスキュラ、中盤はディアブロス、終盤はリオレウスとの戦いが描かれています。
ネルスキュラとの戦いだけを切り取ると、巨大な蜘蛛に襲われるパニック映画と言われても信じてしまうと思います。ゲームでもゲリョスやフルフルの皮を利用する生態が描かれていたネルスキュラですが、本作では人間相手におぞましい生態を披露してくれやがりました。あのシーン、マジで気持ち悪くて、見る映画を間違えたかと思うほどでした。
ディアブロスとの戦いでは「ネルスキュラを倒して得た素材を生かす」というモンハンならではの戦いが描かれ、そしてリオレウス戦においては、リオレウスがめっちゃ生き生きと動いているのが印象的でした。あれは空の王者ですわ……
素材のために部位破壊を狙ったりする暇などなく、とにかく生きるために、モンスターを倒すために必死に戦う様が描かれている本作。モンスターも初期からいるリオレウスやディアブロスといったモンスターのみならず、比較的新しいネルスキュラなどが登場してくれたのは嬉しかったですね。また、未プレイですが「フロンティア」の用語も出てくるとは思いませんでした。
ただ、生き生きとしているモンスターの見ごたえはあるものの、それ以外で特に面白い要素があるかと言われると微妙なところ。
モンハンといえば多彩な武器や防具の組み合わせも醍醐味の一つですが、主に使われるのは弓矢や双剣、大剣?であり、それ以外の武器にあまり目立った活躍は無かったように思えます。ゲーム以上に武器よりも戦略がメインになっているので、武器の影が薄くなっているようにも感じました。後半登場するハンターたちの活躍は無いに等しいですし…「モンスターハンターの映画」というよりは、「モンハンのモンスターが出て来るアクション映画」な気がしなくもなく。
あと、モンハンといえば!な、あの音楽に出番ってありましたっけ…聞いた記憶が無いのですが…
ラストは如何にも続編がありそうな雰囲気を漂わせていましたが、どうなることやら。とりあえず、やたらと気持ち悪いネルスキュラと、終盤のやりたい放題のリオレウスだけは見ておいて損はない気がする映画でした。