仮面ライダー剣 第18話
レンゲルに変身した睦月には変身中の記憶が無かった。一旦は睦月からベルトを回収したものの、レンゲルのベルトは再び睦月のもとへと戻り、少しずつその精神を蝕み始めていた。
一方でかつてギャレンへの変身実験において右腕を失った男・桐生豪は、行き場のない正義への憧れを満たすべく、自らの判断で犯罪者を処刑する危険人物と化しており・・・
感想
草加も大概でしたが、桐生さんも相当ヤベーやつですね・・・これ日曜朝に放送していたってマジで?
さて今回は睦月の変化が描かれることに。前回はスーパーのレジ打ちをしながら一家団欒の光景を想像するような優しい少年だったのが、今回は一転、スパイダーアンデッドによる精神支配を受け始めているためか、個人プレーを非難したバスケ部員に手を挙げ、更に心配してくれた同級生・望美をも手にかけようとする始末。
それまでレンゲルの力に魅入られ、ベルトを回収される時も「まだ慣れていないせい」だと不満を呟いていた睦月ですが、さすがに望美に手を出してしまったことは相当なショックだったようで、ベルトを川へ投棄・・・しても戻ってくるうえに強制変身とか恐ろしいことを・・・完全にスパイダーアンデッドの操り人形と化してしまっていますが、スパイダーアンデッドは自分自身の封印をリモートで解除するつもりは無いんですかね?それ以上にレンゲルの方が強いし、好き勝手出来る分都合が良いのでしょうか。
睦月の精神の隙を突いたスパイダーアンデッドですが、彼の精神を完全に支配できたわけではなく。たびたび頭痛にさいなまれているのは睦月の中にある良心がレンゲルの力と反発しあって変身解除に至っている感じなのかな。
それならまだレンゲルや彼が封印を解いたアンデッドとの戦いに勝ち目がある・・・かと思いきや、何とレンゲルの力に目をつけた桐生さんがレンゲルに変身。一切の躊躇なく犯罪者に個人的制裁を下す桐生さんならば、精神的には睦月よりも良くも悪くも完成しているでしょう。変身早々にリモートで封印を解いたアンデッドたちの統率を取っていましたし、睦月レンゲル以上に厄介な人物になりそうです。
にしても、桐生さんのキャラは強烈ですね。自らの「正義」を振りかざし、悪を罰する・・・と言えば聞こえは良いですが、実際やっていることは「何の権限も無い一般人が個人的感情と正義感を満たしたいという欲望の赴くまま、個人的制裁をくだしている」という、自らが裁いている犯罪者と同列のこと。悪のみならず、こうした行き過ぎた正義、はき違えた正義もまた悪と同じように怖いことを思い知らされるキャラクターです。
そんな桐生さんからしてみれば、ギャレンの力を捨てた橘さんは「腰抜け」。ですが、睦月がベルトを拾ったことや桐生さんの変貌に責任を感じ、ギャレンのベルトを返却してなお彼らを手伝ってくれている橘さんを「腰抜け」だとは思えません。手にした力で正義の名のもとに暴走するくらいならば、力を恐れる腰抜けの方がよほどマシな気がしますし。
桐生レンゲル登場を前に、遂に次回橘ギャレン復活!
レンゲルに変身した睦月には変身中の記憶が無かった。一旦は睦月からベルトを回収したものの、レンゲルのベルトは再び睦月のもとへと戻り、少しずつその精神を蝕み始めていた。
一方でかつてギャレンへの変身実験において右腕を失った男・桐生豪は、行き場のない正義への憧れを満たすべく、自らの判断で犯罪者を処刑する危険人物と化しており・・・
感想
草加も大概でしたが、桐生さんも相当ヤベーやつですね・・・これ日曜朝に放送していたってマジで?
さて今回は睦月の変化が描かれることに。前回はスーパーのレジ打ちをしながら一家団欒の光景を想像するような優しい少年だったのが、今回は一転、スパイダーアンデッドによる精神支配を受け始めているためか、個人プレーを非難したバスケ部員に手を挙げ、更に心配してくれた同級生・望美をも手にかけようとする始末。
それまでレンゲルの力に魅入られ、ベルトを回収される時も「まだ慣れていないせい」だと不満を呟いていた睦月ですが、さすがに望美に手を出してしまったことは相当なショックだったようで、ベルトを川へ投棄・・・しても戻ってくるうえに強制変身とか恐ろしいことを・・・完全にスパイダーアンデッドの操り人形と化してしまっていますが、スパイダーアンデッドは自分自身の封印をリモートで解除するつもりは無いんですかね?それ以上にレンゲルの方が強いし、好き勝手出来る分都合が良いのでしょうか。
睦月の精神の隙を突いたスパイダーアンデッドですが、彼の精神を完全に支配できたわけではなく。たびたび頭痛にさいなまれているのは睦月の中にある良心がレンゲルの力と反発しあって変身解除に至っている感じなのかな。
それならまだレンゲルや彼が封印を解いたアンデッドとの戦いに勝ち目がある・・・かと思いきや、何とレンゲルの力に目をつけた桐生さんがレンゲルに変身。一切の躊躇なく犯罪者に個人的制裁を下す桐生さんならば、精神的には睦月よりも良くも悪くも完成しているでしょう。変身早々にリモートで封印を解いたアンデッドたちの統率を取っていましたし、睦月レンゲル以上に厄介な人物になりそうです。
にしても、桐生さんのキャラは強烈ですね。自らの「正義」を振りかざし、悪を罰する・・・と言えば聞こえは良いですが、実際やっていることは「何の権限も無い一般人が個人的感情と正義感を満たしたいという欲望の赴くまま、個人的制裁をくだしている」という、自らが裁いている犯罪者と同列のこと。悪のみならず、こうした行き過ぎた正義、はき違えた正義もまた悪と同じように怖いことを思い知らされるキャラクターです。
そんな桐生さんからしてみれば、ギャレンの力を捨てた橘さんは「腰抜け」。ですが、睦月がベルトを拾ったことや桐生さんの変貌に責任を感じ、ギャレンのベルトを返却してなお彼らを手伝ってくれている橘さんを「腰抜け」だとは思えません。手にした力で正義の名のもとに暴走するくらいならば、力を恐れる腰抜けの方がよほどマシな気がしますし。
桐生レンゲル登場を前に、遂に次回橘ギャレン復活!