ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4 その2

2009-03-31 17:07:06 | アニメ・ゲーム
「今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4」のその2です。

アキカン!

ストーリー:2点
「アキカン・エレクト」というアルミ缶とスチール缶の命運をかけたバトル・・・というのはあって無いようなもの。殆どラブコメ中心で、どことなく全体に薄さを感じました。けれどもこのアニメに限っては、具体的なストーリーは不要だったのではないでしょうか。「楽しければ良い」そんな気持ちで見れれば楽しめることでしょう。

キャラクター性:5点
キャラの変態率が多かったですね。主人公からして変態ですし。登場人物は少ないものの、全員がとにかく濃く、そして生き生きしてました。甘字だけは例外ですが(苦笑。

画:2点
作画が乱れない回の方が珍しかったような。その崩れ方すら楽しんでたので、あまり気にはなりませんでした。ただ最終回1つ前の話の作画の良さは異常。何故あそこで本気を出して、最終回で本気を出さなかったのだろう。

演出:3点
とにかく主役の福山さんが、とても楽しんで演技してらっしゃったと思います。常にハイテンションでしたが、締めるときはきっちり締めていたので良かった。ぶど子の子供の演技はやり過ぎなくらい、子供っぽかったです。
ただ小さな子供も見るかもしれないアニメで、セリーグとパリーグの略を流すのは如何なものかと。

音楽:3点
2種類あるOP。最初の内はどちらも好きになれませんでしたが、聴いているうちに妙に耳に残ってしまう。EDは毎回変わるという新しい試み。時折良い感じの歌もあったり、最後は初音ミクが歌ったりと、音楽への力の入れ具合はかなりのものでした。気になったBGMが無かったので3点。


総合的な評価:3点
個人的には理屈抜きで楽しめる、純粋に笑える良いアニメだとは思うのですが、作画の不安定さ、ちょっと過度な変態キャラたちがいるため、是非おススメ!とは言いがたいです。


機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン

ストーリー:3点
与えられた平和を享受するか、人々を変革させて本当の平和を手に入れるか。結局求めるものは同じだったのですが、色々な感情や人が入り混じって複雑に見えましたね。
流れとしては悪くなかったけど、意外性が足りませんでした。しかも結末は劇場版へと続く。


キャラクター性:3点
主人公らしく成長した刹那、感情豊かになったティエリア、しっかりした姉さんらしくなったフェルト、苦しみを乗り越えた沙慈。この4人に関しては文句無く高評価だったのですが、ヒロインであるはずのマリナの扱いが悪すぎた。1期からのキャラであるグラハム、留美、ネーナ、サーシェスの扱いも同様。イノベイターたちを優遇しすぎたのではないでしょうか。
刹那やティエリアに比べ、ライルに魅力を殆ど感じられませんでした。アニューとの関係以外に目立った所が見られません。カタロンのスパイや、ロックオンの弟と言うことが殆ど生かせておらず、勿体無いキャラです。
またアレルヤは・・・マリーを救って以来は電池でしたねぇ・・・活躍もハレルヤに取って代わられて。最後は幸せそうなので何よりですが。

画:5点
戦闘シーンの描き方が丁寧で迫力があり、魅力満載でした。人の作画も悪くなかったと思います。ただ顔の長いリボンズは酷かったな。

演出:3点
2週連続の銃撃END、メメントモリ2号機は許せる範囲でしたがトランザムの乱用が許せない。ここぞと言う時の為のトランザムなのに、とにかくトランザム。機体性能だけではなく、もう少し捻りを効かせた戦闘が見たかった。

音楽:4点
OP、EDは映像と共に良かったですし、BGMも好きなのがありました。ただマリナの歌がなぁ・・・歌自体は悪くないのですが、使いどころが悪かった。刹那がサーシェスにとどめを刺すシーンで使ったのはまだ良いとして、最終回のあのシーンでの歌は幾らなんでも酷い。

総合的な評価:4点
ストーリーそっちのけで、ガンダムや各機体の戦闘を見るだけなら素晴らしいものだったと思います。ただやはりストーリーや、キャラの多さによる消化不良が残念。世界はこれから変わっていく。「これから」であって、このテレビシリーズの中では結果があまり見えませんでした。劇場版は嬉しいのですが、ここで決着を着けて欲しかったというのが正直な気持ちです。見終わった後の余韻が殆どありませんでしたし。
ただ毎週楽しみにしていたこともあり、評価は4点です。


みなみけ おかえり

ストーリー:4点
2期とは打って変わって毎回明るい「みなみけ」が見れましたね。楽しくもあり、最終回では姉妹愛を感じました。無理せず、特に考えずほのぼのとしていました。

キャラクター性:5点
どこにでもいそうな人々なのに面白い人たち。冬馬、内田、藤岡、保坂が好きなキャラでした。特に良かったのは、出番がやけに多かった冬馬。いつ出るかがとても楽しみでした。

画:3点
決して毎回良いとは言い切れません。それでも以前のシリーズよりは安定していたと思います。

演出:4点
OPとEDが中途半端な箇所に入っていたのは何故。ED後も楽しめるというのも良いですが、長すぎではないでしょうか?

音楽:5点
平穏な感じの音楽で、毎回まったりしながら見ることが出来ました。

総合的な評価:4点
1期のような「みなみけ」が帰ってきて、楽しかったのは確かです。しかし逆に言えば1期に似すぎていたのでは。全く違うことをした2期は良くも悪くも「2期らしさ」があったと思います。もっと「3期らしさ」が欲しかったですね。強いて言うなら冬馬の出番ぐらいしか思いつかないのです(汗。


途中で切った作品
「まりあ†ほりっく」
最初は面白かったのですが、かなこの独白が長くてだるかった。意味も無く次回へ繋げたり、謎のおまけがあったりと、残念な箇所もちらほら。茉莉花というキャラやOPやEDが良かっただけに残念。今からでも見ようかな?

後半だけ見てた作品
「天体戦士サンレッド」
13分程度という短い時間ながらも毎回笑わせてもらいました。ニコニコ動画で配信されていたので、コメントありで見るのもまた楽しかったです。
正義の味方らしくない正義の味方、完璧に主夫な悪の将軍と、これまで見てきたどのヒーローとも違って新鮮でした。OPも良い感じ。


こんな感じになりました。改まって書くとなると、中々書けないものです。特に「みなみけ」は難しかった。


ベストキャラクター賞:南冬馬(「みなみけ おかえり」より)
ティエリアか渚か風子か。迷いましたが、やはりこのキャラです。活発でありながら時々女の子らしかったりと可愛らしいキャラだと思う。兄貴のナツキも捨てがたい。

ベストOP賞:時を刻む唄(「CLANNAD ~AFTER STORY~」)
美しく素晴らしい曲でした。

ベストED賞:君に、胸キュン(「まりあ†ほりっく」)
一番気に入ったのがこれ。

ベスト声優賞・男性:中村悠一(岡崎朋也、ミスター・ブシドー、森次玲二など)
渚を思い出すシーンでの演技が最高でした。多くの作品に出演されており、頑張っておられました。

ベスト声優賞・女性:能登麻美子(一ノ瀬ことみ、城崎絵美、姫神愛沙、エールなど)
演技は勿論ですが、2人の変態の相手をさせられたので、頑張ったで賞というか、功労賞というか。能登さん、本当にお疲れ様です。
コメント

今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4 その1

2009-03-31 15:51:15 | アニメ・ゲーム
ピッコロさんのブログ「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」にて開催されている「今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4」に参加させてもらいました。
意外と多かったので分けて書きます。

とらドラ!
ストーリー:3点
当初は竜児と大河が互いの恋愛を応援するという形で進んでいきましたが、次第にその形は変わっていきました。ラブコメではなくシリアス気味になり、前半との落差のせいか、じれったく、見ていてちょっとつまらなかったです。
そもそも12話程度だと思っていたので、長く感じてしまいました。
けれども「見えないもの」に関する話は面白く興味深いものでもあり、考えさせられることもあったので悪くはない。なので3点。

キャラクター性:3点
最後まで報われないまでも、吹っ切れて踏み出した亜美。3ヒロインと違い、素直にアピールし続けた木原。どんな時でも癒し、笑わせてくれた春田。この3人が好きだったので3点です。主役5人の内、亜美だけは最後まで好きでした。

画:5点
激しい喧嘩のシーンは荒々しく、笑えるシーンは可愛らしく描かれていたので、文句なしの5点。崩れた回は特に見当たらなかったような。

演出:5点
声優さんの演技は素晴らしかったですね。亜美と実乃梨の部屋での言い争いはハラハラものでした(汗。BGMや構図にも特に問題は見られなかったので5点です。

音楽:4点
OPとEDの変わる時期が展開的にはちょうど良かったかもしれませんが、やはり違和感がありました。それでも前期は楽しさ、後期は切なさを感じる良い曲だと思います。ただ心に残るBGMというのが無かったのが残念。「○○といえばこのBGM」が欲しかった。なので4点。


総合的な評価:3点
本編感想の時にも書きましたが、このアニメは非常に評価しづらいです。改めて書いていると楽しかった時の方が多かったようにも思えます。しかし最後のあの展開は、どうしても私には受け入れがたいものでした。あれさえなければ、シリアスな展開も必要だったと感じることが出来たのでしょうけども。


とある魔術の禁書目録

ストーリー:4点
能力者と魔術師の戦いと言う、ただでさえ私好みの設定の上、色々考えをめぐらせることの出来るアニメだったので大満足でした。ただ「妹達」の話で、橋の上で話し合う上条と御坂の箇所はグダグダだったと思う。いくら原作通りとは言え、改良して欲しかった点です。
説教も良いけど、やはりアニメで見るとちょっと長いかも。

キャラクター性:4点
上条当麻、一方通行、インデックス、御坂、御坂妹、打ち止め、シェリー、神裂、土御門・・・と本当に魅力的なキャラクターだらけでした。インデックスの声はピッタリでしたね。ただ、御坂の中の人はお姉さん的キャラのイメージがあるので、少し違和感がありました。それと能登さんは2期があったら出てくるであろうあのシスターに起用して欲しかった。なので4点。

画:5点
6巻までの原作を読むと、特に上条さんのデザインには違和感があります。でもアニメの方が良いので特に問題はないですね。崩れた時も無かったので5点です。

演出:4点
所々淡々としてはいましたが、やはり戦闘や説教には盛り上がりがありました。原作で戦闘を想像しながら読むのも良いですが、絵が着くと分かりやすくて良かったです。

音楽:3点
OPは思い出せるが、EDはちょっと思い出しづらい。また特に気に入ったBGMも無かったので3点です。決して悪くは無いですよ。


総合的な評価:4点
文章だと長さを感じない所でも、アニメでそのまま話されるとやはり若干だるく感じてしまった。原作を読んで分かることもちらほらあるので、説明不足だったかもしれません。
ですが魅力的なキャラクター、見ごたえのある戦闘、そして何より能力バトル。とても好きな作品になりました。原作をおススメしたい作品です。


CLANNAD ~AFTER STORY~

ストーリー:4点
ここまで感動したアニメも久々でした。
笑いあり、涙ありの良い作品なので、5点を上げたい所ですが、やはり最後の奇跡が気になる。原作を未プレイの私には分からない部分もありましたし。「原作をやっていること」が前提なのかも。
奇跡の部分をもう少し分かりやすくしてもらいたかったです。

キャラクター性:5点
序盤の春原のカッコいい兄貴っぷり、渚や汐の可愛らしさ、そして風子。キャラクターにはとても魅力がありました。汐を見ていると自分も親になって子供を育てて見たいと時々思ったのは秘密です(汗。

画:5点
作画の崩壊はありませんでしたし、綺麗な画がとても多かったです。キャラクターはもちろんですが、風景や光の表現が素晴らしかった。

演出:5点
朋也と汐の和解、渚を思い出して泣く朋也の演出は最高でした。これが見れただけでも満足ですね。出番は1期ほどではなかったですが、相変わらず春原の演技が良かったです。

音楽:5点
今期終了の中で1番のOPだったのではないでしょうか。最も良く聴き、そして聴くたびに昔を思い出して切なくなってました(苦笑。
BGMも結構印象的なのが多いですし、文句無しです。

総合的な評価:5点
奇跡の表現が惜しかったと思いますが5点です。
「奇跡が起こらず、あのままの世界での朋也を描く」という選択肢もあったでしょうが、それでは私は他の作品と変わらないと思う。あそこで人との繋がりが生んだ奇跡が起こるのが「CLANNADらしさ」ではないでしょうか・・・と、原作未プレイ者が偉そうに言ってすいません(汗。
それでも今期終了の中では最高の作品でした。出会えて、見続けてきて良かった。心からそう思える作品です。


鉄のラインバレル

ストーリー:4点
ヒーローに憧れる主人公が、様々な苦難を経て、本当の正義の味方へと成長していく物語。大切なのは力ではなく「想い」。その事を感じさせてくれたロボットアニメでした。最終回の王道っぷりはとても良かったのですが、やはりその前の話がなぁ・・・

キャラクター性:4点
初期の浩一は「本当に主人公なのか!?」と疑いたくなるような酷さでしたね。そこが面白くもありましたが、主人公らしくなった後半も馬鹿っぽさは残っていたので良い主人公でした。声はバッチリです(笑。
森次さんを筆頭に、演技も素晴らしかった。

画:2点
崩壊とまではいかないけれど、安定しなかったように感じます。正直あまり好きな画ではなかったんですよね(苦笑。他と比べて荒っぽいと時々。
しかしながらロボット戦闘シーンは素晴らしかった。スピード感もあり、見ごたえがありました。CGのロボットはあまり好きではないですが、CGだからこそ描けたのかも。

演出:3点
展開は王道でしたね。味方の死、味方の裏切り、敵との共闘、力を合わせて撃破・・・清々しいまでのロボットアニメ。捻りが無いと言ってしまえばそれまでですが、それでもラインバレルに相応しい王道を見せてくれたので満足です。
最終回前の盛り下がり、時々入る主題歌がちょっと大きかったことがマイナス。

音楽:5点
重みのあるBGMだったので、盛り上がりや緊迫感を上手く出してくれていました。OP、ED共に好きでしたが、EDは変わる必要は無かったのでは。


総合的な評価:4点
アニメは原作と異なる展開らしいですが、しっかり纏まっていましたね。最初こそ、本当に最低な主人公でしたが、浩一の精神的な成長を描ききれたと思います。
どんな状況であっても笑いやサービスを忘れないでいてくれたので、シリアスなシーンでも、時折和ませてもらってたので見やすかったです(汗。
ただこれから見る人にとっては、矢島が死ぬまでは浩一が激しくウザいので、そこまで耐え切るのが大変そう。普通の主人公像を期待している人にとってはきついかもしれません。作中では語られない、難しい用語や画と合わせて見る人を選ぶアニメかもしれませんね。
ただ戦闘やBGMには素晴らしいものがあるので、私の中では高評価です。

その2に続きます。
コメント

ゾフィー缶

2009-03-31 06:48:27 | ウルトラシリーズ
待ってたぜ・・・この瞬カンを!

と、いう事で5本目にしてようやくゾフィー兄さんの缶が出てくれました。やっぱり別格のカッコよさですね。ただ置いておくのもなんなので、上を切り抜いてペン立てにでもしようかと思ってます。

しかしこれまでの4本が
①メビウス
②メビウス
③セブン
④セブン
て嫌がらせかよ(苦笑。違う自動販売機で買ったのに何故。


そういえば明日は4月1日ですね。4月1日。アレが来る日ですよ、きっと。
コメント (6)