ひびレビ

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今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4 その1

2009-03-31 15:51:15 | アニメ・ゲーム
ピッコロさんのブログ「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」にて開催されている「今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4」に参加させてもらいました。
意外と多かったので分けて書きます。

とらドラ!
ストーリー:3点
当初は竜児と大河が互いの恋愛を応援するという形で進んでいきましたが、次第にその形は変わっていきました。ラブコメではなくシリアス気味になり、前半との落差のせいか、じれったく、見ていてちょっとつまらなかったです。
そもそも12話程度だと思っていたので、長く感じてしまいました。
けれども「見えないもの」に関する話は面白く興味深いものでもあり、考えさせられることもあったので悪くはない。なので3点。

キャラクター性:3点
最後まで報われないまでも、吹っ切れて踏み出した亜美。3ヒロインと違い、素直にアピールし続けた木原。どんな時でも癒し、笑わせてくれた春田。この3人が好きだったので3点です。主役5人の内、亜美だけは最後まで好きでした。

画:5点
激しい喧嘩のシーンは荒々しく、笑えるシーンは可愛らしく描かれていたので、文句なしの5点。崩れた回は特に見当たらなかったような。

演出:5点
声優さんの演技は素晴らしかったですね。亜美と実乃梨の部屋での言い争いはハラハラものでした(汗。BGMや構図にも特に問題は見られなかったので5点です。

音楽:4点
OPとEDの変わる時期が展開的にはちょうど良かったかもしれませんが、やはり違和感がありました。それでも前期は楽しさ、後期は切なさを感じる良い曲だと思います。ただ心に残るBGMというのが無かったのが残念。「○○といえばこのBGM」が欲しかった。なので4点。


総合的な評価:3点
本編感想の時にも書きましたが、このアニメは非常に評価しづらいです。改めて書いていると楽しかった時の方が多かったようにも思えます。しかし最後のあの展開は、どうしても私には受け入れがたいものでした。あれさえなければ、シリアスな展開も必要だったと感じることが出来たのでしょうけども。


とある魔術の禁書目録

ストーリー:4点
能力者と魔術師の戦いと言う、ただでさえ私好みの設定の上、色々考えをめぐらせることの出来るアニメだったので大満足でした。ただ「妹達」の話で、橋の上で話し合う上条と御坂の箇所はグダグダだったと思う。いくら原作通りとは言え、改良して欲しかった点です。
説教も良いけど、やはりアニメで見るとちょっと長いかも。

キャラクター性:4点
上条当麻、一方通行、インデックス、御坂、御坂妹、打ち止め、シェリー、神裂、土御門・・・と本当に魅力的なキャラクターだらけでした。インデックスの声はピッタリでしたね。ただ、御坂の中の人はお姉さん的キャラのイメージがあるので、少し違和感がありました。それと能登さんは2期があったら出てくるであろうあのシスターに起用して欲しかった。なので4点。

画:5点
6巻までの原作を読むと、特に上条さんのデザインには違和感があります。でもアニメの方が良いので特に問題はないですね。崩れた時も無かったので5点です。

演出:4点
所々淡々としてはいましたが、やはり戦闘や説教には盛り上がりがありました。原作で戦闘を想像しながら読むのも良いですが、絵が着くと分かりやすくて良かったです。

音楽:3点
OPは思い出せるが、EDはちょっと思い出しづらい。また特に気に入ったBGMも無かったので3点です。決して悪くは無いですよ。


総合的な評価:4点
文章だと長さを感じない所でも、アニメでそのまま話されるとやはり若干だるく感じてしまった。原作を読んで分かることもちらほらあるので、説明不足だったかもしれません。
ですが魅力的なキャラクター、見ごたえのある戦闘、そして何より能力バトル。とても好きな作品になりました。原作をおススメしたい作品です。


CLANNAD ~AFTER STORY~

ストーリー:4点
ここまで感動したアニメも久々でした。
笑いあり、涙ありの良い作品なので、5点を上げたい所ですが、やはり最後の奇跡が気になる。原作を未プレイの私には分からない部分もありましたし。「原作をやっていること」が前提なのかも。
奇跡の部分をもう少し分かりやすくしてもらいたかったです。

キャラクター性:5点
序盤の春原のカッコいい兄貴っぷり、渚や汐の可愛らしさ、そして風子。キャラクターにはとても魅力がありました。汐を見ていると自分も親になって子供を育てて見たいと時々思ったのは秘密です(汗。

画:5点
作画の崩壊はありませんでしたし、綺麗な画がとても多かったです。キャラクターはもちろんですが、風景や光の表現が素晴らしかった。

演出:5点
朋也と汐の和解、渚を思い出して泣く朋也の演出は最高でした。これが見れただけでも満足ですね。出番は1期ほどではなかったですが、相変わらず春原の演技が良かったです。

音楽:5点
今期終了の中で1番のOPだったのではないでしょうか。最も良く聴き、そして聴くたびに昔を思い出して切なくなってました(苦笑。
BGMも結構印象的なのが多いですし、文句無しです。

総合的な評価:5点
奇跡の表現が惜しかったと思いますが5点です。
「奇跡が起こらず、あのままの世界での朋也を描く」という選択肢もあったでしょうが、それでは私は他の作品と変わらないと思う。あそこで人との繋がりが生んだ奇跡が起こるのが「CLANNADらしさ」ではないでしょうか・・・と、原作未プレイ者が偉そうに言ってすいません(汗。
それでも今期終了の中では最高の作品でした。出会えて、見続けてきて良かった。心からそう思える作品です。


鉄のラインバレル

ストーリー:4点
ヒーローに憧れる主人公が、様々な苦難を経て、本当の正義の味方へと成長していく物語。大切なのは力ではなく「想い」。その事を感じさせてくれたロボットアニメでした。最終回の王道っぷりはとても良かったのですが、やはりその前の話がなぁ・・・

キャラクター性:4点
初期の浩一は「本当に主人公なのか!?」と疑いたくなるような酷さでしたね。そこが面白くもありましたが、主人公らしくなった後半も馬鹿っぽさは残っていたので良い主人公でした。声はバッチリです(笑。
森次さんを筆頭に、演技も素晴らしかった。

画:2点
崩壊とまではいかないけれど、安定しなかったように感じます。正直あまり好きな画ではなかったんですよね(苦笑。他と比べて荒っぽいと時々。
しかしながらロボット戦闘シーンは素晴らしかった。スピード感もあり、見ごたえがありました。CGのロボットはあまり好きではないですが、CGだからこそ描けたのかも。

演出:3点
展開は王道でしたね。味方の死、味方の裏切り、敵との共闘、力を合わせて撃破・・・清々しいまでのロボットアニメ。捻りが無いと言ってしまえばそれまでですが、それでもラインバレルに相応しい王道を見せてくれたので満足です。
最終回前の盛り下がり、時々入る主題歌がちょっと大きかったことがマイナス。

音楽:5点
重みのあるBGMだったので、盛り上がりや緊迫感を上手く出してくれていました。OP、ED共に好きでしたが、EDは変わる必要は無かったのでは。


総合的な評価:4点
アニメは原作と異なる展開らしいですが、しっかり纏まっていましたね。最初こそ、本当に最低な主人公でしたが、浩一の精神的な成長を描ききれたと思います。
どんな状況であっても笑いやサービスを忘れないでいてくれたので、シリアスなシーンでも、時折和ませてもらってたので見やすかったです(汗。
ただこれから見る人にとっては、矢島が死ぬまでは浩一が激しくウザいので、そこまで耐え切るのが大変そう。普通の主人公像を期待している人にとってはきついかもしれません。作中では語られない、難しい用語や画と合わせて見る人を選ぶアニメかもしれませんね。
ただ戦闘やBGMには素晴らしいものがあるので、私の中では高評価です。

その2に続きます。

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