さてさて、2011年の11月も今日で終わりだ。
みんなどんな風に過ごしてるんだろう?
昨夜は俺が「師匠」のように思ってる東京の人から
久しぶりに電話があった。
こういうのって、続くときは続くのだ。
「ばるぼら」のCDのプロデュースをしてくれた
服部さん。
我々が一緒にアルバムを作ったのは
もう、十年以上前になる。
あー、また服部さんと一緒に
ギターいじったり、
中古楽器屋行ったり、レコーディングしたり、
サケ飲んだりしたいなぁ!
服部さんは、
まわりの人達が病を得ることが最近多いらしく、
「年齢を感じる」と言う。
俺は何だか、俺達のまわりだけ時間が止まってしまったように
感じたりしてたんだけど、そんなわけはなく(笑)、
誰だって着実に年を取っていっている。
時間だけは、どんな存在にも平等で、
なんのためらいもなく俺たちから一秒ごとに一秒、
確実に奪っていく。
誰でもが等しく「失われていく存在」であるのだ。
「失われていくもの」を慈しむのと同時に俺は、
「変わらない現在の続行」を願う。
それは「どこにも届かない望み」ではあるのだけれど。