大切な人が逝ってしまった

2007-09-30 19:28:53 | Weblog



状況が緊迫していたけど、

俺はとにかく喰らいついていくつもりだった。

ずっと後を追ってきたのだから、

最後まで離れまいと思っていた。



27日に息をひきとって、

その晩が仮通夜で、

俺は彼の愛娘らとともに

朝までいっしょにいた。


ただの友人ではなかった。

同い年で、高校の同級生として出会ったのに

初めから圧倒的な存在だった。

引っ込み思案で、自分の殻を破れずにいた俺を、

ひっぱり上げてくれたのだ。


ランブルフィッシュのリーダーで

ヴォーカリストで

全ての作詞作曲者である

佐治朝吉。

本物の才能の持ち主だったし、

基本的に強引なのだけれど

すごくすごく優しかった。


一緒にバンドやってきたことは

いつまでも俺の誇りであり続けます。


さよならを言うつもりはないぜ。
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時候のご挨拶

2007-09-26 11:11:16 | Weblog


やっと今日あたりから、涼しくなってくれそうな

予兆が見え隠れするようないい天気。

俺の日記は只今休息中。


休息しながら、とりとめのないことばかり考えている。

答えのない「何故?」は、

いくら考えても同じなのかも知れないけど、


誰からも何の強制もなく生きられるのは

とても素晴らしいことだと思ったりするよ。


俺(達)は好きなところに住んできたし、

嫌な奴とは会わなきゃいいんだし。

まぁ、仕事・・・は嫌でもやるんだけど。


むむむ・・。とそんなことを考えたりしてます。


これはただの、時候の挨拶だよ。

やっと涼しくなりそうだぜ、

みんな、元気にしてるかい?

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唯幻論

2007-09-20 10:06:45 | Weblog
人生は永遠に続く夢ではない。

・・・頭ではわかっているつもりなのだけど

実感としては今ひとつである。


それは何故か?と言えば


俺の人生が始まる前には、俺はいないのだ。

人生が終わった後にもやはり、俺はいない。


、ということは、だぜ

この世界は「俺が見ている夢」だったとしても

全然おかしくないじゃないか。


論理の飛躍はあるけれど、

決定的な破綻はないはずだ。


世界というのが「俺が見ている夢」だったとしたら

俺の思い通りにならないのは何故なんだろうね?




・・・まあいいや、

ところで

猫とかも夢を見るらしいんだけど、

猫にとって夢と現実の違いって何だろうね?


実は大して違わないんじゃないかな。



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発現

2007-09-19 10:37:51 | Weblog

ありえないことが起こるのが

俺達の住む世界で、

そこでは

「事実は小説より奇なり」というのは

まごうかたなき真実なのだ。


この一瞬の重みを噛みしめよう!


俺達は「ついうっかりと」生き急いできたが、

その奔放さこそを・・・・・・・・。


怒涛のように流れる河の君、

次は何をして遊ぼう?



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「夜想」にて

2007-09-17 20:38:39 | Weblog
昨日は京都・「夜想」で

アコースティック引き語りのライヴをやってきた。

友達ばかり対バンで

とてもとても良かった。

「夜想」はすごい好き。

「夜想」の店主、まあちんの夜想キャバレーズ。

とても楽しいバンド。

まあちんは観るたびに惚れるぜ。

ギターの山田氏も大好きなのだが

もうひとりのギター、アイくんにも惚れたな、昨日は。

俺って惚れっぽいですね。

それはそれでいいや、好きな人間が多ければ多いほど

世界は楽しい場所になる。

ベースのセノくんとドラムのイクマも。

仲間が増えたぜ。

山海さんにも久しぶりに会えてうれしかった。

山海さん、若返ってた・・・・・・・・。

ピカレスクでいつもお世話になってる、

これまた大好きなケンヂさんも来てくれて感激。

俺の愛する(笑)ヨシヒデロウも来てくれたんだぜ。

そして東京から来た

エレファントアチェリイ。

これをやっているヒスイという奴は

俺のバンドでベースを弾いてたので何と言うか・・

まぁ親戚みたいなものである。

ピアノとチェロが良かった。

歌も上手くなったな、けっこう貫禄みたいなん(笑)あったぜ。

それで終わってから「夜想」で飲み倒してしまった、

最後まで残ってたのは俺とセノくんだった。

まあちん、遅くまでごめんねー。




実はちょっと気が萎えてたんだけど・・・・・・・・

またバンド作ろうかな。


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DO THE BOOGIE

2007-09-14 10:41:10 | Weblog
運命の巨大な塊が空から落ちて来て、

俺は今までのこと全部忘れてしまう。

過去なんて現在の一部でしかないし、

未来なんて現在が想像したものでしかない。

針の先ほどの「今」。

気が遠くなる程そいつを積み重ねて、

気がついたとき俺達は

一体どこにいるんだろう?

あの頃には想像もつかなかった

将来ってやつがここにあるぜ。

俺達はすったもんだの末・・・・

結局、こんなんなっちゃったんだ。

全然ろくでもない反面、

そんなに捨てたものではない。

どう評価するかってのはその人しだいだ、でも

他人がどう思おうがそんなもの関係ない、

要は自分でどう思うか?ってとこだ。

どう思う ???   

ってどうなんだろう、

俺は・・・・・自分のことはなるべく考えたくないんだ、

いつもいつも気にしてるのは君のことだけだ、

いや本当に。嘘じゃないぜ・・・・・。

でもこうなってしまったからには

それはそれで、

この状況でしか出来ないこともある。

俺はとにかくいろんなことを

ひっくり返しながらやって来たんだし、

まだやれるぜ。

もう一回、ひっくり返そうぜ

とにかく、

今からまた始められるんだ


何もないところから、また。



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ライヴやるよ

2007-09-12 10:43:04 | Weblog
次の日曜日

2007年9月16日

京都「夜想」に出演

片山道郎スラップスティック・アローン

アコースティック引き語り


ちなみにこの日は

夜想キャバレーズ

片山道郎

山海さん

エレファントとアチェリィ

という出演者、及び出演順。

ココロをこめてやります。

京都観光のついでに、どうぞ。

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中島らも

2007-09-10 13:04:36 | Weblog

高校生のとき、「宝島」という雑誌が大好きだった。

まだ白黒ページで(後にオールカラーになるのだ)、

「ビックリハウス」と同じ大きさの頃。

1983年くらいなんかな?

そこでやっていた「啓蒙かまぼこ新聞」。

わりに連載初期から「なんじゃこら?」と思って注目していた。

(あ、あれは連載ではなくてただの広告ページだったのだけどね。)

そのへんからはじまって、出るエッセイはとにかく

全部読むようになって、小説も読んでみたらぶっとびの良さ。

いちばんはじめに出た、「頭の中がカユいんだ」と、

吉川英二冶文学新人賞をとった「今夜、すべてのバーで」

は、もう、筆舌に尽くしがたい。

「ガダラの豚」みたいにエンターテインメント性抜群のものも

最高だった。

偶然だが、ライヴも見たことがある、

1985年かな、桃山学院大学の学祭、オールナイトのライヴで

山口富士夫を見に行ったのだがフジオさんは直前に逮捕されたらしく

出なかった。ステージで中島らもが目を赤くしてそのことを告げた。

中島らもバンドは・・・まあまあだった、

良くも悪くもなかった(笑)。

あれは、佐治と二人で行ったんだったよな。

彼のバンドと劇団のほうには全然興味なかったのだが

文章のほうはやっぱり好きで、晩年に出てる数冊を除いて

ほとんど読んでいるはずである。


俺は玉造に住んでいたこともあるのだ。

いや、「中島らも事務所」があるからではない、偶然なのだが。

街でらもさんを見かけることはなかった。

一度だけ、四天王寺にあるスタジオで目の前のベンチに

らもさんが座っていたことがある。

2002年だったと思う。

声かけようかどうしようかちょっと悩んで、

結局、何も言わなかった。

声かけなくて良かった・・・と、今では思っている。


らもさんが逮捕されたのが2003年か・・。

俺は笑っていた。これをネタに、また面白いのを

書くんだろうな、と思った。

(やっぱり書いたみたいで、でも読んでしまうのがもったいなくて、

俺はまだ読んでいない)

亡くなったのが2004年。

俺は、自分で勝手にらもさんに対してものすごく親近感を持っていて、

いつか何かで(作家とファンとしてではなく)出会えるのではないか、

とぼんやり思っていたのだ、馬鹿みたいだけど。

それで、というか何と言うか・・悲しかった。

すごく悲しかった。


今年、2007年に、らもさんの奥さんが本を出した。

「らも  中島らもとの三十五年」 中島美代子著

俺の誕生日に恋人がくれた。どうもありがとう。


すごい内容だった。赤裸々というかなんと言うか。

俺は戦慄したね。

インサイド・ストーリー的なものを読んで、

ここまで引き込まれたのは初めてだ。

まぁ、それくらい俺がらもさんファンだった、てことなんだろうけど。


やっぱりスゴイひとだったなぁ。

・・・いつか出会いたかったなぁ(←まだ言ってる)。



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空が不思議な色だった

2007-09-07 10:45:18 | Weblog



それは単に台風のせいなのだけれど、

空が不思議な色だった。


関係ないけど

七歳の時新宿を離れる時、

空を見上げて

「この空を一生、心に留めておこう」と思った

のを思い出した。

ヘリコプターが飛んでいた。


あのときも、

台風接近で荒れ模様の不穏な空だったんだよ、

確か。



でもそれはもう昨日のことで、

今日はもう台風一過の青空。


まるで何もなかったみたいだ、


別に何もなかったんだけど。




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IN THE LIGHTNIN` BAR

2007-09-06 15:11:01 | Weblog


YOU`D BE SO NICE TO COME HOME TO

というのは

「家に居るあなたが素敵だわ」

という意味なのだそうです、知ってましたか?

意外に、と言うか何と言うか、

家庭的ですね?


俺もめっきり外で飲む機会が減ってしまいました。

一時はもう、ミナミのブルース・バーに骨を埋める気か?

というくらいのイキオイだったのですが。


外で飲むとやはり、新しい出会いなどがあって新鮮なのですが

もういいかげん「新しい出会い」なぞ要らん・・・・

などと心の片隅でふと思ってしまうと、

出掛ける理由というのがすごく希薄になるのです。


それですごいことに気付いたのですが、

家で飲む費用って外で飲むのに比べて

五十分の一くらいで済むのです(笑)。

・・・・・いや、冗談抜きで。



でもバーで飲むのって、

楽しいときはすごく楽しいんだよな。

俺は密かに(?)

「アルコホリック・ジェット・コースター」

と名づけているのですが、


調子に乗って、馬鹿笑いをして、

知らない奴と友達になって、有り金はぜんぶ使って・・・。


俺みたいなのはちょっと「酒乱」の気があるみたいで、

時々言われます。

・・・いやぁ、それほどでも・・いやいやご謙遜を・・・

何をおっしゃいますやら、そちらこそ。



どこからどう見ても馬鹿まるだしではありますが。



さてこの先、俺がまた飲み歩き始めるような日々が

訪れるのでしょうか?


♪I DON`T NEED NO DIAMOND RING,

I DON`T NEED NO CADILLAC CAR♪

とか歌いながら。





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