通り過ぎていく物事がほんの少しの間だけ、
僕等の視界を横切ってゆくのだ。
そして色鮮やかな幻灯機みたいに、
とても華やかに弾け飛んで消えてゆく。
たったそれだけのことではあったけど、
そういうことの繰り返し・・・でしかないのが人生で、
いいことばかり続けばそれに越したことはない。
思うんだけど
僕は何かを「モデル」にしてるわけではない。
「お手本」なんかない、てことなんだけど。
それだったらつまり「完璧」も「破滅」も、
僕の中にしかない、ってことだ、そうじゃないか?
傲慢と小心は紙一重なのかも知れないが、
そんなのって、大した罪でもない・・・と思うな。
僕は僕の「傲慢さ」ゆえに傷つくのだ。
君はよく、僕のそういう「両極端」なところを指摘しては、
大笑いしてたものだった。
「衝動的」なところ、とかね、
その他もろもろ。