散文詩

2015-06-26 17:09:39 | Weblog






どんな風にして僕らは

           


         夏の夕暮れはいつも

                    
                     希釈されてゆく哀しみに

                                     

 時計はいつも空廻り


                              運命を逆に、振り回してやろうぜ?


                何ひとつ望まずに、何ひとつ願わずに



       ほんの小さなカケラしか残ってなかったにせよ



                           だって、これだって・・・長い夢の続きなのかもしれない





              とにかく「行く」って決めたんだ






                          異国みたいな夜


                          異邦人みたいな君


                          書き割りの街


                          蜉蝣のような今日


                         まるで あてのない明日










     そして 



夜が訪れるとすべての事情は一変した




                                    千載一遇のメロディ



                         「渾身の一撃」みたいな微笑み



        消えてゆくばかりの記憶


                 思い出すことばかりの後悔



                              少々のことでは動じずに



          行ける所まで行くしかない




         「幾らでも”やりよう”は、あった」なんてのは大嘘さ









                                      ほかに何が出来る?








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ラ・ママは素敵だった。

2015-06-21 17:45:56 | Weblog



ラ・ママは素敵だった。

皆さん、どうもありがとうでした。


俺は朝5時まで渋谷で飲んだくれてから ちょっと眠って、

高速道路を「地獄の季節号」で ひた走って

懐かしい古都・京都へ帰って来た。


時々感じるんだが、「地獄の季節」は・・・・・昨日言った例の

「初期衝動」みたいなのを失わずにちゃんと持っているバンドだ。

そして不思議なオリジナリティと吸引力も持っている。

個性的なメンバーだ、と(自分のことはさておき)、思う。


共に「旅」をするごとに我々は、

「より強固な我々」になっていっている・・・・・と思う。

視点はそれぞれ違うが、動いて行っている「方向」は同じなのだ。

さて、それで、「何処かにたどり着く」だろうか?

「何かを得る」だろうか?


どうだろう?


でもとにかく、何も望まずに・・・・・・・我々は、行くのだ。

いや、望みはひとつだけ、あった。

「アナタ」に、見に来て欲しい。それだけ。



「地獄の季節」次のライヴは7月4日土曜日

お馴染みの京都・御池の「夜想」。


おっと、その前に


ワタクシ、片山道郎がヴォーカル/ギターを務めるトリオ・ロック・バンド

「ROCA’66」が大阪・十三の「CLUB WATER」での

「粟田栄三追悼ライヴ」に出演するよ。


4曲くらいの短いセットだけれど、無料だし・・・他にも昔からの友達バンドが

たくさん出るので、見に来ておくれよ。

こないだリリースしたROCA’66の1STアルバム

”「意味論」その他の短編 ”も何枚か持って行くつもりだから、

買いに来てくれても・・・・いいだろ?


日程は6月28日、日曜日。出番は、3番目くらいかな。

だから、時間は早めに来て。

それで出番終わってからちょっと、飲もう。




ここんとこ、色んな出来事があったからさ。















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夢の食べ残し

2015-06-20 13:25:47 | Weblog



僕はまるで、

ずいぶん昔の

「夢の食べ残し」の隠し場所を突然思い出して、

ショートケーキみたいな「それ」を

はるか遠くから食べに来た・・・みたいな気分。

500キロメートルもの彼方から、はるばると。



あれから何年経ったと思ってるんだよな。

そんなの、あるわけないだろ・・・・・とか言って、

うそ?あったの?

さすがに腐ってるだろ?

え?ちょっと酸味はするけど、まだ充分食べれるって?


すごいなぁ、「形而上的」って。

何しろ・・そいつって、「地上のもの」じゃないからね。

「現実のもの」じゃない、って言い換えてもいいけど。


衝動、それも「初期衝動」さえ後生大事に抱え込んでいれば、

大抵のものは腐りはしない。


多少の酸味は、「発酵」だ。

「腐敗」と「発酵」は実は、全く同じ現象を

違う角度から見た呼び名なんだぜ。


さて、いい塩梅に「発酵」した、まるでショートケーキみたいな

「夢の食べ残し」、

どんな味がするだろうか。


15年もの、いや、もっとかな。



はははは。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・何と言うか、




「ラ・ママ」に行けば

デディの村上くんに会えそうな気が・・・・・・

するんだよ、冗談抜きで。








追記


この日記は渋谷からアップしている。

さっき

駅から、あてずっぽうで歩いてみたら

自然に「ラ・ママ」の前までたどり着いた。


意外に道って、覚えてるもんだな。





例の「渋谷ルシファー」って店も確か、小説の中で、

道玄坂あたり・・・・っていう設定だったはずだ。

そんなことは、どうでもいいんだが。




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明日の夜は渋谷で会おう。

2015-06-19 19:20:30 | Weblog


今夜我々はクルマに乗って出発する。

東京・渋谷「ラ・ママ」を目指して。

明日の朝には、どこかの路上にいるだろう。


旅、旅、旅。

どんな風に生きたって、人生はすべて「旅」の途中だ。

すべては泡沫の夢みたいに消えていくし、

どんな素敵な出来事も、どんな悲しい出来事も・・・・痕跡すら残らない。



それでも

ほんの少しでも、

君の記憶の中にだけでも、

「一瞬だけの輝き」が

残せたらいいな、と思うのだ。



そうすれば「一瞬」は永遠になる。

少なくとも、「僕」にとっては。



だからさ・・・・・・






明日の夜は、

渋谷で会おうぜ。











追記

そういやだいぶ以前に、「渋谷ルシファー」っていう小説があったよね。

あれ、けっこう好きだったな。
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「エピローグの引き伸ばし的人生」

2015-06-16 19:06:21 | Weblog



「生きながらブルーズに葬られ」た


のは、言わずと知れたジャニス・ジョップリンだが・・・・・




このアタシだって似たような境遇。



アタシの場合、前方後円墳(だか何だか)から掘り出され、


AEDのショックで息を吹き返して、今に至る所存。




え?人生の最後に見る、という走馬灯?


・・・見たけど、大して面白くなかった。


あれなら、「トムとジェリー」のほうがマシだわよ。




そう、生き返りはしたものの・・・・


アタシの心の臓には貴方の放ったロリポップ・キャンディ型の弾丸が


摘出されずに残ったまま。




だから、ってことなのか


生き返ったアタシに「痛み」なんてのは、無いも同然・・・・なのだった。





アナタにはそんな「エピローグの引き伸ばし」みたいな人生って


想像もつかないんじゃないかと思う。




例えて言えば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そう、



「マイナー・キーの10穴ハーモニカ」みたいなもの。




つまり、「応用が利かない」っていうか、「曲を選ぶ」っていうか・・・・。




とどのつまり、ろくでもない悲哀のノイズしか出ないのよね。





言ってることがわかんない?




だったら、大きな楽器屋に行って、Fマイナーか何か(マイナー・キーなら何でもいい)の



ブルース・ハープ買ってきてさ、吹いて御覧なさいよ。





きっとわかるから。






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旅は終わらない(昨夜はありがとう)

2015-06-14 15:51:26 | Weblog


昨夜のVOX HALLでの

「地獄のニコニコストレンジキャンプタイフーン」(だっけ?)

はとても良かった。

来てくれた人達に、海よりも深く感謝。

対バンにも感謝。

マルヤマはんとVOX HALLにも感謝。

それにしても

「夜スト」があんな風に熱いバンドだとは知らなかった。

「昭和」な感じがするし、すごく良かった。

「私の思い出」の奇天烈な無軌道さも、とても魅力的だ、

「マルヤマはんとかもがわカルテット」はコケティッシュでキュートでキッチュだ。

愛らしさ爆発。とても良かった。

VOX HALLというハコ、

25年ぶりに訪れたのだけれど、圧倒的にいいハコ。

立地も・・・京阪三条駅近だし、音響もいいし、ステージも広いし、楽屋も広い。

スタッフもやる気のアル人ばかり。

そして昨夜は、やる気満々のイヴェント。

こういうのに関われるのは、ラッキーだぜ。

「地獄の季節」も、俺が加入して3ヶ月くらいになると思うんだけど、

そろそろ、「新しい姿」に・・・なりつつあるよね?

セミの幼虫が木に登って脱皮して、そろそろ羽根が乾いてきた・・・ってなところか。

飛べるかどうか、は、運しだい。

っていうか・・・我々はアホウドリみたいに、「飛ぶ練習」しなきゃね。

「飛ぶ練習してるセミ」ってのも相当、滑稽な姿かもしれないけど。

さて。次の土曜日は渋谷「ラ・ママ」。

80年代~90年代は妙に華やかで、注目を浴びてたハコだった。

一種、特別な場所・・・では、あったよね。旧「LOFT」も、そうだったんだけど。

そういう場所のステージが今でもちゃんと在って(旧LOFTは、もう ない。)、

またそこに立てる、というのは何だか、光栄だ。

「ラ・ママ」だと どうしても、「ディディ・ワ・ディディ」を思い出しちまうなぁ。

そうだ、「ゆらゆら帝国」と再会したのも、たしか「ラ・ママ」だった。

1994年だったかな。「ばるぼら」で行った時。その時「かかし」とも再会した。

あとアレだ、「ホーボーズ・ジャングル」とも一緒にやったはず。

あれは「ランブルフィッシュ」の時だったか?

ああ、何か色々思い出してきたぞ。

ふふふ。

また新たな歴史を、「地獄の季節」で「ラ・ママ」に刻めることを感謝。

旅は終わらないのだ。





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明日は京都・VOXホールにて「地獄の季節」ライヴだよ。

2015-06-12 19:35:08 | Weblog
@京都VOX HALL


マルヤマはん企画

「地獄のストレンジキャンプ~ニコニコタイフーン」


17時30分会場→18時開演











さて


そのVOX ホールとゆうところはその昔・・・・・・・・


そうさね、このアタシがまだずいぶん若かった頃には


ビッグバン っていう名前でね。


その頃に俺、「ランブルフィッシュ」のギタリストとして


出演したことがあるんだな。


何年前だよ?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25年前?



す、すごいな。




ちょっと眩暈がするザマス。







まぁ、そんなことはどうでもいいんだが




「地獄の季節」、 かなり・・・・いい感じだからさ、



明日




ぜひ来ておくれよ。












に、25年ぶりに会おうぜ。



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2015-06-09 20:30:15 | Weblog


ひっさしぶりに佐治の夢を見た。


いつだっけ?

先週の土曜日だよ。

俺・・・ずいぶん永いこと、風邪なんて引かなかったのに

金曜日が寒くて、見事に油断して、

風呂上りに薄着で、ずっとギター弾いてたんだ。

絵を描いてるときと、ギター弾いてるときは

気温とかそういうの、一切、わからなくなるんだよな。

自分が「寒い」と感じてることが認識できなくなる。

あ、そうそう、一言で言えば「馬鹿」だ。

それで風邪引いて、

土曜日は、最近の俺にしては珍しく熱まで出た。

あのさ、俺さ、

煙草やめて・・・ランニングなんか始めて。

ここ何年かで以前とは「別人」みたいに

風邪引かなくなってるんだぜ。

以前は・・・・・・・・・・・・・何かの「習慣」みたいに風邪引いてたんだけど。


はい、それで本題。

熱出して、うなされて寝てたら、夢の中で佐治に会えたんだぜ。

昔からそうなんだけど あの人・・・・・・・・・・・・・・・

俺がピンチだったり、困ってたりすると、来てくれる。

そして、さらっと、何気なく、助けてくれるのだ。

今回もそうだった。

リアルな夢。

「夢」じゃないような夢。

深層心理にダイレクトに響くような。

心に響く体験。

でも、俺はその「夢」を、もう忘れつつある。

「夢」ってどうがんばっても、覚えてられない。

どうしたって「現実」も「夢」も、その場限りのもので・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だからこそ尊く、

美しいのかもしれない。




ああ、「佐治」って

「ランブルフィッシュ」のヴォーカルの人のことだよ。

いろんな意味で「運命の男」だったんだ。







何だか、色んなことが

遠い昔に起こったこと・・・みたいな気に、なっちまうよね。










まだ続いてるんだけどさ。



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どもありがっと!

2015-06-08 18:30:51 | Weblog


昨夜の


地獄の季節ライヴ@名古屋「TINY 7」は、良かった。


万難を排して、野を超え、山を越え・・・・・・はるばる行った甲斐があった、というものだ。


対バンもなかなか素敵だった。


来てくれた方々には、最上級の感謝を。


出会えた人たちにも感謝を。







スケジュールはタイトだが、関西を飛び出してライヴやること・・にはやっぱ、


意義(意味)が在るであろう。



「味噌カツ」も「えびふりゃあ」も食していないが俺は、



「名古屋」を堪能した・・・・・・・・・・・・・・・ような気がする。


お腹一杯で寝不足だわよアタシは。



また行くからね。




昨夜はありがっとね。






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名古屋へ。

2015-06-07 10:20:55 | Weblog



今夜!


名古屋「TINY7」にて


             「地獄の季節」出演だよ。



万難を跳ね返してアタシはギターを抱え電車に乗って「味噌カツ」の地へ向かう。







「えびふりゃー」よ、「シャチホコ」よ、


ちゃんと行くから・・・・・・・・・・・・・・・・待ってなさいね。







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