「夜の果ての旅vol・2」アコースティック編

2014-03-30 15:23:29 | Weblog

七転八倒ロックバンド、ROCA’66主催の

ライヴ・イヴェント、

その名も「夜の果ての旅」。

今回は「アコースティック編」で、

アコギ中心に、とっても凄いメンツがそろったよ。




まず、

正垣裕樹。

オルタナ・フォーク・ロック・シンガーという呼び名が懐かしい。

大阪を中心に弾き語りスタイルで、ずっと歌い続けている男。

本当にいい歌をうたう。

これまでにインディーで何枚かアルバムを出しているが、

どれも素晴らしい。

また、純粋アコースティックな(つまり、エレアコでない)ギターの音色も絶品。

必見。


そして、

「虹色エレジー」。

京都の趣味の良いライヴハウスとして好事家の間では有名な「夜想」。

そこの店長と店主の男女二人組。

歌とアコギと、シンセで描く、ドリーミーなポップロック世界。

切実に鳴っているアコギとシンセの絶妙に美しい音作り。

ど派手な、グラム・ロックを髣髴させるところもあり。

これも必見。



そして


萬太郎。


シニカル・サーカス・バップ・トリオ、「ベルリネッタ」のヴォーカル・ギターであり、

「バナナディーン」のヴォーカル・ギターでもある男。

飲み屋界隈では彼のことを知らない人はいない(笑)。

ポップで冷笑的?な言葉と、テクニカルな音楽性で、今回はアコギで弾き語る。

エンターテインメント性抜群。

面白いし、笑える。

絶対、必見。




そして今回、東京からやって来る

ナベジ。


東京の老舗のサイケ・ロック・バンド「スランキーサイド」のヴォーカル・ギター。

東京のロックシーン界隈をずっと渡り歩いてきた男。

ソロでは、リゾネーター・ギター(ドブロみたいなやつね)を抱えて、

本格的な・・・というか、本物のブルーズを弾き語る。

リゾネーター・ギターの音色も含めて、これはなかなか・・・・見ものである。

必見中の必見。




そして我々、

ROCA’66アコーステック。

ドラムスの樋口和也が、アコギを抱えて登場。繊細で、いいギターを弾きやがるのだ。

俺(片山道郎)も、もちろんアコギ。

そしてアコースティックROCA’66は特別ゲストとして、

コータロー氏がパーカッションで参加してくれる。

アコギは、俺の原点でもあり、今でもとても大事に思っている楽器だ。

このような形で今回、

アコースティック・ライヴを開催できることをとても嬉しく思ってマス。


大好きで、尊敬するアーティストばかり集めたんだよ。


こんな機会は、滅多にない・・・っていうか滅多にこんなの、出来ないから、

絶対絶対絶対!

来て欲しい。


開催場所もすごくいいところ!


大阪 心斎橋 アメリカ村、三角公園交番前のビル6階、

REED CAFE。

電話は090-3948-3322。


日時は

2014年4月12日、土曜日。

19:00スタート。


料金は2000円、1ドリンク付。
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ひとの気持ちはわかりにくい。

2014-03-26 18:51:24 | Weblog





グレン・グールドのメッセージは

「自分を信じなさい」だった。


上手くいかないことを、他人のせいにしてはいけない。


でも

無意味な自己批判なら しないほうがマシで、

もし自分が「悪」だった、としても、そんな自分を信じるしかない。


実際 へこんでいても何も始まりはしないので、

そんな穴ぼこからは早く脱出すべき では、ある。


誰かが言っていたのだけど、

他人に「してあげたこと」は忘れたほうがいい、

でも他人に「してもらったこと」は忘れないようにしよう・・・・・・って。


しかし 誰かに何かを「してあげた」と思っていても

その誰かは単に、迷惑に思ってるだけ、かもしれない。

何かを「してあげた」なんてこと自体、思わないほうがいいよね。



まあいいや、




それで

俺がするべきことは・・・・・・

マイナスを全部プラスに転化すること、それだけだ。

そうすることによって、

笑えないようなときでも、無理やり笑うのだ。


行き当たりばったりでもいいから、とにかく

また一歩、前に出す。


それしかねえ。




それにしても、それにしても。

他人の気持ちっていうのは、わかりにくいものだ。


でも それでいいのかもしれない。



僕は君と通じ合っていれば他はどうだろうが、痛くもカユくもないぜ。



あ、でもこういう偏狭なのは駄目だな。











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存在意義

2014-03-20 18:40:06 | Weblog



君は「君である」という事実・・・だけでも、

重要な存在意義を持っていて、

それは

すごいことだ、と思うのだが、どうだろう。



直視出来ないほど輝く時もあれば、

駄目駄目な時もあるけど、

どちらの時も、感心するくらい

「君らしさ」というのは失われない。

そういう 君の「記名性の高さ」ってのは、大したものだぜ。


「独自性」とかさ、「自発性」みたいなのって

実はとても大事なことで、

それらを全部

「必然」に転化していくことにおいて

君を上回る人間を僕は今までに

見たことがない。


君が、僕の精神を触発させ続けているのはつまり、

そういことなんじゃないか、と思うんだよ。



何か俺、また抽象的なこと言ってるけど・・・・・・・・・・・・・・・

伝わるよね?





追記

ROCA’66、次回のライヴは4月12日土曜日、

大阪・アメリカ村 三角公園向かいの REED CAFE。

ROCA’66主催のライヴ・イヴェント

「夜の果ての旅VOL・2アコースティック編」だよ。



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謝辞2014年3月。

2014-03-18 19:36:37 | Weblog

おとといの

ROCA’66  LIVE@FANDANGO,

来てくれた愛すべき友達に、


心からの感謝の意を表します。


本当にアリガットでした。


FANDANGOにも、アリガット。



特別な空間で、

俺はステージ上に

懐かしい友の姿を見出して、

とてもシアワセな気分を味わいマシタ。


すべてが必然である、という感覚。

色んなことがまだ、始まる前のことを思い出したよ。


それはつまり、

また始められる、ということだ。


とても深く、心に残る夜になりました。

まだ時間はある、と信じて


俺達はこれからも

ROCA’66を続けていく所存。


重ね重ね、

本当に、

ありがとう。




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スタート時間訂正、6時半過ぎ!

2014-03-13 03:03:50 | Weblog
訂正!!!!

2014年3月16日のFANDANGO、

ROCA’66の演奏スタートは、

夕方 6時半過ぎ!

走って来ておくれやす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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ROCA’66

2014-03-12 20:21:59 | Weblog


次の日曜日、

2014年3月16日

久しぶりに

大阪

十三

FANDANGOに出演する。


ヴォーカル/ギターは片山道郎、

ドラムスはEX. EASY WALKERSの樋口和也、

鍵盤奏者 ソヲラ。

この3人で、

名前は

ROCA’66。




この日は

5バンド出演で

我々は

2番手なので・・・・・・・

つまり、

ROCA’66の演奏は、

6時半時過ぎには始まるから、

早めに!

来て欲しい。







FANDANGO

2014/3/16(SUN)

出演(順不同)


ROCA'66

もりやまかずひさ&ザ・バックバンド

MOTHER OF SOUL

ワームス

The Dope


OPEN5:30

START6:00

\ 2000\ 2500




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FANDANGOというハコ

2014-03-12 16:42:49 | Weblog


FANDANGOに初めて出演したのは、

1988年の11月だった。

ランブルフィッシュ。


でもその前に、ちょっとしたプロローグがある。


1986年か・・・1987年。

多分あの秋だ、合宿免許に行った年。

俺と佐治は大阪でそれぞれ、一人暮らしを始めていて、

けっこうしょちゅう、酒を飲みに二人で出かけていた。

その頃よく行ったのが、梅田の阪急東通商店街。

あるとき、その東通商店街の中にあるライヴハウスみたいな店(名前が思い出せない)に、

ブギウギボーイズが出る、というので佐治と俺は出かけていった。

そのときにアズミさんとはじめて会ったのだと思う。

ブギウギボーイズは・・・いなたくて、上手くて、素晴らしかった。

そこで終演後、打ち上げみたいなのにもぐりこんで一緒に飲んでたら、

やけに威勢のいい、ちょっと色っぽい姉ちゃんがいて、俺と佐治に向かって

「アタシもうすぐ、ライヴハウスやるしな。君ら、バンドやってんねんやったら、出てよ」

と言った。

あとになって思い返せば、MUちゃんだった。

(MUちゃんはFANDANGOの初代店長である。)

MUちゃんはこのときのこと、覚えてるだろうか?

佐治は?覚えてた?

この話を佐治と、したかどうかすら、もう思い出せない。

これがプロローグ。

そんなことがあったなんて、知らなかっただろ?







そして1988年、11月。

この年の6月に俺達(ランブル)は、大事な、オリジナル・メンバーである

岩佐亘(イワサトオル)を、不慮の交通事故で亡くして、

深い深い失意の中にいた。バンドも、完全に止まっていた。何もする気が起きなかった。

事実、何も出来なかった。

そんな時だったけど(だからこそ)、バンドを復活させるため・・・いやその前に、

我々が人間として復活するための第一歩を踏み出すために、

俺と佐治が常連だったブルース・バー「FOUR ROSES」の白井さんのお勧めで、

白井さんのブルース・バンド「阪町倶楽部」と「ランブルフィッシュ」と2バンドで、

まだ出来て1年目くらいだったFANDANGOでライヴをやることになった。

ランブルフィッシュ、FANDANGO初出演。

YOUTUBEに、この日の「青の時代」の動画がアップされている。

これはもちろん、佐治が作った歌なのだけれど・・・・・・

「大切なもの」のことを歌った歌の冒頭が「公衆便所の前で」という言葉。

何というぎりぎりの境地。聖俗逆転。

すごい歌だと、今でも思う。

この歌が俺達に、岩佐亘を思い出させるのは何故なのだろう。悲恋の歌なのに。

「あの頃」の歌だからかな。

とても切ない。






そして、1990年12月の、ランブルフィッシュ

FANDANGOでのライヴ録音。

これは、CDとして、残っている。




そしてそして、月日はだいぶ飛ぶが、

復活ランブルフィッシュでの、

佐治との、最後のライヴも、もちろんFANDANGOだった。

2007年6月3日。

この日のことはまだ言葉に出来ない。











ほかにもいろいろあるんだけど。












FANDANGOとは俺にとって、

そういう場所なのです。








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古い夢 ROCA’66 LIVE@FANDANGO・2014年3月16日

2014-03-10 16:49:16 | Weblog

”壊れたもの”は 無理やりにでも修理して、

また出発しようぜ。


そりゃ満身創痍でズタボロで、

決して見栄えのいいものではないが・・・・・

でも、そうするしか道はない。


前進するエネルギーは、まだ俺達を後ろから

ぐいぐい押している。

ジェット・コースター・ロード・ムーヴィーの、

続編の続編の続編。


そろそろエンディングが近いか?と、何度思ったことだったろう。

でもまだまだ、終わりそうもない。


やりたいことをやりつくし、

欲しいものは残らず手に入れて、

世界をとにかく肯定して。



持続させろ、持続させろ、そうすれば、

ほんの数センチでも、移動できるだろ。


「前へ」でもいいし、「後ろへ」でもいい。

とにかく俺は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



まあいいや。


















2014年3月16日(日曜日)

ROCA’66は、懐かしの古巣、十三FANDANGO に出演する。



ロックンロールの精霊達の残像を身にまとって、

俺達はまだ、生きている。



「古い夢」だって、死んではいない。




「復活」が、我々の「裏テーゼ」であるのだ。







FANDANGOで会おう。







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「フラニーとズーイ」

2014-03-05 18:26:49 | Weblog

京都の某新刊書店。

俺は仕事帰りで泥だらけの作業着。

どう見ても”長髪の土方のおっちゃん”である。

そこでの、店員との会話。

俺「サリンジャーの”フラニーとズーイー”が、新訳で出るってきいたんだけど」

店員の女の子「サリン?ですか?」

俺「(オウムか俺は・・・)いや、サリンジャー。村上春樹訳で出るみたいなんだけどな」

店員「村上春樹!なら知ってます!」

俺「(そりゃ良かった)、調べてみてくれる?」

店員「著者名何でしたっけ?」

俺「サリンジャー。J・D・サリンジャー。ジェローム・ディヴィッド・サリンジャー」

店員「(くどいわね)サリン、サリン・・・・・・」

俺「いや、だからサリンジャー・・・・」

店員「あ、あった!文庫で出てますよ」

俺「えー?ふつう新訳ってハードカバーで出ない?」

店員「そういうものかな?よく知らないんだけど」

・・・・・・・・・・ここで本を持ってきてくれる

店員「あ、帯に”いきなり文庫で<新訳>”って書いてますよ、良かったですね、お客さん」

俺「うん、よかったよかった(←素直な奴)」

・・・・ちらっと奥付を確認する

俺「しかも初版だ、これ。やったね。ありがとう」

店員「(そりゃ出たばっかりなら初版だよ)いえいえ、ありがとうございます」

俺「野崎訳では「ズーイー」だったんだけどな。村上訳では「ズーイ」なんだ」

店員「そうですね(←理解してない)」

俺「さらに古い訳では「ゾーイー」だったよ」

店員「はぁ・・・(どうでもいいわよ、そんなこと)」


「(最近の労務者は読書したりするのね・・・・・「新訳」とか「初版」とかって、意味わかってんのかしら?)」







・・・・・・・・・・・・・ということで手に入れた、

J・D・サリンジャー著「フラニーとズーイ」。村上春樹の、新訳ヴァージョン。

そういえば村上春樹さんはずいぶん昔に、「”フラニー”の翻訳をやってみたい」と発言していた。

「ズーイーの言葉は関西弁で訳したら合うと思う・・・・無理だと思うけど」

というようなことも言っていたはず。(さすがに「関西弁で・・」は冗談だろうけど。)

それを言ってたのももう、だいぶ以前のことだから、まさか今になって出るとは思わなかった。

けっこう、感慨深いものがある。

明日また朝三時起きだから、週末にゆっくり読もう。

しかし、思うのだけれどコレって・・・・・・・・・・・・・・・

去年、サリンジャーが亡くなって、その後、

彼が書きためていた、未発表の小説群が刊行されるってことがアナウンスされたよね。

今回の、この「フラニーとズーイ」の新訳の刊行って、

それの(新作の)翻訳も、村上春樹さんが手がける、っていう予告みたいなものなんじゃないかな。

未発表の新作の中には、「グラス家サーガもの」がある、らしいし。

この「フラニーとズーイ」は、「グラス家サーガど真ん中」の作品だからね。

もし、そういうことだったら嬉しい。

いや、今になって村上春樹訳で「フラニーとズーイ」が出た、ということだけでも、

相当、嬉しい。




後日追記&訂正・・・・いかんいかん、野崎孝訳も、(近年の六十七刷分も)「ゾーイー」だった。

「ズーイー」ってのもどこかで見かけた気がするんだけどね。

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集団的自衛権の憲法解釈について

2014-03-04 19:17:14 | Weblog
政治の話なんか、したくないんだけど・・・・・・・・・・・・・・・・。




集団的自衛権の憲法解釈の変更、ってのは冗談抜きで、

すごいことをしようとしてるんだぜ。


えーっと、今、国会でそれが議論されてるのは知ってる?


それで、

このことは、もっとちゃんと考えないといけない問題だ。

憲法解釈が、今の政権の思惑通りに変えられたら、

それでどうなるか、って簡単に言うと、

自衛隊が海外に「派兵」っていう形で出動させられて、

武器を使用して、他国の人を殺傷できるようになる・・・・・・・・・・・・っていう。


そういうことが「出来るように」する・・・ってことは、

そういうことを実際に起こす気がある、ってこと。

実際に「やる」っていうか・・・「やらす」ってこと。

そういうふうに「憲法解釈」を変えようとしている、アベ政権は。


冷静に考えてこれは、とんでもないことなんだぜ。

この憲法解釈は、「平和憲法」に真っ向から対立する。

これがまかり通ってしまったら、「平和憲法」は、なし崩しにされてしまう。

そのとっかかりになる。

これはこの前、強硬採決されてしまった「特定秘密保護法案」と同じように、

アメリカがせっついてきているもの・・・・・・なのだろう。

しかし、「平和憲法」だって、

結局はアメリカが押し付けてきた・・・みたいなものなんだぜ。

おかしいじゃないか?


「我々はもう、戦争は放棄しました」っていう風に日本人は、

押し付けられたにせよ、それがちゃんと身につくようになるまで、考えてきたんだ。

俺は「平和憲法」が好きだ。崇高な理念だと思う。

もっと言えば、平和憲法は、ロックだ。

「集団的自衛権の解釈変更」なんてのは、絶対駄目だ。

これを放っておくと、

我々が、俺や、アナタが、現実問題として、戦争に巻き込まれる。

アベ首相はそのことをやっきになって否定してるけれども、あれは嘘だ。

彼らは日本を「戦争」に近い状態に持って行こうとしている。


靖国神社を公式に参拝することは、

極東裁判を否定する・ってことでもある。

そりゃアンタ、アメリカだってそのことには敏感だよ。

「近隣諸国の感情に配慮しろ」って言われてるんだよ?首相。

もっとマトモなアタマで考えろよな。


アベ内閣は、「国際的なセンス」からズレている。

それってかなり、マズいことだ・・・・・・・・と思う。








「集団的自衛権」の憲法解釈の変更は、してはいけない。






追伸

「自衛隊」だけのモンダイじゃない。次にやって来るのは「徴兵」だから。



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