楽譜的音楽、自作自演的音楽。

2019-12-29 20:34:13 | Weblog
うまく自分の中で整理できていないのだが、

思うに・・・・・

音楽には、「楽譜を読みながら演るもの」と、「自作自演で演るもの」、の

2種類あるのかもしれない。

伝統的で正統的なクラッシック音楽のほとんどは

過去の偉大な作曲家達がつくった、偉大な楽曲を、楽譜どおり・・・(とは言え、

楽譜の解釈も百人百様で、いくらでも「読みよう」があるのだが)、演奏する。

基本的にはそういうものである。

でもパンクとか、ロックやフォークの多く・・・は、自作自演の世界である。オリジナル楽曲が全てだ。

「自分が言いたいことを言う」のだ。そのためには自作自演は必須だ。

でも偉大な作曲家の曲を、楽譜どおり演奏したり、有名曲のカヴァーやコピーをしたりすることが

悪い、とは全然思わない。当たり前だが。

でも、自分自身が演りたいのは言うまでもなく、自作自演だ。

「自作自演」といっても・・・・・・何もない、ゼロの地点から創作など、出来はしない。

もちろん「自作」は、ドレミファの音階ありき、だし(それはつまり、「コード(和音)」ありき、ということでもある)

そして「歌」の場合もちろん、言葉ありき・・だ。

楽曲的には、過去のロックミュージック、ポップミュージック、フォークミュージックのフォーマットも

無意識のうちに土台に、そして参考にしていると思う。


でも、それでも、出来上がった「自作曲」は、世界に唯一のものであるのだ。それは間違いない。

そういうものを創作するのは、そんなに困難なことではないし、

それは「やる」か、「やらない」か、というだけの違いしかないのだ。



だから、何が言いたいか、というと

クラッシックとかの「過去の偉大な作曲家」重視の世界と、

「自分で作っちゃえばいいじゃん」というような世界は

同じ音楽でも結構距離が、かけ離れているのかもしれないなぁ・・・・・・ということだ。

もちろんだが、

どっちが「良く」て、どっちが「悪い」という話ではない。

音楽的達成、とか技術的な高み・・・・みたいなことに関しては

クラッシック・ミュージックに、敵いはしないのだ我々は。

でも、クラッシックに比べたら音楽的に安易かもしれないがロックミュージックは、

自分自身を投影できるのだ。このことの「強み」は、

計り知れない・・・と思う。
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思ふ。

2019-12-26 21:15:56 | Weblog

そうだ、今年は怒髪天35周年記念で、

彼らのライヴに我々ROCA’66は、共演者として呼んでもらったのだった。

しかもそれが俺にとって、十三ファンダンゴ・ラスト出演となった。

1988年に「ランブルフィッシュ」のギタリストとして初出演させてもらった十三ファンダンゴ。

その後、ファンダンゴレーベルからランブルのライヴCDを出したり、

ランブル解散後も俺は「ばるぼら」のギタリストとして

何度もワンマンライヴをやらせてもらった十三ファンダンゴ。

思い出は数限りがない。

あの場所はなくなってしまったけど、大阪・堺に復活したファンダンゴ。

来年、1月13日に、さっそく出演出来ることを誇りに思う。

俺は、ランブルフィッシュ、そして ばるぼら の残党なのだ。

運命的なものは全部背負っていくし、何も忘れたり、置いてけぼりにしたりはしない。


それにしても、今年の7月に怒髪天の前座みたいにしてファンダンゴに出て、

300人近くの人の前でライヴを演れたのだが、

あのときのあのお客さんの人達がその後、我々のライヴに来てくれた形跡がないのは少し寂しい。

何も心に響かなかったのか・・・・と思うと哀しい。


でも俺には心強い仲間と理解者と協力者が、数少ないながらも、いてくれているので

とても恵まれている・・・と思う。本当に。


このブログを読んでくれてる人はジワジワと増えていて、それはとても嬉しい。

毎日、300人くらい、読んでくれてるみたいだ。

だからライヴでのお客さんも、増えていってくれるといいな、と心から願う。

でも考えてみたら俺だって・・・ストーンズなんか何回も来日してるのに観に行ったのは

初来日のときの東京ドームだけだし、大好きなソニックユースだって一回しか見に行ってないし、

ジョンスペンサーエクスプロージョンなんて大ファンなのにライヴ観に行ったことがない、という体たらく。

リッキーリージョーンズのライヴは2回行ったな、そういえば。

・・・・・・・・・・つまり、ライヴ観に行くって、けっこうハードル高いのだ。

俺達みたいに、ほぼ月に一回、関西のライヴハウスでライヴしてるようなインディーバンドって

少なくないけど、

毎月毎月・・・・観に来てくれ!っていうのは、無理難題に近いのかもしれない。

でも、無理を承知でお願いしたい。

出来たら毎回、来て下さい。同じライヴは、ないのだし、いつまでライヴ出来るかも・・・わからないのだ。


俺は「残党」として、運命をまっとうします。

そういう覚悟なのデス。

次のライヴは2020年、1月13日(月・祝)

堺ファンダンゴ、「追憶のファンダンゴ」というライヴ・イヴェント。

昼始まりのイヴェントで、

我々の出番はトリ前、オンタイムなら17時50分から。

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登場人物たちのこと

2019-12-24 21:42:17 | Weblog

「トランジスタガール」は、

”ばるぼら”の「真空管ベイビー」に出てきた登場人物だったことを

突然思い出した。・・そうだ、彼女は健在だったのだ。

”ばるぼら”の歌の中には他にも、架空の・・・・色々な魅力的なヒトビトがいた。

「アムネシア」の

「アトリエを抜け出したヌードモデル」とかね。・・・元気かなあ。

「レイコとの夜」のレイコとかは、今頃、どうしてるんだろう?


”ランブルフィッシュ”の歌の中にも、魅力的なヒトビトがいた。

「黄色いエンジェル」は多分、白人ではなくアジア系の、黄色人種の「天使」なのだろう。

この人は今、平穏に暮らしてる気がする。わかんないけど。


それとか

「ヒッピーの忘れ物」に出てきた「ヒッピー達」って、どんな奴等だったのかな。

デッドヘッズみたいな?

それか、映画「イージーライダー」の奴等みたいな、半分バイカーのヒッピーか。

彼らは、もうヒッピーでいるのは止めちまったかもね。

今では、いいオトーサンになってるかもしれない。
















クリスマスなんか徹底的にどうでもいいような気分なんだけど、

ふと気付けば、昨日は冬至だったはずで、

そのことはお祝いしたい。

ハッピバースディ、友達よ。

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堺FANDANNGO、新たなる希望(エピソード4)

2019-12-22 17:00:59 | Weblog


あ、「新たなる希望」が(エピソード4)ってのは、そりゃ「スターウォーズ」だな、ははは。

ところでさ、

2019年も、もうすぐ終わりだぜハニーバニー。

今年はどんな一年だったんだろう?

俺達ROCA’66にとっては、メンバーの健康問題もとりあえず落ち着いて、

もうそれが一番ラッキーだ。去年や、おととしは本当に大変だったし、ハラハラした。でも無事でよかった。

命あってこそのロックンロールである。

ビバ!健康!・・ちょっとおじいさんっぽいか。まあいい。「老青年」なのだから。

そう、今年はCDとTシャツも作成したのだ。

一人の人間には小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。これはルイアームストロングの(嘘)、月着陸のときの言葉だ。

まだ買ってくれてない人いますか?TシャツとCD?プレミアつくよ、プレミア(嘘)。

それはさておき。

そうだ、今年はまた「仲間」というべきひとの訃報も続いた。

こればっかりは「生き物」にとっての必然で、我々だってもう「いい歳」なのだから、

どうしようもないもの・・・では、ある。いつかは我々自身だって逝ってしまうのだし。

でもやはり、寂しい。今年逝ってしまった仲間達よ、寂しいけどさようなら。いつかまた会おう。


でも「始まる」ことだって、ある。


来年2020年1月13日の祝日の月曜日は、大阪の堺市に目出度く移転(栄転か?)となった

堺FANDANGOに、初出演だ。

「追憶のファンダンゴVOL.4」というライヴ・イヴェント。

昔・・・バンドブーム華やかなりし頃に、十三ファンダンゴを賑わせていた連中を集めたイヴェントだ。

出演は、「月想」(ここはWATERの松田健さん率いるバンドだ。)

「スリーバント}(こないだも御一緒した正垣祐樹率いるトリオ・ロックバンド。)

「ニコラス」(ここは「アンドヤング」の加納くんの別バンド。)

「桜川春子」(強烈な女性シンガーW)

「ヰタ・セクスアリス」(サイケなロックバンド。もと芸大の、「ランブラーズ」の連中。)

「ROCA’66」(蛇足を承知で言うが、アタシはもと「ランブルフィッシュ」で、もと「ばるぼら」だ。)

「ミライノス」(説明不要かもだがVOのサンボはもと「車輪」のギターである。このバンドにはウチの赤井も参加している。)

豪華、と言えばそう言えなくもない、とても親密で、いい感じのブッキングだ。

出演順も、上記の通り。だから・・・我々の出番はオンタイムで17時50分から、ということになる。

17時50分???まだ夕方だな。夕方の5時っていうか6時前だよ、それ。でももっと早くから飲んでるけどね。

これは「昼始まりのイヴェント」なのだ!

開場は昼の2時、一番手の開演は昼の2時半だ!

白昼堂々のロックンロール。早寝早起きロックス。勤勉なパンクス。とてもいいと思う、そーゆーのって。

料金は2500円プラス1ドリンク注文必須。


堺ファンダンゴの「新たな始まり」を祝福するために我々は出演する。

堺のファンダンゴで、真昼間に、そして夕方に!会おうぜ。



そしてその次の週、2020年1月18日 土曜日は

天満の「PARA-DICE」に出演だ!

ここのライヴハウスは我々を「まっとうに」扱ってくれている、と俺は感じる。

「いち出演バンド」として、さまざまな意欲的なバンドと当たらせてくれるのだ。

そーゆーのって、とても嬉しいものである。存在を認めてもらってる感、がひしひしと伝わる。

過去の遺物、などではなく、現代に生きているバンドなのだから、我々は。

二週連続でライヴ、というサイクルは我々には珍しいので、この日の「PARA-DICE」は

面白くなるはす。だから、こちらも来て。



まだライヴの予定は続く。


2月1日 土曜日には、十三のお馴染みのライヴハウス「CLUB WATER」に出演。

ここは、閉店してしまうのだ、2月2日で。

このことはまた、別の日記に書くことにする。

WATERは愛していたし、我々は、一種特別な「縁」もあったのだ。でも最後に出演できて嬉しい。


そしてそしてその次の週の2月8日は、

梅田のHARD RAINで、神戸の最高なサイケ・ニューウェーブ・ロックバンド、「ELGASGAS」主催のライヴイヴェントだ!

マンガンズも出るし、絶対楽しい夜になる。


あああ、なんだかライヴが盛りだくさんで、新年からすっごく贅沢な気分。


来年もよろしく、再来年もその次も、100年後も!!!!

生きれる限り生きてやるのだ、リヴ・フォーエヴァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







写真は、こないだのANNIE’S CAFE。大瀧くん撮影。

赤いギターと青いギター。そしてベースギターとドラムセット。ちょっとだけハーモニカ。
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スタジオ入り、という快楽。

2019-12-22 16:24:32 | Weblog
昨夜のスタジオはとてもとても素晴らしかった。

最新曲のアレンジがサクッと、ほぼ一発でうまくいったのだ。

こんなことって、滅多にない。

Cdに入ってる我々の曲「逢魔」のアレンジなんて一年以上もかかって悪戦苦闘して、

まあその悪戦苦闘も実は楽しいのだけれど、でも一発でうまくいくのも快感。

タイトルは・・・何にしよう。「HONEY INCIDENT」か。

「HONEY」っていっぱい言ってるし。

ゴリゴリでバキバキの、ほとんど鋼鉄のブギー。すげえ曲になった。


そして、前回のスタジオで完成しかかっていた、こちらも最新曲「トランジスタガール」も、完成。

赤井のギターは轟音で、それでいてちょっとキラキラしていてしかもノイジーで、気持ちいいの極致の音。

伊藤のベースは轟音でゴリゴリで、しかも気持ちのいい音。しっかりと楽曲をグルーヴさせる。

トビーのドラムも音がでかくて派手で、スピード感があって、とても気持ちがいい。

やはり、新曲のアレンジやっているスタジオが快楽だ。

僕の頭の中で鳴っていた音が僕の想像さえ飛び越えて、ちょっとずつ、楽曲が現実になっていく。

音楽って、ロックバンドって、本当に本当に面白い。

「トランジスタガール」は来年早々からライヴで演る。一発目は、堺FANDANGOだ。

ライヴのことは、次のブログで詳しく書くね。




写真は、昨夜のものではない・・・これはメレの楽屋だな。
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休日・楽曲作り・夜はスタジオ(と飲み屋)。

2019-12-21 16:35:10 | Weblog

世間は今から忙しいのであろうが、俺の「世を忍ぶ仮の姿」である運送業は繁忙期がひとヤマ超えた。

今日は久々のゆっくり出来る休日だったのだ。やりたいことがたまっている。

そして私が何をしたかと言うと・・・

喫茶店で3ヶ月ぶりのコーヒー(俺は滅多にコーヒーを飲まない)、破れた服の縫い物、バイクのシート張替え、灯油を買いにバイクで出掛け・・・・・・・。

そしてそして!コレが出来て本当に嬉しいのだが、「曲作り」に没頭したのだった。

運転しながら暖めていた曲のアイディアがあるのだ。

運転しながらでは、ギターも弾けないし、歌詞も書き留められない。でもアイディアを暖めることだけは出来る。

そして今日、時間はかかったが、2曲出来た。これやってると、時間がいくらあっても足りない。

でも心から楽しい。

世界にある様々な「光るもの」の破片や、カケラを拾い集めて(あくまで比喩だけどさ)、

自分の中で一番見栄えが良くなるように並べ替えて、「楽曲」ができる。

でも何度でも作り直す。ばらばらにしてみたり、一度溶かしてみたり、

まったく逆にしてみたり。

やってること自体はこのブログでの「文章つくり」と似通ってる部分も多い。

でも楽曲は、スタジオでメンバーが何倍にも膨らませてくれる。

そしてそして最終的には「最強のインシデント」になって、

バンド、というものを存続させるチカラになってくれる。

何かを「創造する」ということは本当に楽しい。

こういうことをしていると本当にテレビを見てる時間なんかないし、

パチンコに行ってる時間なんかない。暇つぶしなんかしてる場合じゃないのだ。

メシ喰うのも もどかしい。

人生はとてもシンプルだ。

そしてそして今夜はROCA’66のスタジオ入り!

あああ・・・・何着て行こうかしらアタシ。いや、そういう問題じゃなくて・・・・

でも、それも「込み」だからロックってまた格別に楽しいのだ。

ははは。スタジオ終わったら飲みに行くしな。



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年末年始ジェットコースター。

2019-12-20 22:07:09 | Weblog

「年末年始ジェットコースター」が、またやって来て・・・僕を連れ去って行こうとしている。

僕には「それ」に、抗う術はない。

「あひぃ」といくら叫んでも座席に座らせられ、シートベルトを無理矢理、ギュッと締められるのだ。

どうしてこう、年末が近づくとこんな風に毎年毎年、時間の進み方が早くなるのだろう。

HOLY(神聖)な、まるでエーテルみたいな何かが空間を満たしていく。

それは決して、クリスマスなんかのせいではない。きっと、「冬至」のせいだ。

「冬至」は僕にとって、必要以上にHOLYなのだ。そのことは・・・いかんともしがたい。

「冬至」の日は、あの岩佐亘(イワサトオル)の誕生日で、そんな特別な日に産まれたなんて、本当に「特別」な彼らしい。

とにかく僕は、会えるうちに会いたい人に会う。そして彼ら(彼女ら)の話を聞く。僕の話も聞いてもらう。

そして「会いたいだけ会った」という感触を、自分の中に残しておく。そうしないと、

近い(・・・遠いことを望む)将来、彼ら(彼女ら)に、二度と会えなくなったときに絶対後悔するのが目に見えてるからだ。

でもどれだけ「会った」ところで、、失ってしまったらきっと、後悔は、するのだ。

失いたくない・・・と、強く思う。

でも、もし本当にその願いが叶ってしまったとしたら彼ら(彼女ら)は、「不老不死」になるのだ。

恐ろしい。

生き物にとって「不老不死」以上に残酷なことはない。「死」は一緒の、救いでもあるからだ。

だから僕はいつか、彼ら(彼女ら)と別れなければならないだろうし、

そのことは必然だし、だから不幸ではないのだ。


彼ら(彼女ら)とはつまり、、年老いてしまった愛おしいヒトビトのことである。

そして、いつか気付けば僕自身も、充分すぎるほど年老いているだろう。


今年も「年末年始ジェットコースター」に、乗る(乗せられる?)時期が来た。

しかし、もしかして「人生の終わり」が来たときにひとは、

それまでの人生すべてが「無理矢理載せられたジェットコースター」みたいだった・・・・・・と

思うのかも知れない。



「大晦日」みたいな感じで。




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meaning of life

2019-12-17 20:49:52 | Weblog
三面記事的なニュースに心動かされて日記を書くことなど、

普段は全然ないのだが、最近あった「事務次官だか何だかの超エリートのおじいさんが44歳の息子を刺殺した事件」

には心が痛んだ。

ラジオでは誰かが「こうなってしまうと彼の人生は何だったのかわからない」と

同情的に言っていた。

彼ではなくても、人生とは一体何なのか。

その問いに答えるのはムツカシイ。


人・・・・・・・・・・・・・いや、生物はすべて、この「世界」に、何の説明もなく放り込まれて、

その後も何のエクスキューズもない。

説明?エクスキューズ?何の説明(を欲する)か?というともちろん、「人生の意味」について、だ。


誰も皆、何のために、何故、生きるのか・・・生きねばらないのかわからないままに、

ただ「生命」というエネルギーと、「生存本能」を与えられて誰も彼も、

オケラもミミズもアメンボも、そんな風に「闇雲に生きている」のだ。

そーゆーのって控えめに言っても、本当に不思議。


思うのだけれど誰だって程度の差こそあれ、「流されながら」生きている、という側面がある。

でもそれが過ぎて・・・「嫌々」みたいに生きてると、本当に嫌なことばかり起こるのだ。



子供の頃の僕がそうだった。


人付き合いが苦手、コミュニケーションが苦手、算数が苦手、球技が苦手、食べることが苦手・・ETC。

今になってわかるのは、何かを「苦手」と思い込んでしまったら最後、

それは本当に「苦手」になってしまう。要は自分の捉え方次第なのだ。

「苦手」を多く作ってしまうのは自分で自分の首を絞めるのと同じことだ。

あああ、それを子供の頃の自分に教えてやりたい。

・・・・・・・・・それはともかく。



でも僕はある時、気付いたのだ、「自発性」こそがほとんどすべてのカギなのだ、と。


つまり、やりたいからやるのだ、どんなことでも。


喰いたくて喰うし、眠りたくて眠るし、朝、起きたくて起きるし、好きな人に恋するし、歌いたくて歌をつくる。


それを突き詰めると結局、我々は流されて生きているのではなくて、


「生きたくて生きている」のだ。




生きていると、面倒くさいことも、多い。


「乗り越えなければならない」ことも多いし、


誰かと戦って、勝たなければならないこともある。


そして、それなのに、どうしても勝てないこともある・・・・っていうか、多い。



でも、そーゆー、面倒臭いことも全部ひっくるめて、

「やりたいこと」をやってるのだ、我々は。



オケラもミミズもアメンボも、「生きたくて生きて」いて、日々、「やりたいこと」をやっている・・・・のだ、きっと。









人生は確かに、ムツカシイ。


でも、もし簡単であれば、こんなにも楽しめないであろう。



人生の意味がわからないからって、勘単に絶望なんかするべきではないのだ。




そういえば・・・・・・・ジョン・レノンの、生前最後のインタヴューで彼は


「僕には人生の意味さえわからない」と言っている。




何というか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



それで良いのかも知れない。





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謝辞・2019年12月14日の「ANNIE’S CAFE」。

2019-12-15 17:20:35 | Weblog

昨夜は本当に、100%楽しめた夜になりました。

お客さんとして来てくれたかたがた、参加バンドの皆さん、お店のヒトビト、

本当にありがっとです。

内容が濃すぎて、楽しすぎて、俺もついつい酔っ払ってしまいマシタ。


一番手からとにかくすご過ぎた、チマキさん率いる「蛇香」。

登さんのテナーサックスの音色は「本物ジャズ」の一言!

ビ・バップ的にバリバリと吹くサックスは、恐ろしいほどの音楽的深み。尊敬。

そしてチマキさんの変幻自在ドラムと、それに絡みついて幾何学的に複雑なリズムを創り出す牧瀬さんのパーカッション。

そして「その場」を妖艶に塗り替えるYUMAちゃんの完璧なベリーダンス。

最高に素晴らしかった。


その次に

アコギ1本抱えて一人っきりでステージに登場した「正垣祐樹」。

繊細で激しい音色。ギターはエレエコなどではなく、完全アコースティック。

居合い抜きのような音と言葉。

俺はこの人とは結構長い付き合いで、かなりの数、彼の引き語りライヴ見てるのだが、

その歴史の中でも昨夜は最高峰だった。進化し続ける正垣。素晴らしい。

アコギ弾き語りは、言葉を最強の武器に出来るから、ある意味、強い。

そういう基本的なことを久しぶりに思った。


そして

LIFE METHOD。

オルタナ的なセンス最高。ギターが個性的で結構すごい、バリバリのトリオロック。

際立っていたのが「歌」で、とても可愛い、というか、キュートの極み・・・だった。

よく通る、ちょっとロリっぽいB/VOのマキちゃんの声。このバンド、とても好きになった。また絶対一緒に演ろうね。


そして我々、ROCA’66.。

ちょっとドシャメシャ気味の音圧だったのだけれど、年末らしくてよかったのではないだろうか。

俺は、出演バンド全部見ていて、ちょっと感動していたので少し酔っ払い気味で、

でもちゃんと出来たと思う。赤井の青いギターも最高だった。

暖かい反応をアリガットゴザイマッシタ!


DJとして、レコードをかけ続けてくれた喫茶・バー・MICAの「JUN」にも、ありがとう!

ほっこりする選曲だったね(笑)!心が和んだぜ。


ご近所の「ANNIES’ CAFE」は本当に親密な感じで、

とても大事な「場」に、なってきた。嬉しいことだ。

全然知らなかったのにSNSを見て来てくれた人とか、

「ブログいつも楽しみにしてます」と声を掛けてくれた人もいて、

こんな風に仲間やトモダチが増えていくのって最高だなあ、と思いマシタ。

道子は皆様のおかげで、本当にシアワセ者・DE・ございます。

心より感謝致しますデス。




写真はカメラマン・大瀧くんのもの。サンキュー、おおきに、アリガットです!




そして年明けは

十三から堺へ移ったファンダンゴに初出演!

2020年1月13日の「追憶のファンダンゴ」だ!


その次は、同じ週の週末、1月18日 土曜日の天満の「PARA-DICE」出演だ!


ライヴ多いのって、楽し過ぎるぞ。

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明日!京都・ANNIE’S CAFEでライヴ。

2019-12-13 22:09:07 | Weblog
今年が、あと2週間ちょっとで終わろうとしている。

この「いきなり終わる」感は毎年のことだが、何回繰り返しても感慨深い。

年の瀬近く、というのは何故だか大仰にいつも、感傷的なのだ。

思い返すに、今年も色々あった。

ドタバタしたし、じたばたしたし、すったもんだ・・・・あった。

しかし何とか乗り切ったのだ我々は。

ここまで来たら、「生き延び」よう、来年も、再来年も。

続いてることは、続けよう。どう頑張っても駄目だ・・・・っていうところまで頑張ろう。

そこまで辿り着いたら、後悔はない。

「蜘蛛の糸」みたいな、ほんの か細い可能性でも全然かまわない。

そいつに、しがみつこう。そして最低限、生き延びよう。

これは最近の俺の「テーマ」だ、とにかく生き延びるのだ。

この「テーマ」で、来年も行くと思う。

来年もよろしく、再来年も、その次も、よろしく。


その前に、


しつこいようだが、明日の告知を、もう一度だけしておくね。

2019年12月14日 土曜日

トモダチと一緒に画策した、ROCA’66にとっては今年ラストのライヴ。

場所は京都。

近所の、親密な感じすらする、京都「ANNIE’S CAFE」。

音が良い。素晴らしい。

最寄り駅は京阪「深草」もしくは地下鉄「くいな橋」。


出演は・・・・スーパードラマーの「チマキ」率いる「蛇香」。

これはダンスと、ロックの、融合ユニットだ。

今回の「蛇香」は、サックスに登敬三、パーカッションに牧瀬敏、という豪華布陣。

ダンサーはキュートなベリーダンス・クイーン、YUMA。


そして、

アコギ弾き語りで登場の、大阪のオルタナ・ビート詩人、「正垣祐樹」。

アコギ弾き語りは彼の本領発揮。



そして女性ヴォーカル三人組ロックバンド「LIFE METHOD」。期待大!!!



そして我々、男性四人組ロックバンド、「ROCA’66」。

ROCAは多分、ギター赤井の新しい、青いギターが登場予定。

インディゴ・ブルーのフェンダー・ジャズマスターがステージに。

あああ・・・・楽しみ過ぎて、ちびりそう。



いや、きっと・・・ちびるだろう(←あかんやん)。
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