雑感、雑感、雑感。

2011-11-21 12:29:51 | Weblog



晩秋、というのか、初冬、というのか。

「秋の終わり」と見るか、「冬の始まり」と見るか。

そういう、ものごとを見る角度・・というか

そういうのも「価値観」の違いでしかないのかも知れない。

どんな小さな事柄でも、それに端を発すると思うんだぜ。


そういえば子供の頃は九月が一番好きだった。

今よりもっともっと若かった頃は、

十月が一番好きかも・・・と思っていた。

(「十月は黄昏の国」、というブラッドベリの小説を覚えてる?)

最近は、十一月の雰囲気が一番好きかも知れない。

しかしこれは「地球温暖化」によるものかもしれないよね。

むかしむかしの九月は、今の十一月くらいの感じだったか?

・・いや、まぁ、そこまでじゃないにしても、

近い感じはあったんじゃないかな。

変わったのは俺じゃない、周りの方だ・・・なんてね。

洒落にもならないが。


さて、ジーンズの話の続きを。

街で、他人の履いているジーンズ、どんなんかな?とかって

見てたりしたんだけど、今や、お洒落・・・というか

気を使ってる奴が履いてるのはたいがい、

DIESELかエビスだったりする。

リーバイスを履いてるひとは少ない。

たまにいるのだけど、そういうのは

よっぽどの「頑固なこだわり派」か、逆に「無頓着な人間」か。

俺ももはや、ジーンズのブランドにこだわらなくなった。

・・・と言うか、「こだわらなくてもよくなった」のだ。

多分、先述のDIESELとかエビスとかの功績なのだろうけど、

ジーンズ全体の「質」が、びっくりするぐらい向上している。

まるで、オールドのような風合いのジーンズが、

そこら中にある。シルエットも「ローライズ」は普通になったので、

とてもとても、「ジーンズ環境」は、よくなったのだ。

佐治と一緒に、良いデッド・ストックのジーンズを探しに

(デッド・ストックはローライズだった)、

神戸の高架下商店街まで何度も何度も出かけていた頃が

嘘みたいだ。それはそれで、異常なくらい楽しかったんだけど。

いいジーンズが少なかったせいで、まるで「宝探し」だった。

でもまぁ、環境は「いい」に越したことはない。

昔、あれだけ血まなこになって(大げさだなぁ)探したものが、

今は近所の古着屋で手軽に手に入る・・・幸せである。


「幸せ」と言えば、久しぶりに「ビザール・ギター」を落札した。

テスコでもグヤでもKAYでもない、知らないメーカーだが、

いかにもビザールらしい・・・ジョンスペのやつにちょっと近い。

ジギー・スターダストの頃のボウイが構えていたような。

以前に所有していたビザール達はいつの間にか、

全部どこかに消えてしまった。

(リーバイスのジーンズ達といい、みんなどこに行っちまうんだ?)

だから届いたら、大事にしようと思う。

もし弾くのに多少具合が悪かったとしても、

眺めながらサケ飲んだりするだけで至福なのだ、

ギターってやつは。






コメント
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