やめよう、と思うこと ふたつ。

2023-06-23 23:01:17 | Weblog

まずは

急ぐのをやめよう、と思うのだ。

急ぐときにヒトは、ものすごく自己中心的になる。

他人の通行より自分の通行を優先する傾向が増す。

他人の立場に立ってみてものを考える余裕、というものをなくしてしまうのだ。

そのテの人たちに日頃から僕は辟易しているので、

せめて自分は、ああはならないようにしよう・・・といつも思っている。

しかし、完全にそう(何があっても急がない人)なってしまったらそれはそれで、

生きて行けない・・・というか、

本当にそうするつもりなら穏やかにこの世を去るしかない。ので、

ほどほどに、そーゆーのを目指そう、と思う。

(非常事態が起これば誰だって急ぐものさベイビーブルー)。

まあ、目先の目標としてはとにかく

なるべく急ぐまい、そして焦るまい。

少々遅れたところで別に、構やしないのだ。

 

 

もうひとつ。

この先・・・人が亡くなったとして、そのことで嘆き悲しむのはもうやめよう。

それが愛する人だったとしても。

どうしたって人は死ぬのだし、

この先・・何人も何人も見送らねばならないのは必然というか

当然というか。

嘆き悲しんだってしょうがないのだ。

しょうがないことはやめよう。

ひるがえって考えれば

例えばもし、僕が死んだとしても

ひとっカケラも悲しんでなんか欲しくないし・・・むしろ、

「よかったね」って言って欲しいし。

だからニューオリンズの葬送、セカンドラインみたいに

いっそ楽しげに笑顔で送って欲しい。

(・・・っていうか僕自身の事で言えば、お葬式もして要らんのですが。)

 

 

だから僕も今後は、

なるべく悲しむまい、と思うのです。

無理かもしれないけど。

 

 

 

 

 


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謝辞、田中屋酒店演芸公演。濾過六六、片山道子。

2023-06-18 18:27:52 | Weblog

昨夜は、我が愛しのオオサカの、

それはそれはディープな場所、

大正区は田中屋酒店へお越しいただいた皆々様、

どうもありがとうござんした。

道子は本当に幸せでありんす。

満員御礼状態の暖かで賑やかなお客様。

盛り上がっていただきましてアタクシといたしましては、感涙を禁じ得ませぬ。

やっぱ大阪は良うございます。

ザ・マンガンズも勿論、いつもながらの最高の出来。

昨夜は格別にグルーヴィに感じましたが錯覚ではないでせう。

そして女性ばかりの4人組バンドSHE  SAYS  SHE・・・・

がまた、すごく良かった。驚いたでやんす。曲のセンスが良すぎるし、

演奏も実は上手い。

そして可愛い。田中屋酒店がロンドンのパブ状態になり申した。

アタクシも昨夜はギターを2本、密かに持ち込むことに成功いたしまして

「ばるぼら」最後期に使用していた

モズライトの青いギターを随分と久しぶりにステージで鳴らし、

それはそれは快感の一語に尽きまして、

ギターもアタクシも、草葉の陰で喜んでおりまする。

会場でお会いできた皆様・・・・・

お客様を筆頭に、お店の皆様、対バンの皆様、

ワタクシはどうも・・いい年になっても

ちゃんとご挨拶できなかったり、上手くお礼も言えませなんだり致します。

でも、お会いできたことに、

来場してくださったことに、心から感謝感激しております次第。

本当にありがとう存じます。

 

濾過六六は良い調子を保っておりまする。

ワタクシたちのシンクロ率は今でも120%を超えてるかも!ってな具合 

(当社調べ)。

七月は我々の、演芸ライヴは、ございませぬ。

でも八月にはあの古都、京都・祇園の

「シルバーウイングス」にて、またまた賑やか過ぎる面々と

競演いたします。

八月十二日 土曜日でござんす。

八月に至って、このアタシは熱波に負けず生きているかどうか?は

自信がありませぬ。

でも頑張って生き抜きますゆえ、

皆々様もお体にお気を付けになってお過ごしください。

 

あなかしこ。

 

 

 

お写真は、以前に濾過六六のヴィデオを撮影して頂いた

チームのスタッフ(映像職人様ですね)の、

上田様がご撮影されたものを頂戴いたしました。

重ね重ね、ありがとうございます。


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オオサカ

2023-06-15 20:51:43 | Weblog

僕は大阪が大好きである。

「好きやねんオオサカ」とかはクチが裂けても言いたくないのだが、

圧倒的な愛着を持っている(東京・・・っていうか新宿の次に好き)。

 

考えてみたら、高校を出てすぐに大阪に住みだして、

確か42歳になった年に京都に来たのだから・・・・・24年くらい

住んでいたのだ、大阪市内を何度か引っ越ししながら。

 

画像は、大阪のラジオ局、YES FMが開局した時に配っていたポスターで、

僕は偶然手に入れることが出来てラッキーで、

かれこれ20年近く、僕の部屋に貼られているものだ。

(YES FMは今でも時々、トラックで聴く。朝にビートルズばかりをかける番組があるから。)

このポスターの人物は言うまでもなく「鉄コン筋クリート」のクロですね。

絵を描いているのは間違いなく作者の、本物の「松本大洋」だ。

 

あの頃(1980年代後半)の僕等は

アメ村から道頓堀を横切って千日前の手前の日本橋へ、

しょっちゅう歩いたものだった。

ちょうどその同時期に、映画「ブラックレイン」のロケがそのあたりで

あったらしいのだけれど、僕は出くわさなかった。残念。

出くわしてても、気づいてなかったりしてね。そんなことはないか。

リドリー・スコットはきっと道頓堀の街並みに、

「ブレードランナー」で描いたような近未来都市を重ねて見ていたのだと思う。

サイバー・パンク・シティ、オオサカ。

 

まあとにかく

オオサカはいいのですよ。

 

大正区もすごくいい。

ここは、歴史の経緯的に沖縄から来た人が多いという。

そう、僕は

アメ村の古着屋を辞めた直後(1989年くらい?)に、

ちょっとだけ大正区の土建屋のバイトに行ったのだが

そこのひとみんな沖縄人で、

話す言葉がまるで分らなかったのが懐かしい。

彼らは優しいから「この子にわからんから日本語で話そうや」

とかいって言葉を切り替えてくれた。

その経験から僕は「沖縄人は優しい」という実感を持っている。

荒っぽい現場ではあったのだが。

あの人たちは元気だろうか。

 

その大正区で、あさってはライヴだ。

「パブロックの聖地」と勝手に呼ばせてもらってる、

田中屋酒店。

昔ながらの・・・・酒屋だ。

酒屋が、ライヴハウス並みの音響設備を備えてくれている。

渋い。

 

ディープ・オオサカといっても過言でない。

来れる人は来てください。

 

心斎橋や、道頓堀や、梅田阪急三番街とはまたちょっと違うオオサカ。

(うわ、今気づいたけど俺、上記の三か所全部で働いたことがある!)

 

オオサカでロックしよう。

オオサカで、逢おう。

オオサカで、飲み潰れよう。

オオサカで我々は人種の違い・性別の違い・性的趣向の違い・

貧富の差・政治的指向性の違い・価値観の違い・を超えて

出来れば・・・・・共感しあおうではないか。

 

 


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向日葵の途中経過。

2023-06-13 20:45:10 | Weblog

今年も、向日葵をヤッっている。

種を蒔いて、芽が出た・・・という報告はしたかな?

多分、してると思う。

今年はいろいろと、手のかかる子たちで、

育てる身としてはそれは単純に楽しいのである。

まず、種を蒔いた時に、一週間経ってもまったく芽が出てこなかった。

ああ、これは全滅したのだと思い、

追加の種を蒔いたのだがその後、最初の奴が一部生きていて、

それはそれで良かったのだが全体的に「密」気味になってしまった。

まあそれも良し。

そして、芽の出た場所が偏ってたので、「植え替え」を、

何株か、したのだがこの植え替えたヒトたちが上手く育たない。

真っすぐ立たないのだ。べろん、と横になってしまう。

まだ3センチくらいなのに、早々に添え木を立てる羽目になった。

でもその「添え木作戦」は予想以上に上手く行って、

駄目になりそうだった奴らは、復活してくれた。

復活。これ程うれしいことは他に余り、ない。

僕も、名実ともに復活したいものだ、と日々願っている。

さてこの後は、

ひどい台風とかが来ないことを切に願っているのだが、

まあ台風は来るだろう。

もっと根とか茎とかがしっかりしてくれてからなら、

ある程度は大丈夫かもしれない。

8月くらいには開花してくれるだろうか向日葵は?

それが待ち遠しいような気もするし、

咲いてしまえばシーズンはとりあえずそれで終わり、なので

そうなってしまうと寂しいし、

なかなか微妙な心持ちでは、ある。

休日に花壇の世話をしていると、

道を通るお爺ちゃん、お婆ちゃんが声をかけてくれる。

毎年やってるので、皆さんこの花壇のことをご存じなのだ。

「花、楽しみねえ」とか「偉いねえ」とか言ってもらえるので単純に嬉しい。

単純に嬉しい、といえばやはりライヴで、

僕はただの園芸好き・・・・であると同時に

音楽をやってるミュージシャンなのです。

お爺ちゃんお婆ちゃんたちにそんなこと言ってもしょうがないので言わないが、

今週土曜日は大阪・大正区の田中屋酒店でライヴだからね。

来れる人は来てね。

来れなかったとしても・・・・・・開花は楽しみにしてて欲しい。

このあと、8月は京都・祇園のシルバーウィングスでライヴ決まってるし、

9月は大阪・梅田のハードレインでライヴやるよ。

 

 


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「共感」の必要性。次の土曜日は大正区・田中屋酒店で「R&Rミーティング」!

2023-06-11 20:10:33 | Weblog

人はそれぞれに、シアワセを求めて生きてると思うのだ。

ある人にとっては仕事が生きがいなのかもしれない。

それはそれでいい。

オカネとか、そーゆーのを追い求めるのも悪くない。

レンアイとか、そーゆーのも良いと思う。同性と恋愛したっていいと思う。

草野球だって生きがいになると思う。筋トレも楽しいだろう。

ユーチューバーだってきっと楽しいのだ。

フィギュアとかを眺めてるのもきっとシアワセなのだと思う。

敢えてそういうのと同列に置くのだが、

海を越えて日本に来た人たちだってそれぞれにシアワセを求めてるのだ。

(改悪入管法のことについては、今は触れない。)

(でもあんなもの最悪だと思う。)

 

・・・・・・今はライヴのことを書きます。

 

我々にとってのシアワセはやはり、ライヴが演れることである。

今さら女の子にモテたいのではない。

ただ「生きてる」という実感を得たいのだ。

それはどこの国の人であろうが同じだ。人種も年齢も性別も関係ない。

 

 

音楽というのは本当にいいものだ。奥深いし・・・ただ「楽しい」だけ、のもではない。

そして、「お酒」というハッピードラッグ!

「他人に対する共感性が増す」という効果を持つのではないか?

と僕は前々から思ってるのですよお酒って。ちなみに・・・・・

「ブレード・ランナー」に出てくる、レプリカントと人間の最大の違いは、

「他人に対する共感性の有無」だ。レプリカントは「他者に共感」出来ない。

人間は「他者に共感」できるはずなのだ。

(移民せねばならない苦境に居る人々にも共感すべきなのだ我々は。)

 

「お酒やめた」という人も多い昨今、

無反省な我々はまだ飲みます。そして「他者に対する共感」の必要性を訴えよう。

身近な他者にも、遠い(と思える)他者にも。

 

次の土曜日、我々が大いに共感するザ・マンガンズ主催の「R&Rミーティング」。

大阪は大正区の田中屋酒店でライヴです。

 

6/17(土)
ザ・マンガンズ presents
「大正ロックンロールミーティング」@ 大正 田中屋酒店
she says she‥
ROCA'66
ザ・マンガンズ
OPEN17:30 START18:00
(電車&バス アクセス)
JR環状線大正駅及び地下鶴見緑地線 大正駅から
市バス 鶴町四丁目行(大正区役所経由の71番・90番・91番のいずれか)へ乗り換え 昌運橋バス停で下車 ローソン側東線の東側すぐ
 
 
 
我々はいろいろな壁を越えて、互いに「共感」したい。

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「痛み」についての考察。

2023-06-05 21:06:48 | Weblog

「痛み」って不思議。(単に肉体的な「痛み」のことね。)

どこかが痛いと、「痛い」ということで頭がいっぱいになって、

他のことが何も考えられなくなる。

ただ「痛い」と思い続けるだけ。

「痛み」には、人間の思考をストップさせる機能がある。

「痛み」とは、何なのだろう?

それはただの電気信号である、という人もいる。一種の真理だ。

だって、ロキソニンとかでピタッと痛みが消えたりするもの。

その消えた「痛み」は、何処へ行ったのだ。

僕にはわからない。

ただわかるのは、「痛い」と、人生は不幸だ。

痛くないのが幸せ、と痛いときは思うのだけれど、

痛みが消えた瞬間から、「それが普通」になって

(まあ確かにもともとは「それが普通」だったわけだから)、

痛くないのが幸せ、などと思ったことも忘れてしまう。

・・・・・まあいいけど。

 

僕は今、どこも痛くないので人生は幸せである。

 

 

 

でもさ、

昆虫の・・・例えば蟻、とかも「痛み」って感じるのかな?

感じるんだろうなあ。

昔、魚は「痛み」を感じていない、という説があった。

釣りで、針にかかっても「引く」から。

なるほど、と思わなくもない。

でもその後の時代の研究で、魚にも「痛点」(という神経?)がある、

というのが判明している。

恐らくは・・・・・・魚だって「痛い」のだ。

だからきっと、蟻だって「痛い」だろう。

問題は、植物は「痛み」を感じるか否か?だ。

多分、感じないであろう、というのが現代科学の推測だ。

でも将来の研究で違う答えが出ない、とは限らない。

 

世界は深い「謎」に、満ちている。

 

 

 

 

 


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6月4日。

2023-06-04 19:29:54 | Weblog

重い体に鞭打って(マゾではない)、車に乗って奈良の霊園まで。

快晴は少しだけ虚しくて、

でも もし雨だったらどんな気分だったんだろう。

災害級の土砂降りと豪雪だけはもう勘弁してほしいものだけれど、

僕にとっては・・・この場所だけはいつも晴れてるってイメージ。

この35年の間には、

ここに来た時に雨が降っていた、ということもあったに違いないが

もう思い出せない。

佐治と一緒に来たことと、モ吉と一緒に来たことを

薄ぼんやりと覚えている。

ここ数年は一人で訪れていて、もうそれが普通みたいな感じ。

昨日が命日だったのでやはり、

何人か訪れていたようで、きれいに草抜きがしてあったし、

お花も華やかだった。

昨日は、一日中 徹底的にドライに行こうと決めていたので、

ライヴも重苦しくならなくて良かった。

次からはもっと、最近の曲を多く演ろうと思う。

別に・・・新しいのを演らなきゃいけない、とか

作らなきゃいけない、ということはないのだが

新しいのが自分の中から出て来るのならそれに伴う労力を惜しむまい、とも思う。

過去を大事にしつつ、未来へ向かうのだ。

マントラ(呪文)のように何度でもこれを自分に言い聞かせないと、

つい一時停止して、

そのまま固まってしまいそうなことがある。

いかんいかん。俺は魚なのだ。止まったら死ぬのだ。

(あー・・・死んだとしても、それは一向にかまわんが。)

とにかく、やれることをやる。

前進、そして継続、あわよくば進化。

消えるなら、悪足掻きしながら消えようではないか。

こういう文章を記すのも悪足掻きの一環。

向日葵を育てるのもそう。

ヒィヒィ言いながら働くのも。

歌を作るのも。

ライヴハウスに出続けるのも。

呼吸をヤメないのもそうかもしれない。

次のライヴは、6月17日 土曜日

大阪・大正区・田中屋酒店で

「ロックンロールミーティング」。

おなじみの愛すべきバンド、マンガンズと共にやります。

 

 


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2023年の6月3日に。

2023-06-03 11:13:48 | Weblog

2023年の6月3日は、快晴。

起き抜けに・・・ぼーっとした頭で

様々な事柄がすでに終わっていることを直感的に悟り、

何だか

凄く残念なような、でも少しホッとしたような、複雑な気分になる。

 

彼に出会ったのは多分、1982年だったのだ。

ふと、そのことに気付いた。

そうすると、あれから40年ってことになる。

彼が突然亡くなってしまったのが1988年の今日で、

そうすると我々のつきあいは6年間だったのだ。

 

今思うと、濃厚な6年間だった。

当時は必死だったので何も思わなかったが、

激動の日々だった。若いころはみんなそうだけど。

 

今日は、今やってるバンド(ROCA’66)のスタジオ入りと、

そしてそのあとは京都でライヴハウスに出演する。

四条大宮の「夜想」だ。とてもとても素敵なライヴハウス。

6月3日にお墓に行けないのは何年かぶりだ。初めてではない。

1998年に「ばるぼら」で上海・北京ツアーに行った時も

帰国が6月3日の夕方だったんだよそういえば。お墓には行かなかったな。

今日は

きっと、何人かがお墓に行ってくれてて、

あの場所は花で飾られていると思う。

 

我々はバンド仲間なので

願わくば、今夜のステージ上で君に、また会えるかもしれない。

 

きっと会えるだろう。

 

 

 


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