例えば、の話。
ストーンズなんか何曲くらい「レパートリー」があるのだろう?
今までに発表した曲の数、ではない。
生きたバンドとして、今、ストーンズが演奏できる曲。
一回のライヴで30曲くらい演るのかな。
その30曲以外に、何曲くらい持ってるだろう?
「サティスファクション」なんて、
ミックが「とっくに飽きてる」と公言してたけど、
演りたくない曲を演らなきゃならないライヴって・・・・・・
たとえ女の子にキャーキャー言われたとしても、
楽しいかどうか疑問だ。
ストーンズと比べるとおこがましいにも程があるが、
我々なんて、演奏時間も限られてるので
「演りたい曲」しか、ない。あたりまえか。
「演りたい曲」の中でも、特に、「どうしても演りたい曲」。
今、どうしても、公の場で演っておく必要のある歌。
(「公の場」・・・って大げさかな。単に「開かれた場」か。)
今、聴いて欲しい歌。
そういうのしか、ない。
それで、そういうのって暑苦しいかもしれないけど、
そういうのを、演ります、今週末。
そんな「大したもの」とは、誰も思ってない。それはそれでいい。
だがしかし、俺・・・・いや、俺達にとっては「大したもの」なのだ。
本当に、
これのために生きてるような気がする程の大事件、「ライヴ」。
まだ続けていられることのキセキと幸運を実感しつつ、行く。
おまけに、我々はまだ、「進化」しようとさえ、しているのだ。
2013年6月2日 日曜日
大阪 十三 クラブ・ウォーター
ROCA’66が、出演するよ。
ランブルの曲をひとつ・・・・やる。