我思故我在

2007-05-31 13:34:17 | Weblog


とにかく全ての幸運という幸運を、

かき集めるだけかき集めて俺は

なにかひとつの形を作れないか、と考えてたんだ。


雨上がりの路上はまるで、

細かい金剛石をめいっぱいばらまいたみたいに輝いていたし

空だって捨てたものではない、

すべての運命を肯定するかのような青。


もしかしたら全然だめかもしれないけど、

いやそんなこともありうるけどそれでも

・・・・上手くいくかもしれないじゃないか。


すべてのことは全部、自分の中で起こっているんだ、

だから世界を変えられるのは自分だけなんだよ。


・・・・そう言ってる間にも、

夕方の青が太陽の赤に侵食されて、何とも言えない色になり

いつのまにか透明な黒になる。


えーっと、だから俺がやらなきゃいけないことは

突破、ただそれだけだ。


その高温の火の玉みたいな奴に近づけるだけ近づいて、

しまいには同化してやるんだ

そんなことが出来るかもしれないっていう

貴重なチャンスが今なんだぜ。



動じるな。





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「それは人生に似ています」

2007-05-29 23:09:28 | Weblog

カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した

「モガリの森」(モガリが変換できない・・・)の監督、

河瀬直美さんの受賞スピーチはこんな内容だったそうだ。


(以下、朝日新聞07年5月28日の夕刊より引用)

「映画を作るって本当に大変なこと。それは人生に似ています。

私達の人生にはたくさんの困難がある。お金とか服とか車とか、

形あるものに心のよりどころを求めようとするが、

そういうものが満たしてくれるのはほんの一部。

目に見えないもの -誰かの思いとか、

光とか風とか、亡くなったひとの面影とか -

私達はそういうものに心の支えを見つけたときに、

たったひとりでも立っていられる、そんな生き物なのだと思います」

(引用終わり)



俺は映画にはうといし、この監督もその作品も

全然知らなかったのだけれど、この受賞スピーチを新聞で読んで、

深く心を動かされたし、このひととその作品に興味を持った。


そう、何だかわかる気がするよな。


約20年前、俺も映画作りに参加したことがあるんだよ。

16ミリ映画、大阪芸大生だったバンドメンバー(・・・・佐治だ!)

が監督で、芸大生の友達数人がスタッフで、

俺は出演者として関わったんだ。

・・・・・・・・・・主演だぜ、それも(笑)。


すごく面白い経験だった。

俺はいろんなことを忘れながら生きているのだけれど、

あのときの雰囲気はきっと、忘れないだろうと思うのだ。


40分くらいの短い映画だったんだけど

確かに・・・・・・人生に似ていたぜ。


だけど、あっさり言うと陳腐に聞こえるかもしれないが


ロックバンドも、人生に似ている。     だってそれは

生きていくということ、そのものだから。


つまるところ、

生きていく、ということ自体が「人生に似ている」のだ。


・・・・・・・・・・・・あれ?

    そ、そりゃそうだよな(笑)。




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なんてことない日記

2007-05-28 16:17:00 | Weblog
昨日はランブルフィッシュでスタジオ入り。

奈良の、郡山というところのスタジオで、

夕方まで音を出した。

楽しかった。

仲間と、ハモったりするのってとても気持ちいいな。

それがまた渾身のいい曲だったりするからね。

スタジオで佐治から、怒髪天がファンダンゴに来ている、

と聞いた。・・・終ったら行ってみようかな。

、で行ったのだが十三に着いたら8時過ぎていて

ライヴは終ったあとだった、残念。

メンバーとちょっとだけ喋った。

驚いたことにヴォーカルの増子は、俺のブログ

毎日見てくれてるんだってさ!

「暗いけど(笑)すごくいいよ」って言ってくれた。

また絶対一緒にやろうぜ、と言い合って

怒髪天とは別れ、ファンダンゴで

ツルちゃんと邦ヒコと少しだけ飲んだ。


さていよいよ来週はランブルフィッシュ

ライヴ@十三ファンダンゴ。

「帰ってきたヨッパライ その2」

昔からの仲間も、大集合する日。

その日のファンダンゴは6時オープンの

6時30分スタートだからね。

早めに来てくれよ。


俺のエレアコは結局、

サウンド・ホールを塞いでみたんだよ。

・・・なんかマッチョな顔になってしまった(笑)。

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「それ」

2007-05-27 10:42:30 | Weblog

俺は「それ」を、

活字に求める、ロックに求める、

虚空に、闇に、

電波の深い迷宮に、

アルコールの深い海に、

いつまでもさまよい続ける街に、

はてしなく遠くから届く光の中に、

そして自分が創作することに求める。


俺は「それ」を探しながら生きているのだ。


「それ」はどこかにあるはずだし、

「それ」そのものがなかったとしても

「それ」に近いものを集めるだけ集めて鍋に入れて

煮詰めるだけ煮詰めて取り出せば

「それ」が出来るかもしれない。

・・・・・出来るかもしれないじゃないか?




「それ」とは何だ?


・・・わからないよ。


自分が何を探しているのかすらわからないなんてな!


我ながらオドロキだぜ。

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エレクトリック・アコースティック

2007-05-26 00:11:22 | Weblog


アコースティック用のクリップになっているタイプの

チューニング・メーター(ピエゾPU付)を手に入れて、

エミュレーター付のアコースティック用の

プリアンプを手に入れた。

愛用しているエレアコのアウトプットは、

通常のジャックとキャノンタイプのジャックで

ダブル出力できるようになっているのだが

接触悪かったので自分で修理した。

そして、愛すべきドラ猫ヒロシから”コーラス”という

エフェクターを借りた。

コーラス系(空間系)のエフェクターは今まで

毛嫌いしていたのだが、開き直って利点を認めれば

とても有能なヤツである。

音が洗練されて、よく通るようになる。

多少、デコラティヴと言えなくもないのだけれど

エレクトリック・アコースティックという、

本来矛盾していることをやろうとしているので

それはそれで良し、とする。

ギターのサウンド・ホールをふさいでしまえば

ハウリングがもっとましになるのだろうが、

何と、サウンド・ホールからもマイクで音を拾う予定なので、

それはできないのだ。

さあ、後はギターソロ時に、グラフィックEQで中音域を

強調して、音を前に出すかな。

オクターヴァーまで使うのはやりすぎか。


2系統の出力を、どう使い分けるかがモンダイ。

あ、あとマイク録りがあるので、3系統か。


「街で聖者になるのは大変」だが、

バンド編成の中で、しかもメイン楽器として

アコースティック・ギターを鳴らすのも大変だ。


・・・いい音が鳴ればいいと思う。


スピリットは、あり余るほどあるし、

楽曲も、申し分ない。

シンガーは天才だし、

リズム隊は百戦錬磨のツワモノだ。

あとは俺の・・・・・音質。


必要なものは、すべて手に入れた。

あとは、使いこなすだけだ。


2007年の6月3日、

ファンダンゴでのランブルフィッシュ・・・・

お楽しみに!

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長期旅行

2007-05-23 15:05:29 | Weblog

あのとき君の流した涙ひとつぶが

地面に落ちて、

陽光にさらされて蒸発して水蒸気になって、

空に昇った。


そこで大きな雲になり、風に運ばれて空を

どこまでもどこまでも運ばれて、

太平洋の真ん中で、冷たい風に吹かれてまた水に戻り

海へと落ちて行く。

このときの君は、雨のひとつぶ。


海に落ちた瞬間に君は海水と呼ばれる水になる。

地球で一番大きな水の塊、海。

君はその一部であり、全体でもある。


でもある日の君は鯨に飲まれて、

彼の身体の一部になる。

鯨の血、として存在する君。


その鯨はふと思いついて、深海への潜行を開始した。

僕はそれで君を見失う。

いくらなんでも深海まではついていけないから。


でも僕は想像する、その後の君を。


鯨は無事浮上して潮を吹いたんだ、その潮の中に君は居て、

海に落ちてまた蒸発した。

そしてまた雨、今度は地下深く潜ったんだね?


そんなことを繰り返して繰り返して、

あれから何年経ったんだったっけな?


僕は昨日、君に再会したんだ。


何気なく自販機で買ったエビアンの中にいるなんてね。

ははは、驚いたよ。


でも君はまた旅に出る、

次にいつ会えるのかはわからない。

もしかしたら、もう会えないかもしれない。


でもそれはそれでいいんだ。

君は君でそうやって永遠に旅を続けるのだろうし、

僕の方にしたってそれは確かに、そうだからさ。


それじゃ、またね。

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ランブルフィッシュ稼動中その2

2007-05-23 00:05:26 | Weblog

ついにメンバーが揃った。

同時に、

マジックも戻ってきた。

ロックの魔法、

強力な、不思議なチカラ。

そいつは我々のライフワークなのだ。

俺は今、疲れ果ててはいるのだが

幸福感でいっぱいである。


6月3日っていうのは

俺達にとって忘れたくても忘れられない日で、

大事な大事な大事な友達、

ランブルのオリジナルメンバーのベーシスト、

岩佐の命日なのです。

そんな日にライヴやるのは何年ぶりだろう?

とても大事な意味を込めてやるのです。

その日が近づいてきて、

俺も何だか、緊張感が高まって来つつあるよ。



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そんな感じ

2007-05-21 23:16:02 | Weblog
言いたいことはたくさんあるんだけど

いろいろありすぎて

全然上手く言えそうにないんだよ。

嬉しかったこと、悔しかったこと、

切なかったこと、恥ずかしかったこと。

ひとつひとつが強烈すぎて

・・・まだまだ渦中にいるから。

それにしても俺はいつまでこんな

無防備な弱っちい心を抱えて

こんな冬の高速道路みたいなとこを

とぼとぼ歩き続けるんだろう?


とても大きな流れの中の

ひとつの転換期にさしかかっているのだ、

そうとしか思えない。

俺はとにかくあがくだけだ、じたばたするだけだ。

楽しいか?と訊かれると・・・・・・


はは、微妙なところだ、と答えるしかない。



昨日来てくれたひとどうもありがとう。

ミッツのメンバーも、ありがとうな。

夜想にも、ビジョンズにも感謝。

あともうひとつのバンド(名前忘れた・・・)にも感謝。

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今日は京都でLIVE

2007-05-20 14:09:21 | Weblog
昨日のテハンノに来てくれたみなさんどうもありがとう。
楽しかったですね。
俺はまだノックダウン気味なのですが
もうすぐ京都へ出発です。
夜想というライブハウス。
いいところなので今日も来れる人は来てください。

5/20(日)LIVE&SALON 夜想~yaso~

出演:MITT'S THE SLAPSTICK RECTANGLE
   バンスキング
   VISIONS(アコースティックバージョン)

OPEN 18:30 / START 19:00

\1000(+1drink \500)

LIVE&SALON 夜想
京都・油小路御池南西角三洋御池ビルB1F
TEL 075-211-0901
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明日はソロライヴ

2007-05-18 09:46:15 | Weblog

明日、5月19日土曜日

十三テハンノ

片山道郎ソロ(アコースティック弾き語り)

がらんどうのアコヴァージョンとか

ヨシヒデロウとかも出る

から来てな。

順番は未定だ。

あさっての20日、日曜日は

京都「夜想」でミッツのライヴ。

ミッツはもうすぐなくなるかもしれないから

見といてよ。
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