オスプレイ墜落は、他人事ではない。

2023-11-29 21:29:21 | Weblog

友達よ、

危ない危ないとさんざん言われていたオスプレイがついに墜落した。

亡くなった乗組員が可哀そうだが、

いつ落ちるかわからない航空機が日常的に頭の上を飛んでいる地域住民はどんな気持ちか。

冗談ではない。今すぐ、オスプレイは運行停止しなければならない、と強く思う。

これは我々にとって、生きるか死ぬかの問題だ。

そして

最終的には米軍に、我が国から出て行ってもらおう穏やかに。

っていうか世界中の、

すべての軍隊は解体。

武器は製造禁止、使用禁止。核などもってのほか。永久追放。

ヘイトスピーチ、ヘイトクライムには厳罰。人種差別禁止。同族差別も勿論禁止。

独裁には鉄槌を。ああ、一党独裁も駄目ね。閣議決定も許してはいけない。

中国共産党も、日本の自民党もノーサンキュー。北朝鮮は解体。

え?現時点で、トランプが米大統領再選の可能性がある????????

寒気がする。やめてけれ。

アメリカ人よ、アンタらだけの問題じゃねえんだアレは。

UKのブレクジットもそうだったけど、

非・グローバリズム方向に行くのは間違いだ、と俺は思う。

国粋主義的、民族主義的になるのはぜひ、やめようぜ。

 

とりあえず目の前の問題を。

オスプレイは駄目だ。このまま運用を続ければ、民家の上に落ちる日も近い。

巻き込まれるのは何の罪もない弱者だ。

弱者・・・・・・・・・・・それはつまり、俺達のことだ。

全然、他人事ではない。

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これはまるで「サモトラケのニケ」である。

2023-11-27 21:15:06 | Weblog

十一月が、ゴゴゴゴ・・・という音を立てて、終盤に近付こうとしている。

妙な十一月だった。

初めの方、全然涼しくならなくて、でもある日突然、真冬の寒さになった。

そのあとまた蒸し暑くなって。

結局、最後の方でいつもの十一月みたいな気候に、やっとたどり着いた。

不安定な季節に対して我々は打つ手もなく、ぶんぶんと振り回されてしまう。

十二月になれば・・・・・・・・十二月さえ、なれば。

我々は変わることが出来るかもしれない。

黄金色の海老が海中でするり、と脱皮するみたいに。

憎み合うことも、傷付け合うことも、殺し合うことも、終わりにしたい。

心からそう思う。

 

 

 

 

ところで。

 

先日、近所の巨大リサイクルショップのジャンクコーナーで

初期の物であろうクリップチューナーを見つけて、救出した。

時計のSEIKO社製で、ジャンクコーナーにあったのに、ちゃんと動く。電池さえ切れていなかった。

 

しかし、デカい。

 

カラスの赤ちゃんってこれくらいの大きさか?と思うほどデカい。

あと、サイズ感で言えば「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉親父は、これくらいの大きさだったかも。

 

まあいい。僕は阿呆なのでライヴのたびにクリップチューナーをぶっ壊してしまうか、

紛失してしまうか、のどちらかなので、

クリップチューナーはいくつあっても足りないのだ。廉価なものを見つけたら買うことにしている。

 

それで買って帰ったのだがこれ・・・・・これに「羽根」がついてたらもっと素敵かも、

という考えがふっと、頭をよぎった。

何故かオモチャの「羽根」が手元に在ったので何も考えず、くっつけてみた。

 

出来上がったのは・・・・・

これはまるで「サモトラケのニケ」ではないか。

 

「サモトラケのニケ」って知ってますか?

これは、発掘された 古(いにしえ)のギリシャ彫刻の傑作で、

頭部も腕もない、羽の生えた天使の像なのだ。

もともとは頭も腕もあったのかもしれないけど、

発掘されたのはこれだけだったらしい。

ルーブル美術館の一番いい場所に飾られている。

あのスポーツブランドの「ナイキ」は「ニケ(NIKE)」の英語読みで、

ブーメランみたいなトレードマークはこの「ニケ」を図案化したものであるらしい。

 

ネットで検索してみたら、すぐに写真とか出てくるから、

知らない人は見てみてくらっさい。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・見た?

 

 

 

似てない?

 

本家のニケは色が白・・・というかブロンズで、

こちらのニケは色が真っ黒なのだが、

それでも似ている。

 

 

 

ああ俺は偶然とはいえ、なんと罪深いものを創り出してしまったのだ。

(「罪深く」は、ないかも。)

 

 

 

近日中に、ライヴで使います。

見た目も美しいが、チューナーとしての機能も完璧なのだこの「黒いニケ」は。

さすが時計のSEIKO社。

1979年に甲斐バンドがCMのために「HERO(ヒーローになる時、それは今)」

を作ったのだが そのCMも、SEIKO社のものだった。

SEIKO社はエライのだ。

 

 

 

さて、ライヴの開催日が迫ってマス。

2023年、12月2日、土曜日、場所は奈良のSWEET SOUL CAFE「宝島」。

「宝島」と、友達のブルーズバンド「1967」の、

40周年記念のライヴだ。

 

その次は・・・・12月16日、土曜日、場所は京都の四条大宮、「夜想」。

モンビジさんとか、スモシスとか、ミライノスも出るみたい。

 

来てくれ。

あの・・・・「黒いニケ」もきっと、持って行くから。

 

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「ナウアンドゼン」異聞、失われたBメロ。

2023-11-25 21:21:56 | Weblog

ビートルマニア、という人種があまり、好きではなかった。

何でだろう?

多分、ビートルズに集中する感じが、偏狭な気がしていたのだ。

だからラジオのNHK-FMで「ディスカバー・ビートルズ」という番組が

あるのは知っていたのだけど、聴く気がなかった。

しかしある時、トラック運転中に ふ、とその気になったので

スマホの「らじるらじる」で聴いてみたら、

トライセラトップスの和田唱がパーソナリティで、

それなりにマニアックではあったけれど嫌味がなく、楽しく聴けた。

それからはたまにだが、「らじるらじる」で聴いている。

トライセラトップスはヒット曲しか知らないのだが、いいバンドだと

僕としては高評価している。そのヴォーカルギターの和田唱というオトコは

何と、あの、デザイナーでイラストレーターの大御所中の大御所、

和田誠の息子さんらしい。僕は和田誠のファンみたいなものである。

あの煙草のハイライトのパッケージデザインも和田誠の作品である。確かそうだ。

かなりのジャズ好きで、晩年は村上春樹とジャズの本を作っていた。

和田誠は何年か前に鬼籍に入られた。

その息子の和田唱。それはまあ・・・育った環境のせいで、趣味がいいのは当然かもしれない。

血?・・・・そんなものには興味がない。

 

で、先週放送の「ディスカバー・ビートルズ」がすごかったのだ。

明日(2023年の11月26日)の午後一時五〇分まで、

「らじるらじる」の聞き逃しサービスで無料で聴けるから、

興味ある人はぜひ聴いて欲しい。

何がすごかったか?というと、

先月リリースされたビートルズの新曲、「ナウアンドゼン」の

徹底解剖、ということをやってるのだ。

それで、「失われたBメロ」の話が出てくる。

この、今回の新曲のもとになったジョンの、

加工前の音源がネットでは出回っているらしい。僕はそれは知らなかった。

そして、その元の音源には「Bメロ」があったらしいのだ。

わりと複雑なコード進行。転調を繰り返す。

今回リリースされたヴァージョンではすっぱりとその「Bメロ」はカット

されているのだそうだ。

むむむ。

和田唱くんは、その「Bメロ」がとても好きで、カットされたことに納得がいかないみたいだ。

(カットしたのは誰あろう、サー・ポール・マッカートニーだ。)

で、和田くんとしてはその「Bメロ」の良さを理解して欲しいみたいなのだが、

「ネットで出回っているもとの音源」を番組で流すわけにはいかない

だろうと思う。著作権の問題もある・・・・・かな?

著作権登録してなければ問題もないのだが、その辺は不明だ。

しかし「海賊音源」みたいなのを天下のNHKで流すのは無理だろう。

 

そこで和田唱くんは、どうしたか?

自分で、歌ったのだ。

ただ歌ったのではなく、スマホの多重録音アプリを使って、

ひとりで声も何重にも重ねて、バッキングはアコギ一本で、

その「Bメロ」を使った独自解釈の「ナウアンドゼン」を録音し、

番組で流したのだ。

 

それが・・・・良かった。

コーラスも完璧だし、その「Bメロ」も、複雑で美しい。

和田君ヴァージョンは逆に、「サビ」をカットしてるのだ 。

その結果・・・・ポップさは後退したが、深みは増した。

もうなんだか、眼前の風景がグニャッと歪むくらいの衝撃があった。

 

こんなことサラッとやってしまうなんて、

和田くんって すげえミュージシャンだなぁ、と素直に感心した。

 

番組後半で、この和田くんヴァージョンの「ナウアンドゼン」は、流れる。

聴かないと、勿体ないと思う。

明日の午後一時五〇分がリミット。それまでは

「らじるらじる」の聞き逃しサービスで聴ける。

 

 

 

聴いてみてくれ~。

 

 



 

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「手」は、スゲエぜ。

2023-11-24 21:20:06 | Weblog

最近、

「手が動かせる」ってスゲエことだなあ、と思った・・・・

というか、そのことに今更ながら気付いた。

 

だって人間と猿以外の動物は・・・昆虫とか魚類とかを含めて、

こんな器用な手や指は、持って生まれてないのだ。

 

物を掴んだりできるし、絵を描くこともできるし、

楽器を演奏することもできる。手話だって(やろうと思えば)出来る。

 

もし手がマヒしてしまったら僕は相当、困る。

 

もちろん手がなくてもいろいろな表現をされている方々は

多く存在する。すごいと思う。

でも僕はとりあえず、かなり手に依存して生きている。

手に依存して表現活動もしている。

 

いや、手だけではない。

目だって見えなくては手の動かし方がわからないし、

足腰が動かなければ手の持って行きようが制限される。

いやその前に脳がちゃんとしてなければ

手も動かせないし・・・。

 

 

 

 

 

僕はよくコケるし、失敗も多い。

忘れ物を取りに帰る時間で、人生の何パーセントを使ったかわからない。

気も強くない。腕っぷしも もちろん全然。

そしてまあ、タイミングも悪いから みっともない出来事の多いこと。

根本的に 対人コミュニケーションが苦手なのかもしれねえ。

太宰を引用するまでもなく「恥の多い人生」である。

生きづらいことこの上ない。

 

 

 

 

それでも何とか生きていけるのは、嬉しいことだ。

手が動いてくれるのは本当にありがたいことだ、と思う。

 

 

 

この「ブログ」だってさ、考えてみたら

手で、指で、打ってるのだ。

脳で考えたことを。

 

 

僕がもし猫だったら

(自由に動く指がないから)こんなこと出来ない・・・・・・っていうか、

猫だったらこんなこと、

「しよう」とすら思わないのかな?

 

 

 

誰か猫に尋ねてみてください。

 

 

 

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猫の名前 その2

2023-11-19 19:04:21 | Weblog

「ブライアン」(のちの「ブー」)の名前を考えていた時、

名前を付けない、というのもなかなか

スノッブでイカしてるのではないか?

という考えがちらりと頭をよぎった。

単に「猫」と呼ぶのだ。

 

これはもちろん、漱石の「吾輩は猫である。名前はまだ、ない」

からの発想で、

獣医とかで「猫ちゃんのお名前は?」と聞かれて

(結局2年弱の間、獣医に行くことはなかったが)、

「まだ、ないんです」と答えるのは文学的でかっこいいのではないか?

と僕は少し思うた。

でも「はい、「マダナインちゃんですね」と看護師が答える・・・

とかっていうオチもあるかもしれない。

 

確か・・・・村上春樹の名作「羊をめぐる冒険」のなかでも

主人公は飼っていた猫に名前を付けていなかった。

物語の中で「いわし」という名を与えられるのだが。

 

 

 

「ブー」が芦屋の家にもらわれていった少しあとに、

近くでひとり暮らしをしていたランブルフィッシュの佐治くんの

マンション近くに 真夜中に、

ボロボロの子猫がいて、佐治くんについてきた。

彼はこの子を飼うことにし、名前を付けた。

 

佐治くんの名前はフルネームで「佐治朝吉」という。

 

彼はその猫に「夜吉」と名付けたのだった。

「ヨルキチ」と発音する。

いい名前。

「ヨル」と呼んでいたことが多かったけどさ。

 

「夜吉」は、その後もずっと佐治くんと生活を共にし、

十数年を経て猫は

年老いてヨボヨボになり、

最後は人知れず姿を消したそうだ。

「象の墓場」の猫ヴァージョンみたいなものが、都会のどこかにあるのだろうか????

 

 

 

しかしどんな名前も省略されて呼ばれてしまうのならいっそ

「寿限無寿限無五劫の擦り切れ~以下延々と続くが略」と名付けて、

「ジュー」と読んだらいいのではないだろうか。

 

獣医のカルテにはフルネーム書くのだ、嫌がらせで。

 

 

 

 

 

写真は俺の黒猫、「ブー」。

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猫の名前

2023-11-19 16:36:31 | Weblog

猫に名前を付ける機会など、一生のうちに何度もあるものではない。

 

僕は二十代前半の頃、大阪でひとり暮らしをしていて、

ある時、黒猫を飼うことになった。1989年だったと思う。

 

名前・・・・・・・・・・どーしよ、と

色々悩まずにさくっと、「ブライアン」と名付けた。

もちろん、というか 

ローリング・ストーンズの故・ブライアン・ジョーンズからの命名だった。

いい名前だ、と僕は思った。

黒猫のブライアン。

いちばん初めは小さな子猫だった。

 

その頃 近所で同じくひとり暮らしをしていた

ランブルフィッシュの佐治くんはその名前、いたく気に入ってくれた。

 

しかし。

 

その時期、

僕の部屋に頻繁に出入りしていた女の子(ガールフレンドですね)は

猫をいちいち「ブライアン」と呼ぶのが面倒になって

「ブー」と呼び出した。

おーい。

ギャグ漫画じゃないんだから。

女の子が頻繁に餌をくれるので

猫もそのうち、「ブー」と呼ばれて振り向くようになり、

「ブライアン」と呼ばれても反応しなくなった。

むむむ。

 

まあいいか。

僕は大体が鷹揚で心の広い(いいかげんともいう)そんな(損な)性格なので

猫はいつしか「ブー」でいいや、ということになってしまった。

 

「BOO」。

 

しかし「ブー」というのも全然悪くない。

その頃は知らなかったのだが、サリンジゃーの描く「グラス家」の

兄弟の中に「ブーブー」という名前の娘がいる。

「ブーブー・タンネンバウム」だ。

「ブーブー」が本名?なのかどうかはさておき。

兄弟皆に「ブーブー」と呼ばれていた。

この娘は名作「ナインストーリーズ」の中の「小舟のほとりで」という短編では

主人公だ。アメリカにおいてユダヤ人が差別されている、という問題が

さらりと、この話の中にあったな、そういえば。

 

 

今日ちょっと必要があって、古い写真を掘り出していた。

感傷的になっていたのではない。必要があったのだ。

 

そしたら猫の写真が出て来た。

 

記憶では猫の写真、一枚しか撮らなかったと思っていたのだが

5枚もあった。今後・・・順次、アップしていくつもり。

しかし下手な写真。

まあ、しょうがないか。

この写真では「ブー」は、当時僕が一本だけ持っていた

リーバイスの501のオールド(レプリカはまだ存在しなかった)の上に

座っている。

 

このオールドはどこに消えてしまったのかわからない。

 

2年近く一緒に暮らして

「ブー」は、名前の件とはまた別の女の子の家(一軒家)に、もらわれていった。

いろいろとあって、飼いきれなくなってしまったのだ。

ワンルームマンションで飼い続けるのはかわいそうだったし。

 

 

 

30年以上前の話なので、「ブー」はもう、この世にいないと思う。

猫の寿命は我々よりずっと短い。

もし生きてたら化け猫だ。

 

 

なかなか、性格のいい猫だった。

 

 

そういえば

ROCA’66で作ったCDの表紙も

Tシャツも、僕の書いた黒猫の絵なのだが

無意識に「ブー」を描いていた・・・・のかもしれないな。

 

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無題・2023・晩秋

2023-11-17 21:17:47 | Weblog

    

 

 

 

 

まだ死にたくない

   もう少し生きてたい

 

          誰かに殺されたくはない

     もっと生きてみたい

出来れば陽の当たる場所で

      ニコニコしていたい

 

 

奪われたくはない

     人としての権利を奪われたくない

 意味のあることをしたい

 

ただ生きていくだけで 

        何でこんなに難しいのか

僕にはわからない

 

  それでも生きていたい

            これからも生きていたい

 

生活を楽しみたい

      そんな余裕が欲しい

 

 

 

税金は高すぎる

そしてヤツラに勝手に無意味に使われ過ぎている

我々はヤツラの奴隷なのか

ついついそんな風に思う

 

 

本当なら自由なのに

        人生をもっと

               楽しめるのに

 

 

このままじゃ

ふんぞり返った偉そうなヤツラに殺される気がする

格差社会に潰されそうな嫌な感じがする

戦争に巻き込まれそうな気がする

 

嬉々として「差別」をするヤツラ。

 

 

負けずに生き延びたい

負けずに生き延びたい

 

 

そして

 ケラケラ笑いたい

       君と      愛し合いたい

 

誰とも     憎み合いたくない

 

誰にも殺されたくない

 

      誰も傷つけたくない

 

 

誰も殺したくない

 

 

 

 

 

     まだ死にたくない

 

 

 

    

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イラスト入りチラシ。

2023-11-12 18:23:59 | Weblog

久しぶりに手書きで、

メンバーのイラスト入りチラシを作ってみた。

絵を描くのは楽しい。

僕はそういえばデザイン専門学校の、2年目の選択は

「イラストレーション」を取ったのだった。今思い出した。

2年目入って間もなく学校へは行かなくなってるから全然、

そーゆー教育は受けてないんだけれども。

 

しかし絵が好きでそんな学校に行ったのだ。

 

こないだラジオを聞いていて知ったのだが、スピッツの草野君は

美大に行くための予備校に通っていた時期があるのだそうだ。

美大・・・に結局受かったのかどうかは知らないのだが、

そっか、彼も石膏デッサンとかやってたのね、と思い、ほっこりした。

 

デザイン学校では、本物の女の人(絵画専属モデル)を招いて、

ヌードデッサンの時間があった

ことを、鮮明に覚えている。

休憩時間に、全裸に布一枚だけを羽織ったモデルのひと(可愛かった)から、

「君は、バンドやってるの?」と話しかけられてドギマギした。

僕は19歳だった。

あのひとは今、何をやってるのかな。

 

さてさて、ライヴ告知です。チラシに記載されてるのだけど、

12月2日 土曜日は奈良の、

昔にランブルフィッシュでお世話になった、というかライヴやらせてもらってた

「SWEET SOUL CAFE 宝島」に、

ブルーズバンド1967の40周年記念ライヴのゲストで登場。

1967と、あの やっちと邦彦の「やってかましたろブラザーズ」も登場。

懐かしく、賑やかな夜。

 

12月16日 土曜日は、

京都の四条大宮、「夜想」に出演。

この日は、ミライノスとか、モンビジさんとかも出るみたい。

とても良さそうな夜。

 

年が明けて2024年の

 

1月13日 土曜日は大阪・西成区の新今宮駅近くに

新しく復活オープンする「クラブ ウォーター」に出演。

あるす・あまとりあ とかも出るみたい。

淫靡で素敵な夜。

 

そして

 

2月10日 土曜日

京都・祇園の「シルバーウィングス」に出演。

ここは最近の俺のお気に入り。良いハコ。

楽しすぎる夜にしたい。

 

 

あのときのヌードモデルのお姉さん、

僕は未だにバンドやってますよ。 

イラストも時々は、描いてます。

あの頃はグラフィック・デザイナーになるつもりだったのに

気付いたらバンドマン崩れ(トラックドライヴァー兼)に

なってたけどさ。

 

 

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問題は唯一、時系列である。

2023-11-10 21:29:36 | Weblog

ポップミュージックにおける西暦2023年は奇妙な年で、

ザ・ローリングストーンズのニューアルバムが発売され、

バカ売れし(何を隠そう、僕も買った)、

ザ・ビートルズの「新曲」というものが出た。

この二組は、

ロック史に燦然と光輝く二大巨頭である。

今のロックを形作ったふたバンド、という言い方もできる。

 

しかーし。

ビートルズの「ナウアンドゼン」という新曲は、哀しかった。

曲調がもの哀しい、というだけではない。

確かに、驚くほどいい曲だった。さすがは天才・鬼才・ジョンレノン。

彼に関するものは発掘されつくしてたのに、まだこんないい曲が。

しかしこれはビートルズではないのではないか。

ジョンの遺品のテープに、お爺さんになったポールと

同じくお爺さんになったリンゴが重ねて演奏し、

94年に録ってあった故・ジョージの音を重ねる。

ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人の音が重なればビートルズか?

そう・・・・そうなんだけど問題は・・・唯一、時系列が狂っている。

 

 

 

 

 

ストーンズは粘り強く頑張って、

奇蹟のようにいい曲を作りまくって、ツアーしまくって、

メンバーをすげ替えて、

ドラッグに沈殿しまくって、

スキャンダルを世界に振り撒きまくって、

それでも

解散せずにここまで来れたのが偉い。生きてるだけでえらい。

60年代の、世界最高バンドが解散せずにずっと世界的トップバンドで、

演り続けて今80歳???他にそんなバンドはない。

あるわけがないか。

 

 

対照的に・・・ビートルズは終わった。69年・・・70年に。

革命的ともいえる、

世界中を巻き込んだ、唯一無二のロックバンド・ストーリー。

終わったことで、完結した。歴史になった。

「ガラスケースの中のイノセンス」に、なった。

 

その美しさがある。

 

だからポールさんは、こんなに頑張らなくても良かったんではないか?

と、ふと思ってしまう。

 

こんなことしなくても、ビートルズの美しさには

誰も勝てませんよ・・・・って、電話してポールに言いたい。

 

 

曲だけならまだしも、今回の「ナウアンドゼン」の

プロモ・ヴィデオは、はっきり言って怖かった。

ほとんど「ホラー」だと思う。僕個人の感想だが。

同じことを重ねて言うが、時系列が狂ってるのだ。

それを異常にクリアな映像で見せられると、素直に怖い。

 

 

比較して

ストーンズの「アングリー」のプロモ・ヴィデオは、華やかだが

薄っぺらいし、馬鹿馬鹿しかった。(曲は最高なのだが。)

しかしストーンズはあれでいいのかもしれない。

新作「ハックニーダイアモンズ」のCDジャケットの「絵」も同じく

(だが違う意味で)、

薄っぺらい出来だと思うが・・・・・・・・・・・・・・・

あれも もしかしたら、あれでいいのかもしれない。

 

 

 

 

ああ、言いたいこと言ったら気持ちいい。

ひひひ。

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運命論

2023-11-06 20:38:15 | Weblog

10月は我慢の月だった。

日々の労働が過酷過ぎて最近の僕は

休日も朝から晩まで眠っているばかりで過ごした。

冗談みたいに いくらでも眠れてしまうのだ。

しかし有難いことに丸一日眠って過ごせば回復する。

(時々起きて飯は食う。)

何処かが損傷してしまったわけではなく、ただ疲れ切っただけだから。

回復できるのは喜びである。

そして、疲れ切って眠るのは実は至福である。

眠りの中で様々な夢を見る。

「眠りの中に救いはない」と歌ったのは誰だったか?

でもあれは嘘だ、っていうか、逆に

「眠りの中にしか救いがない」、というようなこともある。

僕は眠りの中の夢から、多くの「救い」を得た。

僕の「失ったもの」は、僕の中にしか残っていないのだ。

それらと再会できるのは夢の中しかない。

それを「救い」と呼ばずに何と呼ぶのだ?

というわけで

傍から見たら「怠惰」に見えるだろうが

僕にとって眠ることは有意義なのです。

 

11月に入ったからバンドは動き出すし、

12月からはまた月イチペースでライヴが始まる。

眠るのもシアワセなのだがやはり、本当の幸せはライヴだ。

いや、幸せ・・・って言うのは語弊があるかな。

「楽曲」の中で僕は、僕が失った者たちと再会する。

それは幸せだが、同時に悲しい。

悲しいが、同時に嬉しい。

嬉しいが、切ない。

切ないが、ドキドキしたりする。

懐かしくて、同時に 新鮮。

コード進行とメロディとギター、ベース、ドラムズのアンサンブル、

それに乗る「言葉」。ハーモニー。

笑っちゃうほどかっこいい「ギターソロ」。

ファッション、ファッション、ファッション、

パッション、パッション、パッション。

 

ロックンロールは色褪せない「魔法」である。

 

 

年内の我々、ROCA’66のライヴは

12月2日(土)奈良、SWEET SOUL CAFE「宝島」

12月16日(土)京都・四条「夜想」。

 

 

ぜひ目撃して、「渦」に巻き込まれて欲しい。

こーゆーのって運命だから。



 

 

 

 

 

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