とにかく

2011-10-31 23:33:46 | Weblog


自分を追い込んでゆく。

極限の精神状態の再現を試みる。

切れそうな感じ、

泣き出しそうな感じ、

嬉し泣きしそうな感じ。

ハッピーなのか、どん底なのか、

もはや、わからない感じ。

かっこ悪いような気もするけど、

こんなんしか出来へんねんから、しゃあないやん。

自閉してるのか、開放してるのか。

それすらわからない。

始めると自動的にそういう方向に行く。

本当に、よくわからない。

もしかしたら、誰にも届かないのだとしても。

もう、完全に「意味不明」だとしても。

・・・・やるのだ、

あとの事はあとで考える。

メリットなど、ない。

でも、欲しいのはメリットではない。

断じて、

ない。




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11月6日のこと

2011-10-29 10:53:17 | Weblog



最強に気持ちの良い季節も、

そろそろ佳境にさしかかってきた。

十何年前ならそろそろ、大阪芸大の学園祭だ・・・とかいって

毎年、楽しみにしてたんだけど。

芸大も今は遠くになりにけり。

(俺は芸大生ではなかったんだけどさ。)


でも相変わらず、

歌をつくってはいるし、ギターを弾いて、

ライヴハウスに出演しよう、というのだから

そんなに大して何も変わっていないのかも知れない。

見た目だって、そんなに大して変わってないはずだぜ。

あと十何年経ったらどうなるか、わからないけど。


とりあえずは7日後の未来のこと。

2011年11月6日、

京都・御池のライヴハウス「夜想」。

「ロカ」で、出演します。

トモダチのバンドがいくつか出るし、

ロカもけっこう、いい感じになってきた(ハズ)なので・・・

来て欲しい。

ぜんぜんタフじゃないし、

根性もチカラもないのだけれど、

がんばってやるから。


そういえば・・・・

11月6日、というのは

「ばるぼら」結成を決めた、記念日だった。

あれは1993年だったから・・・・

げげ、18年前?



むむむ・・・。









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本日の独白

2011-10-27 10:18:21 | Weblog




最近、また

「歌」をつくることに時間を費やすようになった。

コードを探って、メロディを探して、言葉を乗せて。

作り直す、作り直す、何度でも変える。

自分だけの錯覚かもしれないけど、

「いい歌」が出来た、と

思えるときは幸せである。

ああもちろん、君が聴いてどう思うのかは

わからないんだけどね。

大体において、聴いてくれる・・と決まってるわけでもない。

でもいいのだ。


ひとは誰でも

「他人の期待に応えるために」生きているのではない。

それでは何のために?

・・・まぁ、それは置いておいて、

でも少なくとも、好きなひと(達)からの

「共感」が得られたりすると、とても嬉しかったり・・・・

するよね?

「共感」を得るために歌をつくっているのではないのだけれど。

では、何故不特定多数のひとに聴いてもらいたいのか。

こんなに無防備なことを

なぜ人前で披露したりするのか。

よくわからないのです。


でも、言葉とメロディと、アレンジを、煮詰めて、煮詰めて。

煮詰めまくったその先に、

何か「救われる」ような出来事が待っているかもしれない。

もしくは

「あんたの行きたいのはこっちだよ」みたいな

標識が立っているかもしれない。


とかそんなことを

能天気に考えてしまうのです。


「本日の独白」でした。


急に寒くなったから、風邪引かないでね。

俺?

俺は大丈夫。



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パンク・ロックとライダースの革ジャン

2011-10-24 10:42:59 | Weblog


ファッションのことを言うと、

「オンガク至上主義」的な人からはわりと

嫌がられる(ような気がする)のだけれど、

まあいいよね。

俺だって「ビジュアル系」・・とかはちょっと・・・・

と思っちゃうもん。何でかな。

きっと、センスが画一的だからだと思うんだが。

でもグリッター系、というかグラムロック方向ならアリだ。

(画一的どころかその逆で、どんどん逸脱してくからね。)

だから、

JET PEPPER TOWERなんかは大好きだよ。


こないだ読んだジョン・ライドンの自伝、

「STILL A PUNK」は、

やたらとファッションの話が出てきて可笑しかった。

ミュージシャンの自伝としては、異質なくらいだと思う。

ヴィヴィアン・ウエストウッドに(ファッションの)

アイディアをいっぱいパクられた、とか

シドはデヴィッド・ボウイ大好きのファッション狂だった、

とか。

しかしどうしたって「パンク・ムーヴメント」は、

ファッションを抜きにしてはありえないだろう。

パンク、といえばだれでも思いつく、

破れたTシャツ、安全ピン、逆立てた髪、

ライダースの革ジャン。いま挙げた4つはすべて、

ニューヨーク・パンクからの文脈(?)で、

ロンドン・パンクの象徴みたいになったモノで、

やはり偉い(?)のは

リチャード・ヘル近辺(テレヴィジョン、ジョニー・サンダース)

とラモーンズ界隈だ。



俺はバイクがらみもあっって、もうだいぶ昔から・・・

ライダースが大・大・大好きなのだ。

あれはもう、機能美の極致・・・みたいなところがある。

ちゃんと上までジッパーを上げると、バイクに乗ってても

本当に風なんか入ってこないんだぜ。


しかし、ラモーンズにしても、ピストルズにしても、

クラッシュにしても、ライダースは着るけど

バイクに乗っていたり、バイクと一緒の写真とかは、ない。


”「バイク」という風俗”ではなく単に、

あの「機能美」をファッションとして取り入れたのだろうか。


バイクと一緒の写真で印象深いのは、

ジャニスが派手なチョッパーにまたがってニカっと笑ってるやつ。

ヒッピーとバイクってのも意外と良かったりする。

あの映画「イージー・ライダー」の二人って、

ちょっとヒッピーっぽくないか?


モトリー・クルーなんかが最悪。


もとブランキー・ジェット・シティの浅井氏が乗ってる、

(改造バリバリの)「サリンジャー号」ってバイクも

かっこいいよね。速そうだし、

ちょっとヤンキーみたいだし(笑)、

何より、ハーレーとかじゃないのがすごくいいのだ。





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どうでもいいようなことについて考える10月

2011-10-22 15:30:09 | Weblog



「ロバート」という名前の略称は、「ロブ」・・・ではなく、

「ボブ」なのだそうだ。

”ばるぼら”の「0番街に住む女」の歌詞にも登場した

実在の、カリフォルニアから来た俺の友達の

「ロバート」がそう言っていたのだから間違いない。

そういわれてみれば

「ボブ・ディラン」の本名は「ロバート・ジンマーマン」だったはず。

平凡な本名を嫌って・・・とのことだったが

「ディラン」に慣れた我々には、

「ジンマーマン」の方が奇妙に感じる。


それでさ、

「マイケル」と「ミッシェル」ってスペルがすごく似てるけど、

単に”英語読み”と”フランス語読み”の違いなんだよね?

「シャルル・ジョルダン」が「チャールズ・ジョーダン」としか

読めないように?

という話を同僚としていて、

あれ?でも「ミッシェル」って女性名詞ちゃう?

ということにつまずいた。

ビートルズの名曲は、もちろんそうだし、

「ミッシェル・ガン・エレファント」って海外で

ギャルバンと良く間違えられた、と何かで誰か(チバくんかな)

が言っていた。

「マイケル」は。間違いなく男性名詞だろう。

むむむ・・と思ってちょっとだけググッてみたら

出てきたのが「ミカエル」で、

「マイケル」も「ミッシェル」も、語源は

「大天使ミカエル」なのだそうだ。

ふむむ・・・「天使」って確か、男でもないし、

女でもない。だから英語圏では男性名詞になって、

フランス語圏では女性名詞になったのではないか?

というのが俺の推論である。面倒臭いからこれ以上、

追求したり調べたりするのはヤメ。


で、英語圏には「ジョン」って名前がめちゃ多いよね。

例を挙げていけばきりがない、「ジョン・ライドン」とか・・

「ジョニー」ってのは、「ジョン」の愛称だろう。

(「ジョニー・ロットン」だもんね。)

「ジョニー・サンダース」も、そうすると「ジョン」か。

「ジョニー・ギター・ワトソン」もそうか。

「ジョニー・ラモーン」も、当然そうか。

「ジョニー・ウインター」もか。

「兄貴」が「兄ィ」になるみたいに、

「ジョニー」のほうがちょっとだけやさぐれた感じがするよな。

違う言語なのに、不思議だ。

ところで

普通、「ジョン」は「JOHN」とスペルするんだが、

「ジョン・スペンサー」という人がいて、

スペルは「JON」なのである。はぁ?と思ったんだが

この人はなんと「ジョナサン」なのであった。

「ジョナサン」も「ジョン」かよ。

まあいいけど。

「ミッチ・ライダー」の「ミッチ」は、

「ミッチェル」の略称だろうか。女性名詞だが・・・・

もしそうなら、「ミッチ・ミッチェル」というのはもしかして、

「ミッチェル・ミッチェル」なのだろうか。

俺の昔からの友達は俺のことを「ミチ」と呼ぶのだが、

英語圏の人が聞くと「ミッチ」に聞こえるだろうか。

その結果・・・俺のこと、

”「ミッチェル」という女性名を名乗る小柄なオカマ”

だと勘違い・・とかしてくれてないだろうか。

わくわく。


・・あれ?「ミッシェル」と「ミッチェル」って違うのか?




そんなどうでもいいことを考え続ける10月。


カダフィ大佐が失脚して殺されましたね。



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わりに日記っぽい日記

2011-10-18 18:15:43 | Weblog



今日の夕方は本当に美しかった。

まだ続いてるけど、もう終わりそう。

一年のうちで、こんな日はそう何回もないのではないか?

ってぐらいに。

さっきちょっとだけバイクに乗ってきたんだけど、

本当に!世界は、心が痛むくらい綺麗だった。

放射能のことはむりやり、忘れておく。

・・・でも気になる(嫌な)ニュースがあったんだよな。

ああ、でもそんなこと書かずにおく。

悲観的になってもしょうがない・・・・・・・。



昨夜は「ロカ」のスタジオだった。

新しい曲が出来て、

そういうときが一番楽しいしジュウジツカンがある。

やっぱ、ライヴやらないと駄目だね。

新曲の歌詞をアップしたりは、もうしないから・・・

十一月の初めの日曜日に、「夜想」に聴きに来て欲しいよ。

ドラムの郁磨とも、前回のライヴ後、

お互いの理解が深まって、息がすごく合ってきた。

(どう聴こえるのか、わからないけどさ。)

ドラムとギター、二人だけのバンドは、すごく自由だ。


・・・とか書いてるうちに

「美しい夕方」は終わった。

窓の外は闇に沈んだ街並み。


あれ?気付いたら十月も半ばを過ぎてるじゃないか。

はぁぁぁ・・・・・・(タメイキ)。

「秋」って本当に、哀しくなるぐらい素敵な季節だ。


「農家の人」になりたい、と時々本気で思う。

そうすれば、もしそうできたら、

戸外で一日中過ごせる。そして一年中外にいられる。


体力的に無理かな。


いや、俺だってヤワに見えて・・・・・・

やっぱヤワか。




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おばあちゃんの歌をうたえ

2011-10-16 11:25:24 | Weblog




昨日の日記で書いた、柳ジョージの

「青い瞳のステラ、1962年夏」なのだが

俺は中学生ぐらいの時だったかな?

曲を聴く前に音楽雑誌か何かで、

この題名を目にしたことがあった。

題名だけでもノスタルジックで、ロマンティックで、

いいよね。


そのときの印象は、

「ステラっていう名前の若い女のことを歌った

ラヴ・ソングなんだろうな」という感じで。

いや、本当にそう思ったんだよ。

実際、歌を聴いてみると、この「ステラ」さんは

おばあちゃんで、俺は驚愕しつつ、しみじみと

「こんなラヴ・ソングもあるんだ」と思った。


おばあちゃんをうたった歌の傑作としては

もうひとつ、なごみ系、脱力系の頂点・・とも言うべき

女の子二人のバンド、「メンボーズ」の

「おばあちゃんが夏を待ってる」を挙げずにはいられない。

「♪子供が駆けてゆく・・横には、おばあちゃん。

おばあちゃんが夏を待ってる・・・よ・・・。」

という素晴らしい歌。

そういえばどちらも題名に「夏」が入っているな。


「メンボーズ」は大阪のギューン・カセットから

CDが出ていて、

プロデューサーはもちろん、須原くんである。

須原くんは一時、よく佐治と一緒にいて、

その頃に俺も何回か会ったことがある。


須原くんは、元気かな。

メンボーズの二人は今頃、どうしてるのかな。



この日記のタイトル

(おばあちゃんの歌をうたえ)はもちろん、

ランブルフィッシュの

「銀河メダルの歌をうたえ」のパロディだ。





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柳ジョージ

2011-10-15 22:12:43 | Weblog



もう昨日のニュースになってしまったのだけれど、

柳ジョージさんが亡くなったそうだ。


好きな歌が、いくつかあるんだよね。

なかでも、

「青い瞳のステラ、1962年夏」

がとっても好きだった。


思い出しながら歌詞を・・・・

「赤いキャンディ 包んでくれたのは 古いニュース・ペーパー」

「上手いもんさ、あんたに教わったちょっとイカしたステップ」

「派手な化粧、振りまくオーデ・コロン、自慢の胸のペンダント」

「今頃 故郷のテネシーあたり刈り入れ時さ とカタコトまじりで」

「好きなブルースかけてた夜は決まって夜明けにすすり泣いてた」

「アフター・ミッドナイト 哀しみは海を渡って行ったかい?」

「も一度船に乗る夢ばかり風邪を引いた日にうわごとのように」

「バルコニーからのぞくあんたはブロンドさえも色褪せていた」

「褒めてくれよブルーアイズ細めて芝生の下で眠っていずに」


テネシーから来たブルーアイズの白人女性が

ブルース好きなんてありえないよな・・・・・・なんて

斜めに構えて聞いていた時期もあったのだけれど、

考えてみたらアメリカという国には1960年代に

ジャニス・ジョップリンみたいな人だっていたのから

(ジャニスはものすごいブルース好きである)、

そんな女(ひと)がいたって(すごぉく珍しいけどさ)、

全然おかしくないよね。


この歌が喚起する、強力なノスタルジアは本物のような気がする。

今では、

「ステラおばあちゃん」は、実在したのだろう、と

思っている。


いいシンガー(&ソングライター)だった。

ブルーズ、R&Bに深くインスパイアされた、

とてもいい日本のミュージシャンだった。


「俺達はただの、魚さ・・・河の流れまでは変えられない」

という歌も良かったなぁ。


ステラさんが亡くなったのが1962年だったのかな。

それから49年後に、

それを歌ったひとも芝生の下で眠ることになった。


ステラさんと、また会えたかもね。

ゆっくりお休み下さい。





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この人にはこのギター

2011-10-14 20:54:12 | Weblog



俺はCHARさんが別に好きなわけではないのだけれど、

今月のPLAYER誌の表紙がかっこよかったので買ってしまった。

年喰ってもかっこいいひとはいいなあ。

CHARといえばMUSTANG・・・・・のはずなのだけれど、

今回、発売されるCHARのシグネイチャー・ギター

「カリズマ」は、ストラトキャスターなのだそうだ。

中のインタヴューで、

「ムスタングにはならなかったんですか?」

と聞かれて

「まさか(フェンダーの)カスタム・ショップの人に、

ムスタング作ってくれとは言えないと思ってたんだけど」

と言っている。・・・言わなかったのかな?言ったのかな?

よくわからん答え方だ。はぐらかしてるのか?

でもやっぱMUSTANGって、

ちょっと変わったギターだし、シグネイチャーなら

ストラトが妥当かも。

(それでもムスタングって、最高なのだけれどね。)

だって、俺が使ってるSKYHAWKもストラトの

発展系ギターなのだけど、何しろストラトって、

完成度の高さはすべてのギターの中でピカイチだと思うもん。

それゆえ、コピーモデルが氾濫しすぎて、

なんか「フツーのギター」みたいになってしまってるのが

いと悲しい。

JAZZ MASTERやJAGGERは、

「ストラトの次世代ギター」だったはずなのだけれど、

いかんせん、完成度の点では、やっぱり

ストラトに一歩、ひけをとっていると思う。

(そこがまた、いいんだけどね。)


さて、「この人にはこのギター」。

思いつくままに。

カート・コバーンにはムスタング。

ジョニー・サンダースにはWカッタウェイのTV。

鮎川誠にはレス・ポール・カスタム。

B・スプリングスティーンにはテレキャスター。

ジョー・ストラマーにもテレキャスター。

ジョン・レノンにはカジノ。

ジョン・スペンサーには20ドルのフジゲン(笑)。

碇健太郎にはファイアー・バード。

友康(怒髪天)にはストラト。

イトちゃんにもファイアー・バード。

ワームス赤井にはレス・ポールジュニア。

リッチー・ブラックモアにはデカヘッドのストラト。

浅井健一にはグレッチ。

ブライアン・セツオにもグレッチ。

ボ・ディドリーには箱ギター。

ブライアン・ジョーンズにはVOXギター。

BBキングには335。

ゲイトマウス・ブラウンにはノンリバのファイアー・バード。

キッチ(コンチ)もノンリバのファイアー・バード。

アルバート・キングには最初期のフライング・V。

ケヴィン・シールズにはジャズマスター。

ヤマダ氏にもジャズマスター。

PEEWEEEヒロシはテレキャスター。それオンリー!

仲井戸麗市には・・・335が似合ってたなぁ。

ミンカパノピカエイジは、テスコ・メイクィーン(笑)。

内田勘太郎にはチャキ。

アキラ・ファイヤーにはテレキャスター。

まあちん(JPT)にはムスタング。

トム・ヴァーラインにはジャズマスター。

坂本慎太郎にはギブソンSG。

ジョニー・ラモーンにはモズライト。

ジミ・ヘンドリックスにはストラトキャスター。

CHARにはムスタング。

クリッシー・ハインドにはテレキャスター。

きりひとにはWカッタウェイのスペシャル。

チャカにはゴールド・トップのレス・ポール。

JUN(C&C)にはグレッチ。

ウエダマン(C&C)にはテレキャスター。

松田健にはテレキャスター。

まあちゃん(ex・ごくつぶし)にはストラトか、ジュニア。

J・マスシスにはジャズマスター。

アサオカにはエクスプローラー。

服部夏樹にはグヤトーン・マロリー。

TOO BOOにはレス・ポールカスタム。

半田にはフライング・V。

ブリクサ・バーゲルトにはムスタング。

ボケロックにはカジノ。

サンボにはテレキャスター。

一蔵にはテレキャスター・シン・ライン。

アベフトシには、テレキャスター。

スティーヴ・クロッパーにもテレキャスター。

片山陽一にはフェンダー・リード。

アベフトシにも、テレキャスター。

萬太朗 にはグレッチ。

まこっちゃんにはストラトキャスター。

コータロー(ex・BOR)にはグレッチ(特別出演ドラムセットw)

山口冨士夫には335か、ノンリバのファイアーバード。

俺にはG&L、スカイホーク。

世はすべて、こともなし。



(忘れてるひとがいたらゴメン。)



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ヴィンテージ・ワイン

2011-10-14 11:32:17 | Weblog


久しぶりに手ごたえのある小説を読んだ。

開高健   「ロマネ・コンティ・一九三五年」だ。


深々と良かった。


開高健はだいぶ以前に読んだことがある。

アマゾン河で魚釣りに耽溺する

ノンフィクションの名著「オーパ!」だ。

これは、佐治のところにあった。


今回読んだこの本は、

六編の短編小説が入っている。


表題作「ロマネ・コンティ・一九三五年」では、

二人の男が2本のワインと対峙する。

------以下引用---------------------------------

「ぼつぼつはじめるとするか」

「いいね」

「どちらからやろう?」

「おまかせするよ」

「若いのは六歳、古いのは三十七歳だ。

となりどうしの畑でとれたけど、名が違うから異母兄弟

というところかな。本場中の本場、本物中の本物、

ヴレ・ド・ヴレというやつさ。」

------引用終わり-----------------------------------


それで読み進めると、ちょっとあとでわかるのだが

この「若いの」は、”ラ・ローシュの一九六六年”なのだ。

ありゃ。俺と同い年じゃないか。

ってことは、この小説での「今」は、三十九年前なのだな。

見ると初出は、「文学界」の一九七三年一月号だった。

むむ・・・小説自体がヴィンテージ化してるよ。


それで問題はもう一本のほうのワイン、表題になっている

「ロマネ・コンティ・一九三五年」である。

----------------以下引用-----------------------

「たいへんな酒だよ。こいつが日本にやってきて

ホテルのワイン・リストにでていたら、

何もいわずに眼をつむることだね。目玉が眼鏡をつけたままで

とびだしちゃうんじゃないかな。」

------------引用終わり-------------------------------------


というくらい高額で希少なワインなのだが

さてその味は・・・・そして出てきたものは・・・?


まぁ、謎解きものではないからネタバレしても

かまわないと思うから書くのだけれど、

希少ワインは保存が悪かったのかひどい味で、

小説家の中から出てきたのはある「女」の思い出だった。


女との物語が、何の説明も無く始まり、終わる。


------------以下引用---------------------------------------

小説家は風船玉グラスをそっと両掌で抱くようにして持ちあげ、

暗褐の凄しい淵を一口ずつすすった。さすがだと思う。さすがだ、

と思わずにはいられない。これほど犯され、奪われ、

衰退させられていながら、まだ、女をみちびきだしてくるのである。

-----------引用終わり-----------------------------------




・・・渋いなぁ。





他の短編も、全部良かった。

俺は開高健について、

「アウトドア派の釣師」という印象しか持っていなくて、

一面、それは間違いではないのだけれど・・・

どう考えても

「作家」が懊悩の果てに「釣り」にはまったのだ。

それを知らなかった。

とんでもなく無頼で面白い人だ。もう故人なのが残念だが、

非常に興味深い作家をまた一人、発見してしまった。

とても嬉しい。


佐治ならきっとこう言うだろう。

「開高の深さに、やっと気付いたか」って。

得意そうな顔して(笑)。



いや、絶対・・・・そう言うと思うな。

ふふふ。




さて、蛇足になるが続けると、


近年の俺は相変わらずの酒飲みなのであるが、

ここのところ5年くらい?もっとかな、

赤ワインばっかり飲んでいるのだ。安ワイン。

(さっきの本の「ロマネ・コンティ」って多分、赤ワインだよね。)

それ以前は夏はウイスキー、冬は日本酒だったんだけど。

もちろん開高氏と違って味なんか全然

わかりゃしないから千円以下、下手したら500円くらいの

最低ラインの赤ワインばっかり飲んでるんだけどね。

そんなのでも甘くないやつは、けっこうおいしいのだ。

最低のワインにはまってる労働者階級のアル中のことを

ヨーロッパあたりでは、「ワイノー」っていうんだって。

ははは。俺なんかずばり「ワイノー」だ。


そういえば昔に、キース・リチャードがストーンズの外に

作ったバンドの名前が、

「エクスペンシブ・ワイノーズ」だったな。

「高価な”ワイノー”達」ってか。

イヤミな名前だよな、今になって思うと。










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