「時間」について、「暦」について。

2011-11-05 12:38:39 | Weblog


「時間」について、うつらうつらと考えていた。

「時計」に関わるまでは知らなかったことって多い。

たとえば・・・・

1秒の長さってどうやって決めたのか?

そんなことそれまで、考えもしなかったけど。


こういうのって、もしかして学校で習った?

習ってないよな?・・理科とかで?

もしやってたとしても俺は絶対寝てたね。

(そんなことえらそうに言わなくてもいいか。)


こうだ!こんな風にして決めたんだ!

という「答え」があるわけではないのだが、

こうとしか考えられない、

という「答え」は、ある。


つまり、地球が一回転する長さを計る。

これは、ほとんど「不変」だ。

何万年・・というレベルで見ない限り。


その「一日」の長さを24に分割する。

それを60に分割する。

それをさらに60に分割する。

それが、一秒。


一時間も、一分も、一秒も、

「一日」から算出されたのだ。

どう考えてもそうだ、だって「逆は不可」だ。


ははは、何や、そんなん、そうに決まってるやないか。

とか言うなよ。

俺は「あたりまえ」とかって言われるのが大嫌いなのだ。



でも、「誰が」「いつ」、決めたのか。

まず、何で一日を24に分割したのか。

謎だ。

2、でも3、でも4、でも割れるから便利なのは確かだ。

算数は死ぬほど苦手なんだが・・・・きっとそうだ。


理数系、というかアタマのいいひとはそんなこと、

知ってたのだろうと思うのだけれど、

俺は時計の資料を読み漁っていく中で、初めて知った。


それとか、

現代では世界中ほとんどの国が採用している暦である

「グレゴリオ暦」というものが、いかに画期的で

精密な暦か、ということも知った。

四年に一度の、うるう年に一日を挿入するだけで

何百年もの間、修正の必要が無いのだ。

こんな暦は、それまで存在しなかった。

それでも極小に微妙なレベルで「天体の動き」と

「実際の暦」がズレていくので、

何年かに1秒・・・というくらいの精密さで

「うるう秒」というのが挿入されている。

「うるう秒」だって!

そんなの・・・「アホちゃう?」ってぐらいスゴイよな、


江戸時代まで日本で実際に使われていた「旧暦」

というのが、ただの「陰暦」ではなくて

「太陽太陰暦」だった、というのも知らなかった。

(ただの「陰暦」では、農業に合わなかったのだ。)

恐ろしく複雑な暦で、天体及び暦の専門者でないと、

カレンダーを製作することすら出来なかったという。

大衆にとって「暦」は、さぞかし、

ミステリアスだったろうと思う。

現代では、初めの日の曜日と、うるう年であるかないか、

ということだけ確認すれば

小学生にだってカレンダーが作れる。

江戸時代の人が聞いたらさぞかしびっくりするだろう。


「一秒」から「暦」まで、考えさせてくれる

「時計」という存在は、とても魅力的で素敵なのだ。


つまらない、ややこしい話につきあってくれてありがとう。

もし俺が若くて、それで「デート」か何かのときに

こんな話を持ち出してたら絶対フラれてますな。


はははは・・・・。


コメント (2)
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