君は元気ですか?
僕は・・・・・・・・・・・・・・・そうだな、
トラックに乗るようになってからは
無闇に忙しいような、それでいて単調なような。
トラックにラジカセを持ち込んでからは
オンガクに深く浸れる時があって、それは素敵だ。
何物にも代え難いくらい素敵。
毎日アサヤケを見ているし・・・・・・・・・
また当然のこと言ってるように聞こえるだろうけど、
アサヤケも毎日、違うんだぜ。
雲が分厚いと、まったく赤い色が出ない日もあって、
あれは「焼けてない」のな。
でも青だけの夜明けもとても素敵。妙に神秘的な感じ。
そうそう、
朝焼けと夕焼けって、光景的には(もしくは現象的には)
すっごく似てるから、
時々、時間を逆行してる気になれることがあるんだよ。
どうやるかっていうと、
アサヤケを見ながら、
実は今は夕方で(っていう自己暗示を自分にかけて)、
これからだんだん暗くなるはずなのに、え?・・明るくなっていく・・・
っていう風に。
逆行する時間の中を旅するブラック・スパイダー。
昼間に近づくと、光は真っ白で、
そんなのって色彩的に、面白くないような気もするんだけど、
本当は、その白色光の中に、すべての色が秘められている。
見えないだけで。
知覚できないだけで。
気付かないだけで。
世界って本当に・・・・あなどれないぜ。
ああ、そうそう、バンド、いい感じだよ。
二人だけだと「ユニット」っていう風に見えるかもしれないけど、
音はしっかり「バンド」なんだな。
歌うたうのってしかし、
楽器弾くのとはだいぶ違うね。
今さら何言ってんだ、って思うだろうけど。