さっき貼り付けた動画は見てくれたね?
それで、
そこに写ってるギターについてどうしても
ひとこと、言いたくなったからこれを書いている。
僕の弾いてるギターの話ではない。あれはあれですごーく大事なのだが、
ここで言及するのは
ボケロウが抱えている、ナチュラルフィニッシュ(木の色そのまんま、と言う意味)
のエピフォンのセミアコ(構造的には実はフルアコ)、
名前は「カジノ」だ。
あれは
ランブルフィッシュのギターの、庄司のギターなのだ。
よく見たら「ベタ」(ランブルフィッシュという熱帯魚のこと)の
絵が楽器に描いてあるのが見えるはず。
この時期・・・1997年のちょっと前に
ボケロウが楽器を壊してしまって、どうしよう・・・・となってしまった。
ちなみに
ボケロウは仙人のように「物欲」というか「所有欲」というものが希薄なので、
楽器にも執着がない。
それで楽器がないボケロウのために、
僕がわざわざ奈良までバイクで出掛けて行って、
ランブルの庄司に頼み込んで、ギターを貸してもらったのだ。
ギタリストはあまり、自分の大事なギターを人に貸したくない。
僕もそうだ。
でも庄司は貸してくれた。そのギターが、
この動画に写っているギターだ。
これは「ランブルフィッシュ」の後期に、庄司がバンドで
メインで使ってたギターだ。
僕は「ランブルフィッシュ」と「ばるぼら」を、
こういう形で(精神的に)「繋げる」ことを画策した。
「ランブルフィッシュ」のギターを、「ばるぼら」のヴォーカルが弾く。
それが実現して、すごく嬉しかったのを覚えている。
だいたいが、「ランブルフィッシュ」がなければ、「ばるぼら」も、なかったのだ。
「ばるぼら」のメンバーは全員、
過去に「ランブルフィッシュ」に関わった人間ばかりなのだから。
このエピフォンのギターは
「ばるぼら」が終わった時に僕がちゃんと
庄司に返しに行った。
感謝の意も、ちゃんと伝えた。ショウちゃん、あのときはありがっとね。
このギター、好きなんだよな。
見るだけで何だか、心がほっこりする。
追記・エピフォン「カジノ」と言えば
ビートルズファンはぴくっと反応するのだが、
このギターは実は、かのジョン・レノンが愛用したギターとして
世間では有名なのである。
つまり我々はこのギターを通して
ジョンとも繋がるのだ。
付記・「カジノ」と言う名前で誤解して欲しくないのだが、
僕は大阪に遊技場としての「カジノ」を作る計画には大反対である。
って言うかそんなの、話にならない。問題外だ。
博打場なんか作って・・・・・・そんなの、駄目駄目に決まってんだろ?