昨日の続き、というか補足。
27日の「WEEKEND SUNSHINE」でピーターさんが言ってたことを書くんだけど、
細部の確認のために
らじるらじる の聞き逃しサービスでもう一度聴こうかな?
とも思ったのだけれど、
今回は「ラジオ放送の一回性」の感動を大事にしたい・・・という気になったので、
聴き返さずに、そのまま書くことにした。
だから細部は違ってるかも。
ニューヨークでのジョニ・ミッチェルのライヴに
録音機材を持って現れた、まだ無名時代のジミ・ヘンドリックス。
ミッチ・ミッチェルもいる・・・ということは
エクスペリエンスは結成済みだったのだろう。
ライヴ後、宿泊していたホテルに引き上げて(ジョニと同じホテルだったらしい)、
夜、ジョニとジミとミッチは初めはジョニの部屋でその
録音した今日のライヴの音源を聴いていたらしい。
そしたら守衛から「うるさい」との苦情が出たので、
同じホテル内のジミの部屋に(多分機材込みで)移って、また聴いていた。
そしたらそこでも苦情が出たので
今度はミッチの部屋へ移動。
今度は苦情が出ないように音をかなり小さく下げて、
3人で身を寄せ合うようにして音源を聴いた・・・・・・という話。
夜のニューヨークのホテルの部屋で、
オープンリールの録音機材のそば、
身を寄せ合うようにしてライヴ音源を聴いていたジョニ・ミッチェルと
ジミ・ヘンドリックスとミッチ・ミッチェル。
ジョニもまだ二十代初めごろの年齢だと思う。
ジミもミッチもたぶん、それくらいの年齢。
その3人の姿を思い浮かべると、
何だかもう、あまりにも可愛らしいというか、
神々しいというか。
本当にすごいなぁ・・・・・・・・・・と感心してしまうのだ。
まさかジミヘンがジョニに興味持ってたとは。
でもそういえばかのプリンスも、
ジョニの大ファンだったんだよな。
わざわざここに書いたのは、
こういう細かい話ってきっと、時が経てばきっと俺、
忘れてしまうんだろうな、と思ったから。
我々の人生って、
忘れ去ってゆくことが余りにも多い。
でも、忘れたくないこともある。
ささやかなエピソード。