確かに君は少し変わっていた。
個性的・・・って言えば聞こえはいいけど、
まわりからちょっとハミ出してるっていうか。
そりゃ、目立つのは目立った。
もしかしたらそう言う俺だって、
そんなにマトモではなかったかもしれない。自分ではそう思わないけど。
俺は、出会った初期段階から
致命的に君に惹かれてたんだ、と今では思う。
こーゆーのは理屈じゃない。
人生は直感と確信と行動だ、そうでしかないだろ?
それで、今になって思うのはさ、
「正しい」も、「間違い」も、ないんだってこと。
「運がいい」、「運が悪い」も、ない。
無敵、ってくらい運の良かった君があんな事になっちまって・・・
俺は一時は、いろいろなものを恨んだり、憎んだりしたものだった。
運命、とか成り行き、とか、そういうものを。
でも、そういうのも・・今はもうやめた。
今でも思うのは・・あれは、何だったんだろうな?ということだ。
あの輝き、あの永久エンジンみたいなパワー、
まるで重力みたいな強力な吸引力。
あのエネルギーみたいなものは一体、君のどこから湧いてきてたんだろう?
マホーとかキセキとか、そういう言葉にしてしまうと
陳腐なものに成り下がってしまう危険性があるけど(それでも、
そうとしか言えないからそう言うんだけど)、
俺はあれから、そういうものを探すために生きてる気がする。
マホーとか、キセキの、ほんの小さなものでいいから・・カケラを。
それは時々(ほんのたまにだけど)、あるし、
それさえあれば、また何か始められるかもしれない。
また絵空事言ってやがる・・・って思われるかもしれないけど。
それと、
2013年3月16日は大阪の十三の、クラブ・ウォーターに来てくれよ。
いろんなことがいろんなことが、
最後になっちまうかもしれないんだぜ、冗談抜きで。