カケラ(2013年3月16日はWATERで「ROCA」のライヴ。)

2013-02-28 17:24:20 | Weblog





確かに君は少し変わっていた。

個性的・・・って言えば聞こえはいいけど、

まわりからちょっとハミ出してるっていうか。

そりゃ、目立つのは目立った。


もしかしたらそう言う俺だって、

そんなにマトモではなかったかもしれない。自分ではそう思わないけど。


俺は、出会った初期段階から

致命的に君に惹かれてたんだ、と今では思う。


こーゆーのは理屈じゃない。

人生は直感と確信と行動だ、そうでしかないだろ?


それで、今になって思うのはさ、

「正しい」も、「間違い」も、ないんだってこと。


「運がいい」、「運が悪い」も、ない。


無敵、ってくらい運の良かった君があんな事になっちまって・・・

俺は一時は、いろいろなものを恨んだり、憎んだりしたものだった。

運命、とか成り行き、とか、そういうものを。

でも、そういうのも・・今はもうやめた。


今でも思うのは・・あれは、何だったんだろうな?ということだ。

あの輝き、あの永久エンジンみたいなパワー、

まるで重力みたいな強力な吸引力。


あのエネルギーみたいなものは一体、君のどこから湧いてきてたんだろう?


マホーとかキセキとか、そういう言葉にしてしまうと

陳腐なものに成り下がってしまう危険性があるけど(それでも、

そうとしか言えないからそう言うんだけど)、

俺はあれから、そういうものを探すために生きてる気がする。


マホーとか、キセキの、ほんの小さなものでいいから・・カケラを。


それは時々(ほんのたまにだけど)、あるし、

それさえあれば、また何か始められるかもしれない。


また絵空事言ってやがる・・・って思われるかもしれないけど。










それと、

2013年3月16日は大阪の十三の、クラブ・ウォーターに来てくれよ。


いろんなことがいろんなことが、


最後になっちまうかもしれないんだぜ、冗談抜きで。



















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バイク

2013-02-27 16:47:47 | Weblog



まだアレ乗ってんのか?って誰かさんに言われそうだけど。

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あてのない約束

2013-02-26 16:07:45 | Weblog


叶うあてのない約束をすることで

少しは気持ちが晴れるなら、

そうすればいいと思うんだよ。


そういう「望み」がある、って

口に出して言うことにもなるからね。


それに

絶対 叶わない・・・って決まったわけでもない。

「絶対」は、ないから。それだけは「絶対」だ。(矛盾してるけど。)



「望み」って、叶うことばかりではない。

っていうか、そうでないことのほうが多い。



でもさ、

「ダメモト」で、ちょっと無理そうなことを願ってみたって

バチは当たらないよな。


言ってみよう。




君とまた、まっさらな気持ちで出会えますように。











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正業、そして私が路上で見たもの

2013-02-21 16:23:40 | Weblog

私の正業は音楽である。


ミュージッシャンと呼んで頂いて結構。


だがしかし、もしかしたらご存知かもしれないが・・・・・

「音楽で飯を喰う」のは、簡単なことではない。

「ブルースをサカナに酒を飲む」ようなことはしょっちゅうあっても、

「オンガクをオカズに飯を食う」のは至難の技である。


だから私は、その都度その都度、「仮の姿」になって、糊口をしのいでいる。

ある時期は、こ汚い古着屋の店員のフリをし、

ある時期は、ブランド時計を売りさばく店員のフリをしていた。

みんなまんまと、騙されてくれた。


さて賢明な方なら、もうお気付きかもしれないが、

私は今年から、

大きなトラック・・・というか、ダンプの運転手のフリをして暮らしている。


よって今後のこのブログには、私が、今の私の日常である「路上」で、

見聞きしたこととか、考えたことなどが書かれると予想される。


前置きが長くなったが、今日、愛知県あたりでみたトラックのこと聞いておくれよ。


荷台がオープンの、普通車の何てことないトラックなのだが、

荷台の後部に社名が書いてあって、

その名が、「横引シャッター」だった。

ついつい考え込んでしまったのだが、

これは・・・・・普通ならタテに降ろすシャッターを、

ヨコに開け閉めできる・・・・という新製品を発明した画期的な会社なのだろうか。

それとも、

ただ単に、「横引さん」という人が経営している会社なのだろうか。

私は、ノイローゼ的に「考えすぎ」だろうか。

もしかして「横引シャッター」でググッたりしたら出てくるのかもしれないが、

やめておこう。

「謎」は、「謎」のまま置いておきたいではないか。



もうひとつ。


「愛須興業」というような名前の書いてあるトラックも、ちょっと前に見かけた。

こちらは関西。

「興業」じゃなかったかもしれないんだけど、「愛須」は間違いない。

これは・・・・「氷屋さん」か?と思ったのだが、

荷台を見たら、建築関係か、内装関係のような機材が載っていた。

読みは間違いなく「アイス」であろう。

もし「氷屋さん」だったら・・・・

シャレか、半分冗談でつけた「当て字」の名前だろう、と思うところだが

きっと「本名」なのだな。とても素敵だ。

でも

「愛須さん」のあだ名は単に「アイちゃん」だったりするのだろうな、

などと、どうでもいいことを考えてしまった冬の終わり。


さてさて


私の正業たるロックバンド「ROCA」の、次のライブは

3月16日土曜日、場所はまた大阪 十三 クラブ・ウォーター。

最近、このウォーターでばっかりライヴやってるけど、

これは意図的なものなので、ぜひぜひ観に来てください。


いちおう説明しとくけど、「ROCA」は俺と、ドラムの郁磨と、

二人でやってます。エレキギターと歌、そしてドラムセット。



聞いて欲しい歌が、たくさんあるんだよ本当に。








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価値

2013-02-20 16:05:07 | Weblog



「価値」について、考えてしまった。

何?って、ギターの「価値」。


レスポール・スペシャルは、まあいい。

だって、「ヴィンテージ」とは呼ばれないにしても

ギブソンの77年製の「オールド」ではあるし、

売りに出したって(売らないけどさ)、それなりの値段がつくはず。


問題はもう一本のメイン、

「ばるぼら」のときから使ってるG&Lの「スカイホーク」だ。

このモデル自体、とっくに絶版・・・というか製造してないし、

もちろん「オールド」でもない。

G&Lというメーカーの知名度も、そう高くない。

(レオ・ファンダー直系、ということさえあまり知られていない。)

それにステージで使い倒してるからキズが・・・エグい。

塗装も、だいぶ剥げてきてる。

それに、大改造してるんだよな、そういえば。

アームユニットをまるごと、「ゴトー」製の

フロイド・ローズみたいなロック式に替えてある。

当然、ネック・・っていうかナット部分もロック式。


こういうのってさ、ヤフオクにもし出品したとしても

(出品しないけどさ)、

「その他」のブランドのところで、


「大改造品。キズ多し。ジャンク扱い」なんてことになるのではないだろうか。


・・・っていうかそうでしかない。


それではあまりにも哀しいではないか。

でも、俺にとってはスペシャルも、スカイホークも、

「お金では売りたくないくらい」に、大事なものである。



「価値」っていうのは、「愛情」そのもの、でもあるのだ。












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アメリカ村

2013-02-17 15:30:09 | Weblog



ついこないだのこと、

大阪はアメリカ村の三角公園の近くに宿泊し、

チェックアウトして朝10時くらいのアメ村を通りかかって、

突然ものすごい懐かしさを感じた。

そのちょっと前の夜にも、この辺は通ったのに、

何でかな・・・と思ったら単純に、朝だったからだ。


二十歳になったばかりの頃、

周防町の・・とあるファッションビルの3階の古着屋で、

3年くらい、働いていた。

今のあの辺とはもう、全然違う。

ビッグステップのところは学校だったし、

三角公園だって、あんな小洒落た造りじゃなくて、単純に三角形の、

どこにでもあるような公園だった。

公園は、そういえば改装してた時期があったのを覚えている。


ワームスの赤井くんが言ってたから思い出したんだけど、

阪神高速の下あたりは、クルマ停める絶好の穴場だった。

そうそう、俺も停めてた。

アメ村のあたりで路上駐車してた、なんて今では嘘みたいな気がするけど。

二十年以上前、ってことになるのか。

そりゃ、いろいろ変わるよな。


朝のそれくらいの心斎橋の駅は、

アメ村に出勤してくる(のであろう)若者が多いみたいで、

「金髪に染めてる率」が高く、笑えた。


心斎橋の駅のホームで、最終電車の扉を手で押さえたまま、

「ミチ、早やく来い!」と叫んでいた佐治を思い出した。



あのときはありがとう。








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THE RAIN (草戸千軒)

2013-02-15 17:53:49 | Weblog

エンジンを停めたトラックの運転席で、

屋根に雨粒の落ちる音を聞いていた。


何故か俺は昔からこの手の音が好きで、

他には

キャンプに行ったテントの中で聞く雨の音とか、

屋根裏の部屋で、屋根に当たる雨の音。

屋外で、傘をさしていれば傘に当たる雨つぶの音。


雨、という状況自体が、好きなのかもしれない。




雨、といえば・・・・

俺がランブル以前に、広島県福山市での中学時代に、

友達のヴォーカル「どいけん」と一緒に、生涯初めて組んだバンドの名前は、

そういえば当初は「THE RAIN」だった。

どいけんが付けたのか、俺が付けたのか・・・どっちだったかな。

でも、この名前は何だか気恥ずかしくて、

後年、「草戸千軒」に改名した。これはどいけんの命名。


でも今思えば「THE RAIN」も、そう悪くない。

特に、「OASIS」の前身バンドの名前が「THE RAIN」だった、

というのを知ってからは、なおさら・・・

「悪くないじゃないか」と思っている。


しかし、「草戸千軒」のほうがもちろん、いい。

これは福山で発見された、日本最古の集落の遺跡の名称。

俺はとにかく「古いもの好き」で、

それの出発点みたいなのがもしかして、ここにあったのだろうか?

・・・とか言ってみたりして。



ところでこの「草戸千軒」というバンドは、解散していないので、

今も存在する。




いつか、活動再開する日が来るかな?









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超短編・「目が覚めたらいつも路上にいる」

2013-02-13 17:25:57 | Weblog

君はまた 夜の真中に放り出されたところ。


頼みの綱のバイクでさえも青息吐息、

どこまで行ったら次のガソリンスタンドがあるのか、ってことさえ

全然、定かではない。


雨なんか降ったって平気・・・なんて強がりを言ったところで

土砂降り雨には君だって、なすすべもない。


凍りついた心を抱えたままで、

何処にも行く気なんかありはしないんだろう?

それでも、どうしても、移動せずにはいられなかったんだね?


それだったら君は、覚悟を決めたほうがいいかも知れないぜ。


だってもうすぐ、暴風雨がやってくるのは目に見えてるし、

君が着てるものといったらその薄いシャツ・・・・・・・・・・・・・

それだけなんだから。


ジーンズはズタボロで穴だらけだし、

買ったときからそんなんだったって?・・・・・知ってるよ、そんなこと。

だったらもっと、マトモなもの買えよな。


君の好きなものといったら本当に、古いものばかり。


ただ古いだけじゃなくて、おんぼろの、ズタボロの、

・・・・・・・・・・・・これ、本当に動くのか?っていうような。


バイクにしても、ギターにしてもそうだ。革ジャンもそうだった。


それで「ヴィンテージ」ですらない、っていうんだから笑わせる。


そんなので、どこまで行けると思ってるんだ?


そもそも君は、どこから来たんだよ?


ずと東のほう?


団地?


・・・・と、戸山ハイツから来たの?



暗転




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昨夜はありがとう

2013-02-12 13:25:24 | Weblog

「ひとりROCA」

ライヴ@大阪・十三、クラブ・ウォーター

来てくれたひと、どもありがっとでした。

昨夜は、「弾き語り」ではなく、

「ひとりでバンドやる」という意識でやりました。

考えてみたら・・・ひとりでエレキギター弾きながら歌う、ってこと人前でやったのは

初めてだった。

ひとりでやるんだったら今までは当然、アコギだったから。

自分としては実験的な試みで、楽しかった。

それで、ずっしりと手応えもあったけど同時に、

ドラムの郁磨の音と、二人で練に練ったアレンジと、

「穏やかな彼」の存在がいかに貴重か、ということも実感した。

次からは、二人でやる。

来月はまた、十三 クラブ・ウォーターでライヴ。

3月16日、土曜日。

俺はまだここにいて、音楽を続けています。

それに気付いて欲しい。

そして、ライヴハウスに足を運んでください。

待ってます。

あ、でもまだちょと先の話だな。

でも、忘れないでいてね。



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2013年2月11日は大阪、十三、クラブ・ウォーターで「ROCA」のライヴ。

2013-02-08 16:49:50 | Weblog




マイブラ御一行はまだ、日本に滞在中なのだろうか。

京都観光でも・・・・ってことで、ウチの近所をうろついてないだろうか。

大音量でマイブラかけたら、寄ってこないだろうか。

むむむ。


さてさて、

もう、しあさって。2013年、2月11日祝日。

ROCAをやります。

大阪の、十三の、クラブ・ウォーターにて。


今月は変則で、「ひとりROCA」。

何故?って、そらアンタ、・・・オトナの事情がいろいろ、あるのよ。

来月からはドラムのイクマとの二人編成に戻るけど、

今月のライヴだけ、ひとりで演りまする。


ひとりだからってもちろん、手抜きはナシだからね。

エレキギターと歌で、「ROCA世界」を構築しマッス。


「ワームス」も出るし、とにかくとにかく。

2月11日は、「建国の日」か何からしいけど、そんなのは知ったこっちゃない。



いつもいつも、人生なんて「過渡期」の連続でしかない。

一瞬の刹那を発光させることに全精力を傾ける。




連休最後の日、「ひとりROCA」をオーエンしに、

絶対来てください。






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