俺が昔、在籍したバンド「ランブルフィッシュ」は
VO G G B D SAX の6人編成だった。
Gが二人いるのは、ストーンズを参考にした結果だろうと思う。
SAXがいるのは、仲間内に吹ける奴がいたから・・・・だろ?単純に。
(メンバーを選んだのは佐治だ。)
ストーンズというのはしかし、つくづく・・すごいバンドで、
世界中のロック小僧たちがこぞってストーンズの真似をした。
VO G G B D の5人編成を我々は「ストーンズ編成」と呼ぶ。
VO/G G B D の4人だと「ビートルズ編成」とか言ったりするけど、
本物のビートルズの場合は「ダブルヴォーカル」なので ちと特殊だ。
ストーンズ編成のバンドは多い。
エアロ、NYドールズ、Bクロウズ・・・・いくらでもある。
みんな単純に、ストーンズになりたかったんだろうけど。
あ、そうそうROCA'66のドラムの樋口和也が昔いたバンド、
「イージーウォーカーズ」もストーンズ編成だったよな。
しかし
ひとつのバンドに同じ楽器の専任者が2人いる、というのは実は
妙なものでも、ある。俺は・・ケーケン者として、そう思う。
考えなくてもわかることだが、同じ楽器だから「音域がほぼ同じ」なのだ。
・・・音量バランスがとても難しい。
しかし、世の中には
ストーンズ編成に、さらにGを足して
VO G G G B D ・・・の6人編成のバンドもある。
レイナード・スキナードがそうだったし、
ほかにもあったんだけどな、名前忘れちまったよ。
レディオ・ヘッドは5人のストーンズ編成だけど、
トム・ヨークがギターを持つことがよくある。そうなると、トリプル・ギターだ。
Gが3人もいたら、アレンジをよっぽど、ちゃんと考えないとね。
テキトーにやったら「ノイズのカタマリ」になっちまう。
・・・・・・・・・・・・・・あれ?それでいいのか。
それはさておき。
我々のROCA'66は、VO/G とDの二人組。
これは「ホワイトストライプス編成」といって・・・というのは嘘。
何も参考にしたわけではない。
でも最近、洋楽ではこの編成のバンドも、時々見かける。
あ、日本のロックシーンにも、あるよね。
二人だと身軽で動きやすいし、何かと「自由」なのだ。
そのROCA'66、今週の日曜は十三、クラブ・ウォーターに出演するよ。
ノーチャージだし・・・・他にもアホウな奴らがいっぱい出るから、
見に来てね。
ライヴのスタートは夕方6時半で、ROCA'66の出番は
3番手。
しあさって、ウォーターで会おう。