・・・・・?
・・・・どうして雨なんかが降ってるのだろう?
このところ 晴天続きだったので、
ちょっとした雨が降る光景がとても奇妙なものに見えた十月の夜。
でも、何で雨なんか降るんだろう?
それはさておき、私はこの朝また、ずっと考え込んでいた。
「ひとの幸せとは何か?」ということについて。
ひとの幸せ?そんなの決まってるじゃん、
どこも痛くなくて、寒くなくて、お腹が減っていなければ幸せ・・・・だぜ、そんなの。
そうか。
確かに、そうなんだけど
そこからもう一歩、踏み込んで・・・・・・うーん。
ありがちかも、だけど
自己実現・・・みたいなものこそ「幸せ」なのかもしれない。
ふむふむ、そうだよね。
あと、「物欲」みたいなのって、よく軽視するひとがいたりするけど
「物」だって・・・
「精神性が物という形を獲得した」と考えると、
欲しかった「物」が手に入ることは「幸せ」である。
なかなか・・・ないんだってば、
「本当に欲しかった物」が手に入ることって。
でも、手に入ったからと言って、それが帰結点ではない。
我々は「欲しかった物」とただ、一時的に同居しているだけなのだ。
例えば、ギター。例えば、バイク。例えば、革ジャン。
俺の欲しかった物は、ただ「お金を出せば買える」というような物では断じて、ない。
そんなの、売ってる所なんて・・・どこにもなかった。(金もなかったが。)
生涯をかけて探し回って(大げさだな)、やっと見つけたのだ。
そうして、手に入れたものと「同化」して、
自分をカスタマイズする。
そんな風にして俺は、進化したり(ずっこけたり)
退化したり(そしてまた、こけたり)してきた。
もちろん、自分に満足など、していない(「ずっこけ」が多すぎだ、とつくづく思う)。
まだまだ、変われるはすだ、と本気で思っている。
ただ、そういう風に
何かを「追い求める」という行為の中にしか
「幸せ」みたいなのは、存在しないかもしれない。
もし、そうなのだったとしたら、
・・・・・・・・・・それでいいのかもしれない。