9月27日に。

2023-09-27 21:24:53 | Weblog

今日はランブルフィッシュの佐治くんの命日で

 

僕は

今朝見た夢の中で12弦ギターのチューニングをしていた。

えーっと、

1弦はユニゾンで、2弦もそうかな?

3弦からオクターヴになるんだっけ?

 

チューニングには苦労する、昔から。

12弦なんてほとんど、とんでもない。

昔は今みたいに便利なチューナーもなかったし、

あったとしても電池切れで往生したりするのだ。

 

12弦ギターみたいに君は難物で、時には気難しく、

でも圧倒的な才能と行動力で、やることなすこと美しかった。

同時に不穏で、

決して攻撃的でもないし暴力的でもないのだが

ちょっと怖かった。

 

なにをやっても

やる気を出せば天才的

そうでない時は樹上のナマケモノ・・・もしくは平時の雄ライオンみたいに

怠惰・怠惰・怠惰。

でも、ヤル時ゃ、ヤッた。閃光のごとく。

 

今でも続くいろんなことが彼のおかげ・・・・・もしくは、

彼のせい。

 

いちばん初めに出会った時(多分お互い15歳・・か16歳)の彼は、

ただの不良の高校生にしか見えなかった。

まあ、それもまた彼の一面ではある。不良の高校生。

僕は不良ではなかった(ただの落ちこぼれだった)し、不良に憧れてもいなかった。

 

でも、ずいぶん長い時間をかけて我々は「友達」になった・・・・

っていうか、「友達」に、なれた。

 

 

 

彼が亡くなった日のことはよく覚えている。

2007年の今日。

 

 

 

今日もそうだったけど9月も終わりなのに、奇妙に暑すぎる日だった。

 

 

 

 

写真は、1990年ごろ、十三ファンダンゴのステージ上での

佐治朝吉。

 

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昨夜はありがとう

2023-09-24 19:01:12 | Weblog

2023年9月23日の大阪・

ハードレインは大盛況で、

皆のライヴも良く、俺もそれなりに酔っ払い、

久しぶりにとてもとても幸せな夜でした。

来てくれた人、出てくれた人、ハコの人、

そして世界中の人々に感謝したいような気分。

THE RAGADROPSは、さすがのツワモノ揃い。

リハで、彼らが入って来ただけで空気が変わった。

不良っぽい雰囲気。音楽も尖ったパンク・ロックンロール。

やっちのギターの音、でか過ぎて最高だった。

1967 WITH 邦は、打って変わって

ユルい、いい感じ。みんな歌うし。

上手いのは抜群に上手い。

邦ちゃんも、「ほろほろ鳥の中川邦彦」とは全然違う。面白かった。

そして我々ROCA’66。

会場の温かい雰囲気が、とても嬉しかった。

ペシミステイックでパセティックなところを含めて、我々のライヴはあれでいいのだ。

ああゆうのを、演りたいのだ俺は。

・・・言い訳するが、途中、チューナーの電池が切れた。

今朝、弦交換したばっかりだったから狂いやすかったのだ。

で、(音を直すのに)時間かかっちゃったけど、ちゃんと出来たし。

MC(喋り)を全然しないから、ああゆう形で会場とコミュニケート

できたので、良かったと思っている。あーゆーキャラだし。

憂歌団の木村さんが客に「アホー」と言われてる感じか。

それにしても

ライヴの真っ最中、ランブルフィッシュ時代を思い出したのなんて

初めての事だったかもしれない。

最後の曲でチューニング、ズレたままなのは意図的なものだ。

あのほうが・・・心にしっくり来るのだ、あの曲は。

そして、コーガンズ。

僕は初めて見たのだが、良いバンドだった。

VO.のジンロウさん。

彼も、「喪失」を乗り越えて生きているのだ。

昨夜のライヴ、コーガンズに出てもらって良かった。

「違う空気」を、福岡から持ってきてくれたから。

 

昨夜の会場には、久しぶりに会ったバンド関係の友達が大勢いた。

本当に嬉しいことだった。

だから・・・・っていうか、僕は誰にも「さよなら」を言わず

先に帰りました。

また会えるにしても、別れを告げるのが悲しかったから。

無礼でごめん。

ある程度酔っ払うと俺は、「バイバイ」を言いたくなくなる。

でも、また会おうぜ。

こういう夜が、またあるかもしれない。

それは俺の、生きるモチベーションです。

ありがとう。

酔っぱらって楽しかったので、写真は一枚もない。

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明日の出順

2023-09-23 00:29:50 | Weblog

明日は大阪・梅田・ハードレインでライヴ。

一応、出演順を。

RAGA DROPS

1967WITH 邦

ROCA’66

コーガンズ

俺達の配信はないので、来てほしい。

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新しい歌、そして今週末のライヴ。

2023-09-20 20:30:53 | Weblog

新しい、「歌」の断片を抱えていて、

そういう時はずっとずっと、その歌のことを頭の隅で考えている。

メロディは間断なく鳴り響いているし、

言葉という言葉は思いつく限り当てはめては却下する。

コード進行・・・・はギターを手にしないと出来ない。

ギターって本当に凄い。

僕の自作曲の半分はギターが、楽器が作曲している。

ギターがもしなければ、僕は作曲などきっと、出来はしないかもしれない。

 

今回は久しぶりにメンバーが、彼自身の自作曲の断片を持ち込んでくれた。

コード進行の一部と、音響のイメージ。

これがまた、いろんなものを内包していて、

僕は発掘作業するみたいにしてそのコード進行の続きを考え、

内包されている(ように感じた)歌詞を掘り出す。

作詞、作曲はオブセッションに似ている。

取り憑かれてしまうのだ、その「歌」に。

そして今日、全部出揃った。

なかなか出来なかった「サビ」が今日、ポコッと出た。

これで全体像が、遂に姿を現した。

あとはアレだ、「タイトル」だ。

とっておきの「言葉」を使うかどうか今、悩んでいる。多分使うだろう。

 

そして、その原曲をメンバーがどう料理して、

彼らの個性をどんなふうに入れてくるか?だ。

そして、

もともとの「断片」を持ってきたメンバーが、

僕が、「ふくらませたもの」を、どう思うか。

楽しみ、楽しみ。

僕はこんな風に、新しい曲を作っている時が一番楽しい。

それはもちろん、「ライヴ」という発表の場があるからだ。

発表の場が、もし、なければこの作業も虚しい。

その「発表の場」が、近日、あります。

今週土曜、9月23日は

大阪・梅田のライブハウス「ハードレイン」で、ライヴだ。

今作ってる歌は演るの、無理だけどさ、

こんな風にワクワクして試行錯誤して、七転八倒して、

作ってきた歌が、たくさんあるんだ。

聞いて欲しい歌。

だから、来てください。

他に出るバンドも友達ばかり。

彼らは彼らの、自作曲をやる。

とても濃い、良い歌。

せっかく九月になったんだからさ、

ライヴハウスで会おうぜ、昔みたいに。

 

・・・・ということで、ヨロシックね。

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1985年

2023-09-16 21:42:19 | Weblog

1985年に阪神がリーグ優勝した時、

僕は19歳で、大阪の天神橋六丁目に住んでいた。

そこに、当時通っていたデザイン専門学校の寮があったのだ。

僕は何の気なしに天六の大衆食堂で一人でご飯を食べていて、

店内についていたテレビで、阪神の優勝を知った。

そのあとの街はエライ騒ぎだった気がするけど、

そうでもなかったかもしれない。

どちらにせよ僕は興味がなかったし、

お金もなかったので、寮の部屋に帰って寝た・・・・と思う。

 

あの頃の僕は本当にお金がなかった。

デザイン学校は課題(宿題みたいなもの)が多くて、

バイトも出来なかったし、

実家も何故かその時期は困窮(?)していて、送金も滞っていた。

 

お金がないのってツライ。

周囲はバブル景気まっただ中で(その当時はそんなこと知らなかった)、

しかもデザイン学校の同僚は地方から出て来た金持ちの子供ばかりで、

すごい荒い金遣い。パチンコで1日、何万円もスッて平然としている。

僕はと言えば靴下を買うのも躊躇するほどだった。

電車賃も痛い、昼飯代も痛い、自販機の60円のジュース買うのでさえ迷う。

人生であんなにお金がなかったのはあの時だけだ。

 

だからそのちょっと後、僕が学校を諦めて、

友達の紹介で

アメ村でフルタイムのバイト(ほとんど就職である)を始めたのも、

必然、と言えるのだ。

とは言え・・・時給550円wだったから、月の稼ぎもひどいものだったのだが

靴下も買えるし、60円のジュースも迷わずに飲める。

仕事場はさすがにお洒落で活気があったし、

のちのちに、ランブルフィッシュが上手く行ったのも

あの場所(アメ村)の活気に、僕や佐治や庄司や三太が呼応したから、

といった側面があったと思う。

みんな、お洒落になったもん。それは大事なことだった。

モ吉が大阪の渋いブルーズバンドに加入したのも大きかった。

あれで随分、人脈が広がったのだ。

(それがのちに、十三ファンダンゴにつながった。)

そして重要人物、岩佐・・・・・・・・。

岩佐は、あの頃、どうしてたのだろう????

あんまり、会ってなかったな。今思えばもっと、会っておくべきだった。

 

何の話だったかな。

そうか、阪神の優勝だ。

阪神が優勝すると僕は、お金がなくて情けなかった1985年と、

そのあとのことを思い出す。

 

 

2023年の現在では、

佐治も、岩佐も、モ吉も・・・・リカオさんも、もういない。

 

 

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ペットボトルは怖い。

2023-09-15 21:55:11 | Weblog

僕は元来、綺麗好きではない・・・・というかその逆で、

居住する部屋などは雑然としている方が落ち着く。

「ばるぼら」をやっていた時には

海外でのライヴなども何度か経験したのだが、

ホテルの部屋にチェックインして、すぐに持ち込んだ服とかを

部屋にばらまいて、過ごしやすくした。

雑然としてるほうが落ち着くのだ。

(キース・リチャードもそんなこと言っていた、と記憶している。)

 

でもそんな僕でも居住する部屋に、ペットボトルの空いたもの・・・を

放っておくことだけは出来ない。怖いのだ、冗談抜きで。

空いたものはすぐにリサイクルごみ袋行きである。

もちろん、ラベルは剥がして、軽く水洗いする。

 

怖いのには理由がある。

 

あれはもう、何年も前のことになるのだが、

知ってる人が自死したことがあった。全然親しい人ではなかった。

僕よりだいぶ若い。若造である。

以前に何度か、挨拶したことがあるくらいだ。顔見知りではあった。

いろいろ訳があって、その人が自死した当日に、

彼が何か月か引きこもって、しまいにはそこで自死した部屋を片付けに、

その作業の手伝いに行ったことがあるのだ。

 

(あ、もちろん ご遺体はとっくに運ばれて、警察にある。)

 

そこは、その部屋は 空のペットボトルとゴミで埋め尽くされていた。

いや、空でないものも結構あった。つまり、中身が残っていて腐っている。

部屋の床は隙間なく、ペットボトルの海だった。

ペットボトル以外の空間は服とか、他のゴミとか、

組み立ててないプラモデルの箱とかだ。

片付け係の我々は

とにかく、空のペットボトルを水道で軽く洗ってリサイクルごみ袋に入れる。

中身の残っているものも中身を捨て、水で洗う。

ペットボトルが何百本あったのかわからない。何時間もかかった。

しまいには

空のペットボトルの大群が小さな悪魔の軍勢に見えた。

彼が死んだのはこいつらのせいかもしれない、とすら思った。

いや、気を抜いたら俺もこいつらに殺される、と。

 

それはけっこう ヘヴィな体験だった。

その経験が僕の中に、しっかりと残っているのです、今でも。

 

 

 

 

もうひとつ・・・・・・・とても嫌な事実。

最近、高速道路とか専用道路とかの道路わきに、

中身のたっぷり入った「お茶」のペットボトルが捨ててあることが、よくある。

黄色い液体の入ったペットボトル。2リットルとか、4リットルとかの。

ん?クルマの窓からお茶を落としちゃったのかな?と初めは僕も思っていた。

どうも違うらしい。

あの中身は、空けて確かめたわけではないのだが・・・・・どうやら

一部の、マナ-意識が極悪のトラックドライバーの

排泄したもの(小便)であるらしい。これが今、問題になっているのだ。

・・・・・・最悪。

汚いし、不衛生だし、気分が悪い。

誰が片付けると思ってるんだそれ?触るのも嫌だ。

これも、ペットボトルならでは・・・・の災厄だ。

ペットボトル以外ではなかなか、こんなこと出来ない。

 

トラックドライバーの中には本当に、マナーの悪いやつがいる。

多くは年とったジジィのような気もするが、若い奴もいる。

 

声を大にして言うが、やめなさい。小便はきちんと、トイレでしろ

(もちろん大便もだ)。

ペットボトルに小便して捨てるのは、立ちションよりずっと悪い。

(立ちションもNGだ。)

トラック止める場所がない、というならせめて、

その中身をトイレで捨てろ。そして誠心誠意、ペットボトルを洗え。

っていうか、簡易トイレみたいなのはホームセンターで売っている。

それを買え。

 

ペットボトルって・・・きっと、すごく便利なんだろうけど、

反面、社会の害悪になってる面もある。

 

僕としては飲料の販売は昔の、瓶でいいと思う。

瓶ビール、コーラも瓶、ラムネも瓶。

新品のコーラを買っても、なぜか瓶が傷だらけのことがたまにあった。

リサイクルされていたから。あのリサイクルはちゃんと、機能していたのだ。

あれでいいのだ、と思う。

 

 

 

 

そういうわけで

とにかく僕は

空の(もしくは中身の残った)ペットボトルが、嫌だし、怖いのです。

 

 

 

 

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音楽スタジオにて。

2023-09-10 20:46:29 | Weblog

昨夜は我々のバンド、ROCA’66のスタジオ入りだった。

スタジオ入りのこと「リハ」とか言うひともいるけど、

僕にとっては「練習」である。「練習」は、大事。

でもそれだけでなく、作曲につながることをする時もある。

昨夜は、いろいろで面白かった。

メンバーのひとりが「独自曲の断片」を持ってきてくれたので

それに夢中になってしまった。

こうなると、作曲行動である。

メロディを模索する・・・・・リズムを模索する・・・

ベースラインも模索。

どうやればこのコード進行が「もっと生きる」のか?

こういうことをやってる時が一番楽しい。

何か新しい音の「胎動」が聞こえるようなときが。

実は僕も

2曲ほど、「新曲の種」みたいなものを持ってきていた。

でも、それを持ち出す時間はなかった。

でも全然いいのだ、先は長いし、

メンバーが曲を持ってきてくれるのは嬉しいし。

そして、昨夜は「過去曲の蘇り」も、やった。

知ってる人もいてくれるかも・・・の「意味論」を。

「意味論」に、リヴァース・リヴァーブを加えてもらったら

すごい音になってしまった。

ドラムスも新しく、リズムをグルーヴィにしてくれた。

「意味論」が、ディックの小説みたいな趣を持った。「ユービック」みたいな。

 

そしてもうひとつ、スタジオで興味深い出会いがあった。

ふとしたことで気付いたのだが、

そこのスタジオの店長が何と、大阪の、とあるシューゲイザーバンドの

ギタリストだという。

シューゲイザー?????????

それって要するにマイブラ・フォロワーってことなんだが。

それで、一緒にライヴやろう!!!って話になった。

楽しい。こーゆーのは、いいことだ。

俺達はあからさまにシューゲイザーバンドでないが、

大きく影響を受けているし、何と言うか・・・

マイブラ、という存在が我々にとって運命的なのだ。

 

バンドは面白い、音楽は面白い、ファッションも面白い。

 

楽しすぎたので今日はクタクタで、一日中眠っていた。

 

仕事とかで余りにも疲れ果てると、

ナチュラルに死にたくなるので良くないのだが、

今日みたいな疲れは幸せだった。

 

9月23日に、大阪・梅田のハードレインで会おうぜ。

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渾身のライヴ告知。

2023-09-08 21:15:30 | Weblog

そろそろ告知を。

2023年9月23日  土曜日

大阪・梅田のライヴハウス「ハードレイン」にて

「やつらの足音」

出演

  1967 WITH 邦

     THE  RAGADROPS

福岡から   コーガンズ

そして 我々   ROCA’66

 

(順不同)

 

予約については各出演者と

ハードレイン HPからのメール

もしくはツイッターのDMで承ります。

OPEN18:00 START18:30

前売り2500円

当日3000円 (いずれもドリンク別)

 

1967 WITH 邦

というのは、「1967」という百戦錬磨のブルースバンドと

あの「ほろほろ鳥」の歌うたい、言わずと知れた「中川邦彦」との合体である。

このコラボは、皆既日食のごとく、滅多に見れない。

とてもとても良いもの になることは必至。絶対、スリリング。

 

 

で、THE  RAGADROPSというのは、リーダーでVO.が、

初代・「ハードレイン」の店長、福森やっさん である。

ギターは奇しくも(というか何と言うか)

僕の、随分古くからの友達(初対面の時の彼はまだ十代だった)である

「やっち」だ。

そして、このバンドのリズム隊は、

初代・ニューエストモデルのドラムとベースだ。

彼らは・・・・パンクとR&Rの融合物、そのもの。最高である。

 

福岡から来る コーガンズは、

僕は初対面であるが、どうやら、我々と おない歳であるらしい。

渋い。きっとかっこいいだろう。楽しみだ。

 

そして我々、ROCA’66。

俺達だって、輝くときは輝くのだ。それ以外の時は・・・錆びてるがな。

錆びてようが何だろうが、我々は音楽にアイデンティファイする。

溺れる者がしがみつくワラのように、だ。

ベース・伊藤克ちゃん、ギター・赤井ヒデくん、ドラムズ・飛澤トビー。

そしてアタクシ、片山道子。

言っておくがこの布陣、俺の音楽人生の中でも「至高」である。

 

時は西暦2023年、9月

船を出すのなら九月だ。十月はたそがれの国だが、

九月はまだ灼熱の国だ。

ライヴだ。ひとつひとつが、一回一回が

薄い粘膜のように儚く、安っぽい線香花火のように少しだけ光る。

デリケートだがヒステリックで破壊的。

愛情とその裏返しの哀しみに満ちているフォーキー・ロック。

 

どうだろう????

これを読んだらライヴに来たくなる文章、というのを念頭に書いてみた。

来たくなっただろうか?

それとも全然、興味ないだろうか???????????

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地球、誕生日、愛、月。

2023-09-07 20:54:43 | Weblog

以前からそうではないか?と思っていたことのひとつに、

「地球」という言葉は英語の「EARTH」の訳語であろう、というのがある。

明治時代が始まった頃、我が国の当時の政府は、

言語学者を大勢集めて、英語の訳語を多数つくった。

「愛」という言葉もその時できたものである。

「LOVE」の訳語として。

江戸までの日本人は「愛」という言葉も概念も知らなかった。

で、EARTHという言葉のもともとの意味は「大地」だったはず。

それが、かの「地動説」が揺るぎない事実として認識されてから

新たな意味を付与されたのだろう。

で 当時、訳語を作った言語学者たちもどうすべきか迷ったと思う。

「EARTH」は「大地」だ。しかし、

この大地は最新の科学では球なのだ。そうすると・・・地球???みたいに。

英語の「EARTH」は大地、と地球、の両方の意味を持つはず。

 

「誕生日」、という言葉も単に「BIRTHDAY」の訳語だろう。

明治以前の日本人は「数え年」で年齢を勘定していた。

つまり、1月1日に、日本中皆で一斉に歳を取っていたので、

誕生日を記憶する必要はなかったのだ。

だから「誕生日」に該当する言葉もない。

「誕生日」という概念もない。

 

時代劇で「誕生日」は出てこないはずだ。

もし出てきたらそれは、時代考証が間違っている。

武士がケータイを持ち歩いているようなものか。

 

舞台が明治以前・・・例えば江戸時代なら

「おめえを愛してるんだ」というようなセリフもありえない。

 

それにしても

我々の立っているこの地面が実は巨大な球で、

宇宙という虚空に浮かんでいるのだ、ということが

一般常識になったのは、いつ頃の事なんだろう?

 

当たり前だが、「月」はMOONの訳語・・・・・ではない。

もともとあった日本語である。しかし、

夜空に輝く「月」というものがその巨大な球体である地球の「衛星」である、

ということが庶民に知れ渡ったのはいつぐらいだろう?

 

いや実は「かぐや姫」のころから

「そーんなの、ジョーシキ♪」だったのかもしれない。

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夏の終わりの百花繚乱

2023-09-05 22:15:48 | Weblog

まだまだ暑いが夏は終わりだそろそろ。

もういい。もう結構。もう十分。お腹いっぱい。

朝方に吹く風が告げている、もう夏も終わりだ、と。

ミンミンゼミは死に絶えた。

ツクツクホウシが鳴き始める。

鈴虫とかも目を覚ます。

気がつけばもう「世界」は、九月という状況の中に居る。

そして花はまだ咲いている。

例年だと八月中に咲き終わって「花壇じまい」をするのだが

(「墓じまい」みたいだな)、

今年の向日葵たちはしぶとい。

もう九月五日だというのに、最後の力を振り絞って

百花繚乱状態にまで持って行った。

いやー、今年は厳しかったよな暑さが。

半数以上死んだもん向日葵。

蕾をつけたまま立ち枯れしてしまった個体もあった。

その姿は痛々しかった。

でも咲いてくれた個体も多数。

咲いてくれるとそれだけで、何だか救われたような気になるのです

単純だが。

九月二十三日には大阪の梅田にある、

地下の素敵なライヴハウス「ハードレイン」にて

旧友たちと対バンの

とても楽しみなライヴが決まっ ている。

夏は終わりつつあり、

俺はまだ生きている。

我々の音楽に関して言えば、

他人がどう思おうが「芽」は出たし、

「花」だって咲くだろう。

僕は本気で、そう思っている。

後日、ライヴの詳細をアップします。

来れたら、でいいので来てください。

 

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