「R IS FOR ROCKET」

2011-11-22 10:11:20 | Weblog




昨日の日記を見た友達が、

萩尾望都がブラッドベリの短編小説を漫画化した

「ウは宇宙船のウ」というのがあるというのを教えてくれた。

・・・そういえばその漫画、読んだことあった。

少年が成長していって、トモダチと別れなければならない、

その思春期的な切ない感じが原作よりウェットで、

おお、何だか萩尾望都的・・・という印象だった。

俺の手元にはブラッドベリの短編集として

「ウは宇宙船のウ」があり、原題は、と見ると

「R IS FOR ROCKET」だった。


翻訳って難しいな・・・と思った。

この日記を読んでくれてる人の中には

仕事として翻訳をしてる人もいるし、

英語も北京語もペラペラで、ペーパーバッグなんか

普通に読んでしまうひともいるから、

あんまりボケたこと言えないんだけど、

「ウは宇宙船のウ」という題名は、

意味を重要視しててオッケイなのだが、原題が持つ、

「スタイリッッシュさ」に欠けてる・・・ように思いませんか?

「ロケット」という単語に込められた

美しさ、とか羨望感とか。「流線型の感じ」とか。

あと、「FOR」に込められた、

「捧げもの」的な感じ。

俺なら・・・・「Rはロケットのために」と訳す・・か?

いや、だめだ、RがROCKETのRであることがわからない。

特にこの短編なんか、「少年少女向け」な感じがするし、

そこをさらっと説明できてないと失格である。ブー。


ブラッドベリって特に「詩的」だったりするからねえ。



しかし、

「ウは宇宙船のウ」という題名からはどうしても、

「ウは鵜飼のウ」を連想してしまう。

・・・「鵜飼」なんて、見たことすらないのに。





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