「ほぼほぼ」 という物の言い方が気に入ってしまって困っている。
「ほぼほぼ同じ」、とか。「ほぼほぼ毎日」とか。
「ほぼ」と一回でいいのだが、
二回言うと・・・・・より精密な感じがして。
こういうのって、「今風の物言い」 なのだろうか。
流行り言葉って下らないのが多いし、テレビに端を発してる事が多いから
(俺は大のテレビ嫌い)、
なるべく、使わないように心がけているのだが。
気に入ってしまったら使ってしまう。
「がっつり」っていう言葉も、品が無いが・・・・悪くない。便利ですら、ある。
主に食べる関係で使われるから、
がつがつ という語感が入っていて、臨場感があるのだ。
ああ、お腹減ってるのね、って感じで。
GUTSという英語の語感・・まではよもや、(意図的には)入っていないと思うが。
でも、体育会系で、同列だよね。
今風の物言い、についてもっと言えば、
「やばい」という言葉は、
ぜひ「危ない」とか「危険」とかの方面で使って欲しい。
近年は、「良いほうの意味」にも使うだろ?
良い意味にも、悪い意味にも、同じ言葉を使うなんて、
言葉の整合性が崩れてしまうから、ぜひやめよう。
言葉って本来はすごく、論理的に成り立ってるもの・・・なのですよ。
あと、
「ぶっちゃけ」っていう言い方は汚くて嫌い。
幼児言葉的に汚い。礼儀(的なもの)も感じられない。
そして
「ぶっちゃけ」と同じような意味合いで、
「正直」って多用する人もいるけど、
あれは静かにムカッときてしまう。
「嘘ついてました」って言われてるようなものだからさ。
嘘ついてたんなら、つき通せよ。
中途半端に「正直」になんか、なって欲しくないデス。
そういえば・・・・・
「ムカつく」とか「めっちゃ」っていう言い方も
その昔は新鮮で、「今風の物言い」だった。
「マジ?」なんてのも、「若者言葉」って感じだったけど、
今は、大人でも使うよね。
定着してゆく言葉と、そうでない言葉、と。
・・・・・・・・・・・・・・「チョベリバ」は、定着しなかったなぁ。
「あけおめ」は?
今年の正月、「あけおめ」って言った?