今日のラジオでの高橋源一郎はすごかった。
表面上はにこやかに、しかしその実、鬼気迫る感じだった。
NHKラジオの「すっぴん!」。
番組終了が決定しているからこそ・・・であろう、笑いながら穏やかに、
でもどう聞いても現政権批判としか取れない内容の放送。
「源ちゃんの現代国語」のコーナーで、多数決の怖さ、みたいなことを語ったのだ。
もしくは、いかに人の心理と言うものが、他人の影響を受けてしまうか、という話。
とある研究では、固定した意見のヒトが17パーセントいれば、
あとの人(浮動票)は全部それに従ってしまう、という結果になったのだそうだ。
それは人間の集団、というものが持つ性質・・・と言える。
恐ろしい。ここでは高橋源一郎は遠まわしに、
現実の日本の選挙が「固定票」によって支配されてしまってる、ということを
告発しようとしている。放送では具体的な政党名こそ出さなかったが、誰だって察しはつくだろう。
公明党の「組織票」のことだ。いいかげんにアレ、何とかしようぜ?と僕も、強く思う。
自民公明の連立与党が選挙で強いのは、アレのせい・・・ばかりではないかもしれないが、その要素は、濃いハズ。
そのあとで高橋源一郎は、蟻の話を始めた。
バイオマス、つまりその生物種の数と重さを掛けた計算では、地球上の
全世界の生物のうち、3割が人間で、3割が蟻で、あとの4割がその他の動物なのだそうだ。すごい。
世界って・・・・・・・・・・ほとんど人間と蟻じゃん。
肝心なのはここからで、
サムライアリという種の蟻に奴隷化されてしまうドレイアリという種族がいるらしいのだが、
奴隷化されてしまっても、彼ら(ドレイアリ)は自由を愛するので、
サムライアリに対して、反逆を繰り返すのだそうだ。でも反逆する度に、多くの同胞が殺されてしまう。
それでもドレイアリの反逆遺伝子は途絶えることなく、反逆を繰り返す。
・・・このあと、肝心なところは、高橋源一郎の肉声でお届けする。
「ドレイアリは自らの種族を守るために、反乱を起こす。人間は、どうなのでしょうか?」
すごい・・・・と思った。
反乱を起こせ、という静かなアジテーションだこれは。少なくとも僕は、そう受け取った。
NHKという、お国の一番のお膝元みたいな放送局からの放送で、
遠まわしで非・具体的とは言え、ここまでの事を言った高橋源一郎はすごく勇気があると思うし、尊敬する。
僕も、自由を愛します。だから、現状は我慢ならない。
我々はドレイであってはならないのだ。
権力者と富裕層に圧倒的有利な政治状況の下では我々庶民は、まるでドレイだ。
無能で自己保身にばかり熱心な政治家たちに、我々がどれだけ多くの割合の
税金を搾取されて、それを無意味に使われているか、ちゃんと考えなければいけない。
ドレイに甘んじるくらいなら、刺し違えて死んだほうがマシだ。
心からそう思う。
表面上はにこやかに、しかしその実、鬼気迫る感じだった。
NHKラジオの「すっぴん!」。
番組終了が決定しているからこそ・・・であろう、笑いながら穏やかに、
でもどう聞いても現政権批判としか取れない内容の放送。
「源ちゃんの現代国語」のコーナーで、多数決の怖さ、みたいなことを語ったのだ。
もしくは、いかに人の心理と言うものが、他人の影響を受けてしまうか、という話。
とある研究では、固定した意見のヒトが17パーセントいれば、
あとの人(浮動票)は全部それに従ってしまう、という結果になったのだそうだ。
それは人間の集団、というものが持つ性質・・・と言える。
恐ろしい。ここでは高橋源一郎は遠まわしに、
現実の日本の選挙が「固定票」によって支配されてしまってる、ということを
告発しようとしている。放送では具体的な政党名こそ出さなかったが、誰だって察しはつくだろう。
公明党の「組織票」のことだ。いいかげんにアレ、何とかしようぜ?と僕も、強く思う。
自民公明の連立与党が選挙で強いのは、アレのせい・・・ばかりではないかもしれないが、その要素は、濃いハズ。
そのあとで高橋源一郎は、蟻の話を始めた。
バイオマス、つまりその生物種の数と重さを掛けた計算では、地球上の
全世界の生物のうち、3割が人間で、3割が蟻で、あとの4割がその他の動物なのだそうだ。すごい。
世界って・・・・・・・・・・ほとんど人間と蟻じゃん。
肝心なのはここからで、
サムライアリという種の蟻に奴隷化されてしまうドレイアリという種族がいるらしいのだが、
奴隷化されてしまっても、彼ら(ドレイアリ)は自由を愛するので、
サムライアリに対して、反逆を繰り返すのだそうだ。でも反逆する度に、多くの同胞が殺されてしまう。
それでもドレイアリの反逆遺伝子は途絶えることなく、反逆を繰り返す。
・・・このあと、肝心なところは、高橋源一郎の肉声でお届けする。
「ドレイアリは自らの種族を守るために、反乱を起こす。人間は、どうなのでしょうか?」
すごい・・・・と思った。
反乱を起こせ、という静かなアジテーションだこれは。少なくとも僕は、そう受け取った。
NHKという、お国の一番のお膝元みたいな放送局からの放送で、
遠まわしで非・具体的とは言え、ここまでの事を言った高橋源一郎はすごく勇気があると思うし、尊敬する。
僕も、自由を愛します。だから、現状は我慢ならない。
我々はドレイであってはならないのだ。
権力者と富裕層に圧倒的有利な政治状況の下では我々庶民は、まるでドレイだ。
無能で自己保身にばかり熱心な政治家たちに、我々がどれだけ多くの割合の
税金を搾取されて、それを無意味に使われているか、ちゃんと考えなければいけない。
ドレイに甘んじるくらいなら、刺し違えて死んだほうがマシだ。
心からそう思う。