人生はファンキー

2014-06-28 19:10:06 | Weblog

人生ってとってもファンキーだ。


ある時は繁華街のどぶ川みたいに 

汚くて猥雑きわまりない(ようにしか見えない)。

でもある時には山奥の清流みたいに

透明で、涼やかで、美しく思えることさえ、ある。


どちらも一面の真実ではあるのだが、

思った以上にその川は深くて

何処まで流されて行ったならば、この旅が終わるのか知らん。


だけど もし楽しめるならば存分に楽しんでやろうとも思う。


つまらないところや、苦しいところはさらっとスルー、

もしくは

早送りボタンを押して、やり過ごしたい。


そして 気がついたときには

「俺の人生も もう終わりか・・・・短かったな」

なんて、思うときが来るのかな。






あのひとも、そんな風に思っただろうか。










 友達のKAYさんが亡くなったそうだ。

我々は生きていくうえで、さまざまな事柄に慣れていかざるを得ないのだが・・・・

友達を失うことに、慣れたりは出来ない。


「もう会えない」という事実を、あと何年経ったら私は

受け入れることが出来るのでしょう。



奇しくも明日は

友達のアワちゃんの何回目かの追悼ライヴだ。



私の関る、すべての歌は

多少の差こそあれ、「レクイエム」という意味を帯びます。



そのようにして生きていくことに「意味」は、

ないでもないよな・・・・・・・・・・・


と思うのです。



明日、十三 WATERで。





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6月29日のWATERとROCA’66の現状

2014-06-24 19:01:15 | Weblog


言っとかなきゃいけないんだけど、


ROCA’66から、

ドラムスの樋口和也は、すでに脱退してマス。


樋口くん、一年間どうもありがとう。



よって今のところ、

ROCA’66は俺一人である。




次の日曜日、

2014年6月29日は

大阪 十三 CLUB WATERで行われる

恒例の「粟田栄三追悼ライヴ」に

ROCA’66名義で出演するけど、

樋口くんはもうこのバンドにはいないからね。


あ、もちろんそれでも、見に来て欲しいのだけれど。


その日は

愛する友達バンドであるワームスも出演するので

ワームスのドラムのミノダくんが

この日だけ、

ROCA’66のメンバーとして演奏してくれることになっている。

だからテンションもクォリティも落とさずに、

4曲ほどやるので

ぜひぜひ、来て欲しいデス。


ノーチャージだしさ。




その後のROCA’66は、

全くの新メンバーで再出発。


本当に本当に、

いろいろなタイプの凄腕ミュージシャン達と演奏できて、

あたしゃ、贅沢の極みだわよ。



9月6日に貝塚の「そぶら山荘」で行われる

「ハミングバード・フェス」では

ROCA’66はドラムに

フェスの主催者でもある、コータローさんを迎えて出演予定。

ベーシストも加わって、トリオ編成で出るつもり。


ホンっトにドラムって

叩く人によって、全く違う世界が現出するから面白い。

いや、楽器はみんなそうだし、そんなの、当たり前と言えば当たり前なんだけど、

実際、やってみた感想は

「そういうのが当たり前」なんかじゃ全然、ないぜ。


天と地がひっくり返るような体験・・・・だったりするんだ。





だから、

次の日曜日、2014年の6月29日は大阪・十三の

CLUB WATERで会おうよ。
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第一回 ハミングバード フェスティバルのこと

2014-06-17 16:41:54 | Weblog




念願の

手作り野外ライヴ・フェス

「ハミングバードフェスティバル」がついに開催決定!


これは一種の、「夢の実現」だ。


こーゆーの、やってみたかったんだよな。


大阪は貝塚の山の中の野外ステージ、という

市街地のライヴハウスに比べたらちょっとだけ、

行くのが大変なロケーションだけど、

行く価値はある。


ライヴハウスを愛してやまない我々が、新たに立ち上げる野外ライヴフェス。


俺も企画サイドの一人として、

このハミングバード フェスを大成功させるために、

ガンバリマッス。


あ、主催者は、いろいろなロックバンドで

絶品のドラムを叩いている植田コータロー氏。

ボケロウ・オン・ザ・ロックでも、コータローさんが叩いていたね。


俺ももちろん、出演する。

ROCA’66で。




ROCA’66の現状は、また日記で書くよ。







HUMMING
 BIRD
 FESTIVAL

2014年9月6日(土)公演

開演12:00~ 終演20:00
※雨天中止

【チケット】
当日\3500 前売り\3000
(飲食に使える金券\200付)

【会場】
そぶら山荘
大阪府貝塚市蕎原(そぶらはら)772
TEL 072-478-8770
HP http://sobura.jp

【出演】
ミステルズ/ワームス/ニコラス/俄(にわか)/ザ・マンティス/正垣祐樹 the Moon/マロニエ堂/GELMO/ミライノス/私の思い出/わなかバンド/桜川春子/ROCA'66/タランチュラ/ガルウィングス/ザ・コーヒー&シガレッツ
☆DJ…サンボ/ジェン3ダース/DJメリケン 他

【主催】
PATONG MUSIC(パトンミュージック)
大阪市中央区安堂寺町1-2-28
TEL 06-6762-2909
FAX 06-6762-2900
mail patong-music@ezweb.ne.jp

【協賛】
たこ焼き道楽わなか/株式会社サカエリズム楽器
アサヒビール株式会社

【お問い合わせ】
PATONG MUSICハミングバードフェス実行委員会
TEL 06-6762-2909
男性スタッフ 植田
女性スタッフ 坂井





まだちょっと先だけど、

2014年9月6日は

ハミングバード フェスのために空けておいておくれやす。





ハミングバード フェスティバルのHPもあるから見てね。

http://nanos.jp/hamiba/
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雨季

2014-06-15 17:07:53 | Weblog



西暦2014年の、6月半ば。

梅雨の真っ最中ではあるものの

とりあえず今は、雨は降っていない。


梅雨というのは日本における「雨季」の呼び名である。


コドモの頃はそんなのわからないから、

「何故こんなに雨ばかり降るのか?」と大人にたずねて廻っていた。

当然「梅雨だからだよ」と言う答えしか返って来なかったのだが、

そんなの わけもわからないし、意味もわからないので

「ツユ」というその言葉がコドモ道郎には、悪い呪文のようにしか聞こえなかったものだった。


しかし、考えてみたら大人にだって、

「何故梅雨時期には雨ばかり降るのか」ということへの「答え」などなかった・・・というか

そんなこと、

皆目見当もつかなかったに違いないよね。


日本という巨大な島国の地形と、約365日周期で一回転する一年が織り成す、

複雑にして精緻極まりない

「四季」という巨大な不思議を前にして

人間に出来ることは、

「雨季」を予想して

勝ち誇ったように「入梅宣言」や「梅雨明け宣言」をとなえることだけだっただろう。




大人になった俺が今、

どこかのコドモに

何故梅雨は雨ばかり降るの?と聞かれたら、なんて答えるだろう?




すっごくさ・・・・・フクザツな理由で・・・・・・・・・・・

うーん、面倒くさいなぁ。



「雨季」ってのは、そういうモノなんだよっ!




いかん。

「ツユ」っていう呪文が「ウキ」っていうふうに変わっただけだ。



でも俺としてはコドモのときに

「雨季」っていう概念を教えて欲しかったな、と

思ったりするんだ。



ゼータクかしらん。










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エントロピーの増大に抗うもの

2014-06-13 19:19:34 | Weblog


まずはエントロピーのことから話す。



「エントロピー増大の法則」というのがあって、これは

エネルギー劣化の法則で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

思いっきり簡単に言えば、

ボブ・ディランの近年のアルバム・タイトルにあったように

「世界は悪くなっていく」ということである。


すべてのものは劣化していくし、消費されたものは二度と元には戻らない。

時間だって、戻ることはない。

それは、真実である。


俺は子供の頃から不思議だった。

糸や、長いコードとかって、絶対 絡まるよね。

コードとかだけじゃなく、世の中って

放っておいたら、何もかもがぐしゃぐしゃになってしまう。

そういうのが不条理で、不思議だったのだけれど・・・・・・・

あれはすべて、

「エントロピー増大の法則」に則した現象だったのだ、と今は思う。





そして、ここからが本題。



でも、あるときから

それに対抗する手段もある、ということに気付いた。


面白い思いつきとか、パッとしたアイディア、

ワクワクする気持ち、誰か(何か)を好きになる瞬間、

そして、何よりもイマジネィテヴな音楽、

そして魔法の道具のような、ギター。


ラジオから流れてくるポップなオンガクたちを知り、いつの間にか大好きになり、

そしてそれらに関れば関るほど、

それらが内包する「何か」が、

世界にはびこる さまざまな「負の要素」消すことができる・・ってことに

俺は気付いていった。

灰色の世界の中で「光明」を見つけた気になったよ。

そして、その気持ちは今でも変わらない。


我々は「エントロピー増大の法則」に逆らう「何か」のために、生きているのだ。


その「何か」、に名前をつけてみたくなった。


何だろう?


「情熱」とか?

いいんだけど・・・・・・・・・・・・・カタくないかな。


むむむ。

そうだ、


輝く、という意味の「シャイン」ってのはどうだろう。


「サンシャイン」の、「シャイン」。



とてもいい。




「エントロピーに抗うもの」は、「シャイン」に決定。




あ、、、、、、、、、、、しかし

シャインって、アルファベットで表記すると「SHINE」で、

これはローマ字読みすると「死ね」となるではないか。




「答え」を見つけた、と思ったらその「答え」は

別の角度から見たら「答えを否定するもの」だった。



ああ。


こういうことの繰り返しだわよ。





でもいいや、

細かいことには目を瞑って、




俺は「シャイン」を、それこそを・・・・・・・・・・・・・


目指して生きようではないか。








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無題

2014-06-11 18:19:06 | Weblog


逆境は



「ふだん」が


どれだけパラダイスか、


”自分がどれだけ恵まれてきたか”を認識する


いい機会だった。




キホンテキに俺は


もっと


「世界」に


感謝しなければならないのだ。
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出来事

2014-06-05 18:36:10 | Weblog

週に何回か、走るようになった。



たかだか4~5キロくらいなのだが。

この半年、近所をいろいろなコースで廻ってたのだけど、

最近になってとてもいいコースを見つけた。

小さな、観光用に整備された川沿いを走るコース。

鬱蒼とした草むらがずっと続くし、

木立も途切れないから直射日光も避けられる。

人為的なもの・・・とはいえ、ずいぶんと豊かな自然がそこにはあるのだ。


そんな環境だから、ずいぶん多くの生き物を目にする。

そのほとんどは昆虫だ。

昆虫というのはその種類も、個体数も、地球上でナンバーワンだそうで、

「昆虫が地球で一番繁栄に成功した種族だ」という説も在る。

さもありなん。


さてそんな俺のランニングコースで一昨日、

蛇に出会った。

一昨日、というのはつまり、2014年の6月3日だ。

いきなり横の草むらから、俺の前に出てきた蛇。

体長1メートルくらいか。種類はわからない。青大将とか、そんな奴かな。

しかし生きた蛇なんかに出会うのは十何年ぶりかで、

新鮮なショックがあった。

俺は立ち止まって近づいて、

しばらく観察してたのだけれど、蛇は「フン」って感じだったので、

あまり深入りはせず、しばらくしてランニングを再開した。


その後、ちょと走ったところの芝生で、

今度は黒猫が優雅に寝そべっていた。

俺は「黒猫好き」なのでまた止まって、

「おーい」と呼んで見たのだが、ちらっとこっちを見ただけで、反応は鈍い。

まあ、野良猫なんてそんなもんだよね。

だからまたすぐ、ランニング再開した。


次の日。

また同じコースを走ったのだけれど、驚いたことに、

前日とかなり近いところで、また蛇が、

細い道を横切るようにして俺の前に現れた。ひいっ。

そして蛇はそのまま、道と並走する形で流れている川に、飛び込んだ。

で、俺を先導するみたいにして泳ぎだしたんだよ。

そりゃあ、アタシもびっくりしたさ。

10メートルか20メートルくらいは、蛇に先導されて走ったよ、あたしゃあ。

それで蛇が(川の中で)止まるから、覗き込んでみたら昨日とは違って、こっちをじっと見やがる。

蛇と目が合った、なんてね。でも本当なんだぜ。

わけわかんないけど、心が通じ合った気さえしたね。・・・蛇と。


それでとりあえず、蛇には さよなら、って言って

また走り出したら、


昨日と同じところに、また黒猫がいる。

蛇にしても、猫にしても・・・・・・昨日と同じ個体なんだろうね?

違ってたとしても、見分けはつかないよな。


まあいいや、それで猫に近づいて見たら、昨日とは少し態度が違っていて、

ちらっとこっちを見て「にゃあ」と鳴く。

「何?」と聞いてみたらまた「にゃあ」と鳴く。

うんそうか、お前の言いたいことはわかった気がするよ。

それじゃまたいつか会おうぜ、という感じで、

俺はまた走り出したのでした。


6月3日前後は、不思議な感じのする出来事があったりする。

俺が人間以外の動物に感情移入したりするから・・・・・

その思い込みのせい、なのかもしれないけど。

まあ、すくなくとも

退屈はしないから良し、とする。



あの蛇も、あの猫も。

もしかしてもしかして、俺の友達だったのかもしれない。


そう思うと、

少し嬉しくなるよね。


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この夜

2014-06-02 18:55:04 | Weblog

俺が尊敬してやまない友達よ、

今夜が俺達にはつらい夜なのだ。


26年前のことだけど、

俺達の知らないうちに君は

ずいぶん遠くまで出かけてしまって、

この夜のうちに「帰らない人」となった。







昨日はお墓に行ったよ。

そう、君のお墓があるんだ、変な話だな。

とてもいい天気だった。

こんなのが事実だなんて、やっぱり変だし・・・・

その「事実」にまだ慣れることが出来ない。

慣れることができないまま、

俺はずいぶん歳を取ったらしい。

まわりのみんなもそうだぜ

・・・・・・・・・・当たり前か。

いや、そうでもないよな。





そう、昨日・・・お墓へ行く途中

君の家の前をクルマで通りがかったときに偶然、

ガレージにいる君のお父さんとお母さんの姿が見えた。


声を掛けたい衝動に駆られたけど、

我慢してそのまま通り過ぎたんだ。




お墓には


お花だけ飾って、

ピックを一枚、残してきた。


意味なんかないけど、

そんなことで

心の一部を取り外して置いて来たような気になれてさ、






愚かしいとは思うけど。








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