「キャンディ」

２００７年にさよなら。

本当に本当に本当に、

いろんなことがあったよ。



でもまだ人生は続くのだ。



とてもとても不思議だけど、


「世界は俺の理解を超える」から。


でも・・・・・・・・・・







片山道郎スラップスティックアローンの

こないだのライヴ

（２００７年１２月２７日@難波ロックライダー）の動画をアップした。

見てくれ。

「キャンディ」（作詞・作曲・片山道郎）

http://jp.youtube.com/watch?v=FfxO9vmALGo

ダイアリーズ

いつだって

俺は俺の、物語性の中で生きている。

でもそれは往々にして

アンチクライマックスだったりするんだが（タメイキ）、

それでもその中に

伏線があったり、ドタバタ寸劇があったり、

どんでん返しがあったり、逆転劇があったり・・・

とかするわけで。

さて、この後意外な結末・・・・いや、結末はまだ早い、

意外な展開を見せたりするのだろうか？

去年見た映画、「モーターサイクル・ダイアリーズ」みたいに？

いや・・まさかね。



さて

俺のこの、ほころびだらけのダイアリーズ、

名前を

「ロックンロールはまるでブレーキのない車だった」

という。


名前負けしないようにしなくちゃ。

謝辞

たとえぎりぎりの低空飛行でも

こういうのを続けていければ

俺はいろんな人とつながっていけるんだ、と思った。

救われたような気になる夜だった。


昨日のロックライダーに来てくれた人、

どうもありがとう。

感謝してます。

27日のライヴ

今年最後のライヴ、

１２月２７日

片山道郎スラップスティックアローン

難波ロックライダー

なのですが

俺の出演順がまた

一番手ですー。

・・・ってことは７時スタート。

むむむ、また早いけど、

仕事早退して（笑）、来てね！！！！！！！！

無限

どうあがいたって世界は無限で、

俺達はその一部の一部の一部の一部でしかない。


それでもそれはとても素敵なことで


例えば今、俺は駅のホームで疲れ果てているのだけど


耳をすませると


遠くを走る車の音や

風が木々を揺らす音、

遠くで囁く誰かの声、

会ったこともない子供の寝息まで

聞こえるような気がする。


そして電車が訪れて、

その一瞬後には

はるか彼方へ去って行く。


今日はクリスマス・イヴで、

俺にはそんなこと全然関係ないのだけれど

何だか妙に暖かい夜で

ああ、俺はこんなのは好きだな。


夜がすごく静かにていねいに、

いろんな物事を包んでくれるような気になるから。


ひどい間違いとか、

どうしようもない事とか、

取り返しのつかない事とか、

どうしても納得のいかない事とか、


そういうのを。

今日は一日雨だったね。

どんなに重大に思えることでも

実はそれも「ほんのささいなこと」だ。

俺が本当はどんな風に感じているか、なんて

自分でもわからないのだ。

ましてや、他人のこととなったら本当に、

かいもく見当もつかない。


「枠」みたいなのからどんどん逸脱していって、

「常軌を逸した」存在になるのは

やぶさかではないのだが。

でもそれを志すには

俺はちょっと甘すぎるかも。



「甘すぎる」で思い出したけど、

ここ最近、気にしてる格言みたいなのがあって、

それは

「神は細部に宿る」

というもので、

これはどこで目にしたのかな？

わからないのだけど。


すごいと思わないか？

「神は細部に宿る」だって。


すごい言葉。

12/27(thu) 難波 ロックライダー

片山道郎スラップスティックアローン

LIVE

12/27(thu) 難波 ロックライダー

with:がらんどう/よしき虫とがんちゃんバンド/シノヤン(チナスキーランチボックス)
op18:30/st19:00
＜前売1500/ 当日 1800＞
tel 06-6634-1539



youtube

「パラレル」(作詞・作曲・演奏・歌・片山道郎）

http://jp.youtube.com/watch?v=WxHB72GGKn8

深海にて

「それどこじゃないんだ」って

ほとんどのことを放ったらかしにしておいて

結局、取り残されたのは俺だった。


だからどうした・・・ってこともないけど。

ただそんな気分になっちまうだけだよ、

眠れない夜、夜、夜！


どうしてこんなにろくでもないことばかり考えてしまうのか。


感傷は俺の中でとても静かに

（内側に向かって）暴発して、

安らかなはずの夢さえも侵食してしまう。


息を止めて、深く深く潜らなくちゃ。

爆風が吹き荒れてる間は水面にさえ出られないぜ、

ここは夜の海だ。


空気があとどれくらい持つのかわからないのだけど


あらゆるメーターは申し合わせたように

レッドゾーンを指している。


どうしたって全部が全部、「時間の問題」なんだ。



でもそんなのは当然だから、


大した問題でもないんだ、俺はそう思うんだぜ。

年末にいつも思うこと

次から次へといろんな出来事がやって来る、

出来事、出来事、出来事。

電車に乗り遅れそうになったり、

雨が降り出しそうだったり。

「もう駄目なんじゃないか？」と思ったり、

ちょっと安心したり。


自分が何をしようとしていたのかって事すら

思い出せない十二月。


子供の頃は毎年毎年、騙されたような気分になったよ。

だって「今年ももう終わり」なんてみんな言うから

「終わり」なんだ、「終わり」がやって来るんだ、なんて

わくわくしながら待ってたのに、

実際に訪れるのはいつもただの

「次の年の始まり」だったから。


なにが「新年おめでとう」だよな。

俺の待ちわびたあの甘美な「終わり」はどうなったんだよ。


こういうのってしかし「終末幻想」と言うか

「破滅願望」なのかも知れないなぁ。


後になってわかったのは

「終わり」とは「始まり」の別の名前でしかない、

という、

わりにしょうもない事実だった。




・・何かうまく丸め込まれたような気分はぬぐい切れない。


でもいいや、俺ももう大人なのだ、一応。


だからこう言ってみる。

「今年ももう終わりだね！」


いろいろあったけど・・・・・・・・・・・・来年もよろしく。



わかり切ったこと言うけど

結局、何も変わりはしないよ。



それじゃね。

１２月１４日を終えて

結局　ペーペーでピーピーの俺は一番手で、

でもそれに間に合うようにすごいがんばって

早く来てくれてた人が何人もいてくれて、

本当に優しいなあ。ありがとう。


がんばって急いでくれたのに間に合わなかったって人が

もしいたらごめんよ。

もっと遅くに出演できるように努力するよ。


そう、悲しいような歌ばかりだけど、

俺は自分が言いたいことしか言いたくないんだ、特に楽曲では。


最後の、佐治と作った曲「グッバイ」をやる時にはさすがに

感慨深かったよ。


昨夜はちゃんと聴いてもらえてる、という手ごたえがあって、

それでとても嬉しかった。

本当に、みんなどうもありがとう。


アップダウントリップス、バナナディーン、ほろほろ鳥、

みんなお疲れ。楽しかったな。




でも、と言うか当然、と言うか

あそこにいた人達の心に残る痛み、というか

喪失感。

そのヘヴィさをやっぱり

ひしひしと感じてしまう夜だった。



何度も言うけどみんな本当にありがとう。