「GUN]について

2011-11-03 11:15:26 | Weblog



1980年代末に、

GUNS‘N ROSESが世界的大ブレイクして以降、

GUNというのがつく名前のバンドが増えたよね。

日本だけか?よくわからないけど、

ガンスリンガーズとか。

横浜のガンスリンガーズはその後、

ディディ・ワ・ディディになって、

博多のガンスリンガーズはヴィヴィアン・ムービンになった。

どっちも友達だった。

知り合いではないが、

ミッシェル・ガン・エレファントも、「GUN」がつく。

しかし、この銃規制がとても厳しいわが国においては、

「GUN」はほとんど、ファンタジーでしかないよね。

それはそれで、とてもいいことだが。

「GUN」が象徴するのはやはり、

圧倒的な暴力と死、なのだろう。

しかし、放っておいたってひとは死ぬのだ。

圧倒的な暴力なんて、必要ないだろう。

日本の戦国時代の「戦争」は、銃の登場以前で、

ずいぶんのどかなものだった、という。

関が原の合戦だって、不利・・と見た兵士たちが

さっさと逃げ出してしまい、周辺にちらばって

もとの農民に戻ったので、死傷者は驚くほど少なかった・・・

らしい。外国でだって、

銃が登場してから、戦争が「大殺戮大会」になってしまったのだ。


アクセル・ローズは恐らく、「GUN」を持っているのだろう。

カート・コバーンは散弾銃を自分に向けて撃ってしまった。

アーネスト・ヘミングゥエイもそういう死に方をした。

「GUN」は我々にとってファンタジーで、

それはそれでいいのだけれど、

我々にとって身近な脅威は「癌」であったりする。

偶然、同じ言葉の響きなのだ。

不思議。

コメント
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