六月の終わりに。

2016-06-30 16:18:55 | Weblog

ほとんどのことが「どうしようもない」ままで進行する。

君に・・・いや、僕に変えられるのは、ほんのわずかな物事でしかない。

世界は全然、思い通りになど、なりはしない。


でも、もし

ほんの微かでも動かすことが出来る、としたら

それは動かすべきだ。

そのことが

後々に大きな意味を持つ・・ようなことも、有り得なくはない。


そうだ 僕は、希望的に生きよう。

心の腐ったような奴等に「心」など響くわけがない。

もう挫折するのはやめて、

愛する者の歌を、大きな声で歌おう。

そして「有権」を、有意義に行使しよう。


自分が「正しい」と思えることをやろう。

そうしよう。









・・・・・・・・・・・・・2016年の6月も、今日で終わりだね。

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「物語性」に関する考察、もしくは オチのないショート・ショート。

2016-06-29 21:16:13 | Weblog

そのうらぶれた裏通りの突き当たりは袋小路だった。


申し分のない月夜、

と言っても十三夜か、良くても十四夜で、

「ほぼ真ん丸」か、「真ん丸」か、なんて違いはどうでもいい。


どうでも良くないのは、その象徴するもので・・・・

そういうものに囲まれて俺は生きていた。

そんなものばかりの世界、シグナルだとか、タロットだとか・・・天気予報とか、

ガーゴイルとかね、

その他もろもろ。


・・・袋小路の話だ。


俺がさ、

そんな所でいくら待ってみても誰も来なかったし、

懐かしいあの店の廃墟から例の、お馴染みの

シカゴ・ブルーズが聴こえてくることもなかった。


でも、そういう

「何も動かない感じ」ほど素敵なものはない。

そういう時って、時間はとびきり、ゆっくり流れるし。

そうだな、15分経つまでに1時間くらいかかったよ、本当の話。


そんな時には、どんな事でも起こり得るし、

逆に 何も起こらないことも珍しくはない。

どっちでも良かったんだ、本当に。


俺は俺の人生の「退屈」・・・もしくは息苦しいほどの「濃密」を、

ただただ、持て余していたのかもしれない。


だから、

袋小路から出た所すぐの車道を

ティンカー・ベルみたいに光り輝く女の子が横切って行ったのを見たときも

とりたてて不思議なこと とは思わなかった。


後で考えれば・・・ってことだけど。

でもその時にすべてのスイッチが勝手にオンになってたんだ、きっとそうなんだと思う。


それだけじゃなくて、

世界全体の「物語性」ってやつが

その時を境にね、

ゆっくりと動き出したんだ。















俺に言えるのは、そんなことだけだ。









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時代がうねっている

2016-06-25 21:16:17 | Weblog





イングランドのEU離脱決定のニュースには衝撃を受けた。

これって、これから実際にどういう事になっていくのかは、誰にもわからないのだけれど、

あまり、いい予感は・・・しないよね。

大雑把に言って「緩やかな右傾化」、とも取れるし。

でも実際問題、難民流入が大きな問題なのであろうことは想像がつく。

日本って難民受け入れをしてないから、その煩雑さは想像しがたいのだが。

しかし、離脱したらしたで、どう考えても「タダでは済まない」であろう。

時代がうねって行く。

その波に飲み込まれないようにしなければ。

「右傾化」と言えばわが国の愚かな政府ががやろうとしてることだって、そうかもしれない。

もしも、このままで行くと、与党の思惑通りに、平和憲法が壊されてしまうかもしれない。

米国追従型の軍国。

俺は思うのだけれど、「憲法改正」なんて議論する前に、

「日米安保条約の是非」についてもう一度、徹底的に議論するべきだ。

ちゃんとした「議論」を。

アベ首相みたいに相手の質問に一切答えなかったり、はぐらかしたり、そういうのは一切ナシの、

「議論」を。

近年、国会でやってるのは「議論」じゃない。なんの討議にもなっていない。

あんなのは茶番だ。何の意味もない。

ちゃんとした「議論」も出来ない人間が政治家なんてやる資格はない。

議論できないって言うか・・・議論なんかするつもりもない、ってところなんだろうけど。

そっちのほうが余計悪い。

原発には燃料が注入されたらしいし、

ちょっと目を離していたら「恐ろしいこと」が勝手に進行してしまう。

よく言われることなのだけれど、原発は利権で動いている。

「利権」って何のことか、というと「誰かの儲け」だ。馬鹿らしいことこの上ない。

国民、いや世界中のひとびとを危険にさらして、誰かが儲けようとしている。

「戦争」も、そうだ。戦争で儲かる奴等が実際、いるのだ。

断固、阻止するべきだ。

「誰かの儲け」のために殺されてたまるか。

さて、

ついに、選挙が告示された。

勿論、行こうと思う。ほんの微々たるチカラだが、一票、行使せねば。

現与党に、今まで入れていた人が、もしいたら・・・もう一度冷静に考えてください。

彼らは、以前の選挙で嘘ばっかり言ってましたよ。もう、うんざりです。

マトモじゃない。

俺は、マトモな国に住みたい。


・・・というような激動の時代の中、

明日はささやかな、昔の友達の追悼ライヴだ。

そういうのもちゃんと、大事なのです。

大阪・十三のクラブ・ウォーターで。

俺も、ギターの赤井と二人で、何曲かだけ、アコースティック・セットでやる。

ノーチャージだから、覗きに来て下さい。





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夜明けの晩に

2016-06-22 15:45:03 | Weblog

ベイビー

君の

完璧な微笑みが

世界を

照らすとき

僕はまた

何度でも

光を

取り戻すよ

はじけ飛んで行く

プラズマみたいな

クラッシュ寸前のアタマが

半分麻痺した

嘘つきな心に

飲み込まれる


すべてが

擦り切れる前に

僕等が

カオスに

飲み込まれる前に



夜明けの晩に

真昼の夜に

君は

誰の夢を見るのか

真後ろの

真正面に

探し物は

いつも

あったのに


ベイビー

君の

完璧な微笑が

世界を

照らすとき

僕はまた

何度でも

光を

取り戻せる

かも





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トイレの落書き

2016-06-19 13:29:24 | Weblog

東名阪自動車道のパーキングのトイレの個室の壁にいくつか、

マジックで書いた落書きがあった、

「右の壁見ろ 左の壁見ろ 後ろの壁みろ  バーカご苦労さん」

とか

「お××こ」

とか、そういう割りに、古典的な奴。


それはいいのだが、

ふっと見ると 下のほうに

「下らないこと書くな!  レベル低い」

と、これまたマジックで大きく落書きが。


・・・・・・・・。


「レベル低い」だって(大笑)。

「レベル」の比較対象は何だ?基準は?って聞いてみたい。

大体がこの人、他人に色々と要求しすぎ・・・なのではないか?

そんなこと書くより、自分で面白い落書き、書けよな。


NYのトイレだって落書きは下らないだろう。英語で書いてあるだけで。


逆に、下らなくない落書きって、どんなんだろう?


詩・・とか?


俺がここに書いてアップしてるものとかは、

やっぱり「下らない」って言われるかしら?(←絶対言われる)


ところで、高速のパーキングのトイレに落書きするのと、

こういう所に文章アップするのと「表現」として、どちらが「パブリック」だろうね?


不特定多数の人間に開かれている、という点では同じだが、

トイレのほうは「男子トイレ」だったから、

ご婦人方には「開かれていない」。これは致命的。


まあ、どうでもいいけど、

どんな些細なことでも批判したがる人って、やっぱ、いるのね、世の中・・・・

と思った出来事だったよ。



それにしても 

トイレの落書きって、 古典的で素敵。

何と言うか、そこはかとなくイジケてて、人間的で、憎めない感じ。


俺もそのうち、そっち方向にトライしてみようかな?

(器物破損・・ってことになるので、やりませんが。)













ROCA'66、次回のライヴは7月9日土曜日、

京都・御池の「夜想」。久々の出演。

我々はスタジオで、友達の作った曲を練習中。

来月は、京都で会おう。



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自発性

2016-06-18 11:29:12 | Weblog

我々は、やりたいことをやる ために、生きている。

もちろん、

やりたくないことはやらない・・・・・というわけには、いかない。

悲しいかな、それでは生きのびていけない。

生きのびないと、やりたいことは、出来はしない。

でも

やりたくないこと ばかりやってそれで人生が終わってしまったら・・・・・・・・・

それはだいぶ、虚しい。

思うに、

一番大事なのは、やりたいこと を やりたい、と思える気持ちなのだ。

自発性、と言ってもいいかもしれない。

コドモの頃から俺は、そのことに気付いていた。

自発性という言葉には到達していなかったが、思っていたことは同じだ。

やりたいこと、

心が躍ること、

夢中になれること、

少しくらいの嫌なことは乗り越えられるほど魅力的なこと。

光り輝いて見えるもの、

いい匂いのする(ような気がする)もの、

しっくりくるもの、

心地よいもの、

どうしてもどうしても欲しいもの。

やりたいこと が、 やらなければならないこと になってしまったら、

それは悲劇だ・・・・と言うか、興ざめだ。

興ざめして、がっかりして、つまらない顔をして生きるのは

まっぴらごめんだ。

もちろん、

「何かを創作する」ということだけが能ではない。

何か(例えば素敵なアート)に夢中になったり、

そういうの全部含めて我々は、

やりたいことをやる ために、生きているのだ。

俺は、そう思っています。

そして、

やりたいこと が やれる 状況は幸せだし、贅沢だ、とすら感じる。

実際・・・・そうだし。

例えば、近代以前の時代に生きていた人たちは・・・・こうではなかっただろう。

食うや食わずでは、生き延びることにほとんどのエネルギーを費やさねばならない。

それとか・・・戦時中、みたいなことになったら、いろんなことが抑圧される。

国家がテロに巻き込まれたりしても、そうなるだろう。

それとか・・・自分自身や、家族が深刻な病に侵されたら・・・・。

他にも色々あるだろうが、

そう考えると やりたいこと がやれる なんて、すごいことだ。

ほとんどキセキだ。


それで、その やりたいこと をやって、

もし 自己満足できるのなら、それもそれでいいのだが、

その やりたいこと を通じて

誰かと 「わかりあえる」ようなことがあったら それは、本当にすごいことだ。

とても幸せ・・・だ、と思う、そういうのって。


そういうのが、いつまでも続いて欲しい。



贅沢だ、とは思うけど、


それでも。






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リリカル・スィート・スイサイド・マシーン

2016-06-15 16:59:32 | Weblog





リリカルに暴走するスィート・スーサイド・マシーン、そんな君。

その瞳の色はブルー・ゴールドで、目ん玉と言えばハート型。

まるで微妙なカーヴでオーヴァー・ヒートした、V・トゥイン・エンジン。

アンビバレントに揺れ動く意識を持て余しつつ猛スピードでドリフトして

誰かの心の「急所」の中心部にチョコレート・クッキー型の弾丸をヒットさせる。

痛覚はとっくに麻痺している、それどころか僕等にはもはや、

右も左も、上も下も、裏表も、善悪ですら・・・・わかりはしないのだ。

この喪失感、

この虚無感!

「呪い」のような祝福を胸に抱え込んだ僕は、

小さな小さなマッチで点けた、ささやかな炎しか、頼れるものがない。

そして世界を吹き荒れる強風は、

どんな光をも、飲み込むつもりでいる。

だけど僕は、どんなにみっともなく、這いつくばったような格好をしたとしても

この世界に、しがみつくみたいにして生き延びてやるって決めたのだ。

それは、はかない決心かもしれないけど。

心なんて、0.0000000001秒ごとに変わり続けるものだけど。

でも、どんなに短い一瞬だったとしても、

強く、強く、心に願ったことっていうのは、

いつかの流れ星の残像みたいに

いつまでだっって、消えずに残るのだ。





・・・・・・・・・たったそれだけのこと?








そんな風に思う?







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昨夜のこと

2016-06-13 19:43:06 | Weblog

日々は雑多な感情を乗せて、鋼鉄の蒸気機関車のように

進んでゆきます、ゴゴゴ、と音さえ立てて。


そんな日々の中には、落ち込んで どうしようもない気分になったり、

捨て鉢な気持ちになったりすることも多々あって。


もう駄目かな、などと思ったり。











でも、よかった。

音楽を、ライヴを通じて、

会場に足を運んでくれた皆さんが、俺を救ってくれました。




来てくれて本当にありがとう。

優しく見守ってくれてありがとう。

心が、通じたような気がする。受け入れてくれてありがとう。






良くなっている。

そして、もっと良くなれる希望もある。


低空飛行だが、墜落さえしなければ

もっともっと遠くまで行けるかも知れない。


そんな風に思えました。




「意義」は、ちゃんと あるのです。

無意味ではない、無価値ではない、徒労などではない。




光り輝く「ご褒美」は、ライヴハウスにこそ、やはり ありました。



自分の信じていることを疑わず、


もっと強く信じながら生きていこう。




そうします、


そうできます。



皆さんのおかげで。







ありがとう。





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なれますように。

2016-06-09 21:39:49 | Weblog

今日はロックの日!・・・・なんだってさ。

おう、そいつぁ初夏から縁起がいいや。


ロックと言えば!

おあ兄さんやお姉さん!もう、明々後日だからね、ROCA’66の、

今年六月のライヴは。

6月12日。日曜日!

ぜひ覗いておくれよ、大阪、中津のVi-CODEってぇハコを。


俺のロックのルーツは・・・さ、

フォークやブルーズなんだが、

今のこの世の中、何もかもが一緒くたになってるご様子。



俺は・・・・いや、俺達は「ほとんどすべて」を飲み込んだつもりで、

とどのつまりは「融合」だ、目指すはそれだ。てやんでい。


原初のパンクも、純粋ダンス・ミュージックとしてのファンクも、

ロック・アンド・ロールも、

シューゲイザーも、グランジも、オルタナも。

サザン・ロックも、ニュー・ウェィヴも。

カントリー・ブルーズも、アシッド・フォークも。

バップ・ジャズも、純粋ノイズも。

おう、クラッシックもだ。

ジャンクも、スカムも。


すべてを大文字の R O C K に集約して、

超新星爆発を目論む。


うまく爆発できたら後喝采。

そいつは ただ、ただ、やかましく

目も眩むほどに眩しい光を放つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みたいなことに、

なりますように。

なれますように!


























君が来てくれますように!
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2016年6月12日(日)中津Vi-CODEにROCA'66出演しますわよ

2016-06-07 19:07:56 | Weblog


梅雨に突入。

陰々滅滅としてしまいがちな季節。


でもどんなときでも心を奮い立たせて、

いつでも世界をひっくり返してやるくらいの気持ちで、

下らない物事は鼻息で吹き飛ばし、

面白くない冗談には反応さえせず、

取るに足らない奴等に気を取られることなく、

悪い機運など「気合」で霧散させ、

「実力」の足らないところは「勢い」で突っ走り、

過去のことは完全に忘れ去り、

「愛」に、のみ心を費やし、

「惰性」ではなく「慣性」で、

                行くのだ。






俺のバンド、ROCA’66の、

2016年、6月のライヴ。


大阪・中津にあるVi-CODEに、6月12日、日曜日、出演します。



以下はコピペ。



ジミープロジェクト


「ロックンロールの自殺者」



Acts : 39Average/ROCA'66/Oriental Bounds(東京)


★東京からは元シェイディドールズの大矢侑史率いるOriental Bounds、


ロックバンドの最小公倍数である3ピースの39Average、


元ランブルフィッシュ、元ばるぼらの片山道郎率いるROCA’66の三つ巴!


★チケットは店頭販売、電話・メールにて予約受け付けています。


OPEN 6:30、START 7:00


(Vi-CODEのホームページより。)











生涯、最高峰の「表現」を。


我々のバンドの「音」で、感情のすべてを現出させる。


そして世界を一瞬で、「一変させる」のだ。


未だに、そんな夢を見ている。





見に来て下さい。
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