明日

2016-09-26 21:59:50 | Weblog

明日は、ランブルフィッシュのヴォーカリスト、佐治朝吉の命日。


彼が長い闘病の末

逝ってしまったのは2007年だったから、

あれから もう丸9年が経つのだ・・・・・・嘘みたいだ。


ゆっくりとゆっくりと

少しずつ少しずつ

我々は「お別れ」したのです。


今でももちろん、しょっちゅう「彼」のことを考える。

何かあった時、「彼」だったらどう行動しただろう?とか考える。

「彼」が誕生日にくれたセレクトMDを、今でも聴いている。何度でも感動する。

「彼」がつくった「歌」を、俺のバンドで、俺が歌って演ったりする。演るたびに・・・胸が詰まる。

夢の中で、「彼」に再会したりも、する。

9年前のこと、細部まで思い出そうとしたりする。

そして、「彼」の最後の寝顔を思い出したりもする。


我々は、友達だったのだ。

それはとても、ハッピーなことだった。

その暖かな記憶が俺の心の中に在る限り、

何も終わりはしないのだ、と思う。












・・・・・・・・・・何も終わりはしないのだ。
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10月1日土曜日は中津Vi-CODEでROCA'66今年最後のライヴ。

2016-09-25 17:58:42 | Weblog


少し前にこのブログで

年内のROCA'66のライヴは

10月1日 中津 Vi-CODE と 

10月15日 奈良 宝島   で打ち止め・・・・と書いたのだが訂正。




10月15日 奈良 宝島 は、ライヴなしの、「飲み会」だそうな。

あらら。    (でも、連絡もらえれば参加できますよ~。)


よって、

2016年のROCA'66のライヴは

10月1日土曜日、大阪 中津 Vi-CODEで終了。


あ、バンドが解散とかするわけじゃじゃないからね。

メンバーの脱退、とかも、なし。

俺が入院・・・するわけでもないし、

入獄せねばならない、ってわけでもない。

まあいいじゃない、オトナはいろいろ「事情」があるのよ。


来年1月には(たぶん)戻ってくるので、

我々を「終わったものを見る目」でみないように。


さて、そーゆーことなので

今週の土曜日!

10月1日は絶対、ライヴに来ておくれ。


来年1月に(たぶん)戻ってくる、とは言えこの不確実で不確定な世界において、

何がどうなっちまうか?なんて誰にもわかりはしない。

トゥモロー・ネバー・ノウズ。

マリリン・モンロー・ノー・リターン。

もう二度と出来ないかもしれない。それは誰にもわからない。


10年後に、「あの時観ておけばよかった・・・」って後悔するかもしれないぜ。

いや、しないかもしれないけど。


だから来て下さい。

中津 Vi-CODEは申し分のない「いいハコ」だし、

俺は競演バンド、マンガンズしか知らないのだけど

マンガンズは良い。間違いなく笑えるし、いい歌がある。



☆ジミー・プロジェクト☆
『LET'S GET CRAZY!』
日時:10月1日(土)
場所:中津 Vi-code
■Open 18:30 / Start 19:00
■Charge ¥2,000(1drink別)
■出演
ROCA'66
THE PESTER
ザ・マンガンズ
くじけな




我々ROCA'66、今しかできないような歌がある。

今しか出来ない演奏。

そーゆーのを、演ります。


ココロを振り絞って演るので、

気軽に、中津まで来て欲しいデッス。



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雨男疑惑続報

2016-09-23 22:17:22 | Weblog

雨男ってのはつまり


「こんな大事な時に雨なんか降りやがって」

とか

「俺だけが何故こんな目に遭う?」


などと思いがちな人種のことなのだ。



雨なんかランダムに、万人の上に降りそそぐもので

「幸運」も

「不運」もすべて、

主観の産物で、しか有り得ない。


そーゆーこと、だから「雨男」は自意識過剰だって言うのさ。





でも、

俺の場合は本当にひどくて・・・・・・・・・・・



ワンガンセンソウのときに「ピンポイント爆撃」ってあったよね?


あんな感じで


「ピンポイント雨男」とでも呼ぶしかないような事態が頻繁に訪れていたのだ、


他でもない、俺の上に。





ピーカンに晴れてたのに、俺が家を出た瞬間に降り出す雨。


しかもご丁寧に


目的地に着いたらピタッと降り止む。



むむむ。




電車に乗って出勤途中、窓から見る空は晴れている。


だのに、駅に着いた途端大雨が。




もう、こういう例を挙げていけばマジできりがないくらいの日常チャハンジだったのだ。



そりゃ自称したくもなるだろ?


「雨男」って。




でも本当の「雨男」は


少し心を病んで閉じていて、


演者はダスティン・ホフマンで、


姿勢は斜めに少しかしいでいて、


兄貴と一緒にアメリカを旅するロード・ムーヴィ。



・・・・・・・・・おっと、そりゃ映画の「レインマン」だ。


あの映画、良かったよな。





俺のことは「雨男」とは呼ばず、


「レインマン」



と呼んでください。







・・・・・・・・・・出来れば。



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サンキューハミングバード

2016-09-19 18:05:12 | Weblog

昨日は待ちに待った手作り野外フェス、「ハミングバード・フェスティバル」に出演した。

雨模様だったので屋内ステージでの開催だったのだけれど、

始めから最後まで、超絶に楽しい一日になった。

行って良かった!呼んでくれて本当にありがとう。

様々なバンド、バンド、弾き語り、ヒップホップの語り喋り。

サイゲンさんのタンクトップ破りも、ちゃんとあった。

みんなすげえよな・・・・・・・・と感心してしまったわよ。

いい歌つくる奴って、けっこう居るんだ。心強い。

我々は「インディー」とか呼ばれる存在でしかないけど、

ライヴの場は心を打つ歌や、言葉や、パフォーマンスに溢れ返っている。

100%ではないけれど、ほとんどが「自作」の歌や、言葉だ。

クオリティは高い。

こういうフェスをやることはすごくすごく、意味深いことだと、あらためて思う。


俺も後半はみごとに「酔っ払い」と化しました。

出番も後半だったんだけどな・・・・。大丈夫かな。

大丈夫だったことにしておく。

雨なんか気にせずに楽しめてよかったよ。



しかしアレなのよね、

俺は以前「雨男」で・・・・・・・・・でも自分で自分のこと「雨男」なんていう奴は

自意識過剰だ、と思い当たって あるとき、自身の「雨男性」を否定してみた。

するとどうだろう、「雨男」から脱出することが出来たのだ。

でも、昨日の雨。

一昨年の「ハミバ」のときは、俺のバンドの演奏中から雨が降りだした。

昨年は「ハミバ」に参加出来なかったんだけど、ちゃんと晴れたらしい。

片山道子、「雨男疑惑」再燃か?

この歳になってまだ自意識過剰なのか俺は?



まあ、そんなことは置いといて、

関係者の皆さんとお客さんに、最大限の謝意を捧げて、筆を置く・・・・・

というかパソコンのスイッチを切ろうと思う。


ありがっとでした!




楽しすぎて疲れたから寝るね。

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人生は障害物競走(しあさっては「ハミングバード・フェス」?)

2016-09-15 21:03:14 | Weblog


もしかしたらそうではないか、と常々

疑ってはいたのだが


人生はやはり

「障害物競走」である

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ような気がする。





次から次へと


「難問」が待ち受ける。




 タイミングが、ちょっとズレた・・・ってだけで、派手に大コケしなければならない。




そこにバナナの皮あれば

私は滑ってコケる。



しかし懲りずに立ち上がる。


だがまたコケる。



コケたぐらいでメゲててはいけない。


「五年後生存率」がどうの・・・・・とか(イシャとかに)言われたわけではないのだ。



生きてればまた立ち上がることが出来る。


またコケるにせよ。



コケて、立ち上がることの繰り返しこそが「人生」なのだ。


つまり、それは俺にとっては「通常営業」なのだ。



そーゆーのを

「障害物競走」と呼ばずして他に何と呼ぶだろう?




付き纏う徒労感と喪失感。




まあ、そーゆーのもね、


「好み」のモンダイでは あるのだけれど。


ああ、そうよ、気に入ってるわよ、そんな人生。


悪い?




なんちゃってね。






そう、誰も「悪く」なんかない。



大して



「良く」もないが・・・・・・ね。











さて


台風が来なければ、明々後日は大阪・貝塚・蕎原の「そぶら山荘」にて


「ハミングバード・フェスティバル」の開催だわよ。










そうそう、ワケあって



ROCA'66のライヴは


この9月18日の「ハミバ」のあと


10月1日 大阪・中津VI-CODE



10月15日 奈良 宝島


で年内終了予定だからね。


来年のことはまだ未定。












だから来れるだけ来て頂戴。






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散文詩・夏の終わりに

2016-09-13 22:24:30 | Weblog


夏はゆっくりと緩慢に終わり行く

気がつくともう、セミさえ鳴いてねぇ

アタシときたらまるで古道具屋の店先の

ヴィンテージ物のサッドネス

天候的世界では

ハリケーンだかタイフーンだかの大量生産、その挙句の投げ売り

すべてを台無しにしてしまう愚かな

愚かな季節

思うのだけれど

「動き出さない時計」よりも

好き勝手な時間を表示する「狂った時計」のほうが数倍厄介で

そうなると「現実」との齟齬が問題になる

先走ろうが遅れ気味だろうが

動いてさえいればいいって話じゃない

でも もういいんだ

全部が全部

終わるときには終わるのよね

そーゆー宿命なの

知ってて知らないフリをしてただけさ

ああそれでも

情熱はまた アタシのゼンマイの螺子を巻く

キリキリと

キリキリと

そうすると まるでアタマの架空の王冠が

縮まって締め付けては困らせる

ああ来週は

台風の来襲なのか知らん

シャレを言ってる場合じゃない

お洒落してる場合じゃない

ワクワクしてる場合じゃない

クスクス笑う場面でもない

夏よ終われ

潔くあっさりと

そして

すべての雨天を葬り去れ

夏よ

青空よ

今一度

微笑みを

与えたもれ
















あらかしこ




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次の日曜日は「ハミングバード・フェスティバル」

2016-09-12 22:57:10 | Weblog

次の日曜日、2016年9月18日は、

エイッと気合を入れて、大阪の端っこ、貝塚市の蕎原(そぶらはら)というところにある

そぶら山荘

まで来ておくれよ。

手作り野外ロックフェス「ハミングバード・フェスティバル」ってのをやるんだ。


南海電車の「貝塚駅」で降りて、水間鉄道っっていうのに乗りかえて、、

終点の「水間観音駅」まで来てくれたらそこからそぶら山荘まで無料送迎バスが、

午前10時から1時間おきに、午後9時まで出てるから。(4時だけ、なしみたい。)

帰りのバスも、そぶら山荘から水間観音駅まで

午前10時半から午後9時半まで、1時間おきに出ている。


バスに乗ってる時間は30分。

たった30分、山の中へ向かっただけで、すごい大自然なんだよ、あそこって。

「野生」って感じがする山の中で、

普段ライヴハウスで出てるバンドたちが演奏する。

このフェスは今年で三回目なのだけれど、

これは「夢の実現」なのだ。一昨年も、そのことは言ったよね?


こーゆーの出来たらいいな、と前から思ってたんだよ。

俺は一種、「ヒッピーくずれ」みたいなとこもあるから、

「野外」とか「キャンプ」とかって昔っから、無条件に大好きなのだ。


当日は、

どう足掻いても、もし雨が降ったとしてもきっと、

抜群に楽しめると思うので、

遠出は面倒くさい・・・などと言わず、来て下さい。



出演バンド?


それはね・・・・・・・・


村上A’S

MIRACLE OF LOVE

おかちめんこ

アサオカ01 WITHプールグループ

ミライノス

グラサンズ

野村麻紀

ニコラス

沼娘

あうんさんすうじい

へんねし

ROCA'66

ナカジン

S.G.T.

松井くんと上田くんとサヨナラバイバイイズ

ザ・リトルメロディメイカーズ



言うまでもないのだが、俺も出ます。

ROCA'66のギターヴォーカルがアタシこと、片山道郎です。


次の日曜日は

貝塚の、山の中で会おう。


雨天決行。

雨が降ったら屋内ステージでやる。



開場は10:30、

一番手のスタートは11:30、


最後のバンドの終了時間は20:30の予定。
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ある荒れた空の下

2016-09-06 22:24:04 | Weblog


止むに止まれぬ、というような気持ちですべての事に対峙してきた。





本を読むのもそうだし、

誰かと会うのもそう。

文章を書くのも、歌をつくるのもそうだ。





徒労に終わってばかりなのに?





そう・・・・でも、そんなこともない、「徒労」ばっかりな訳でもないんだ。

「得た」物事だってちゃんとある。



心が傷つくようなことは多いが、そのおかけで

少々の傷なら痛くない、と思えるようになった。


傷モノでどこが悪い?と開き直ることも出来る。


それはともかく


「止むに止まれぬ」という切迫した心持ちをずっと、

抱き続けてきたんだ。良きにつけ、悪しきにつけ。



だからうまく行かなくても後悔なんかしたことがない。


・・・っていうのは嘘だけど



仮に 後悔ばかりしていたとしてもね、

同じ状況になったらまず間違いなく同じことをするだろう。

馬鹿だとは思うけど。


他にどうしようもないんだもの。




選択肢なんかね、




そもそもの始めっから存在していなかった。







ただひとつ


最近になって思うのは・・・・・・



「自分が正しいことをしている」と強く確信してしまうのは


危険・・・っていうか、止めたほうがいいな、ということだ。


(もちろん自戒。)




誰もが自己肯定しがちなのはある程度、「自然なこと」では、ある。


生物には自己保存本能と、自己防衛本能があるから。



けれど



強く思い込んだ「善」は、相対的に「悪」を生んでしまう。


そうなると、自己に対立する「悪」を生み出したのは


他でもない自分自身・・・・というパラドックスに陥ってしまう。



そう、我々は強く「善」に向かうつもりで


「悪」を作り出すことが可能なのだ。



「善悪」など存在せず、


考え方の「違い」があるだけだ



と、なるべくなら


思いながら生きよう、と思う





ある荒れた空の下、そんな9月の火曜日なのだった。







君は元気ですか。








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ラジオ

2016-09-02 21:48:12 | Weblog

ここ何年も、

夏休み期間だけ放送している

「夏休みコドモ電話科学相談」というラジオ番組を聞いている。

4トントラックを運転しながら、カーラジオで聞くのだ。


コドモの、科学に関する疑問、質問に、

各分野の専門家が答える、というお馴染みの番組。

夏休み期間だけ、もう30年もやっているのだそうだ。

とても面白い。

(今年の放送は、一昨日で終わっちゃったんだけど。)


下らない質問も多いのだが、

ほんの時々、感動してしまうような質問や、素晴らしい答えなどがあり、

忍耐強く聞いていないと「いいの」を聞き逃してしまう。


今年も、忍耐の続く限り聞いていたのだが、ちょっと不作だったかな。

でも最終日の、最後の一つ前の質問が素晴らしかった。

小学校4年か5年くらいの男の子だったのだが、

質問はこうだ、

「進化論が本当なら猿たちは遠い未来には人間に進化するのですか?」

すごい、深遠な質問。

これは、進化論の盲点・・・というか、弱点みたいなものなのだ。

何て答えるかな・・・・と思いながら聞いてたら、

「先生」は、とても困りながら、

「猿は今後、人間に進化しません」と言った。

そうなのだ。あと100万年経ったとしても、今の類人猿は類人猿のまま、なのだ。

現代の科学では、そういうことになっている。

じゃあ進化論って何?何か矛盾しないかそれ?

先生曰く、

「遠い遠い過去のある時点で、突然変異的に特別な変化があった、としか考えられない」

のだそうだ。

その、特別な変化は今後あるか?といえば恐らく、ない・・・で、あろう。

そうとしか言えない。

過去に何があったかわからないし、未来に何が起こるか見当もつかない。

結局のところ、専門家の先生だって、何にもわかっちゃいないのだ。

我々人類は世界の「謎」を、ほんの少ししか、解き明かしてはいない。

このラジオを聞いていると、そのことがよくわかる。


さて、今年の「コドモ電話科学相談」、そんな深遠な質問のあと、

今年最後の質問者は5歳の女の子で、

質問は

「おかあさんは何で怒るのですか?」というもので、

オチがついた、というか、各分野の「専門家の先生方」が椅子から落ちてずっこける音が

ラジオから聞こえてきたような気がして、ほっこりした。







子供たちの夏休みも終わったみたいだけど、

福知山の山林では今日もミンミンゼミが鳴いていたよ。




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