自己客観視。

2019-04-22 22:00:01 | Weblog

自分が自分である、というのは

当たり前過ぎる前提のような気もするし、

そうではなくて それは、

それこそ「永遠の謎」なのかもしれない・・・・・と思ったりもする。


自分が自分である、というのは言い換えれば

自分は自分でしかない、ということでもある。


私はこの肉体に閉じ込められた「魂」であって、

この肉体の外から物事を眺めることは「絶対に」出来ないのだ。


自分を「客観視」しよう、と努力しても

完全な「客観視」など、出来るはずがない。

私は「私」という状況に、はまり込み過ぎているからだ。


何故こんなことを久し振りに考えたか?というと

今、自分達のバンド、ROCA’66で

自作曲を数曲だけ、レコーディングスタジオにこもって

録音しているからなのだ。


曲を作って演奏する、という行為は自然で、何の問題もない。

でもそれを「記録」する、となると

少しでも「いいもの」にしたいし、そうなるとミックスダウン時に

自分で自分を「客観視」する必要性というのが生じてくるのだ必然的に。


しかしその行為は、そんなに楽しいものではない。

ヒトは自分を客観視などせずに、「自己」に埋没していればそれはそれで幸せなのだ。

自己批判とか自己批評なんて、しないで済めばそれはそれにこしたことはない。

私は出来れば、無反省に生きていたいのだ。


でもそれではまるで「幼児」だ。それではいかん。人間は成長しなければならない。

人間だけではない。プランクトンだって、小エビだって、かたつむりだって、

成長しなければならないのだ。



私は、私の音楽を通じて出来ればあなた方に喜んで欲しいのだ。楽しませたい・・・のだ。いや、本当だ。


そしてもしも、喜んでくれたとしたら、それを見るのが私の最大の幸福なのだ。


恥ずかしながら このことは、最近になって気付いた(←遅い)。


自分を客観視しようとする作業は、時には・・うざい。

でもこの「うざさ」を克服した時、

私は何ミリかでも成長できているはずなのだ。

いや、「背」の話ではない。「背」なんかがんばったって伸びやしないがそうじゃなくて、

人間として、音楽家として、「魂」を、ほんの0コンマ何ミリかでも成長させよう。


さてそんな「私」が率いるロックバンド、

ROCA’66.

大の大人が4人も集まって、一心不乱に「楽曲」を奏でます。

全員が、別々の楽器でひとつの「歌」を歌います。


我々は今週末、4月27日、京都の誇る最強に趣味の良いライヴハウス「夜想」に出演します。

場所は文化遺産「二条城」の近くだわよ。

我々のほかには

THE LULA

DUST

たこボー


が出演します。


我々の出番は2番手。オンタイムなら19:30くらいから。




メリメリと音を立てて進化中の「魂」を観に来て下さい。




写真は、前回の「夜想」でのライヴ・・・での私。

撮影はカメラマン、大瀧くん。

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ジャニス・ジョップリンのことを思ふ。

2019-04-18 21:25:14 | Weblog

そういえば・・・・という感じで思ったこと。


昨日、ジャニスの「メルセデス・ベンツ」(邦題・「ベンツが欲しい」)のことに

ちらっと触れた。

その続きデス。


この曲(メルセデス・ベンツ)が収録されている「パール」というアルバムを僕が初めて耳にしたのは確か、

高校生の頃だった。例によって例のごとく、ランブルフィッシュの佐治に聴かせてもらった・・・・のだった。


自分で実際に、中古レコード屋で現物(LPレコードである、もちろん)を買ったのは高校を出てからだったと思う。

そのときは知らなかったのだ、これがジャニスの「遺作」で、

しかも、インストで収録されている「BURIED ALIVE IN THE BLUES」

(邦題「生きながらブルースに葬られ」)

のヴォーカル録りをするはずだった日にジャニスが亡くなった・・・ということを。

当時はそんな情報源なんて、何もなかった。

ジャニスが27歳でオーヴァードーズで亡くなった・・・ということだけは、辛うじて知っていた。


だから・・・これは後から思ったことなのだが、

もし、ジャニスがあんな風にあの時(1970年)亡くならなかった・・・としたら、

この「メルセデス・ベンツ」は、このアルバムに収録されなかったのではないだろうか。

だって、どう聞いてもラフ過ぎる録音で、もちろん、そこがいいのだけれど、でもたぶん、これは「遊び」だと思う。

普通だったらこういうのは、何十年か後に「レア・トラックス」みたいな形で発掘されるみたいにして

出てくるようなモノ・・・・だ(断定)。

ジャニスの急逝で、途中までしか製作されなかった「パール」を、周りの関係者が

何とか完成させて世に出すために無理矢理入れたんだと思う。

歌入れされなかった曲を「インスト」として発表する、なんて無茶苦茶な話は他で聞いたことないし。

そう思うとコレは間違いなく、「レアケース」だったのだな。


ジャニスって本当に人騒がせで、興味深いひとだ。


ついでに言うけど、「メルセデス・ベンツ」も大好きで最高だけど、

この「パール」というアルバムに収録されている「ミー・アンド・ボビー・マッギー」が

曲のアレンジやバンドの演奏や、楽曲の成り立ちや、その背景のジャニス自身のラヴ・ロマンスなども含めて

最高の最高。大好き過ぎて困るくらい。

カントリータッチのミドルテンポでゆったり始まって、

後半、テンポアップしていく演奏がファンキーにエキサイトするにつれ、歌もヒートアップする。

いや、歌が演奏を引っ張ってるのかな。

「ミーアンドボビーマッギー」は

ジャニスの死の直後、シングルとしてリリースされ、全米ナンバーワンを獲得したそうだが、当然・・という気もする。


しかし一般的にジャニスと言えば「ブルーズ」って感じなのだけど

「ミーアンドボビーマッギー」も「メルセデスベンツ」も、

全然ブルーズではないのが皮肉と言えば皮肉だよね。

驚愕カヴァーの「サマータイム」も、ジャズだし。

何か、不思議。

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トライ

2019-04-17 21:31:35 | Weblog

やってみようとにかく

「駄目もと」で全然オッケイなんだから

それに、駄目だったとしても もとに戻るだけだ、

失うものなんて、初めっから ねえっての。


そりゃちょっとハードかも知れないけどさ、

試練のない人生なんて退屈の極み。

この世で一番の快感は「苦難を乗り越えること」

そして

「出来なかったことが出来るようになること」


ハタチ過ぎで身体の成長は止まっちまうけど人間って、

精神はどこまでも成長できるのだ、そーゆー生き物なのだ生きてる限り。


嫌になったら放り出しちまえばいいのさ、

放り出すのは簡単で、そんなのいつでも出来るから。

でも、ほんの少しでもやれる気がするならやってみよう、

そして手ごたえがあるまで続けてみよう。


ケーゾクのないところにチカラもない。






だからアタシはこれからも・・・・・・・・・・続けてみようと思うのだ。






続けてたらいつかきっと、いいことあるかもだよね。










どうだかわかりゃしないけど。



















ジャニスの「TRY」はきっと、

こんな内容を歌ってるのではないか、と勝手に想像して書いてみた。

ちょっとだけ聞き取れるし・・・きっと、そう遠くもないよね。

それはそうと、

先週のインターFMの「バラカン・ビート」で、

ジャニスの、例のアカペラの「メルセデス・ベンツ」がかかった。

あの曲・・大好きで何度も何度も聞いてる歌なのに

ラジオで突然かかると、ものすごい衝撃があった。もう、何か次元が違う「別物」みたいな。


やっぱジャニス、すごい。




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フースイ

2019-04-15 19:46:38 | Weblog

迷信とか占いとか信じないし、

そーゆー類のものってあまり好きではないのだけれど、

「風水」って何となく・・・・・嫌いではない。


もちろん詳しくは全然知らないし、今後もそれについて調べたり、勉強したりする気もないのだが

何年か前のある時、都市伝説的な流言にそそのかされて、財布を鮮やかな黄色のものに替えてみたのだ。

すると、

その直後にいろんな偶然が重なって、転職することになり、経済状態が好転した。

まあ、偶然なんだろうけど。

黄色の財布は風水によると「オカネ溜まる」のだそうだ・・・・・・・下世話だ。

一度、コンビニで女子店員が僕の財布を見てプッと吹きだして笑って、「それ、風水ですか(笑)?」と聞いてきた。

まあ、そういうことがあると風水もなかなか・・・憎めない存在になる。


さてしかし、中国の「風水」という占い的な体系のことはとりあえず置いておいて、


言葉だけ見ても、「風水」というのはなかなか良い。


「風」は、空気や大気、そしてその「流れ」のことであろうし、

「水」はもちろんH2O、我々生物の身体の大半を占める物質で、

「地球上で一番ありふれた物質」である。


空気と水がなかったら我々はもちろん、生きていけない。

その空気も、「流れ」なければ我々の呼気によってCO2ばかりになって呼吸できなくなる。

(宇宙ステーションでは常に空気を循環させることが必要不可欠だそうだ)

「風水」って、だから

すごく根源的なものを顕わしてる言葉(概念)だと思う。


そして、そこに「火」という要素が入ってないのも、またいい・・・と個人的には、思う。

「火」は、言ってみれば「文明」の象徴である。


火山の噴火とか、落雷とか、そういう特殊な場合を例外にすれば

自然に「火」は存在しない。


人類が地球にとって「不自然な存在」になってしまったのは恐らく、

この「火」を扱うようになってから・・・である。


「風」と「水」の段階で止まっていれば人類も、食物連鎖の輪から外れることもなかっただろう。


それがいいのか悪いのかどうかわからないけど、


どちらにせよ


「火」は、あまりにも便利で強力で、その反面、

とても罪深い」ものであるなぁ・・・・・・・・・・などと思うのだ。










ああしかし、

我々のようなエレクトリック・ロック・バンドの使う電気楽器の「電気」は

「火」がその姿を変えたもの・・・・と言えなくもない。というか、言える。


だから、もちろん我々は「罪深い」のだ。

そのことは自覚するべきであろう。


自覚した上で、演ります・・・・・ROCA’66。

次のライヴはもうすぐ、今月・・4月の27日 土曜日、


京都・烏丸御池・「夜想」にて。


競演は、、THE LULA、DUST 、たこボー(東京)。






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アタシの言語的(方言的)分裂について。

2019-04-12 21:05:51 | Weblog

昔から自分で気付いていたのだが、

僕は無意識に、話す相手によって使う方言を使い分けている。


使い分ける、と言っても、たったの二種類で、

それは「関東弁」と「関西弁」である。


生まれてから小学校一年生になるまで東京で過ごしたので、

子供の頃は普通に関東弁で喋っていた。・・・・・・「あのさぁ」みたいな。

だから今でも、話す相手が関東の人だと自然に関東弁になってしまう。

今は関西に住んでいるから 普段は、関西弁を使って生活している。・・・・「せやなあ」とか「かまへんよ」とか。

でも初対面の人に対してとか、仕事で話す時は関東弁になる。


僕は昔から思っているのだがニュアンス的に、

関東人には関東弁でしか伝わらない「感じ」があり、

関西人には関西弁でしか伝わらない「感じ」が、間違いなくある。

だから僕が、関西人には関西弁で、関東人には関東弁で

応対するのは自分にとってはすごく自然なことなのだ。


関西で関東弁をつかって生きることは困難だ。っていうか「ほとんど無理」だ。


僕は小学校一年のときに一家で東京を離れ、広島県フクヤマ市へ転居・転校したのだが、

ものの見事に馴染めなかった。

今から思えば・・・「田舎」と思ってハナっから嫌悪していたのだろう、自分が。

そんなヤツ、受け入れてくれるわけがない。悪かったのは自分だったのだ。


まあ、それはとにかく・・・全然馴染めなかったので「広島弁」みたいなのは結局、喋れるようにならなかった。

その後、ギターを弾き始めて土井健と出会い、人生初のバンドを組んだりした。

それ以外では馴染めないままフクヤマで中学を卒業して、いろいろあって、何故か奈良の高校に行く事になった。

家族を離れて、「学生寮」暮らしである。


そして、奈良の学校で僕は、

不良ぶってた友達の「喋り方」を意識して真似してみたのだ。

「どないしてん」とか「やかましい」とか「何でやねん」とか「アホちゃう」とか。「ほな、またな」とか。

「あの犬、チャウチャウ違う(ちゃう)?」とか。

「しばくぞ」っていうのはちょっと真似できなかった。今でもそのせりふは出ない。

不良ぶってた友達、というのは後のランブルフィッシュになるバンドの

佐治とか岩佐とか庄治とかモ吉とかのことだ。三太は・・またちょっと違ってたかな。

そんな風に、意識的に語学学習するみたいに「関西弁」を真似していたので

僕は一応、そんなに「変」ではない関西弁を喋れている・・・・と自分では思っている。

たまに「変」って言われるけど。

でも可笑しいことに、その高校生時代、住んでいた「寮」で友達が出来て、

その西妻という男が埼玉から来たヤツだったので

学校では関西弁を意識して使いつつ、寮の部屋では関東弁で二人で語り合っていた。

方言的に・・・完全に分裂している。

その頃から結局、今に続く「言語的(方言的)混乱」というものが僕の中に在るのだ。


ライヴでMCって、あんまりしないのだけれど、

パブリックに自分がどう喋ればいいのか、未だに、わからないのだ。

関西弁なのか?関東弁なのか?


まあライヴに「喋り」は必要ない、と思ってるからいいんだけど。

佐治みたいな「関西弁オンリー」の人とか

怒髪天の増子くんみたいな「関東弁(北海道弁?)オンリー」の人は

自然で、無理がなくて、うらやましい。



しかし

こういうのって突き詰めていけば「アイデンティティ」の問題なのかも知れないよな・・・・・。




「アイデンティティ」って「自己同一性」だもの。




・・・・・・・・・・・・・・・アタシの分裂した言語的(方言的)自己同一性。





暗転


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「妖精」を信じる、ということ。

2019-04-08 21:14:08 | Weblog

「妖精」というものは、

世界中の子供が誰一人、その存在を信じなくなった時・・・・・・

本当にこの世から消滅してしまう

のだそうだ。

誰が言ってたか?といえば、ピーター・パンなんだがね。


しかし、このことって、

すごく大事な・・・「本質」なのかもしれない、と思ってしまう。


だって音楽やアートの中の「感動」は、みんなそうだし、

「美」だって、そうかもしれない。

誰もそれを信じなくなったら、それはもう、そこにはない。


もっと現実的なもの、

例えば「お金」というものの成り立ちの基本原理だってそうだ。

誰もその「価値」を信じなければそれは、

金額が印刷された紙でしかない。


何を、どんな風に信じるか?というのは千差万別、本当に人それぞれで、

もしかしたらそういうのを「生き方」と呼ぶのかもしれない。


言い方が少し陳腐に聞こえるかもしれないが僕は・・・いや、僕等は

やはり音楽を、ロックを、そしてアートを信じようと思うのだ。


世界中の「ちゃぶ台」をひっくり返す魔法、

すべてのカオスの中でただひとつ輝くもの、

エントロピーを殺すもの、

すべての「善なるもの」を甦らせることが出来るもの。



もちろん、誰一人、信じてくれなくなったら、我々の楽曲だって死に絶える。

でも今はまだ大丈夫、ちゃんと生きてます。


そして「ライヴ」をまた、演ることが出来る。


すべての友達に、心から感謝します。


今月、4月27日 土曜日。

京都・烏丸御池の小さな、そして素敵すぎるライヴハウス「夜想」に、

ROCA’66が、出演するよ。

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ライヴ・ゴーズ・オン

2019-04-03 20:03:17 | Weblog

世界はまるで混沌としたままで流れて行くドブ川のようでもある。

政府は相変わらず嘘ばかり、責任逃れするヤツラばかりで腐り切っているし

(国会中継をラジオで聞いているとうんざりする・・・でも聞くのだ)、

福島原発は地中の燃料デブリが再臨界したみたいだ。恐ろしいし、手のつけようがない。

ワイロで誘致された東京五輪の準備は、金(我々の税金)を湯水のように使いながら着々と進んでいる。

沖縄の、辺野古の埋め立ては、民意など何の関係もなく・・・・止まりはしない。

新元号なんて、何の意味もない。

辟易する。


ただ、そんな中にあっても我々は人生を前向きに考えたいし、

「楽しんで生きる」ことを放棄したりはしない。

出来る限り僕は、音楽と共にありたいし、仲間と一緒に音楽を作って行きたい。

そして万感の想いを、不特定多数の、多くの「友達」と分け合って行きたい。

「ライヴ」を、続けて行きたい。

ライヴ告知を出来ることを心の底から感謝したい。



ギターヴォーカル片山道郎と、ギター赤井と、ベース伊藤克っちゃんと、ドラムズ飛澤トビーの

4人でやっているバンド、

ROCA’66

の、今年(2019年)の春から夏にかけての、ライヴ予定です。



4月27日(土)烏丸御池 夜想
出演:ROCA’66 / The Lula / DUST / たこボー (東京)
OPEN 18:30 / START 19:00
\1800 (+1drink \500)

5月18日(土)難波mele
出演:The Roodys(東京) / ROCA'66 / REKT
/ アナログエイジカルテット/ ザ・ルチャドールズ & More!
OPEN/START 未定
AD ¥2000 DOOR ¥2500 共にd別

6月1日 (土) 中津Vi-code
詳細別途

7月10日(水)十三ファンダンゴ 
act:怒髪天 / THE NEATBEATS / ほろほろ鳥 / ROCA'66
開場18:00 / 開演18:30
前売¥4,500(税込/ドリンク別)/ 当日¥5,000(税込/ドリンク別)
チケット発売日:2019年4月27日(土)
●チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:142-851】●ローソンチケット 0570-084-005【Lコード:57104】
●e+<http://eplus.jp>
info. YUMEBANCHI 06-6341-3525(平日11:00~19:00)

8月24日(土)扇町para-dice
出演:ROCA’66/カミナリボルト/らんちゅう



ライヴ・ゴーズ・オン。



写真は、前回の京都・夜想。カミナリボルトのナカさんが撮影してくれたもの。

ナカさん、ありがっとです!

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「和」を守れ、と「命令」されるのは嫌だな、まっぴらごめんだな。

2019-04-01 21:29:19 | Weblog

人にはそれぞれ、様々な「好み」がある.

僕は、

平成、とか昭和・・・とかいうような、その類の元号、というやつを、大人になってからは、

ほとんど一切使わずに生きている・・・・つもりだ。

もちろん、お役所の書類とか免許とかの記入時には使わざるを得ないのだが、

それ以外では本人としては、全くと言っていいほど使っていない。

だから今、平成何年か知らないし(30年?なのかな)、興味がないので知ろうという気もない。

知らなくて恥ずかしいとも思わない。

僕は

1900年代の西暦が好きだった。

1979年でも、1984年でも、1997年でも。1900年代なら全部好きだ。

ああ、もちろん1966年も好き。1950年も渋いし、1940年もしびれる。

でもあるとき、その西暦の由来を知って、一気に馬鹿馬鹿しくなった。

ジーザス・クライストの誕生した年が起点なんだよね?

それは・・・・・白ける。でも日本の元号より、いろいろな歴史的事実を計算しやすい分マシか。



今日、平成の次の元号が発表になった。

平成、という元号はついに最後まで僕にとっては「他人事」みたいな感じだった。

令和、という言葉の響きも、全然しっくり来ないし、やっぱ遠い世界のことみたいな気がする。

でもふと思ったのだが、

あと100年経ったら令和も、歴史になっているだろう。

もちろん、平成も。

100年後から見てみたい。150年後でも、何なら1000年後でもいい。

どう足掻いても無理なのは百も承知だけど、

きっと今よりマシな響きに聞こえるのではないか?令和も。

ギターがオールド・ギターになるみたいに、

時間経過による重みって、色々な事象に必然性を与えるような気がする。

エントロピー理論的には、時間が経てば経つほど、あらゆるものは劣化して

「悪く」なっていくのだけれど。・・・・・・・・どっちやねん。

まあ、それはさておき。



今日もラジオでその、新しい年号の発表を聞いていたのだが、

「命令の令に、平和の和です」ってアナウンサーが説明していたけど、

「命令」って、感じワルすぎるよね。嫌な元号。

「和」を守れ、と「命令」されるならそれは戦争になってもおかしくないと思うが。

曲解しすぎか。

この「漢字説明」の件は、

発表をギリギリまで伏せてたからこんなみっともないことになったんだと思う。

昼過ぎごろにはアナウンスも、「令嬢の令とか令息の令です」とかいう風に変わってた。

ははは。でもぱっと見て説明せねばならない状況なら誰だって

「命令の令です」って言うよ。そこまで考えてなかったのかな。

いや・・・・考えると思うけどな普通。

どうせ使わないからどうでもいいけど。






以下はオマケ・・・・・・いや、以上がオマケで、以下が本編かな?








お察しのように 僕は令和の件も、トラックに乗りながら、カーラジオで聞いた。

その後、ラジコでインターFMの「レディ・ステディ・ジョージ」を聞いていた。

今日は番組の、5周年記念アニヴァーサリー企画だった。

もしかして出るかな?と思ったけど、やっぱり

真打ち登場!みたいな感じで怒髪天の増子兄ィがゲストで出てきた。

色々なゲストが出てたけど、増子兄ィの時、ジョージが一番嬉しそうだったな!

増子兄ィが「俺の友達もみんな、この番組聞いてるよ」って言ってたけど、

その「みんな」の中に僕は確実に、入っている。

だから間接的に僕も番組に直接参加できたみたいな気分になれて嬉しかったよ。

増子兄ィ、サンキュー。7月のファンダンゴ、よろしくね。

そして、

レディ・ステディ・ジョージ、5周年おめでとう~。


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