健康診断の顛末(実話)

2009-07-30 09:50:52 | Weblog
血液検査の結果、俺の血は青いことがわかった。


・・・・・・・・・・どうりで、

顔色が悪いわけだ。

蚊だって俺には寄り付きもしないのだ。

青汁みたいな血は、奴等の好みではないみたいだ。


それだけではない。


心電図をとってみたところ、

俺の心臓は「二拍三連」でビートを刻んでいることが判明した。

二拍三連???チマキさんがよくやってたやつだな。

よくわからないのだけれど・・・

それで何か不都合があるのだろうか。


「変拍子」じゃなくてまだよかったよな・・と思ったのもつかの間、


脳波を測って見たら、医者が少し「引いた」。

聞いてみると、俺の脳波は

「二十年に一度の大波」なんだって。

何だそりゃ。「ビッグ・ウエンズデー」か?

それってエライの?

そのことで何か得することある?

って聞いたら医者の野郎、

真顔で「いや、特に何も」って言いやがった。


あげくのはてに・・・


最後に渡された「診断書」には

A4の紙いっぱいに

「アルコール過多」と印刷してある。

何なんだよ、「アルコール過多」って。

ひとのことアル中みたいに言いやがって。


ええい、俺はもう

健康診断なんて二度と受けないことに決めた。

土下座して頼んで来たって受けてやらないからな。


それに大体・・・

不健康で何が悪い、って言うんだよ?

俺は俺の「肩甲骨」さえ健康だったらそれでいいんだ


・・・・・・・・・・・・・・しまった、ダジャレだ。(暗転)



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自己客観視は難しい

2009-07-27 22:51:55 | Weblog




自分が自分で思ってる「俺」と

他人が見ている「俺」

と では多分、ギャップがあるのだろうと思う。

”他人にどう見られているか”って事については極力

気にしないようにしてはいるのだけれど、

時々・・ どうしても気になってしまうものでは、ある。


自分を客観視するのは難しい。

他人と自分を比べてみてもしょうがないし。


俺から見てシュミの悪い奴はきっと、

俺の事をシュミ悪いと思っているのだろう。


キヨシロー大先生も「いけないルージュマジック」の中で

”他人の目を気にして生きるなんてくだらないことさ”

と言っている。

しかし、わざわざ「歌詞」で言及するような問題では、ある・・・

ということでもあるのだ。



しかしだ。

一切、まるっきり、他人の目を気にしないで生きる、というのも

社会動物である人間にとっては

正常ではないのではないだろうか。



自分のことだけを考えて生きる?

いや・・・そんなの全然、面白くないと思うな。


「他者」と関わって、「他者」の目で物事を見たり、

「他者」に共感したり(されたり)、

「他者」を憎んだり・・・・愛したり。

そういうのこそが・・・・・・


って何か、当たり前のこと言ってるのかな。



結局、世の中の全ては「関係性」である、という見方もある。



昔のビートの聖者みたいに、

山奥に一人でこもって生きる、ということも出来る。

「断絶」という関係性の選択だ。

・・・・J・D・サリンジャーみたいにね。



えーっと、何が言いたかったんだったっけ・・・・


そうそう、


自分が思ってる「俺」と、

他人が見ている「俺」の間の

落差、みたいなものを少しずつでも

埋めていければいいのではないだろうか。


うん・・・


やっぱそれしかないよな、って思ったのだ。




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新宿に思いを馳せる

2009-07-25 20:24:46 | Weblog





影が深みを増す

風景にバイアスがかかる

「一瞬の生」というバイアスが


僕は毎朝

古い団地街を横切りながら

その間 心は新宿に飛んでいる

子供の頃に住んでいた新宿の団地街に

あまりにもそっくりだからだ


戸山ハイツはいつも夏の終わりごろで

遠くの方から台風がまたやって来る

空は柔らかく荒れ

帰りたくないけどそこはもう僕の家ではない

何もかもがよそよそしい

だけど僕にはどうしようもない

何処にも持って行き場のない心

夕方の青が支配する

迷宮の街


君はもういない



もしかして友達の葬儀は今日

彼女のホームタウンだった新宿で行われたのだろうか








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シーサーズ

2009-07-23 20:56:59 | Weblog



「ばるぼら」を好きでいてくれた人達の中には、

「シーサーズ」を覚えている人がいるだろうか?


「シーサーズ」は東京の女性二人組みを中心にしたユニットで、

三線を弾きながら沖縄の古い唄を歌う、

とってもキュートなバンドだった。

ソウルフラワーユニオンのライヴにも一時、登場していた。

「ばるぼら」の1STアルバム「ミサイル劇場」に

コーラスで加わってくれている。


その「シーサーズ」の世志恵ちゃんが昨日、亡くなったそうだ・・。

とてもとても良い人だったのに。

にぎやかでパワフルで可愛い人だったのに。

もう二度と会えないのか・・と思うと、とても悲しい。


アルバム「ミサイル劇場」の中の

「王様のバカ!」っていう曲で

「ファッキュウ」って言ってる女性の声が

世志恵ちゃん(と持田さん)です。



世志恵ちゃん、お別れも言えなかったけど・・・。




俺は悲しいです。





今日はあなたの夢を見ます。







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2009年7月の皆既日食

2009-07-22 09:57:50 | Weblog

はるかトカラ列島まで出掛けて行くほど酔狂ではないが

俺だって、

コレのために仕事を休むくらいの非常識の持ち主ではあるのだ。


皆既日食。


ここ、京都からでは80%くらい欠けるのが見られるはずだったのだが、

この曇り空では見られそうにない。


太陽が欠けるのを見たかった、というか

真昼間に突然あたりが暗くなって、なんか不思議な風が吹き出して、

鳥たちは驚いてねぐらに帰りだす・・・・

という光景が繰り広げられるはずだったのだ。

残念。


それにしても、である。

以前の日記でも言ってることなのだが


太陽と月って

本当にまったく同じ大きさに見えるのだなぁ・・・と実感する。



だって実際は

月の直径2.160マイルに対して

太陽の直径864.000マイルなのである。


約400倍!


それなのに


地球上の何処で見ても

太陽と月はほぼぴったり同じ大きさなのである。



俺にとっては

世界の中でもっとも不思議なことのひとつだ。




以下、アシモフの科学エッセイ3「時間と宇宙について」より引用


「月と太陽がこんなにぴったり重ならなければならないという理屈は、

天文学的にはなにもない。これはまったくの偶然であり、

数ある惑星のなかでも、こんなことが起こるのは地球だけである。」


引用終わり




偶然にしては出来すぎだ・・・というのが俺の意見デッス。




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キョーフの記念日

2009-07-19 22:23:43 | Weblog




今年の梅雨もそろそろ終わりかけで、

でも今は大粒の雨が散文的に降っている。

俺は まるまる一日

二日酔いを引きずったまま過ごした。

昨日夜の後半のことはほとんど何も覚えていない。

・・・・・・・・。


ところで 明日、7月20日は俺のバイク事故の

キョーフの記念日なのです。

キョーフって言っても全然覚えてないんだけど。

あれから16年も経つのだ。

むむむ・・・


今から思えば結果的にあれは「転機」で、

俺の中では「ばるぼら」結成のきっかけになった・・

という部分もある。


当時は大阪の玉造に住んでいた。


事故の時、俺は谷町6丁目くらいで発見されたらしい。

(玉造まであとちょっとだ・・)

誰も発見してくれてなかったら多分死んでたんだと思う。

そう考えると怖い・・・・ような気もするし、

でもそんなものかな、という気もする。


どちらにしても

「もし」はないのだけれど。

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夜羽

2009-07-16 20:35:20 | Weblog
底抜けのバケツ

チェーンスモーク

大騒ぎして全部忘れた


失うにしたって何も残っていない世代

そんなことおかまいなしの我々は

重戦車ドライヴに明け暮れるのだ


君は悲鳴を上げる

僕がオートマティック・ライティング的に

作り上げた夢の中で

現実を変質させてしまう夢の中で

僕等は再び出会うだろう


逆回転するオープン・リールの中では

エントロピーさえ衰退する


きっと何処かで誰かが

光速を超えてしまったんだ

それもオンボロのクルマで

止まれないクルマで


倍くらい走った挙句の果てに。

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またひとつ

2009-07-13 22:30:54 | Weblog
君に捧げる詩を書いた





壊れたシャープペン

擦り切れた消しゴム



僕等はまたもや”なし崩し的”に

全然意識しないままで

またひとつ

歳を取ろうとしている



すべては洗濯機の渦のなかで

延々と廻り続けていた、

小さなゴミなんかといっしょに。




それでさ・・・・



昨夜また

止まらないクルマの夢を見たんだよ


象徴的な夢

意識的にしろ、そうでないにしろ。


何だか可笑しいような

切ないような

ちょっと不穏な

でも少し照れ臭い

いまでも胸をしめつける

時々僕を落ち込ませてくれる


気の遠くなる程の日々に

僕は


夜を


そして


君を

















P.S.誕生日おめでとう。
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ROCA

2009-07-13 09:08:55 | Weblog
おとといの

西院 ウーララでの

「ロカ」の初ライヴ。

楽しかった。

お客さんで来てくれた皆さん、

共演バンドの皆さん

お店の皆さん、


どうもありがとう。


なんだかいろんな不思議が

欠けているところにピタッとはまる必然のように

うまく流れ出したのかも知れないな、などと

思っています。


「ROCA」。

次のライヴは

9月4日、

京都・御池・「夜想」。

我々の

「研ぎ澄まされていく化学反応」



目撃して欲しい

デス




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バンド名決定

2009-07-09 22:13:34 | Weblog
バンド名決定。

「ロカ」。

アルファベット表記するときは

”ROCA”。


あさって、09年7月11日

京都・西院・ウーララに登場しマッス。

エレキギター・ヴォーカル片山道郎、

ドラムは現・CODEDのカミグチ。

まずはこの二人で始めます。

この日のウーララは、ストレイツというバンドのイヴェントで、

俺達はゲストで呼んでもらったのデス。

ウーララのスケジュールには、

「片山道郎」で載ってるけど、

「ロカ」。

「ロカ」です。


以後よろしく。


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