最近は仕事で、トラックに乗って、
京都の郊外・・・・・・・・・・というか山奥の町に行くことが ちょくちょく、ある。
山奥から更に進んで本州を突っ切って、日本海に達したりするのだ。
日本海!!!驚異的だわよ。
それで、思うのだけれど
「自然」って・・・・けっこう、残ってるのね。
「手付かずの状態」とまではいかないけど、ほぼ、人の手の入ってない「自然」。
鹿もいるし、猪も、狸も狐も、イタチもいる。野生の猿も見た。
そういう所って、本当に美しい。
例えば 京丹後、例えば 福知山、例えば 舞鶴。
うわあ、こんな山奥にも民家が在る・・・・・というようなところで平然と、
オジさんが涼んでいたりする。
そんな人が実に!「羨ましく」思えたりもする。
でもそういえば、その真逆のことも思ったな、ちょっと前。
そう、新宿で、お婆さんが買い物カゴ下げて普通に歩いてたりするのを見て、
すげえなあ・・格好いいなぁ・・・と思ったりした。あれはいつだっけ?去年の五月かな。
まあ、新宿は特に、俺にとっての「幻想のホームタウン」なので、
言ってみれば街自体がファンタジーなのだ。(←俺にとっては・・・ってこと。)
だからそこに住んでる人たちは「ファンタジー世界の住人」であって、
この世のものではない(・・・ように見える)。
でも大阪の、梅田の真ん中とかでも同じことを思う。・・・スゲエ所に住んでるなぁ、と。
結局、「極端な過疎地」も、「極端な都会」も、
俺にとっては「幻想」でしかない。
そして「幻想」はどう頑張ったって手が届きはしないから、
いつまでもいつまでも、美しいまま・・・・なのだ。
さて、五月は今日で終わり。
今日は友達の誕生日だったんだよ。メールもしたんだけど、ここであらためて言おう、
おめでとう!君は俺より、少しだけ早くこの世に現れたんだな。
いろいろと感慨深いな。夏にまた会おうね。
そして、明日から六月。
別の友達の・・・命日がやって来る。
今日はクルマで偶然、奈良を通ったんだ。
君の眠る「霊園」が見えた。本当に、そんな近くを通ったんだぜ。
いろいろとまた思い出してしまった。
君の「声」がありありと、耳に聞こえた気がした。
いつかまた会おう。