マツヨシくん

2014-04-29 09:42:47 | Weblog

マツヨシくんが亡くなった。突然の訃報だった。


マツヨシくんはドラマーで、

佐治がランブル解散した後に結成した

バタフライ・ピープのドラムだった。少なくとも俺は、その時初めて出会った。

あ、俺はバタフライ・ピープのメンバーではないのだけどね。

でも、そのあと佐治が作ったバンドではだいたいいつも、マツヨシくんがドラムを叩いていたので

(佐治がすごく気に入っていた証拠)、

佐治ヴォーカルの

スライムグルーブとファントムオブパラダイスという二つのバンドで、

俺はマツヨシくんとバンドメンバー同士になった。

彼は大阪ハードロック人脈の中の人で、

以前はボトムズアップというとてもいいバンドに在籍していたのだそうだ。

その頃のことは、俺は知らないのだけれど。


マツヨシ君を知るひとはみんな同意してくれると思うのだけれど、

彼はとてもいいひとで・・・・。

なんというか、とても繊細、かつオープンな人柄だった。

例えて言えば・・・・ガラスで出来た大型バスが窓もドアも、ボンネットすら開け放したまま

高速道路を爆走しているような。

そんな感じ。

そして優しい。

他人に優しくできる人は偉い。彼は本当に、偉い人だった。


マツヨシくんを失ってしまったことを俺は深く、静かに悲しみます。

彼は俺の「味方」だったように思っているから。それも、数少ない「味方」。

俺の勝手な思い込みかもしれないんだけどさ。

でも間違ってないように思う。

でもそんなこと言えばマツヨシくんは、みんなの「味方」であったのかもしれない。

マツヨシくんを知るひとはみんな、「味方」を失った・・・・という

喪失感を抱えてるだろう。


最後に会ったのは先月のFANDANGOでのライヴのときだったけど、

ゆっくり話せた最後のときは去年の佐治の命日だった。

帰りの電車はマツヨシくんと二人きりで、ずいぶんいろんな話を聞いたな。

そのときに透析の話も聞いていた。でもまさかこんなことになるなんて思いもしなかった。

西大寺の駅で別れるときに、

いつまでもいつまでも笑顔で手を振ってくれたマツヨシくんが忘れられない。

きっと、いつまでも忘れずにいられるだろう。


昨夜はお通夜に行った。

たくさんの人で、会場はいっぱいだった。


俺はマツヨシくんに小さく手を振って、

とりあえずのサヨナラを告げてきたよ。

またいつか会えるとおもうけどさ。










写真は、もう15年くらい前の、マツヨシくんと、俺。
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ROCA’66LIVE@WATER2014年5月3日

2014-04-27 13:27:53 | Weblog

新緑の季節。

我々はスタジオ入りして爆音を鳴らし、

その後で馬鹿話をして大笑いした。

変わり行くもの、変わらないもの。

JOEと、樋口くんと、俺とでライヴやるのは多分、初めてだよな。

このメンツで、佐治が歌った・・・ってことは、あったかもだけど。


今週土曜日、

大阪、十三の

CLUB WATERでの

ROCA’66のライヴ。

見に来てね。





2014.5.3土曜日

@club WATER

出演:ROCA'66 / sunfish / 39 AVERAGE

19:30start

\2300(1 d付)
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ROCA’66 LIVE@WATER2014年5月3日土曜日

2014-04-23 17:49:33 | Weblog


2014.5.3土曜日

@club WATER

出演:ROCA'66 / sunfish / 39 AVERAGE

19:30start

\2300(1 d付)



さて!

エレクトリックに戻ってのROCA’66のライヴだよ。

今回は、あの、もとEASY WALKERSのJOEが

ROCA’66のゲストで何曲か、ギターを弾いてくれる。

JOEも一曲、歌うし、

絶対、見て欲しい。

鍵盤奏者はもういないけどさ。


そして対バンの


39AVEREGE は

俺の同姓の友達、片山陽一のバンド。

切れ味の鋭いロック、いまどき珍しい(?)攻撃的でかっこいいロックだ。

絶対見ておくべき。


そして

わりに古くからの友達でもあるサトーくん率いる 

SUNFISH。

ゴージャスなメンバーで素晴らしいロック世界を展開してくれる。

これも絶対見るべき。



2014年のゴールデンウィークは、

大阪の

十三の

CLUB WATERに、

ROCA’66 と

SUNFISH と

39AVREGE の

ライヴを見に行こうぜ。


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黒いギター

2014-04-23 17:12:11 | Weblog
ギターという物体が、とても好きだ。

ギターに、自分の運命を翻弄されてるような気がすることもある。

でも、

あまり所有する本数が多くならないようにしようと思っている。

ちゃんと弾けないと意味がないし、そうなったら楽器だって悲しいよね。

さてさてしかし、

四月になってから、「俺のギター」が2本も、増えた。しかも2本とも、黒色。

こういうのは不思議だ。

だってよっぽど気に入ったギターしか「所有したい」、とは思わないのだから。


一本は先日、尊敬する年上の友達、

スーパードラマーのコータロー氏に頂いた、エピフォンのアコギ。黒のJ45タイプである。

最近、コータローさんの家に泊めてもらったときに

置いてあったのを何気なく弾いて、

音のよさに驚いてコータローさんにそう言ったら、

あっさり「気に入ったんならあげるよ」と言ってくれたので、嬉しくて、

本当にもらって帰ってしまった。アリガトゴザイマッス!

カラッカラに乾いた音。ルックスも含めて、最高である。


もう一本は・・・・・・スクワイアーの、JAGMASTER。

いや、スクワイアーがフェンダージャパンの姉妹ブランドで、

しかもわりに廉価なのも知っている。

でもスクワイアーって何か憎めないのだ。

ちょっと前の話だが・・・JAZZ MASTERのJ・マスシスモデルも、

コートニー・ラヴ・モデルのオリジナルギターも、両方、

スクワイアーから発売されたのだ。何だか、グランジにフレンドリーなんだよ。

このJAGMASTERも良く考えたら、カート・コバーンみたい。

ジャズマスターとジャガーを合体させて、しかもアームユニットはストラトのシンクロナイズドだ。

いいのが出てたので、面白いじゃないか・・・・・と、ヤフオクで落札してしまった。

安かったし。

でも届いた現品は、実戦で使うのに十分なクオリティだった。スクワイアー、偉い。




次のROCA’66のライヴではこのスクワイアーのJAGMASTERを使う予定。

どんな音か確かめに、

ゴールデンウィークの

5月3日は大阪・十三・CLUB WATERに来ておくれよ。



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サニーサイドだけアップして

2014-04-21 19:30:37 | Weblog



君よ 裏返らないで


サニーサイドだけアップして

どんな時でも微笑んで


急がされたり 否定されたりしても気にしないで

うまくいかないときは少し立ち止まって


ゆるやかな春の風

日なたに出れば暖かで

裏返ったりしなければ

日々は何とか やり過ごして行ける


そんな風に

いつか何とかなるかも知れないじゃないか



サニーサイドだけアップして

裏返ったり決してしないで


柔らかな君でいて

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浅き夢

2014-04-16 17:30:00 | Weblog


浅く、長く。


眠れば眠るほど

私は

その引き伸ばされた 夏の浅瀬みたいな夢の中で

「人生の真実」みたいなものを少しだけ、

覗いた気になります。


・・そらぁアンタの勝手な思い込みだっせ、

「人生の真実」なんてもなぁ、夢で見れるようなシロモノやおまへん。


などと、茶々を入れてもらって全然結構。

わたしは屁とも思いませぬ。


しかし昔から 思っていたのでありますが、

浅い夢ほど深層心理的なものはない。

それプラス

超自然的な「何か」が私の中に

夜ごと

入り込んで来るのを感じまする。


「浅い夢」は

過去の再現でもあり、

まだ見ぬ未来の映像でもある。


まるで見知らぬ他人のような「私」。


それにしても 夢って何故

「映像」として発現するのでしょうか。


「視覚」を持たない生物はいったい、

どんな夢を見るのでしょう。


ああ、そういえば私は子供の頃に

「三次元映像」ではない夢・・・を良く見ていた。

熱を出したときに

二次元の世界のなかで白黒の「線」がどこまでも絡まっていって

究極まで絡まったときに

世界が全部「反転」してしまって取り返しがつかなくなる、

そういう夢。


それ以上うまく説明できないけど、

それはそれは怖かったものでした。




そんなことはどうでもいいけど・・・



君にまたいつか会いましょう、

夢ではなく、

現実世界で。


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謝謝 謝謝 謝謝

2014-04-13 17:55:38 | Weblog



昨夜の

アメリカ村 REED CAFEでの

「夜の果ての旅VOL・2 アコースティック編」



来てくれた皆さん、

出演してくれた皆さん

お店の方々、

ホントにありがっとございました~!



予想通り・・・いや、予想以上に素敵なライヴになったよ。


小さな可愛いお客さん、MONAちゃん

の誕生日のお祝いなんかも出来て、

とても暖かな雰囲気の中、

アコースティックで素晴らしいライヴ・パフォーマンスの数々が進んで行ったんだよ。


楽しすぎて俺は、

酔っ払ってしまった。

まあ、いつものことだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨夜は

特に酔っ払ってしまった気がする。


本当にみんなすごいアーティストだわね、と

改めて思った。

ROCA’66にはスペシャル・サポートとして

パーカッションで、

ドラマーの植田コータローさんに参加してもらった。

リズムの産み出すマジックのおかげで、

我々の演奏もとても良かった・・・・・・・・・・はずだけど、どうだったかな?


こんな贅沢なイヴェントが

またいつかできたらいいな。


重ね重ね

皆さんありがとうでした~!



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夜の果てへ。

2014-04-09 18:34:24 | Weblog

夜の果てへ、

夜の果てを目指しての旅へ。

そいつは夕方に始まる、夜のピクニック。

いつだって間に合うし、

行き止まりになんか、迷い込まないから大丈夫。

どんな風に歩いたところで 道は続くし、

俺達がそんな簡単に 君の事を忘れるなんて、ありえない。

ほんのわずかな光でもさ、

ないより全然、マシだぜ。

とにかく そいつを目指す。

・・・・・・・・・・・・・過去?

そんなのは全部、背負っていくに決まってる。

覚えてないような小さなことも全部、だぜ。

ふふふ、

いいことも悪いことも構いやしない。

それで、

「夜の果て」に着いたらそこで 何しよう?

そうだな、

いつもと同じでいいんじゃないか?

俺達は音楽を奏でるんだよ、

それが ほんのささいなものでも、

誰も気に留めないようなものでも。

何気ない言葉と、リズムと、メロディ。

真剣すぎて笑っちゃうみたいな、

そんな感じ。

そういうのを得るためにこそ、俺達は

「夜の果て」を目指す・・・・のかもしれないよな。





今週土曜日、

大阪はアメリカ村にある

REED CAFEで会おうぜ。










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2014-04-07 16:52:03 | Weblog


ボロボロで 不完全で 心の弱い私であるが

未だ この世界に、

のさばる ようにして存在せしめている。

そうして 否応無く

陽の光は春の到来を告げる。

だからネガティヴになるまい。

世界に

人をしてネガティヴにさせる要素はいくらでもある、

でもそれは「負の誘惑」なのだ。

何かっていうとすぐに、他人の足を引っ張る輩はこの世界にゴマンと居る。

そんな奴らの言うことをいちいち真に受けてたら俺なんか

百万回自滅したって足りないだろう。

否定に未来などない。

ふんっ・・・って全部、鼻で笑ってやればいいのだ。

俺のやってることが「不毛な戦い」のように見えたとしても、

決してそうではないはずだから、

ヤル気をなくさずに

続けようと思う。

「意志を通すこと」こそが 生きること 、そのものである。

少々疲れて、ショボくれてしまう日があってもいいけど・・・・

よく眠ったら、

目を覚まして、立ち上がって 歩き出そうぜ。

外はもう、春なんだからさ。











そうそう、ひとつ忘れた、

清治、誕生日だよな?

おめでとう。

いつかそのうち・・・・・

久しぶりに、

会えたら嬉しいんだがな。



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GO NOW

2014-04-03 18:34:39 | Weblog




失敗 なんてのは怖くねえ、

無駄骨も どうってことねえ、

多少 みっともなくったって 構いやしねえ。


じたばた 足掻くなんて、慣れっこだ、

恥も外聞も、へったくれも ありゃしねえ。


厚顔無恥で 不器用で けっこう。

オイラにはオイラの

歴史とか 誇りとかが、あらあな。


そういうのを 後生大事に 胸に抱いたまんまでオイラ、

何食わぬ顔して 生きていくざんす。


面倒くせえことは 全部、うっちゃっちまって、

それでいいじゃあ ござんせんか?


七転八倒、のたうち回ってやるだけのこと。


無礼も 失礼も、

在って 無いも同然。





ただ、それだけの話。





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