ピピー!
これは警告です。
アナタが今まさに飲み込まれようとしている夢は
非常に美しくもあるがその反面
非常に邪悪な側面を持ち合わせています。それは、煌めく光の裏側の
底の見えない暗闇でも、あります。
そのことを、わかっているんなら問題ないのだけれど、
アナタはわかってなんか、いません。
自分自身のことすら、何一つわかってなんかない。
「本能」すら持ち合わせず、ただ「カン」で動いている。
特に「カン」が鋭いワケでもないのに。
そういうのは、とてもとても危険なのです。
だがしかし
「危険」に近づけば近づくほど甘美である、というのは一種の真実でもあります。
こんな警告をアナタが聞き入れるなんて、実はハナから思っちゃいません。
この世の、生きとし生ける者は全て、何も知らされず、何の説明もなく、
「世界」に放り出されます。
だから
ほとんど誰もが一度は考えます、「何故生きるのか?」、もしくは
「何故、生きなければならないのか?」と。
・・・・・・え?・・・・・・・考えたことないの?
それならアナタは幸せです。
いや、それでいいのです、恐らく。
それならば、行きなさい。
「警告」そのものは・・・取り消しは、しません。
ジョーキョーは、なにひとつ、変わってないってこと。
でも
行くんなら行くで、何とかなるさ。
大丈夫。
せいぜい
がんばりな。